Matthew's Best Hit TV
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Matthew's Best Hit TV(マシューズ ベスト ヒット ティーヴィー)は、テレビ朝日系列で放送されていた、Matthew南(マシューみなみ)が司会を務める音楽バラエティ番組。かつてはゲストの多くがミュージシャンであったため、音楽番組にカテゴライズされることが多かったが、俳優やお笑い芸人などゲストは幅広かった。略称は「マシューTV」「ベストヒット」。
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[編集] 沿革
- 2001年4月、毎週火曜日25時台(JST)で「BEST HIT TV」としてスタート(30分間)。当時は一部地域ネット(遅れてKBS京都などの独立U局でも放送)の深夜番組ながら人気アーティストが多数ゲスト出演したり、「スナックゆかり」などのコーナーで評判になった。
同年10月のゴールデンタイムでのスペシャルにはダウンタウンや浜崎あゆみらがゲスト出演している。 - 2002年4月17日に「Matthew's Best Hit TV」と改題し、毎週水曜日23:15~24:10(JST)の55分間に昇格・拡大。ミュージックステーションと連動した特番を放送するなど、この頃はまだ音楽番組に近い要素を残していた。
2004年頃、スナックゆかりを続けるか意見を募集し、「続けて欲しい」という意見が多数あったため存続決定となったが、結局スナックゆかりのコーナーは消えてしまった。 - 2003年にソフィア・コッポラが監督する「Lost in Translation」に出演し、ビル・マーレーと共演した。この作品は第76回アカデミー賞のオリジナル脚本賞にノミネートされ、アカデミー賞の発表会場では作品紹介としてマシュー出演パートが頻繁に流れた。
- 2005年4月6日に「Matthew's Best Hit TV+」と改題・リニューアル。スタッフの一部が入れ替わり、音楽番組の枠組みではなくなる。
- 2005年6月30日 20:00~21:48(JST)でゴールデンタイムの特番「日本全国なまり頂上決戦!芸能人が方言丸出しだべさSP」が放送され、高視聴率(17.1%)を記録。それを受け、ゴールデン昇格が決定した。
- 2005年10月18日に、毎週火曜日19:00~19:54(JST)に昇格(初回は2時間特番)。なお、テレビ朝日と北海道テレビでは、放送後の19:54~20:00まで裏話と次週予告を含めたミニ番組「別冊マシュー」も放送。しかし、視聴率は裏番組の「伊東家の食卓」(日本テレビ系)、「ぴったんこカン・カン」(TBS系)に惨敗、苦戦。
2005年12月27日 18:30~20:54(JST)に「全国なまり東西大決戦!郷土の愛を叫ぶだべさSP」を放送したが、これも10%とあまり振るわなかった。
視聴率は2006年になり6%台とさらに低迷。「なまり亭」でも視聴率がとれず、グルメ企画が大半となってしまい、迷走を続けた。結局「別冊マシュー」は2月14日に終了し、火曜7時のゴールデン枠も3月14日で打ち切りになった。ただ、放送は深夜に降格して続行されたため、最終回の新聞欄には「(終)」と表記されなかった(これはテレ朝にはよくあること)。
3月14日のゴールデン枠最終回では、深夜枠移動を知らせるエンディングにマシューが好きな映画『時をかける少女(原田知世ヴァージョン)』のラストシーンのパロディを行い、マシューらしさがまだ失われていないことを証明した。 - 2006年4月より毎週金曜日深夜25:20~25:50(JST)に降格・縮小し、「Matthew's Best Hit UV」(マシューズ ベスト ヒット ユーヴィー)と改題。放送は関東と一部地域のみ(放送時間の項参照)で、ネット拡大を望む地方の視聴者が急増した。なお、月の最終週は「朝まで生テレビ!」のため放送休止となる。
- UV最終期のオープニングは、夜ヒット方式となり、新番組の「oh♪dolly25」に繋げる工夫が見られた。
- 2006年9月22日に放送を終了する。後継番組もひきつづき藤井隆がメインを務めるが、マシュー南としての出演ではないため、2001年以来続いてきたマシューシリーズは5年半でその幕を閉じることになる。但し、本当の終わりではないことをほのめかす部分もあったため、今後特番などで放送される可能性はある。
[編集] 主な出演者
- マシュー南(藤井隆)
- レイラ(漢字では「麗羅」、藤井隆)
- インフィニットドレスをも着こなしてしまう、性別不明のスーパーモデル。
- 野村真季(テレビ朝日アナウンサー)(25時台降格後はナレーションのみとして)
- キム・ニールヤング(木村祐一)
- アメリカ人でマシューのとぉーい親戚。インディアンの血を引くカウボーイ。この番組には「数字を獲りに来た」。
- クレア黒沢(黒沢宗子(森三中))
- アメリカショウビズ界のセクシーダイナマイト。
- コージィ(今田耕司)
- マシューのいとこ。フィリピンでスタンダップコメディアンとして活動中。出演回数が極端に少ないとぼやいている。
- カッツミー(高橋克実)
- 独特のユルさで、Matthew VS(バーサス)、ドラマチック Best Hit、Best Hit アクセスのコーナーレギュラーを務める。ドラマチック~では、「やったね!探偵物語」で、十八番である松田優作のマネを披露。25時台のUVにもゲストとして1回出演。
- レミ(平野レミ)
- マシューのおば。マシューケータリング以外にも登場。
- ソニン
- 最多出演ゲスト。番組内では別名、「泥水タレント」の苦労人キャラ。+の特番では、マシューと共に、テレビ朝日入社式をジャック。25時台のUVにもゲストとして1回出演。売れる為には土佐犬ともガチンコで睨み合うド根性を見せた。
- 佐藤賢治
- ナレーション
以下は25時台に降格後出演していない。
[編集] 「マシューファンクラブ」
会員は以下の2名。
[編集] 主なコーナー
[編集] なまり亭
地方出身芸能人だけが入ることの出来る会員制の料亭。郷土料理を食べることが出来るのだが、なまり禁止ゲームでは、1回なまるごとに1,000円の罰金を支払わなければならない。ゲストのほとんどが訛りを抑えられずに罰金がどんどん加算されていく所がこのコーナーの見所である。近年の若い世代の方言ブームの大きな役割を担った。
[編集] なまり禁止ゲーム
- 思いっきりなまり電話
- 普段は方言で話している故郷の家族や友人に電話をし共通語で会話する。最後にやることが多く、それまではなんとか訛りを抑えられていたゲスト達もこれで訛ることが多い。名前の由来は明らかにおもいッきりテレビのおもいッきり生電話である。
- 同時翻訳共通語に直しなさい!
- 方言で書かれた文章を瞬時に共通語に翻訳し朗読する。
- 連呼翻訳3回目はダメよ!
- 方言を2回くり返し、3回目を共通語に翻訳する。
- なまりインタビュー
- 芸能記者達から方言で質問され、その受け答えを方言で行う。但し、赤いスーツの記者の質問だけには共通語で答えなければならない。2005年12月27日のスペシャルでは青森代表の高見盛関が赤スーツの記者に方言でしゃべり、黒スーツの記者に標準語でしゃべるという大ボケをやらかし、進行役のマシューがわざわざタイムをしてルールを説明し直した。
- なまりクイズ!どんな意味でしょう?
- 色々な方言が持つ同じ意味を回答する。
- 実家におじゃまします!
- ゲストに内緒で実家に突撃し、そのゲストに関するクイズなどを通じて、両親と心が通じあっているかを試す。
[編集] 過去の出場者
2005年06月22日放送
2005年10月18日放送
2005年11月1日放送
2005年11月22日放送
2005年11月29日放送
2005年12月06日放送
2005年12月27日放送
- 小林幸子 新潟県出身
- 堤下敦(インパルス) 神奈川県出身
- 板倉俊之(インパルス) 埼玉県出身
- 三船美佳 東京都出身
- 高橋ジョージ 宮城県出身
- 磯山さやか 茨城県出身
- 高見盛 青森県出身
- 渡辺徹 茨城県出身
- 増田惠子 静岡県出身
- あき竹城 山形県出身
- ふかわりょう 神奈川県出身
- 西川きよし 高知県出身
- 井戸田潤(スピードワゴン) 愛知県出身
- 小沢一敬(スピードワゴン) 愛知県出身
- 松野明美 熊本県出身
- KABA.ちゃん 福岡県出身
- 田丸麻紀 大阪府和泉市出身
- 蛍原徹 大阪府出身
- 山崎邦正 兵庫県西宮市出身
- 西村知美 山口県宇部市出身
- 浅香唯 宮崎県出身
- 松居一代 滋賀県出身
- 千代大海 大分県出身
[編集] 早口道場
館長藤岡弘、が設立した早口に挑戦する道場。 視聴者から寄せられた早口言葉をゲスト4人とマシュー南が順番に答えていく。 挑戦者5人が誰も言うことができなかった早口言葉を投稿した視聴者にはベルトが贈呈される。 そして、挑戦者のうち1人でもクリアしたら、全員賞金を獲得することができる。
[編集] 最高知識・誰が答える!?
深夜放送時は「プレッシャークイズ・誰が答える!?」だったが、 ゴールデンに昇格した時から「最高知識・誰が答える!?」に名称が変わった。
まず食べたい料理を選択すると、クイズのテーマが発表される。 次にテーマに沿って自分の最高知識を披露する。 その最高知識を元に代表として「責任解答者」を多数決で決める。 その後責任解答者のみ球型の個室に入れ、外部との交信ができないようにシャットアウトする。 そして解答に関係のない「無責任解答者」が問題に対して回答する。 そして「責任解答者」に出題して正解したら高級料理を食べることができ、 不正解の場合は料理は撤収され、「無責任解答者」に電流が走るというクイズコーナー。
[編集] Best Hit Generation
- 定番企画であるが、ゴールデン進出してからは行わなくなった企画。CM、有名人の歌手などを特集している。
[編集] 芸能界検定試験
[編集] 歴代コーナー
- やったね!胸キュン!Best Hit
- Best Hit Song
- Best Hit English
- スナックゆかり
- すくすくBest Hit
- Best Hit アクセス
- マシューの虎(マネーの虎のパロディー)
- フォーチュンタワー(小笠原まさやの占いコーナー)
- マシュー ケータリング(平野レミの料理コーナー)
[編集] 歴代セット
- 初代 - 番組スタート~2002年3月(BEST HIT TV)
- 2代目 - 2002年4月~2005年3月23日(Matthew's Best Hit TV)
- 3代目 - 2005年4月~2005年9月(Matthew's Best Hit TV+23時代)
- 4代目 - 2005年10月~2006年3月(Matthew's Best Hit TV+19時代)
- 5代目 - 2006年4月~(Matthew's Best Hit UV)
[編集] 関連書籍
- マシューのえほん ~アンデルセン・ボックス~(小学館、ISBN 4-0948-0231-2)
- マシューの真実 (学研、 ISBN 4-0540-2821-7)
- Matthew's Best Hit Recipes マシューとレミの笑顔も調味料(ワニブックス、ISBN 4-8470-1543-6)
- Matthew's Best Hit Recipes 2 マシューとレミのもっと笑顔も調味料(ワニブックス、ISBN 4-8470-1628-9)
- なまり亭方言完全マスター本 (ワニブックス、ISBN 4-8470-1631-9)
[編集] 関連商品
- Matthew's Best Hit CD(エピックレコードジャパン、ESCL-9087、2002年) - CDアルバム。マシューが選曲したコンピレーションアルバム。
- Matthew's Best Hit Soda(キリンビバレッジ) - 炭酸飲料。
[編集] スタッフ
- 構成 : 吉井三奈子、長谷川朝二 / 松本真一、塩野智章、桝本壮志
- TD(テクニカルディレクター) : 横関正人 (以前はカメラマン担当)
- カメラマン : 中司武史
- 音声 : 柳原健司
- VE(ビデオエンジニア) : 北原伸之
- 照明 : 渡辺英明
- 美術プロデューサー : 松沢由之
- セットデザイン : 鈴木賢太
- 美術進行 : 横山 勇
- 大道具 : 藤江修平
- 装飾 : 手嶋誠
- 電飾 : 日下信二
- スタイリスト : 高堂のりこ
- ヘアメイク : TEES
- CG : 横井 勝、齋藤まゆみ
- VTR編集 : 小森佑輔
- MA : 中尾和博
- 音効 : 竹内 陽
- AD(アシスタントディレクター) : 馬場省吾、白木健太郎、舘 智有里
- ディレクター : つかさ、岩津匡洋、田川裕也
- チーフディレクター : 小紫弘三(コム)
- プロデューサー : 奥井剛平(吉本興業)、今滝陽介 (以前はディレクター)
- プロデューサー・演出 : 高橋正輝
- チーフプロデューサー : 藤井智久
- 技術協力 : テイクシステムズ、共立、ウイウイスタヂオ、麻布プラザ、TSP
- 美術協力 : フジアール、テレビ朝日クリエイト
- 制作協力 : 吉本興業、BACK-UP MEDIA
[編集] 歴代スタッフ
- チーフプロデューサー←演出・プロデューサー : 西村裕明(テレビ朝日)
- チーフプロデューサー : 岡本昭彦(吉本興業)
- プロデューサー : (吉本興業)竹本夏絵、阪口知里、伊藤潔
- 監修 : 斉藤敏豪(ヘイポー) (以前は総合演出)
- AP:西本誠、西垣信二、佐藤直美、礒田裕子
- チーフディレクター : 堤本幸男
- TD・カメラマン : 後藤太郎
- ENG : 五十嵐 陽(スウィッシュ・ジャパン)
- 音声 : 井之川知穂
- VE : 駒井譲
- 照明 : 石井久友
- 美術進行 : 大滝千秋、波多野真理
- 大道具 : 田村憲太郎
- VTR編集 : 安田裕禎
- MA : 荒井純子
[編集] 外部リンク
[編集] 前後番組
テレビ朝日系 水曜ネオバラエティ枠(2002年4月~2005年9月) | ||
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次番組 |
パパパパPUFFY | 国分太一&美輪明宏&江原啓之のオーラの泉 | |
テレビ朝日系 火曜19時台(2005年10月~2006年3月)※ | ||
旅の香り 時の遊び ※改題し日曜19時台に移動 |
Matthew's Best Hit TV+ | 名奉行! 大岡越前(第2シリーズ) ※ここから時代劇枠 |
テレビ朝日系 金曜25時台(2006年4月~2006年9月) | ||
虎の門 ※枠縮小 |
Matthew's Best Hit UV | oh♪dolly25 |
※セールス上の後枠に日曜18:56の「旅の香り」に移行