大杉漣
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大杉 漣(おおすぎ れん、本名:大杉 孝 おおすぎ たかし 、1951年9月27日 - )は、日本の俳優。徳島県小松島市出身。明治大学中退。身長178㎝、体重72㎏、血液型はB型。かつての所属事務所は、高岡事務所。2007年4月2日付でZACCOへ移籍。趣味は、散策、サッカー、音楽(特にロック)鑑賞、器楽(ギターおよびブルースハープ)、テニス、サーフィン。特技は、阿波踊り、手裏剣(棒型)。好きな色彩は、黒。座右の銘は「あるがままに」。
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[編集] 来歴
[編集] 初期の舞台活動
明治大学を中退して、1973年に22歳で別役実の「門」を演じ舞台デビューを果たす。1974年に太田省吾が主宰する転形劇場の創設に参加し、セリフなしに静かに舞台を歩んで演じる「沈黙劇」を原点として、舞台俳優としての活動を始める。大杉は、この転形劇場での活動に打ち込み全公演に出演し、同劇場の演目「小町風伝」は岸田戯曲賞を受賞するなど活躍している。
[編集] 下積時代
1988年の転形劇場解散後には、宮沢文夫作品や太田省吾作品への出演、岩松了作品における竹中直人とのコラボレーションを通じて演劇界で活躍したものの、当時の演劇界が商業的には必ずしも成功しておらずギャラも充分ではなく、生活の糧を得るために、当時の舞台俳優には邪道とされていた日活ロマンポルノや新東宝などのピンク映画からアングラ系の作品にまで出演して収入を得た。
映画俳優としてのデビューは、1980年の新東宝の「緊縛いけにえ」であり、その後もピンク映画への出演が大多数を占めたが、長い舞台経験を通じて培った表現力により、いかなるキャスティング(配役)に配されても好演したため、製作者を中心に評判を呼んだ。1983年の滝田洋二郎監督の「連続暴姦」における演技力が評価され、同年の「ZOOM-UP映画祭」・ピンクリボン賞主演男優賞を受賞している。更に、翌1984年の周防正行監督の小津映画リスペクト作品「変態家族 兄貴の嫁さん」に於ける、静けさの中にも狂気をたたえた演技や風かおるとの独特の掛合いなどによって、殊更好評を得る様になった。その後も、おびただしい数のピンク映画に出演するが、1985年6月以降、「電車シリーズ」と呼ばれるもの以外、映画への出演を控える様になっている。
[編集] 俳優としての転機
1989年以降は、一般映画へ出演するようになったが、主要な配役を得ることができず、Vシネマなどにも多数出演して収入を確保した。
40歳代に入ると自身の俳優としての将来性について深く考える様になり、種々のステップアップを画策する一環として受けた北野武監督による『ソナチネ』(1993年)のオーディションに合格し、同作への出演を果たして脚光を浴びたことを転機として、次第に一般映画に於ける重要なキャストでの出演を重ねた。1997年には、サブ監督の『ポストマン・ブルース』でおおさか映画祭・報知映画賞を受賞。1998年-1999年にかけては、北野武監督の『HANA-BI』や、大谷健太郎監督の手による『avecmonmari アベックモンマリ』、崔洋一監督の『犬、走る DOG RACE』などにおいて卓越した演技を披露し、1999年度の国内映画賞の助演男優賞を多数受賞するに至って、一般映画やゴールデンタイムのテレビドラマなどの、主役・主要キャストとしての出演依頼がさらに増加すると、その名は広く一般に周知される様になった。
[編集] 300の顔を持つ男
その後は、偉人群像から社会の底辺に生きる人物、公安刑事から体制破壊主義者、堅実なサラリーマンからホームレス、学校長からヤクザ、好人物から偏狭な人物、誠実な父親や夫から退廃的な不良中年、果ては精神異常・人格障害などを思わせるサイコ色の強い異常人格から変態・エロ系の人物まで演じるに至って、『300の顔を持つ男』と賞賛され、ライバル俳優からは妬みの意をこめて「カメレオン」との蔑称を受けるほどになり、その俳優としての名を確固たるものとした。以後は、高橋伴明、中村幻児、周防正行、滝田洋二郎、黒沢清、井筒和幸等のピンク映画系出身の諸監督から、北野武、サブ、廣木隆一、鈴木俊之、磯村一路、小松隆志、三池崇史らをはじめとする日本映画界を担うあらゆる監督にとって、無くてはならない存在になっている。
これに伴い、下積時代の「胡散臭い役柄を演じる俳優」というイメージは払拭され、近時のCM出演においても、信用イメージや安定性を重視する大手金融機関や食品、酒類メーカーなどの、企業イメージ向上を目的とする広告に起用されたり、活力ある「オヤジ世代」の象徴として出演するなど、いわゆる「オトナの俳優」として登用される事がほとんどとなった。
その反面、当時は地方(新潟)の一高校生に過ぎなかった田卷源太による企画提案を受け、充分な報酬もなくアマチュア自主製作短編映画「「黒いカナリア」」の主役としての出演協力をいとわないなど、決して驕ることのない性格を見せている。
大物俳優となった近年においても、相変わらず、一般映画から大河ドラマ、2時間ドラマ、Vシネマ、インディーズ、ドキュメンタリーのナレーション、バラエティー番組をはじめ、アジア圏の外国映画や内外合作映画にまで出演要請されており、その広い活動範囲と人柄も相まって幅広いファン層を持つ。出演のペースは、映画出演に限っても年間10本は常に下らず、プログラムピクチャー全盛時代が去った近年においてこの出演数を維持する俳優はまれである上、これにテレビドラマやVシネマ、オリジナルビデオなどの出演本数を加えれば超人的な出演数をこなしており、総じて極めて精力的な活動を行っている。
[編集] 受賞歴
- 第5回 ピンクリボン賞 主演男優賞
- 第23回 おおさか映画祭 助演男優賞
- 第23回 報知映画賞 助演男優賞
- 日刊スポーツ大賞 助演男優賞
- ヨコハマ映画祭 助演男優賞
- 高崎映画祭 助演男優賞
- おおさか映画祭 助演男優賞 (2)
- キネマ旬報個人賞 助演男優賞
- 毎日映画コンクール 助演男優賞
- 東京スポーツ映画大賞 助演男優賞
- 日本アカデミー賞 助演男優賞
- ブルーリボン賞 助演男優賞
[編集] 人物像
1951年9月27日、徳島県小松島市において、教職者で校長まで勤めた父と、京都出身の母との間に誕生する。
[編集] 人柄
よく気遣いが行き届き、「大人の男」のイメージを持つ。座右の銘が「あるがままに」であることに見られるように、自然体を標榜しており飾らない性格であるほか、多趣味を持つ魅力的な人柄である。
また、時に遊び心も見せることも多く、芸名の「漣」の由来は、本来は吉祥寺フォークの重鎮高田渡の長男でスティールギター奏者である高田漣の名から取ったものであるが、かつて「漣(さざなみ)」という商品名のコンドームを自身が使用していたことも由来のひとつであるなどと付け加えることも忘れない。また、「ピンクリボン賞とブルーリボン賞の両方を受賞したのは私だけだ」と豪語している。
俳優として広く名を知られるようになってからも、舞台・一般映画から娯楽志向の強い2時間ドラマ、Vシネマ、インディーズ作品にいたるまで、決して主要キャストとしての出演にこだわることなく、端役を含めて多数の作品において好演し、他の俳優・女優らが大成後にしばしば見せるような驕りを一切感じさせないことから、その人柄と演技の才能によってファンの支持は根強い。
[編集] 趣味
散策を好み、2万9800円の初級者用ロードバイクに気ままにまたがって、一人で下北沢や新宿・渋谷まで出かけるほか、自身が上京後に最初になじんだ街であるという吉祥寺を好み、現在でもたびたび訪れる。音楽とスポーツを得意とし、特に音楽ではロックやフォーク、スポーツではサッカーに造詣が深い。
エレファントカシマシのファンとして知られ、単なる音楽鑑賞に留まらず、40歳代には田口トモロヲに誘われて器楽の練習を始め、自ら組んだ「大杉漣バンド」や田口トモロヲとのユニット「Har'G KAITELS(ハージー・カイテルズ)」(「恥をかいている者たち」の意)においてギターやブルースハープを手にとり70年代のフォークソングを演奏したり、KAZ BANDと共演する程の腕前となっている。
高校時代にサッカー部に在籍し、自身を「釜本・杉山黄金コンビの時代の第一次サッカーブームの申し子」とまで自称し、「本当は今でも夢はプロのサッカー選手」とまで言及する。柳沢敦の大ファンで、国内リーグから海外リーグにまで精通しており、自己の出身地徳島県をフランチャイズとするJリーグ・徳島ヴォルティスの熱狂的なファンで、チームがプロ組織化する前身の大塚FCであった頃から熱心に応援している。また、プロデューサーや映画監督・大物俳優等100名を越えるメンバーを擁するプライベートサッカーチーム「鰯クラブ」に発起人として参加し、キャプテンナンバー「10」の背番号を付けて月1-2回は必ず試合に出場するなど、かなりの注力ぶりを見せている。近年では、サッカーに対する造詣の深さが周知され、テレビのサッカー関連の番組に招かれることも多くなった。
また、50歳代に映画出演において「定年退職後サーフィンを始めた男」を演ずる配役が回って来た際に、役作りとして種子島でサーフィンの猛特訓を行い主役を演じ切った。この経験から、現在ではサーフィンも趣味の一環となっている。
[編集] 特技
特技は、徳島県出身なので当然ながら、阿波踊りであり、「阿波踊り師」の資格を持ち、その腕前はプロ級である。又、手裏剣(棒型)も特技としており、全日本選手権・第8位の実績を持つ。但し、その際の出場選手は8名であった為、出場者の中では最下位であった。
[編集] エピソード
[編集] 映画撮影時のエピソード
- 井筒和幸監督の「ガキ帝国」(1981年)の収録においては、低予算の為に資材が乏しく、自身の出番には僅か4分間分のフィルムしか残っていなかったため、監督をはじめ共演者や撮影スタッフに不安をもたらしたが、1発勝負でNG無しの見事なアドリブ入りの演技をかまし、関係者全員の爆笑を誘った。
- 周防正行監督の、ピンク映画であるにも関らず小津作品へのオマージュとなっているデビュー作「変態家族・兄貴の嫁さん(お嫁さん日和)」(1984年)の撮影では、当時32歳であった大杉にとって、常識的には役作りが不可能な60歳超の老人の役を強要された。しかも、笠智衆ばりの好演を見せた。
- 竹中直人監督の「無能の人」(1991年)で、古本屋の主人役を演じた際、あえて何も演技しない役柄を演じることの難しさを悟った。
- 崔洋一監督の「犬、走る DOG RACE」(1998年)では、歌舞伎町ロケでアメラグ選手に本気でタックルされた上、吹き替え無しで本物の産業廃棄液に頭から浸けられ、死ぬ思いで真剣に苦しむ大杉を見て、崔監督はただ無邪気に笑い、その後も静かにほくそえんでいた。
- 「ソナチネ」(1993年)出演者のオーディションにやむを得ぬ理由で遅刻して参加した際、同作監督でオーディションを統括していた北野武に一瞥されただけで「帰って良いッス」と言われたため、帰宅後自分は完全に不合格だと思っていたが、後に、大杉漣の実力を充分に精査した北野から事務所に合格通知が入って驚いた言う逸話がある。
- 「ソナチネ」は、東京編・沖縄編の二本立ての構成になっており、当初大杉の役「片桐」は東京編のみで演じる設定であった。しかし、北野武監督は大杉の演技を気に入り、東京編の撮影終了日に「片桐、沖縄に行く事になるんだよなぁ」と呟き、急遽シナリオが変更されて「片桐」は全編に出演する事となった。
[編集] バラエティー番組出演時のエピソード
- 「とんねるずのみなさんのおかげでした」の「新・食わず嫌い王決定戦」においては、芸名の由来となった前述のコンドームの逸話を紹介した場面以降、「漣(さざなみ)」とイジられ、普段は冷静な大杉もさすがに「キレ」だした。このため、キレる行為そのものを「オオスギ」と名づけられ、その後市村正親が同番組出演時にキレた際、その状況を形容するために「オオスギ」という言葉が初めて公的に用いられた。更に、その後の放送で、事前に調べてある事を「漣ってる」という言葉まで作られた。
- フジテレビ(CX)系において、自らもサッカーの心得のある木梨憲武が展開する「木梨ガイド・週末の達人」のフットサルコーナーに、ゲストチームとして出演。「鰯クラブ」から、主将の大杉漣・アクション俳優の清水一哉ら5名が出場して勝利した。
[編集] その他のエピソード
[編集] 主な出演
[編集] 舞台
[編集] 転形劇場 (1978年-1988年)
- 水の駅 : 沈黙劇というジャンルを確立した太田省吾の代表作で、海外で最も高く評価された作品。
- 地の駅
- 風の駅
- プラスチックローズ
- 小町風伝 : 現代劇で初めて能舞台を使って上演された記念碑的な作品で、岸田戯曲賞を受賞した代表作。
- やじるし
- 他に海外公演 (ニューヨーク・ロンドン・パリ・アデレード・ポーランド)
[編集] 竹中直人の会
- こわれゆく男 (岩松了作)
[編集] 遊園地再生事業団
- ヒネミ (富沢章夫作)
[編集] UZURA
- 水の駅3 (太田省吾作) : 「水の駅」のリメイク。
[編集] 新国立劇場
- ↑ヤジルシ-誘われて (太田省吾作)
[編集] パルコ劇場
- ラヴ・レターズ CHRISTMAS SPECIAL
[編集] 映画
★ : 主演、☆ : 重要な助演
- 無印 : 一般映画、 (V) : Vシネマ、 (P) : ポルノ映画
[編集] 映画 1980年代
- 1980年
- 緊縛いけにえ(P) (高橋伴明監督) : 結城マミ主演。大杉の記念すべき(?)映画デビュー作。
- 噂の女 朝まで抱いて (P) (高橋伴明監督) : 風間舞子主演。
- 変態(秘)産婦人科★(P) (渡辺護 監督) : 大杉の記念すべき(?)初主演作。
- 激縛昇天夫人(P) (市村譲監督) : 井上まり子主演。
- 女・たらしこみ(P) (高橋伴明監督) : 港まゆみ主演。
- 女子大生激撮 剥ぐ(P) (和泉聖治監督) : 朝霧友香主演。
- 人妻・OL・女子学生 狙って襲う(P) (中村幻児監督) : 飯田洋一主演。
- 猟奇! 暴行事件(P) (高橋伴明監督) : 下元史朗主演。
- 少女情婦(P) (高橋伴明監督) : 丘なおみ主演。
- OL変態色情(P) (磯村一路監督) : 沢木ミミ主演。
- 若妻暴行 喘ぐ(P) (平川弘喜監督) : 青野梨魔主演。
- 1981年
- ガキ帝国 (井筒和幸監督) : 島田紳助・松本竜介主演。大杉が、初めて出演した記念すべき一般映画。
- 制服売春 衝撃のクリニック(P) (和泉聖治監督) : 朝霧友香主演。
- 下半身レポート 熱く感じる(P) (高橋伴明監督) : 日野繭子主演。
- 赤い娼婦 突き刺す(P) (中村幻児監督) : 朝霧友香主演。
- 女子大生 淫らなキャンパス(P) (釜田千秋監督) : 水野まどか主演。
- 脅迫暴行犯し(P) (飯泉大監督) : 亜希いずみ主演。
- ドキュメントポルノ 舌技に泣く(P) (高橋伴明監督) : 朝霧友香主演。
- 女教師 鎖と緊縛(P) (高橋伴明監督) : 朝霧友香主演。
- ドキュメントポルノ 痴漢常習者(P) (高橋伴明監督) : 朝霧友香主演。
- 新妻を縛る(P) (高橋伴明監督) : 丘なおみ主演。
- 1982年
- ドキュメント・ポルノ 主婦売春を追え!(P) (中村幻児監督) : 香川留美主演。
- 淫舞なぶり縄★(P) (梅沢薫監督) : 大杉が、主演を演じる。
- ポルノドキュメント トルコ特急便(P) (中村幻児監督) : 美保純主演。
- 17才の告白 しつこく犯して(P) (梅沢薫監督) : 山地美貴主演。
- 痴漢電車 もっと続けて(P) (滝田洋二郎監督) : 山地美貴主演。
- 誘拐!人妻拷問(P) (中村幻児監督) : 江崎和代主演。
- 盗み撮り 汚れた暴行(P) (北沢江北監督) : 武藤樹一郎主演。
- 悶絶!異常体験(P) (飯泉大監督) : 亜希いずみ主演。
- TATOO<刺青>あり (高橋伴明監督) : 宇崎竜童・関根恵子主演。久々の一般映画出演。
- 襲って犯す(P) (飯泉大監督) : 佐藤靖主演。
- 赤い復讐 暴姦(P) (井筒和幸監督) : 沢木美伊子主演。
- 獣色縄夫人(P) (梅沢薫監督) : 水月円主演。
- ウィークエンド・シャッフル (中村幻児監督) : 秋吉久美子・泉谷しげる主演。一般映画。
- ハーレム・バレンタイン・デイ (泉谷しげる監督) : 館山イサム主演。一般映画。
- 狼 (高橋伴明監督) : 戸井十月主演。一般映画。
- 性虐! 女を暴く(P) (中村幻児監督) : 朝霧友香主演。
- 1983年
- 連続暴姦★(P) (滝田洋二郎監督) : 大杉が、主演。優れた演技力が評価され、1983年度の「ZOOM-UP映画祭」ピンクリボン賞主演男優賞を受賞。
- 予告暴行 犯る!刺す!(P) (片岡修二監督) : 麻生うさぎ主演。
- 虐待奴隷少女(P) (高橋伴明監督) : 山路和弘主演。
- 巨根伝説 美しき謎★(P) (中村幻児監督) : 大杉が、主役・三谷麻起夫を演じる。
- 襲われた団地妻(P) (北沢江北監督) : 亜希いずみ主演。
- 連続暴行犯す(P) (福岡芳穂監督) : 竹村祐佳主演。
- 移動売春 いっていいとも(P) (監督渡辺元嗣・片岡修二・西田洋介) : 麻生うさぎ主演。
- 連続暴姦★(P) (連続暴姦監督) : 大杉が、主役を演じる。
- 新妻真昼の暴行(P) (梅沢薫監督) : 織本かおる主演。
- ぼくらの季節(P) (広木隆一監督) : 中根徹主演。
- 団鬼六 美女縄化粧(P) (藤井克彦監督) : 高倉美貴主演。
- 1984年
- スキャンティドール 脱ぎたての香り(P) (水谷俊之監督) : 小田かおる主演。大杉は、主役の夫・矢嶋周吉を演じる。
- 下半身症侯群(P) (中村幻児監督) : 朝吹ケイト主演。
- 女子大生マンションレイプ(P) (山岡博美監督) : 山地美貴主演。
- 痴漢とスカート(P) (広木隆一監督) : 真堂ありさ・沖よう子主演。
- 愛欲の日々 エクスタシー(P) (磯村一路監督) : 小川より子主演。
- 若妻変態性戯(P) (石川均監督) : 西川瀬里奈主演。
- グッバイボーイ(P) (滝田洋二郎監督) : 長友達也主演。
- 変態家族 兄貴の嫁さん☆(P) (周防正行監督) : 副題「お嫁さん日和」。全編が小津映画のオマージュでうめつくされた、カルトピンク。周防正行監督のデビュー作。大杉は、老人・間宮周吉を演じる。静けさの中にも狂気をたたえた演技や、主役・間宮百合子を演ずる風かおるとの独特の掛合いをはじめとして、笠智衆を彷彿とさせる大杉の好演が絶妙である。
- 赤い銃弾疑惑の暴行(P) (片岡修二監督) : 園ひろみ主演。
- 聖獣のいけにえ(P) (麿赤児監督) : 花真衣・紫衣名主演。
- リンチ 獣の戯れ★(P) (梅沢薫監督) : 大杉が、主役を演じる。
- 人妻凌辱(P) (小水一男監督) : 萩尾なおみ主演。
- 先生、私の体に火をつけないで(P) (広木隆一監督) : 東千恵主演。
- SM 刺青本番(P) (片岡修二監督) : スージー明日香主演。
- 激撮ゲーム!暴辱(P) (片岡修二監督) : 麻生うさぎ主演。
- 1987年
- 地下鉄連続レイプ 制服狩り(P)(片岡修二監督) : 速水舞主演。
[編集] 映画 1990年代
- 1991年
- ネオチンピラ 続・鉄砲玉ぴゅ~(V) (高橋伴明監督) : 哀川翔主演。
- DOORⅠⅠ TOKYO DUARY(V) (高橋伴明監督) : 青山知可子主演。
- ハートブレイクは昨日まで(V) (中岡京平監督) : 山口祥行主演。
- あさってDANCE (磯村一路監督) : 「がんばっていきまっしょい」で注目された磯村一路監督の佳作。中嶋朋子主演。大杉は、ストーリーの発端となる弁護士役を演ずる。貧乏演劇青年の元へ、ある日突然、祖父の遺産と謎の少女が転がりこんで来て・・・。
- 殺人がいっぱい (中村幻児監督) : 多岐川裕美主演。
- 無能の人 (竹中直人監督) : つげ義春の同名作の映画化。竹中直人主演。大杉は、諸端となる「古本屋・暗原」を演じる。古本屋から石の愛好家の専門誌を譲り受けた助川は、石のオークションに自分の石を出品しようと主催者夫妻を訪ね、オークションに参加するが・・・。
- ハロー張りネズミ (松本泰生監督) : 唐沢寿明主演。
- ガッデム!! (神野太監督) : 安原麗子主演。
- 仁義 JINGI (長谷川計二監督) : 伊原剛志主演。
- はいすくーる仁義 (小松隆志監督) : 筧利夫主演。
- 1992年
- こちら凡人組(V) (鈴木敬晴監督) : 泉谷しげる主演。
- 湾岸ミッドナイト(V) (渡辺寿監督) : 大鶴義丹主演。
- 事件屋稼業 (福岡芳穂監督) : 菅田俊主演。
- 実相寺昭雄の不思議館1(V) (監督実相寺昭雄・大木淳吉・池谷仙克) : 仙葉由季主演。
- 離婚ゲーム 僕のベットはトライアングル(V) (水谷俊之監督) : 中尾学主演。
- 赤と黒の熱情 (工藤栄一監督) : 陣内孝則主演。大杉は、岡部を演じる。
- 橋のない川 (東陽一監督) : 大谷直子主演。
- 獣のように 完結篇 (斉藤信幸監督) : 清水宏次朗主演。
- 地獄の警備員 (黒沢清監督) : 久野真紀子 主演。大杉は、久留米浩一を演じる。
- 暴力列島 ダーティマネージャック(V) (丸内敏治監督) : 名高達郎主演。
- 続・こちら凡人組(V) (鈴木敬晴監督) : 泉谷しげる主演。
- ひき逃げファミリー(キティ・フィルム・サントリー・アルゴプロジェクト) : 長塚京三 主演。
- はいすくーる仁義2・たいへんよくできました。 (小松隆志監督) : 筧利夫 主演。
- 1993年
- 仁義なきイレブン(V) (福岡芳穂監督) : 高杢禎彦主演。
- くまちゃん (小中和哉監督) : 草刈正雄主演。
- ソナチネ☆ (北野武監督) : 北野武監督の第1作その男、凶暴につきの続編的要素を持つ作品。大杉は、子分・片桐を演じている。大杉の俳優生活における転機となった作品。
- ボディガード牙(V) (三池崇史監督) : 大和武士主演。大杉は、蒼龍会組長を演じる。
- 打鐘(ジャン) (小松隆志監督) : 賀来千香子・西村和彦主演。
- 武闘派仁義 (佐々木正人監督) : 渡辺裕之主演。
- 極道記者 (望月六郎監督) : 奥田瑛二主演。
- 日本一の悪女? 雅美のパワーオブラブ(V) (井筒和幸監督) : 大林雅美主演。
- とられてたまるか2(V) (高橋伴明監督) : 哀川翔主演。
- 姐 極道を愛した女・桐子 (磯村一路監督) : 高橋ひとみ主演。
- 眠らない街 新宿鮫 (滝田洋二郎監督) : 真田広之主演。
- 俺達は天使じゃない(V) (三池崇史監督) : 安岡力也主演。
- 高校教師 (吉田健監督) : 唐沢寿明・遠山景織子主演。
- さまよえる脳髄 (萩庭貞明監督) : 高島礼子主演。大杉は、滝本を演じる。
- XX(ダブルエックス)美しき凶器 (小水一男監督) : 宮崎ますみ主演。
- 1994年
- ヤンキー愚連隊 なんぼのもんじゃい!2(V) (金田敬監督) : ココリコボンバーズ ( 遠藤章造・田中直樹 )主演。
- 凶銃ルガーP08 (伊藤秀裕監督) : 阿部寛主演。
- 青空に一番近い場所 (鴻上尚史監督)
- [[]] ([[]]監督)
- 難波金融伝・ミナミの帝王 劇場版PART1 (萩庭貞明監督)
- みんな~やってるか! (ビートたけし監督)
- 1995年
- A WEATHER WOMAN・お天気お姉さん (細山智明監督)
- 勝手に死なせて! (水谷俊之監督)
- 勝手にしやがれ!! 強奪計画 (黒沢清監督)
- 勝手にしやがれ!! 脱出計画 (黒沢清監督)
- きけ、わだつみの声 (出目昌伸監督)
- 斬りこみ (福岡芳穂監督)
- Shall We ダンス? (周防正行監督)
- 新宿黒社会 チャイナ・マフィア戦争 (三池崇史監督)
- のぞき屋 (富岡忠文監督)
- マークスの山 (崔洋一監督)
- 幻の光 (是枝裕和監督) : 宮本輝の同名小説の映画化で、是枝裕和監督のデビュー作。ヴェネチア国際映画祭受賞作。原因不明の自殺で夫を亡くした妻・ゆみ子(江角マキコ)の喪の作業(グリーフワーク)を、静かな視線で描写してゆく作品。大杉は、浩を演じている。
- マリーの獲物(ゲーム) (吉田啓一郎監督)
- 1997年
- 悪の華 (篠原哲雄監督)
- アンラッキー・モンキー (サブ監督)
- CURE キュア (黒沢清監督)
- 黒の天使 (石井隆監督)
- 修羅の狼・蜘蛛の瞳 (黒沢清監督) : 脚光をあびた「CURE」に続く黒沢清作品。大杉は、殺しの指令を出す秘密組織の男を演じる。殺害された自らの娘の復讐を果たした男(哀川翔)が、その後「殺し」のビジネスにはまっていき・・・。
- 恋と花火と観覧車 (砂本量監督) : 長塚京三と松嶋菜々子による恋愛コメディ。大杉は、タクシー運転手を演じる。
- 깡패수업(カンペスヨプ)邦題:極道修行 決着(おとしまえ) (김상진(キム・サンジン / 金想辰)監督) : 韓国のウノ・フィルムと日本の東映ビデオによる日韓合作任侠映画。1996年に韓国で公開されたものを翌年日本でも公開。当時は日韓合作の公開が難しかったため、日本人スタッフの名前を韓国人スタッフの名前に変え、偽のクレジットで審査をパスするという苦肉の策を取った。「깡패수업(カンペスヨプ)」は、「ヤクザの授業」の意。韓国マフィアのソンチョル(パク・チュンフン)は、ヒットマンとしての仕事を完遂した後、ほとぼりが冷めるまで日本の張本組にやっかいになるが、日本で金もうけをしようと来日した若者ソン・ヘグに頼られるようになり・・・。
- 極道妻たち 決着(けじめ) (中島貞夫監督)
- ご存知!ふんどし頭巾 (小松隆志監督)
- D#1(ディーワン) ~プロローグ・倒錯~ (巽祐一郎監督)
- ドルフィン・スルー (伊藤秀裕監督)
- HANA-BI☆ (北野武監督) : 大杉は、刑事・西佳敬(北野武)の相棒・堀部泰助を好演。翌年発表された犬、走る DOG RACEでの演技とともに、大杉漣の演技が高い評価を得て、1999年度の各映画賞助演男優賞を総なめにした。
- パラサイト・イヴ (落合正幸監督)
- 復讐・運命の訪問者 (黒沢清監督)
- 復讐・消えない傷痕 (黒沢清監督)
- ポストマン・ブルース☆ (サブ監督) : 「弾丸ランナー」に続くサブ監督の第2弾作。大杉はおしゃべりな殺し屋ジョーの役を好演し、主人公を見守りつつ、共に自転車で駆けぬけて、感動的なクライマックスへとつなげ、その好演から、1998年度のおおさか映画祭・報知映画賞を受賞した。郵便配達の男が、同級生だったヤクザ、不治の病の少女らに出会う中、自分自身を取り戻しはじめ、愛の大疾走を繰り広げて・・・。
- 東京魔悲夜 外伝
- 1998年
- avecmonmari アベックモンマリ☆ (大谷健太郎監督)
- 犬、走る DOG RACE☆ (崔洋一監督) : 新宿・歌舞伎町を舞台に、不良刑事(岸谷五朗)と街に巣くう犯罪者達の人間模様を描いた作品。全般に、大杉の存在感が目立ち、完全に主役の岸谷を喰っている。前年に発表されたHANA-BIでの演技や、同年公開のavecmonmari アベックモンマリとともに、大杉漣の演技が評判を呼び、1999年度の各映画賞助演男優賞を総なめにした。
- 愚か者・傷だらけの天使 (阪本順治監督)
- 女刑事RIKO・聖母の深き淵 (井坂聡監督)
- ポッキー坂恋物語・かわいいひと (富樫森監督)
- がんばっていきまっしょい (磯村一路監督) : 伊予東高校の運動部未経験の5名の生徒が、女子のボート部を一から作り出す青春奮闘記。大杉は、伊予東高校の校長を演じる。
- 死国 (長崎俊一監督)
- 卓球温泉 (山川元監督)
- TOKYO EYES (ジャン=ピエール・リザモン監督)
- ニンゲン合格 (黒沢清監督)
- フリージア・極道の墓場 (渡辺武監督)
- Heavenz へヴンズ (井出良英監督)
- 落下する夕方 (合津直枝監督)
- ラブ・レター (森崎東監督)
- 1999年
- オーディション (三池崇史監督)
- お受験 (滝田洋二郎監督)
- カリスマ (黒沢清監督)
- きみのためにできること (篠原哲雄監督)
- 催眠 (落合正幸監督) : 松岡圭祐の同名小説を映画化した、催眠による連続殺人事件に挑む心理カウンセラーと老刑事の姿を描いたサイコ・サスペンス。「[[富江]」]の菅野美穂が主演。大杉は、壁のフックに額を刺して死亡(彼自身のアイディアではないだろうかと言われている)。
- DEADORALIVE・犯罪者 (三池崇史監督)
- 天使に見捨てられた夜 (廣木隆一監督)
- 人間黒社会 Leylines (三池崇史監督)
- 発狂する唇 (佐々木浩久監督) : 大杉は、なぜかレオタード姿で踊りまくる。
- 秘密 (滝田洋二郎監督) : 東野圭吾の同名小説の映画化。大杉は、事故を起こすバスの運転手を演じる。ごく普通の幸せな3人家族の妻と娘が乗ったバスが大事故に遭い、妻は死亡、娘には妻の魂が憑依して蘇生する。このときから、夫(小林薫)と娘=妻(広末涼子)のふたりの奇妙な生活が始まって・・・。
- MONDAY (サブ監督)
- 極道(やくざ)血風録 (伊藤秀裕監督)
[編集] 映画 2000年代
- 2000年
- うずまき (Higuchingky監督)
- 仮面学園 (小松隆志監督)
- 三文役者 (新藤兼人監督) : ハージーカイテルズとして出演。
- スペーストラベラーズ (本広克行監督)
- 弱虫(チンピラ) (望月六郎監督)
- DEADRALIVE2 (三池崇史監督)
- PARTY7 (石井克人監督)
- 漂流街 THE HAZARD CITY (三池崇史監督)
- 不貞の季節★ (廣木隆一監督) : 大杉の記念すべき一般映画初主演作(とはいっても主人公はSM作家)。SM文学界の巨匠団鬼六の同名の自伝的短編小説の映画化。執筆に苦悩するSM作家・黒崎悌造(大杉漣)とその妻(星遥子)、担当編集者(村上淳)が繰り広げる愛憎劇。黒崎を演じる大杉の姿があまりにもリアリティに富んでおり、かつ純粋でユーモラスな心のアヤがふんだんに表現されている。緊縛シーンはあるがベッドシーンと言えるようなものは全く無く、ポルノ映画ではない。谷崎文学風の作品性が評判を呼んだ。
- 雪山 世にも奇妙な物語・映画の特別編 (落合正幸監督)
- SWEET SWEET GHOST
- 2005年
- 村の写真集 (三原光尋監督)
- 有限会社ひきもどし (畑泰介監督)
- Jam FilmsSブラウス (石川均監督)
- ラマン (廣木隆一監督)
- アバウト・ラブ - 关於爱(クワァンユーアイ) (下山天監督) : 日・台・中合作映画。「关於爱(クワァンユーアイ / 関於愛)」は、ABOUT LOVEと同義の中国語普通話。監督の「下山天」は“下・山天”ではなく“下山・天”であり、「しもやまてん」と読む青森県出身の日本人監督。東京・台北・上海の3都市を舞台に、留学生と現地に暮らす異性との出会い、そして言葉が通じない人間同士の異文化コミュニケーションを共通のテーマに据え、3つの物語で構成したラブストーリー。各話の主人公が少しずつ別の物語に顔を覗かせることによって、それぞれ共鳴し合うように工夫して製作されている。
- 樹の海 (瀧本智行監督)
- 鞄・KABAN (初山恭洋監督)
- LOFT (黒沢清監督)
- 疾走 (サブ監督)
- Life on the long bord (喜多一郎監督)
- 電車男 (村上正典監督)
- 容疑者 室井慎次 (君塚良一監督)
- TAKESHIS' (北野武監督)
- 銀の髪のアギト (杉山慶一監督)
- 2006年
- 陽気なギャングが地球を回す (前田哲監督)
- 神遊情人 ~邦題:幻遊伝 (陳以文(チェン・イーウェン)導演) : アジア全域から選りすぐりの才能を集めて、究極の痛快エンタテインメント映画を作ろうとの意図のもと、龍祥育樂多媒体股份、オメガ・プロジェクト、角川ヘラルド映画、ポニーキャニオン、ニューウェイブ、城市國際電影らが手を組んで製作した、台・日・香・中の精鋭スタッフと豪華キャストによって製作された一大コラボレーション映画で、キョンシーチックなSF時代劇ファンタジー。大杉は、ヒロインの父親である漢方薬店主を好演する。主演:陳柏霖(チェン・ボーリン)の相手をつとめるヒロインには、数年前から中国語会話を勉強し日中合作連続TVドラマ『[[美顔 (ドラマ)|美顔』にも登用されるほどの努力も買われて田中麗奈が抜擢され、ヒロイン・シャオディエ、およびそれに瓜二つの女義賊・青醍子との二役を演じている。現代の台北市内、日本人の女の子・シャオディエ(田中麗奈)は、漢方薬店を営む父親(大杉漣)とふたり暮らしだが、日本への帰国を望むシャオディエは、父親と衝突してばかりの日常を送っていた。ある日、友人と夜遊びをしていたとき、ひょんなことから遠い昔にタイムスリップしてしまう。そこで彼女が出会ったのは、故郷の経済的危機を救うために盗賊をしている少年、ハイション(陳柏霖)一行であった。成りゆきでその仲間に加わったシャオディエの世にも不思議な冒険の旅が始まり・・・。
- 棚の隅★ (門井肇監督) : 大杉主演の代表作のひとつ。大杉は、仕事を愛し家族を愛す平凡だが誠実な玩具店「みやた」店主・康雄の、心の綾をリアルに演じる。ある雨の日、康雄(大杉漣)の営む店に、8年前に康雄と幼い息子の毅を置いて蒸発した前妻の擁子(内田量子)が生命保険会社の営業レディーとして現われ、その後たびたび康雄の店を訪れるようになった。擁子が行方不明になったあと離婚の手続きをした康雄は、すでに秀子(渡辺真起子)と再婚して平穏な生活を送っており、成長した子・毅(今井悠貴)は継母である秀子に実の母親以上になついている。つつましくも幸せに満ちた生活を過ごしていた康雄は、元妻の見せる不可思議な行動に次第に心を悩ませることになり・・・。
- バルトの楽園 (出目昌伸監督) : 大杉は、坂東小学校の黒田校長役を演じる。
- 悪夢探偵 (塚本晋也監督) : 大杉は、関谷刑事を演じる。
- エクステ★ (園子温監督) : 大杉は、猟奇的な主人公を主役として演じ、自身でも得意な役柄のひとつであると言及している。2007年2月17日公開のホラー映画。“エクステ”は「つけ毛」の意。女性の髪に異常な執着を燃やす死体安置所管理人・「山崎ぐんじ」が、その性向から安置されていた髪の綺麗な女の死体を盗むと、奇々怪々な事件が巻き起こりはじめ・・・
- Dear Friends (両沢和幸監督) : 北川景子・本仮屋ユイカ主演。大杉は、主人公リナの父・幸三を演じる。
[編集] テレビドラマ
[編集] 世にも奇妙な物語
- 「顔」- (フジテレビ) - 1992年
- 「言葉の戦争」(フジテレビ) - 1994年冬の特別編
- 「君だけに愛を」(フジテレビ) - 1994年秋の特別編
- 「最後の喫煙者」(フジテレビ) - 1995年冬の特別編
- 「怪我」(フジテレビ) - 1996年春の特別編
- 「史上最強の転校生」(フジテレビ) - 1997年春の特別編
- 「女は死んでいない」(フジテレビ) - 1997年秋の特別編
- 「5分後の女」(フジテレビ) - 1998年春の特別編
- 「中学教師」(フジテレビ) - 1998年秋の特別編
- 「わたし、女優」(フジテレビ) - 1999年秋の特別編
- 「13番目の客」(フジテレビ) - 2001年SMAPの特別編
- 「夜汽車の男」(フジテレビ)- 2002年春の特別編 : シリーズ中でも名作のひとつと位置づけられている、こだわりを持つ紳士の意外な失敗をテーマとする当作の主役を演じている。ある晩、乗客は少ないものの人目もはばからずイチャつくカップルや、はしゃぎまわる幼児などが居るやや落ち着かない客車に一人の紳士が乗車する。まもなく彼は夕食として購入しておいた駅弁を開き、その弁当を構成する各料理の食材や配置などに対し、脳内で極めて高度な分析を行い、最も効率的かつ最大限の食の満足を得られるように、摂食する順番や方法を綿密にプランニングし、料理それぞれの味覚を評価しながら食べ始めるが・・・。
- 「影の国」(フジテレビ) - 2003年春の特別編
- 「影が重なる時」(フジテレビ)- 2003年秋の特別編
- ※「2000年映画の特別編」で上記の雪山にも出演している。
[編集] ドラマ 1980年代
- 1989年
- 病院へ行こう (フジテレビ)
- 魔法少女ちゅうかなぱいぱい!(フジテレビ) - パイカル 役
[編集] ドラマ 1990年代
- 1994年
- 忍者戦隊カクレンジャー第21話(テレビ朝日) - 妖怪サルガミ(人間態) 役
[編集] ドラマ 2000年代
- 2000年
- 真夏のメリークリスマス(2000年、TBS) - 大橋晃 役
- 奇跡の大逆転!「罪は罪を呼ぶ」(TBS系)
- 2002年
- ロング・ラブレター~漂流教室~
- 眠れぬ夜を抱いて(テレビ朝日)
- ビタミンF(NHK)
- まんてん(2002年9月~2003年3月、NHK 連続テレビ小説)- 「伝説の気象予報士」であり、宇宙飛行士毛利衛氏の先輩役
- 2004年
- 電池が切れるまで(テレビ朝日)
- 僕と彼女と彼女の生きる道(フジテレビ) - 小柳義朗 役
- 人間の証明(フジテレビ) - 横渡篤 役
- 火消し屋小町(NHK)
- 西部警察 SPECIAL(テレビ朝日) - 日下憲吾 役
- 弟(テレビ朝日) - 小林正彦 役
- 2005年
- 義経(NHK) - 源行家 役
- 不機嫌なジーン(フジテレビ系)
- みんな昔は子供だった(関西テレビ-CX) - 佐上欣也 役
- 巷説百物語 狐者異(WOWOW 事触れの治平)
- がんばっていきまっしょい(2005年7~9月、フジテレビ系列、関西テレビ制作) - 篠村幸雄 役
- 大奥~華の乱~(フジテレビ) - 徳川光圀 役
- 2006年
- 神はサイコロを振らない(2006年1~3月、日テレ) - 加藤久彦 役
- 愛と死をみつめて(2006年3月、テレビ朝日)
- ディロン~運命の犬(2006年4月~6月、NHK)
- 十八の夏(2006年7月、TBS)
- マイ☆ボス マイ☆ヒーロー(2006年7月~9月、日テレ) - 組の筆頭舎弟・黒井照之 役 : 韓国映画「頭師父一艶」の日本ドラマ化。
- 松本清張スペシャル・蒼い描点(2006年9月、フジテレビ系)
- 僕の歩く道(2006年10月~12月、フジテレビ) - 動物園園長・久保良介 役
- 土曜ワイド劇場「逆転弁護」(テレビ朝日系) - 神田川大二郎 役
[編集] ナレーション
- 世界わが心の旅
- 村上龍(失われた10年)を問う
- 天空散華 「~生け花作家中川幸夫の挑戦」
- てれび絵本
- 課外授業・ようこそ先輩 「~鷹から学ぶ生きる術~」
- 新日曜美術館 「生きてる総てが花である・生花作家・中川幸夫」
- 小津安二郎生誕百年・小津百科
- ドキュメント・スポーツ大陸 「執念をゴールに叩(たた)きこめ~ガンバ大阪・播戸竜二~」
- 背番号10の伝説
- 神々の詩
- ふるさとの海 「~水崎秀子にとっての日本~」
[編集] バラエティー番組
- 1999年
- 関口宏の東京フレンドパークII (TBS系) 1999年5月31日放送 : 共演のお友達は菅野美穂。
- 2005年
- 2006年
- ザ!情報ツウ(「と~く!ツウ」) (NTV系) 2006年2月15日放送
- スタジオパークからこんにちは (NHK) 2006年5月19日放送
- 笑っていいとも!(「テレフォンショッキング」) (フジテレビ(CX)系) 2006年8月30放送 : 神遊情人 ~邦題:幻遊伝での共演者・田中麗奈からの紹介。
- とんねるずのみなさんのおかげでした(「新・食わず嫌い王決定戦」) (フジテレビ(CX)系) 2006年11月2日放送 : 対戦相手は、田中麗奈。