岩崎哲也

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岩崎哲也（いわさきてつや、1982年 10月13日 - ）は、プロ野球・西武ライオンズの投手で、背番号は35番である。

[編集] 来歴

埼玉県立行田工高（現在埼玉県立進修館高に統合されて廃校）から国士舘大学を経て三菱重工横浜硬式野球クラブに入る。
1年目の2005年、第76回都市対抗野球神奈川2次予選で好投し、三菱ふそう川崎の補強選手として都市対抗本大会に出場した。5試合中4試合に登板してこの年の三菱ふそう川崎の優勝に大きく貢献、新人賞に当たる若獅子賞を受賞した。
翌2006年は東芝に補強されて都市対抗野球大会に出場。補強選手ながら開幕戦の先発を任された。
2006年の大学・社会人ドラフトで西武ライオンズから5巡目指名を受けて入団。背番号35は、東芝に補強された時に着けていた番号でもある。

2007年、ルーキーとして西武ではただ一人開幕1軍に登録された。この年パ・リーグの新人投手で開幕1軍登録されたのは日本ハムの山本一徳、ロッテの荻野忠寛と岩崎の3人だけである。そして開幕戦でいきなり西口文也の後をついで2番手で登板し、1回を無失点に抑えた。しかし翌日の第2戦、9回に登板して2/3イニング6失点とプロの洗礼を受けてしまった。

「自分に合ったフォームを探すうちに自然とこうなった」と語る投球フォームは非常に変則的で、190cmの長身からトルネード投法気味に体をひねってサイドスローで投げ込む。
東北楽天ゴールデンイーグルスの吉崎勝のように投げる直前に目線を一瞬外す「あっちむいてホイ投法」が大きな特徴で、右打者に与える恐怖感は計り知れないといえる。
変則投法の割にはコントロールは悪くないが、巨体にもかかわらず球速が140km以下と遅い。ストレートとスライダー、そしてシンカーが持ち球である。
趣味は漫画を読むことで、蔵書は1500冊を超えるという。