黒田哲史
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黒田 哲史(くろだ さとし、1975年1月11日 - )は、西武ライオンズ所属の選手。ポジションは内野手(遊撃手・三塁手・二塁手・一塁手)。
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[編集] 来歴・人物
1993年、ドラフト4位で西武ライオンズに入団。大型内野手として期待されていたが、田辺徳雄や松井稼頭央などの存在で出場機会に恵まれずに守備要員暮らしが続き、ほとんど打席に立つことがなかった。
2002年開幕直前、内薗直樹との交換トレードで巨人に移籍。強肩と堅実な守備は首脳陣からの評価も高く、2004年には守備固めや代走の切り札として出場機会が増え、9月に巨人のチーム年間本塁打240本目を放ちプロ野球記録を更新した。
2005年、オープン戦で得点圏打率10割をマーク、打率は5割を超えた。
2005年までは、代打での起用や試合終盤に正三塁手の小久保裕紀選手が(代走起用時などに)退いた後に守備固めとして三塁を守ることが多かったが、2006年は北海道日本ハムファイターズからトレードで入団した古城茂幸にそのポジションを奪われてしまい戦力外通告を受けた。
10月17日に古巣西武への無償トレードが発表された。そして10月19日に入団発表。背番号は55に決定した。
元阪神タイガースの安達智次郎は高校の同級生、ダチョウ倶楽部の上島竜兵は中学と高校の先輩である。
解雇されるのか球団に確認に行く時に、車に待たせている妻を少しでも落ちつかせようと事務所まで欽ちゃん走りで往復した。
2007年1月6日にTBSで放映された「プロ野球戦力外通告・クビを宣告された男達」というドキュメンタリー番組で巨人を解雇されてから西武に再雇用されるまでの道のりが妻・新山千春と長女との家庭での団欒の姿を交えて紹介された。尚、同番組では他に坪井智哉(日本ハム)、芝草宇宙(ソフトバンク)、田中一徳(横浜)にスポットが当てられていた。
[編集] 略歴
- 身長・体重 189cm、84kg
- 投打 右/右
- 出身地 兵庫県神戸市
- 血液型 O型
- 球歴・入団経緯 神戸村野工業高等学校(甲子園出場) - 西武ライオンズ(1993年-2002年途中) - 読売ジャイアンツ(2002年途中-2006年)- 西武ライオンズ(2007年-)
- プロ入り年度・ドラフト順位 1992年(4位)
[編集] 背番号
- 48 1993年~1996年
- 2 1997年~2002年途中
- 45 2002年途中~2006年
- 55 2007年~
[編集] 通算成績
- 171試合 打率.194(242打数47安打)6本塁打 17打点 6盗塁
[編集] 関連項目
0 大崎雄太朗 | 2 柴田博之 | 3 中島裕之 | 4 高木浩之 | 5 和田一浩 | 6 後藤武敏 | 7 片岡易之 | 8 平尾博嗣 | 9 赤田将吾 | 10 佐藤友亮 | 11 岸孝之 | 12 河原純一 | 13 西口文也 | 14 小野寺力 | 15 大沼幸二 | 16 涌井秀章 | 17 山崎敏 | 19 長田秀一郎 | 20 山本淳 | 21 石井貴 | 22 野田浩輔 | 23 許銘傑 | 24 松永浩典 | 25 正津英志 | 26 星野智樹 | 27 細川亨 | 28 岡本篤志 | 29 三井浩二 | 30 ジェーソン・ジョンソン | 31 吉見太一 | 32 石井義人 | 33 江藤智 | 34 クリストファー・ギッセル | 35 岩崎哲也 | 36 山岸穣 | 37 銀仁朗 | 38 西川純司 | 39 貝塚政秀 | 40 ジェフリー・リーファー | 41 木村文和 | 42 アレックス・カブレラ | 43 原拓也 | 44 高山久 | 45 水田圭介 | 46 G.G.佐藤 | 47 帆足和幸 | 48 松川誉弘 | 49 上本達之 | 50 田沢由哉 | 51 大島裕行 | 52 栗山巧 | 53 福地寿樹 | 54 アレックス・グラマン | 55 黒田哲史 | 56 黒瀬春樹 | 57 田中靖洋 | 58 松坂健太 | 59 山本歩 | 60 中村剛也 | 61 星秀和 | 62 朱大衛 | 63 藤原虹気 | 64 石橋尚登 | 65 内田和也 | 66 宮越徹 | 68 田原晃司 | 69 東和政
83 監督 伊東勤 | 71 土井正博 | 75 荒木大輔 | 80 森山良二 | 78 立花義家 | 81 植田幸弘 | 72 清水雅治 | 79 笘篠誠治 | 87 原井和也 | 74 二軍監督 渡辺久信 | 76 田辺徳雄 | 77 石井丈裕 | 86 潮崎哲也 | 89 森博幸 | 88 相馬勝也 | 70 河田雄祐 | 98 大迫幸一 | 99 坂元忍 |