麻生区

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麻生区のデータ 国 日本 地方 関東地方 都道府県 神奈川県  市 川崎市  団体コード 14137-2  面積 23.11km² 総人口 156,901人 （2006年7月1日） 隣接自治体・行政区 川崎市多摩区、宮前区 横浜市青葉区 東京都:町田市、多摩市 稲城市  麻生区役所 所在地 〒215-8570  神奈川県  川崎市麻生区万福寺一丁目5番1号 電話番号 044-965-5100  外部リンク 麻生区役所  位置 特記事項 : 世帯数：62,364世帯（2005年12月1日）

■Template （■ノート ■解説） ■日本の市町村pj

麻生区（あさおく）は川崎市を構成する7区のうちのひとつである。川崎市の西北端に位置する。新百合ヶ丘駅周辺は川崎市の北部副都心として発展している。

目次 1 概要 2 地理 3 沿革 4 経済 5 産業 6 教育 6.1 大学・短期大学 6.2 専門学校 6.3 高校 6.4 中学校 6.5 小学校 7 隣接している自治体 8 交通 8.1 鉄道 8.2 道路 9 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事 9.1 観光 9.2 レジャー 9.3 祭り 10 外部リンク

[編集] 概要

柿生地区は、柿の生産地であることからその名前がつけられ、禅寺丸柿が名産品となっている。 区中央部には百合丘第一・第二団地（百合丘第一団地については立替時にサンラフレ百合ヶ丘に改名、第二団地は建て替え中で百合ヶ丘みずき街に改名）があり、この団地は戦後の高度経済成長期に日本住宅公団（現在の都市再生機構）によって建設された典型的な公団住宅である。 そのほかにも区内は団地が多く、小田急小田原線・多摩線を軸にした東京のベッドタウンとして発展が続いている。

[編集] 地理

川崎市の西北端に位置し、多摩丘陵の一部を占める。全体的に標高は高めであり、川崎市で最も標高が高い地点も麻生区内にある。区の中央から西に流れる麻生川沿いは標高が低くなっている。

そのため、麻生区はその周囲を流れる一級河川鶴見川水系および多摩川水系の分水嶺になっており、鶴見川水系麻生川、片平川、真福寺川、早野川、黒須田川、および多摩川水系五反田川、三沢川など多くの川の水源地になっている。

西部に飛地となっている岡上地区があるが、これは明治時代の歴史的背景によるものであり、 在住の中学生は飛地から本地へ通学している。

[編集] 沿革

8世紀にはすでに朝廷に麻布を納めていたという記録が残っている。そして、鎌倉時代には「麻生郷」という記載がありこの時代から「麻生」の名があったことが分かる。

江戸時代末期には「細山村」「黒川村」で炭焼きが行われていたことを示す記述がある。この炭は「黒川炭」と呼ばれていた。

• 1889年　橘樹郡に生田村、都筑郡に柿生村・岡上村が成立。
• 1938年　橘樹郡生田村を川崎市へ編入。
• 1939年　都筑郡柿生村、岡上村を川崎市へ編入。
• 1972年4月：川崎市の政令指定都市移行に伴い、多摩区発足。
• 1978年　黒川より2万4千年前の石器が発掘される。
• 1982年7月：多摩区のうち旧柿生村・旧岡上村の全域、および旧生田村の一部が分区し麻生区が設置される。

[編集] 経済

[編集] 産業

新百合ヶ丘駅を中心に商業が栄えているが、一部地域には農家も多く残っており、特に黒川、岡上、早野地区は市街化調整区域および農業振興地域に指定されている。また栗木・黒川地区にはかわさきマイコンシティが造成され、コンピュータ・ソフトウェア関連企業の研究所が多く立地する。

[編集] 教育

[編集] 大学・短期大学

• 田園調布学園大学
  • 昭和音楽大学が2007年度に厚木市より移転し開校予定
  • 和光大学と玉川大学（東京都町田市）の一部敷地が区内

[編集] 専門学校

• 日本映画学校
• 昭和音楽芸術学院

[編集] 高校

• 神奈川県立麻生高等学校
• 神奈川県立麻生総合高等学校
• 桐光学園高等学校

[編集] 中学校

• 川崎市立西生田中学校
• 川崎市立長沢中学校
• 川崎市立王禅寺中学校
• 川崎市立白山中学校
• 川崎市立柿生中学校
• 川崎市立白鳥中学校
• 川崎市立金程中学校
• 川崎市立麻生中学校
• 桐光学園中学校

[編集] 小学校

• 川崎市立西生田小学校
• 川崎市立千代が丘小学校
• 川崎市立百合丘小学校
• 川崎市立南百合丘小学校
• 川崎市立柿生小学校
• 川崎市立東柿生小学校
• 川崎市立長沢小学校
• 川崎市立王禅寺小学校
• 川崎市立白山小学校
• 川崎市立真福寺小学校
• 川崎市立虹ヶ丘小学校
• 川崎市立栗木台小学校
• 川崎市立片平小学校
• 川崎市立岡上小学校
• 川崎市立金程小学校
• 川崎市立麻生小学校
• 桐光学園小学校

[編集] 隣接している自治体

川崎市多摩区、宮前区、横浜市青葉区、東京都稲城市、多摩市、町田市

[編集] 交通

[編集] 鉄道

• 小田急電鉄
  • 小田原線： - 百合ヶ丘駅 - 新百合ヶ丘駅 - 柿生駅 -
  • 多摩線：新百合ヶ丘駅 - 五月台駅 - 栗平駅 - 黒川駅 - はるひ野駅 -
• 京王電鉄
  • 相模原線： - 若葉台駅 -
• 計画中の路線（駅名・経路は予定）
  • 川崎縦貫高速鉄道：新百合ヶ丘駅 -（ 長沢駅 - 医大前駅 - 蔵敷駅 - 犬蔵駅 - 宮前平駅 - 野川駅 - 久末駅 - 子母口駅 - 等々力緑地駅 - 武蔵小杉駅）
    • 1960年代より政府の答申で必要性が謳われており、市民や市議会の強い要望を受け、2000年の運輸政策審議会答申で目標年次（2015年度）までに開業することが適当である路線（Ａ１）として位置づけられた。しかし、着工が検討された時期の日本経済が、特に厳しい時期に重なったため、阿部孝夫川崎市長は、「原則推進」を公約としていたが、2003年に着工時期の5年間延期を決定した。現在は、横須賀線の新駅建設が決まり、交通結節点としての重要度が増した武蔵小杉駅、川崎市の大型公共施設が集中する等々力緑地駅を経由する上記のルートで、開業に向けた調整が行われている。
• 構想中の路線
  • 横浜市営地下鉄3号線：新百合ヶ丘駅 - （横浜市青葉区すすき野地区 - あざみ野駅）
    • 2000年の運輸政策審議会答申では、横浜市営地下鉄の延伸線として、新百合ヶ丘駅－すすき野間を2015年度までに整備に着手すべき路線と位置づけられた（すすき野地区－あざみ野駅間は2015年度までに整備すべき路線として答申）。ただ、横浜市による交通事業の再建問題なども絡み、具体的な整備計画はまだ進んでいない。

[編集] 道路

• 主要地方道
  • 神奈川県道3号世田谷町田線（津久井道）
  • 神奈川県道12号横浜上麻生線（麻生通り）
  • 神奈川県道19号町田調布線（鶴川街道）
• 一般県道
  • 神奈川県道124号稲城読売ランド前停車場線
  • 神奈川県道137号上麻生連光寺線（尻手黒川道路）

[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

• 弘法の松（百合ヶ丘）
  • 弘法大師がこの地に立ち寄り、寺を建設しようとしたが谷の数が足りずに断念し、代わりに松の木を植えて立ち去ったという伝説が残されている。初代弘法の松は1956年12月に焼失し、今に至っている。
• 王禅寺－北原白秋が訪れた事がある。境内には、禅寺丸柿の原木が残っている。

[編集] 観光

[編集] レジャー

• ヨネッティー王禅寺

川崎市の運営する施設で、ごみ焼却場の廃熱を利用した温水プールを中心に、トレーニングルーム、会議室等を備える。温水プールは全天候型。

[編集] 祭り

• KAWASAKIしんゆり映画祭 - 市民ボランティアを中心とした運営による映画祭。2004年10月に第10回が開催される。
• 麻生木賊不動尊だるま市－関東の納めのだるま市。毎年1月28日に行われる。

[編集] 外部リンク

• 川崎市
  • 麻生区
  • ふるさと麻生八景
  • かわさきに残る農の風景
  • マイコンシティ