鳥谷敬
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[[Image:||鳥谷敬]] |
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愛称 | |
国籍 | ![]() |
出身地 | 東京都東村山市 |
出身校 | 早稲田大学 |
誕生日 | 1981年6月26日 |
身長 | 179 cm |
体重 | 82 kg |
血液型 | B |
守備位置 | 内野手 |
打席 | 左 |
投球 | 右 |
背番号 | 1 |
年俸 | 7000万円 |
デビュー年 | 2003年 |
キャリア | 2003年 |
所属球団 | 阪神タイガース |
前所属球団 | |
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鳥谷 敬(とりたに たかし、1981年6月26日 - )は、日本のプロ野球選手。
阪神タイガース所属。ポジションは内野手(遊撃手)。背番号1。
目次 |
[編集] 略歴
- 身長 179cm
- 体重 82 kg
- 投打 右投左打
- 出身 東京都東村山市
- 球歴・入団経緯 東村山ジュニアメッツ-小作台少年野球クラブ-瑞穂シニア-聖望学園高-早稲田大学-阪神(2004年~)
- プロ入り年度・2003年自由獲得枠
- 推定年俸:7000万円 (2007年)
[編集] 概要
[編集] プロ入りまで
3兄弟の長男として生まれる。 白梅女子短期大学付属幼稚園に入園、八坂小学校に入学、小作台小学校に転校、羽村第一中学校を卒業した。小学校の時は柔道もやっていた。東村山ジュニアメッツ、小作台少年野球クラブを経て、瑞穂シニアに。また、聖望学園高等学校時代は3年夏に甲子園出場を果たすも初戦敗退。早稲田大学に進学し、後藤武敏(法政大学、現西武)と並ぶ東京六大学史上最速タイとなる2年春での三冠王に輝き、ラストシーズンの4年秋には2度目の首位打者を獲得。4年春の19四死球は2004年秋のシーズンに立教大学の多幡雄一に更新されるまでの六大学記録。走攻守揃った大型遊撃手として同期の青木宣親、比嘉寿光、由田慎太郎らとともに中心選手として活躍、チームを4連覇に導いた。2003年ドラフト自由獲得枠で阪神タイガースに入団。早稲田大学卒業時の卒業論文は『打撃時の動作解析』
[編集] 阪神入団後
2004年はキャンプ・オープン戦から注目され、開幕戦のスターティングメンバーにルーキーながら名を連ねるも、プロの壁は厚く、マスコミの過熱報道にも困惑し1年目は散々な成績に終わった。2005年は開幕からレギュラーを獲得。交流戦からは2番に定着して全試合出場を果たし、優勝に貢献。劇的なサヨナラホームランを2本放つなど、スターの片鱗を見せつけた。ちなみに、元々は左利きで右利きに矯正されたため、往年の掛布雅之のように左方向への打球はよく伸びる。
2年目までの成績は周囲の期待に応えたとは言い難いが、2005年のレギュラー陣の中では最も若い。ただし、その入団・レギュラー獲得の経緯や遊撃手としてはシャープとは言えないプレイスタイルのため、阪神ファンや解説者の間でも、評価・好みの分かれる選手である。 守備に関しては高校時代は遊撃手兼投手として第81回全国高等学校野球選手権大会に出場、一回戦の日田林工戦ではリリーフとして登板し、最速143km/hを計測している。大学では一年春から二塁手として出場、一年秋からは本来の遊撃に戻った。プロ入り一年目では三塁手として試合に出場したこともあったが2005年からは完全な遊撃手のレギュラーに定着した。強肩を生かした堅実な守備も持ち味のひとつである。ただし遊撃手としては致命的なエラーも目立つ。遊撃手としてのエラーが両リーグでトップだった時もある。2006年は、前年度よりも上の打撃成績を残しチームに貢献した。遊撃手としての守備は課題が残るが打撃は確実に結果を残してる。
2006年4月26日の横浜戦ではあと単打さえ出ればサイクルヒット達成というところまでこぎつけたが残り2打席はいずれも内野ゴロに倒れた。6月1日の試合で愛敬尚史投手から逆転2ラン、6月2日の試合では斉藤和巳投手からソロ本塁打と適時二塁打。6月3日の公式戦では藤岡好明投手からサヨナラ安打を放ち、3日連続のお立ち台という快挙を達成した。
[編集] 人物
- 宝物として「メジャーリーグ・スーパープレー集」のビデオがある。早稲田大学野球部で同期のメンバーから借りっぱなしだったが、入団記念にプレゼントされた。
- 2004年4月2日の巨人との開幕戦(東京ドーム)の八回、レフト前にプロ初安打を放った。
- また、鳥谷自身も2005年9月19日甲子園での中日ドラゴンズ戦において、相手投手の佐藤充のプロ初ヒットボールを三塁ベンチ(中日ベンチ)へ投げた。
- 昔好きだったアニメはドラゴンボール。本人曰く「一番好きだったのはドラゴンボールですね。主人公が強くてカッコよかったです」。
- 早稲田大学野球部時代、後輩からは「筋肉ファンタジー」と呼ばれていた。(早稲田の後輩曰く「鳥谷先輩は意外とお茶目な人です」とのこと)
- 早稲田大学時代、スポーツ科学科のサッカーの授業でリフティングがあり100回以上続けると「優」の成績がもらえる。鳥谷は200回以上延々と続けた。
- 視力は両眼で0.7と悪いため試合中はコンタクトレンズを使用していたが、母校聖望学園の岡本監督の勧めで、2006年1月から、東京都港区麻布十番にある近視治療専門クリニックで近視改善治療を受けている。
- 阪神では久々の生え抜きのスター候補とあって、紙面に登場する頻度は高いが、担当記者の悩みは「口数が少なく大きいことも言わないので、原稿にしにくい」ことだ。
- 安田大サーカスの安田団長に似ている、とよく言われているが、鳥谷は少々困惑しているという。ちなみに、同僚の安藤優也投手は2004年のアテネオリンピックで浜口京子本人と出くわしており、安藤談によれば「かなり似ている」とのこと。
- 積極的に盗塁をする選手では無いが、足は速い。単打と思われた当たりが好走塁で二塁打になる事も少なくない。
- 鳥谷は自分自身を「眼鏡をかければヨン様。眼鏡を外せば大沢たかお」と言っていたとのこと(赤星談)
- 2005年12月20日、高校時代の1年先輩で野球部マネージャーだった女性と結婚していたことが明らかになった。2006年9月には、第1子となる長男が誕生した。
- 甲子園球場の打席に入る際のテーマソングは、2004年Vo Vo Tauのシングル「裸 ~Nude~」、2005年活動休止中であるKICK THE CAN CREWのKREVAのソロシングル「音色」、2006年はHOME MADE 家族のシングル「サンキュー!!」である。2007年は自分の名前に因んだものと思われる、FIRE BALLのシングル「バードマン」である。
[編集] 年度別成績(一軍)
[編集] 年度別打撃成績
年度 | チーム | 背番号 | 試合 | 打数 | 得点 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 三振 | 四球 | 死球 | 犠打 | 犠飛 | 盗塁 | 出塁率 | 打率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2004年 | 阪神 | 1 | 101 | 235 | 28 | 59 | 13 | 0 | 3 | 17 | 66 | 21 | 3 | 2 | 0 | 2 | .320 | .251 |
2005年 | 阪神 | 1 | 146 | 572 | 82 | 159 | 27 | 1 | 9 | 52 | 115 | 53 | 6 | 10 | 4 | 5 | .343 | .278 |
2006年 | 阪神 | 1 | 146 | 543 | 65 | 157 | 28 | 2 | 15 | 58 | 111 | 60 | 2 | 4 | 0 | 5 | .362 | .289 |
通算 | 393 | 1350 | 175 | 375 | 68 | 3 | 27 | 127 | 292 | 134 | 11 | 16 | 4 | 12 | .347 | .278 |
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 阪神タイガース公式サイト - 球団公式によるプロフィール
00 秀太 | 0 中村豊 | 1 鳥谷敬 | 2 野口寿浩 | 3 関本健太郎 | 4 アンディ・シーツ | 5 濱中治 | 6 金本知憲 | 7 今岡誠 | 8 浅井良 | 9 藤本敦士 | 12 三東洋 | 13 中村泰広 | 14 能見篤史 | 15 太陽 | 16 安藤優也 | 17 金村大裕 | 18 杉山直久 | 19 筒井和也 | 20 正田樹 | 21 岩田稔 | 22 藤川球児 | 24 桧山進次郎 | 25 渡辺亮 | 26 江草仁貴 | 27 岡崎太一 | 28 福原忍 | 29 小嶋達也 | 30 久保田智之 | 31 林威助 | 32 前田忠節 | 33 葛城育郎 | 34 橋本健太郎 | 35 坂克彦 | 36 ライアン・ボーグルソン | 37 野原将志 | 38 橋本良平 | 39 矢野輝弘 | 40 桟原将司 | 41 上園啓史 | 42 下柳剛 | 43 上坂太一郎 | 44 藤原通 | 45 清水誉 | 46 鶴直人 | 47 吉野誠 | 48 相木崇 | 49 若竹竜士 | 50 高橋光信 | 51 桜井広大 | 52 赤松真人 | 53 赤星憲広 | 54 ジェフ・ウィリアムス | 55 喜田剛 | 56 田村領平 | 57 大橋雅法 | 58 高橋勇丞 | 59 ダーウィン・クビアン | 60 小宮山慎二 | 61 辻本賢人 | 62 玉置隆 | 63 大城祐二 | 64 庄田隆弘 | 65 水落暢明 | 66 大和 | 67 伊代野貴照 | 68 横山龍之介 | 92 エステバン・ジャン | 99 狩野恵輔
80 監督 岡田彰布 | 91 島野育夫 | 84 久保康生 | 76 吉竹春樹 | 71 中西清起 | 87 正田耕三 | 85 広澤克実 | 86 和田豊 | 83 嶋田宗彦 | 81 吉田康夫 | 90 続木敏之 | 78 二軍監督 平田勝男 | 88 立石充男 | 70 星野伸之 | 82 葛西稔 | 73 町田公二郎 | 89 山脇光治 | 72 平塚克洋 | 97 加藤安雄 | 74 伊藤敦規 | 75 遠山奬志 | 79 筒井壮 |
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