高橋光信

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高橋光信（たかはしみつのぶ、1975年 7月7日 - ）は、平成期の阪神タイガースに所属するプロ野球選手である。ポジションは内野手。背番号は50。愛称は「ミツ」。

[編集] 来歴・人物

高校時代の同級生に後のWBC世界スーパーバンタム級10位大和心と総合格闘家宇野薫。国際武道大時代に千葉大学リーグ新となる16本塁打を記録。日米大学野球では高橋由伸（読売ジャイアンツ）の後を打つ4番として出場。中日ドラゴンズ入団後は、二軍では活躍するも、守備の不安や故障などがあり一軍で伸び悩む時期が続いた。

2004年、落合博満監督が掲げた「右の和製4番打者」候補の一人に挙げられ、レギュラー獲得にはいたらなかったもののシーズン後半に代打の切り札として抜擢された。当初は何の実績も無い選手だったにも関わらず、チャンスで代打として起用した理由を落合監督は「彼は選球眼が非常に優れている」と評した。9月7日の巨人戦では勝ち越しとなる押し出し四球を、（その際の巨人の投手は右投げの中村隼人だったが、落合監督は敢えて四球狙いで代打に出した）9月14日の阪神戦で完封直前の井川慶から起死回生の同点3ランを放ち、9月26日の横浜ベイスターズ戦ではダメ押しの3ランなど印象的な働きを見せた（尚、これら全ても代打出場である）。また、この年から背番号を「0」に変更した（前年までの背番号「66」を落合監督が付けた為）。

2005年 4月2日の横浜戦、代打で逆転となる自身初のサヨナラ本塁打を佐々木主浩投手から放ち、三塁ベースコーチャーの高代延博コーチと仲良く手をつないでスキップしながらホームインした。同年5月6日、タイロン・ウッズの暴力事件による出場停止に伴いスカイマークスタジアムでのオリックス・バファローズ戦「4番DH」で先発出場。交流戦初戦で記念すべき球団史上初の公式戦先発指名打者を務めた。

2006年は今までの四球狙いの打撃から積極的な打撃にチェンジし、四球を選ぶ回数が減少。シーズン途中までは好調なバッティングを維持していたものの、追い込みの8月に極度の不振により登録を抹消され、それ以降1軍に上がれず、リーグ優勝や北海道日本ハムファイターズとの日本シリーズの場にはいなかった。その後新井良太の台頭もあり、10月28日に球団から戦力外通告を受け、翌11月に12球団合同トライアウトを受験した。その結果、阪神の秋季キャンプへの参加が認められ、その場で入団テストを受け合格、阪神入りが決定した。また、岡田彰布監督や正田耕三打撃コーチから既に来季の交流戦での先発指名打者（DH）候補に指名されている。