スーパーマリオくん
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『スーパーマリオくん』は、テレビゲームのマリオシリーズを元にした、沢田ユキオ作のギャグ漫画である。同名の嵩瀬ひろし作の漫画もある。なお、この作品の前身にあたる『スーパーマリオブラザーズ2』についてもこの項で扱う。
現在コロコロコミックで連載されているのは「マリオ&ルイージRPG2×2編」である。
目次
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[編集] 概要
1990年からコロコロコミックと別冊コロコロコミック、一部の学年誌で連載中。単行本は2007年2月現在で35巻で不定期(約半年のペース)で発売。原作版ドラえもんに次いでコロコロの中で歴史深い作品でもある。主人公となるマリオたちがギャグをかましながら冒険していく。一部には外伝的な要素(下記「その他」参照)も見られるが、殆どは最新のスーパーマリオシリーズのゲーム内容を踏襲している。ゲームの内容を踏襲してはいるものの、原作と実際の漫画上の解釈が異なるシーンもたびたび出てくる。(例えばスーパーマリオサンシャイン編なのにマリオ3の地蔵マリオに変身するなど)。94年頃の話では、ストリートファイターIIが流行した背景もあってかパロディが多数存在する。
コロコロコミックが月刊で発売されている以上、最新作に応じにくい事もあり、掲載しているマリオシリーズの道中で別のマリオ作品の内容を挿入したり別冊コロコロコミックや増刊号などに番外編として対処している場面もある。また、ギャグとしてだが展開しているゲームとは別のゲームのキャラクターが出てくるなど苦肉の策も施されている。 コロコロコミック連載○○周年やコミック○巻発売等と言った作者及びコロコロ全般に対しての記念に到達すると沢田氏本人が出てきたりする。
マリオ等のキャラクターの行動がギャグになってしまった時、「あほ」などを書いた貼り紙が貼られる。狙ってギャグにした場合は貼られずに相手がずっこける。最近は、ウ○チが登場するコマの脇に花が書かれるようになった(作者曰く、下ネタを中和するため)。 2006年のところ、星のカービィ デデデでプププなものがたりが終了したこともあって、唯一の10年以上の連載作品となり、ドラえもんなどの再掲載作品を除けばコロコロコミックで最も長く連載されている漫画である。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] 主な登場キャラクター
- マリオ
- 誰もが認める正義の味方の主人公であり、馬鹿アホ大ボケの三冠王。オヤジギャグから下ネタやショートコントまで何でもこなす。いろいろな栄冠を手にしている(レース大会優勝、宇宙一のスーパースター、など)。ときどきいろいろなキャラのコスプレをするときがあったり帽子の下にハゲのかつらをかぶっているときがある。また世間の人たちは「あほでまぬけでドジでぶさいくで大ボケで有名なマリオ」として知られている。報酬という言葉を聞くと奇妙な戻り方をする。自分は美女が大好きだが、たまに美女とは程遠いキャラに溺愛される事がある。また一応携帯電話を持っているものの大声でしゃべらないと通話が出来ないメガホン電話を持っている。(ドンキーもその同タイプを持っている(マリオパーティ編より))敵の顔(または体)がピーチ姫に変身するとマリオは殴れないという弱点を持っていたが、「マリオストーリー篇」では克服しているものの、「ペーパーマリオRPG篇」(34巻)でまた殴れなくなっている。(殴ってもピーチ姫に殴られる)かぶっている帽子がなくなったり、ルイージの帽子をかぶるとパワーダウンする。「スーパーマリオ64編」ごろから手袋の形が少し変わった。
- ヨッシー
- マリオの仲間のスーパードラゴン。敬語を操りマリオのボケに幾度となく巻き込まれる、初期は大食いをネタにしたギャグを展開。キャラとしても分かりやすく作者にも個人的な思い入れがあり、段々と存在感を増していった。そのため徐々に出番が増え、ルイージを追いやり2番手に成長。現在でも下ネタにおいては他の追随を許さない。原作同様に敵を食べることによってタマゴを産める。食べ方が原作よりも少し荒っぽい。また、タマゴの中身が消化してない敵キャラだったりと食べたものをそのまま出すという器用なこともしている。
- 本作品のヨッシーは第1巻第1面以降、鞍をつけていなかったがマリオパーティ編から鞍をつけるようになった。またこの頃から、マリオに非協力的な行動(ピンチの時に助けないなど)を取る事もある。
- なお、よく勘違いされるがこのヨッシーと「ヨッシーストーリー編に登場するみどりヨッシーは同一人物(恐竜?)ではない。そのヨッシーについては下の「T・C・Y(チーム・チビヨッシーズ)」の項目を参照。
- ルイージ
- マリオの双子の弟で永遠のワキ役。マリオ同様、コインが大好き。
- 初期はマリオに次ぐ2番手の位置を確保していたが、ヨッシーに奪われ出番が減っていった。(現在はコマのすみに小さく載ってる事があるが、正式に登場するまで1年以上かかった事もある)。そのため、段々と「やられ役キャラ」が確立していき、話の序盤で意味も無くやられることが多くなった。ちなみに、小学館の漫画目録のマリオくんの項目では主役キャラクターマリオの写真がルイージで写っている(初期は帽子のL以外は顔が完全に同じだったため?)ほどでなんとも悲壮感が増す。また1巻の第1面(第1話)のルイージの服の色が現在のルイージの服の色と違う。
- マリオを倒して主役になろうとしていることもある(コミック3巻目では外伝の形で「スーパールイージくん」が出てきたがこれもやられ仕舞いで終わっている。その後ゲームキューブで登場したルイージマンションでは一時的ではあるが主役になる)。スーパーマリオ64編から顔が長くなり、ルイージマンション編からヒゲの形が変わった。また連載当初から長い間マリオを呼び捨てで呼んでいたが、この頃から(正確にいうとペーパーマリオRPG編後半コミックス35巻)なぜか性格が変化して「兄さん」と呼び性格もマリオと区別され始め、おとなしい感じになっている。またときどきゲストキャラクターとして出演するときがある。
- ピーチ
- キノコ王国のお姫様。さらわれる事があまりにも多いためゲームキャラ史上さらわれ回数最多の記録を持っている。たまにマリオ達にツッコむ。マリオが助ける気がないと岩を投げつけたりハリセンでたたくなど乱暴でワガママな一面もあるため自力で逃げられるのでは?と思われるような時もある。
- キノピオ
- キノコ王国の兵士的存在であるが衛兵としては全く頼りにならない。キノコ頭がおかっぱ頭風になっている。また、パンツの中にスターやキノコを入れてることがある。「マリオUSA」や「ワリオの森編」ではマリオたちとともに冒険にでることもある。また初期は自分のことを「おいら」とよびマリオを「マリオ」とよんでいたが、このころから自分を「僕」とよび、マリオを「マリオさん」と呼び始めた。
- クッパ
- マリオたちの最大の敵でもあるが、たまに助けたりするので悪友とも言える。愛称は「クッちゃん」。本気で戦うと結構強かったりするのだが、要塞化したマムーに一コマでボコボコにされたり、ピーチの提案で手下にもボコボコされたこともある。マリオとは幼少時代から争っていたらしい。こうらの中にいろいろな物が入っている。(マリオと喧嘩している写真やピーチ姫の写真など)マリオ達を月まで投げられるほどのすごい力がある。(しかし実際は火星に墜落。そこにも月行き大砲があったので、それで月に行ったと思われる。)いつかはマリオを倒して「大魔王クッパくん(現スーパークッパくん)」として主役になろうと思っている。
- クッパの手下
-
- ミニクッパ
- クッパの分身。サイコロ勝負の名人らしい。合体することによっていろんな物になることができる。
- クッパJr
- クッパの子供。ピーチ姫を母親だと思い込み連れ去ろうとする。ニセマリオの正体。
- ノコノコ
- クッパ軍団の一般兵。第1巻以降では跳ね毛のような部分があったが、「マリオストーリー篇」以降からヨッシーと同じ輪郭になった。
- パタパタ
- 上記のノコノコ同様、クッパ軍団の一般兵。
- クリボー
- 元キノコ王国兵。クッパの一般兵として登場することが多い。
- ヘイホー
- 元々はマムーの手下だったが、クッパの手下として登場することが多い。
- ジュゲム
- パイポを落としてトゲゾーにしたり、実況、カメラマンなどの役割が多い。
- カメック
- クッパ軍団一の魔法使い。第1巻では登場の際にスプーン曲げをしていた。このときは一人称は「オレ」だったが、「ヨッシーアイランド篇」から一人称が「わたし」に変わった。敵を召喚したり、炎を出したり、敵を巨大化させるなどの魔法を使った。一度マリオに「あほう使い」と呼ばれたことがある。
- ボムへい
- 歩く爆弾。「マリオパーティ篇」以降から赤ボム(スーパーマリオ64編参照)と同じように手がついた。一度ヨッシーに「クソボム」と呼ばれたことがある(22巻)。「マリオパーティ2篇」では宇宙人として登場し、クッパにさらわれた仲間を助けるためにマリオ達と協力した。
- ハンマーブロス
- クッパ軍団のハンマー使い。最初のころはクッパと同じ輪郭だったが、「マリオストーリー篇」からヨッシーと同じ輪郭になった(この場合マヌケな顔になっている(作者曰く「顔がマヌケそうに見えるから」とのこと))。
- ワリオ
- マリオのライバル。いつもマリオソックリの服装をしている。ワリオランドに住んでいる。顔がでかい。仲間になったり裏切ったり。クッパとは悪役同士手を組む場面も。よくオナラやウOチを人前でするなど下品な場面も多い。トゲがあるものに弱く、ささるとチビワリオになってしまう。葫(ニンニク)の匂いを嗅ぐと力が倍増する。鼻を押すとチビワリオまたはテンキーワリオになる事もあった。現在マリオがいない所で主役になっている(「オレだよ!ワリオだよ!!」、「スーパーワリオくん」)。
- ドンキーコング
- ジャングルに住むゴリラ。喜ぶとハンドスラップをするがそのハンドスラップは家を壊すほどの力である、。エリザベス(マリオパーティ篇)やキャンディーコング(ドンキーコング篇)という彼女がいるまた彼の家には同じ柄のネクタイをいっぱい持っている。「ゴリラ」「サル」と言われると怒る。ちなみに今のドンキーは二代目で(スーパーファミコン版マリオカートの頃は初代ドンキーコングが出演)作品によって言葉をしゃべらないこともある。
- キャサリン
- ピンク色の恐竜。6巻で初登場し、ヨッシーに惚れてしまう。ヨッシーも当初は嫌がっていたが、8巻で再登場した時はまんざらでもなくなっていた。公式設定ではオカマのはずだが、この漫画では本当にメスの可能性もある。その後もちょくちょく登場する。ヨッシーに自分のことを「キャシー」と呼ばせ、元々敵であったマリオたちには「キャサリンさま」と呼ばせることがある。
- デイジー
- サラサ・ランドのお姫様。30巻まで数えて、登場回数はたったの3コマ。しかも初出はマリオたちに『マリン・ボップ号』を届けた差出人という出番だけ。また、2巻の4コマまんがでマリオがデイジーを助けるとピーチ姫に「このうわきもの!」とどなられた。
- ワルイージ
- ワルイージは24巻、25巻、28巻に3回だけ登場。ルイージよりも脇役とも考えられる。ワリオとの関係は不明。テニスで腕が長すぎて器用なミスをするというマヌケな一面もある。
[編集] これまでのシリーズ
月刊コロコロコミックのシリーズを中心に掲載。
[編集] スーパーマリオワールド篇
連載開始時の最初のシリーズ。マリオとルイージが恐竜ランドに来た所から始まる。月刊コロコロコミックの連載ではクッパ城途中でスーパーマリオUSA篇に突入したためクッパとの最終決戦は行われなかった(小学三年生、小学四年生では完結しているが続編としてスペシャルゾーン篇も記載)。
- ドラボン
- 翼の生えた恐竜。ヨッシーとは幼馴染。クッパに嫌気が差してクッパ軍団から抜け出した。愛称は「ドラちゃん」(マリオは別のドラちゃんと勘違いした)。カメックに操られマリオを倒そうとした。
- ライタ/チビライタ
- 恐竜の中で大人しい種族。ライタが父親で、チビライタがその息子。父親をコクッパのウェンディに連れ去られてしまったため、マリオ達に救出を頼んだ。チビライタは話すたびに炎を吹く。
- インディ
- クッパの一味だが、弱虫なためゴミとして捨てられた。マリオ達を見て驚いて泣いてしまうほどの怖がり。炎が嫌い。ウンババにやられそうになっているマリオ達を助けるために自らを犠牲にしてウンババを倒したが、なんとか無事だった模様。
- トーピードの手
- ソーダ湖でトーピードを使ってマリオ達の妨害をし、クッパ城の城門の門番をした手。ヨッシーに「手っちゃん」と気安く呼ばれたことがある。硬いボールに変身したヨッシーによって突き指してしまった。
- スマブラに登場するマスターハンドとクレイジーハンドに似ている点がある。
- カーメネーター(カロン)
- 未来から来たカロン。喰らいついた標的はスッポンの如く離れないことから「スッポンのカロン」という異名がつけられている。
- 体中は「特殊骨金(スペシャルメタリックボーン)」になっていて姿を変えられる。カロン同様砕かれてもそのうち元に戻る。最後はPのマークがついた甲羅(恐らくピーチ姫から送られた甲羅らしい)を着たコウラマリオによって砕かれ再生不能となった。カーメネーターの名前の由来は言うまでもなくターミネーターから。
[編集] スーパーマリオUSA篇
月刊コロコロコミックでクッパ城の途中から連載。数話前からキャサリンなどが登場している。最後のマムーの戦いでは痺れを切らしてクッパが城ごと乗り込んで登場し、最終的にはスーパーマリオワールド篇とあわせて終了した。
- マムー
- 夢の国サブコンを乗っ取った張本人。なぜか関西弁で喋る。最終戦では倒された各ステージボスの力を得て復活し、一度は倒されるもアンドリューのような形態で再度復活。しかしヨッシー、チビヨッシーらに食べられてしまう。(その後も何度かオマケなどに登場。)
- ドドリゲス
- 「~でゲス」が口癖のカラスのような敵キャラ。実は飛べない。マムーといることが多く、ツッコミなどもしている。クリスタルキノコアドベンチャー編で再登場し、七面鳥になってしまったこともある。
- ガプチョ
- 砂漠ステージのボス。三つの頭を持つ大蛇で、必殺技は蛇動拳。三つの頭にそれぞれ別の意識があり、リーダー(頭)・ボケ(右手?)・ツッコミ(左手?)という役どころになっている。
- ドンチュルゲ
- サングラスをかけた、ねずみを模したキャラ。いたるところに出現し、マリオたちを苦しめる。武器は爆弾。
- ヒーボーボー
- 名前の通り、全身炎のキャラ。W-4のボスだが、Wー3でマリオたちと対峙。最後はキノピオたちの加勢で、鎮火される。
- チョッキー
- カニを模したキャラ。マムー城内でマリオたちと対峙。一時は追い詰められるも、正体を明かし優勢にたつが、強度があまりにも無いため、あっさり敗れた。その後、レッドロブスターに売られる。
[編集] 6つの金貨篇
上記の2シリーズの同時終了後の新シリーズ。マリオがクッパと戦っている間にマリオ城がワリオに乗っ取られマリオランドも魔力で奪われてしまう。マリオは奪われたマリオランドをとり戻すため冒険に出る。
- ニンジン
- マリオと触れることによってGB版の「マリオランド2」のみに登場する変身「バニーマリオ」に変身させることができる。ボケ役の多い「6つの金貨篇」では唯一のツッコミ役か? なお、ワリオとの最終決戦の際には魔法でブラックニンジンに変えられてしまう。「6つの金貨篇」以降登場しなかったのでもう出てくることはないのかと思われたが、「スーパーマリオ64篇」で7周年記念ということで1度限りの再登場を果たし、一部のファンを喜ばせた。
- ヨッキー
- タートルゾーンの話から登場。マリオに加勢するためにヨッシーが贈ってきたアイテム(実際はヨッシーの好物である敵キャラの食品)のひとつで、見た目のとおり、ヨッシーの形のクッキー。クッキーなので下半身はない。後に意思を持つようになり、オナラやおしっこまでする。ワリオとのラストバトルでの活躍は本家ヨッシー以上とも考えられる。
- ケイプ
- マクロゾーンの話で登場。マリオのアイテムを盗んだ罰で同行するが、金貨がどんな物かを知らなかった。盗んだものは原作の「六つの金貨」に登場するアイテムだけでなく、敵キャラクターのドッスンや星のカービィシリーズで登場するウィスピーウッズや回復系アイテム、さらにはスターフォックスシリーズの戦闘機であるアーウィンを盗んだりもしたがカービィに取り返されてしまう。
[編集] マリオとワリオ篇
ワリオによってピーチ姫にかぶせられたバケツを外す鍵を持っていると言うルイージを探す。ルイージは毎回マリオ達の近くで登場するがなぜかいつも気づかれない。ゲームに登場する妖精ワンダはクッパに潰され同化してしまう。ちなみに鍵をもっているというのは、ルイージ自身を鍵にするということだった。
- ワンダ
- 妖精。魔法の杖を持ち、爆弾を生み出す能力を持つ。この漫画においてはピーチ姫に次ぐ順番で登場した女性キャラなのだが、「マリオとワリオ篇」では石につまづいたクッパに潰されて吸収されてしまい、クッパ顔の不気味な妖精になってしまう。人格がクッパであるためにしばらく出番が無かったのだが、ワリオとの最終決戦において分離して元の姿に戻れる。「ワリオの森篇」ではシャボンに閉じ込められた状態で爆弾を作ってしまい、自爆するというお間抜けな面も見せてくれた。「スーパーマリオ64篇」7周年記念の回に少しだけ再登場する。
[編集] ワリオの森篇
ワリオの手によって乗っ取られた平和の森を救うべくマリオたちが冒険に出る。ゲームでの主役はキノピオだがマリオをはじめルイージ、ヨッシーに加え途中からキャサリンも加わる。マリオとワリオ篇に登場したワンダも再登場。1回だけゲーム上の主役であるキノピオが敵を倒したことがある。
[編集] クリスタルキノコアドベンチャー篇
クッパを倒した後クッキー屋を営んでいたマリオ達にピーチ姫から世界を混乱に陥れた邪悪な力を消すためにクリスタルキノコを探す。マリオは最初クッパやマムーと戦った事を忘れていたが記憶を取り戻す。中盤からは機械の国の国王から授かったスーパースコープで戦っている。また、キャサリンが妖精役で登場している。
[編集] ワリオランド篇
ブラックシュガー団に奪われた黄金像を取り返すためにマリオ、ヨッシー、ワリオが冒険に出る。掲載誌の都合で(後述)ヨッシーのお見合い相手の島と、ノコノコにだまされてやってきたニセの宝島の2つの島から始まる。ルイージは連載後期から登場。ワリオがにんにくをはじめとするアイテムで初めてパワーアップする。月刊コロコロコミックでは黄金像によって突然オリジナルの未来篇に突入する。 単行本13巻では、特別編が収録されている。
[編集] 未来篇
月刊コロコロコミックでのみ掲載。黄金像の装置でタイムスリップしたマリオ達はクッパに支配された未来の世界に着いてしまう。マリオ達はクッパの手下達と戦いながら冒険を続ける。(少々強引にではあるが)次回作にあたるヨッシーアイランドへのつなぎの役目をも果たしている。
- マリオの子孫
- マリオの遠い子孫。マリオとルイージの引退後の先祖がなり下がった為、クッパ軍の手下として博物館で掃除の仕事をしていた。代々伝わるキノコの使い方を知らなかった。帽子のマークは「K」となっており、マリオたちがルドウィックを撃破した後に博物館に展示されてしまった。
[編集] ヨッシーアイランド篇
未来篇から強引に開始。生まれたての頃のマリオとルイージを始末するために過去にタイムスリップしたカメックとクッパを追い、奪われた赤ちゃんルイージとヨッシーアイランドに落ちた赤ちゃんマリオを元の家まで連れ戻すために邪魔するカメック達から戦いながら冒険に出る。ゲームと違いクッパは後半までこれまでのシリーズと同じ年齢になっている。(後にあることでベビークッパになる。)
[編集] スーパードンキーコング篇
マリオとヨッシーが乗っていた飛行機がドンキーの住む村に墜落してしまう。マリオ達はクランキーコングの頼みでドンキーとディディーと共にバナナを盗んだクレムリン軍を倒しに行く。この話は小学三年生、小学四年生にのみ掲載されており、一度だけスーパードンキーコング2のディクシーも登場している。また、一度だけヨッシーアイランドの話が登場するが、こちらの話はヨッシーアイランド発売前の掲載であったためにヘリコプターアイテムを取る場面が修正されている(初出時はブロックで変身していたが、単行本時はゲームどおりシャボン玉で変身する)。このドンキー篇で明かされたヨッシーとマリオの過去はマリオたちが過去に行かなかった場合の本来の歴史とも取れるストーリーである。
[編集] スーパーマリオRPG篇
ある日マリオは突然泣きついて来たクッパから謎の悪役カジオーにクッパ城が乗っ取られピーチ姫も行方不明になった事を知る。マリオワールドをも征服しようとするカジオーを倒すためマリオはクッパと手を組みスターピースを集めるべく戦う。
- マロ
- 本当の両親を探すためマリオ達と旅に出る。フカフカの体をしており泣くと大雨が降る。
- ジーノ
- 別世界の魂が乗り移った人形。冷静沈着でルイージの代役としてツッコミ役を果たす。甘いものが苦手。小学三年生、小学四年生ではマリオに同行しようとしたピーチ姫によって服を交換させられキノコ城に置いていかれる。
※このシリーズは作者の都合とスーパーマリオ64の発売が迫っていたことから、わずか3ヶ月で打ち切られた。シリーズ最終回となった月刊コロコロコミック6月号ではラスト2ページで突然ピーチ姫やルイージ、ヨッシー達があらわれ残りのスターピースを 持ってくると言う強引な終わり方だった。おそらく無かった事になっているのか、2006年現在、単行本には収録されておらず、14巻の初版に載っていた予告もスーパーマリオ64のはねマリオに変更されているが書き下ろしの4コマ漫画ではルイージが執筆はされていた事を認めるセリフがあった。
[編集] スーパーマリオ64編
久々に家に戻ったマリオの元にピーチ姫から招待状が届く。しかし、キノコ城は既にクッパによってキノピオ以外絵の中に閉じ込められてしまう。マリオはピーチ姫たちを救出すべくパワースターを集める。ヨッシーやルイージは途中から登場。連載中7周年記念としてこれまでのキャラクター達が一堂に会した。
- 赤ボム
- 赤いボムへい。主に大砲を撃つ作業をしてくれる。自らを爆破させて身を守ったり武器にされたりということもあるが、何度爆破されても何故か体の形はそのままである。「マリオパーティ篇」にも登場した。
- ボムキング
- ボムへいの王さま。怪力を使ってマリオと戦ったが、惜しくも負けてしまう。その後、マリオの仲間になりクッパの手下たちを次々と投げ飛ばした。
- バッタンキング
- 巨大なバッタン。マリオに2度も砕かれたため小さくなってしまいクッパ軍から除名されて家族にも逃げられてしまう。ヨッシーに恩を感じ終盤では味方となった。以前は妻と息子と祖母(+ネコ)の5人(体)家族だった。
[編集] ヨッシーストーリー篇
ベビークッパの魔法で絵本にされてしまったヨッシーの島を元に戻すためマリオとちびヨッシーたちがベビークッパ城を目指す。ウ○チの登場頻度が非常に多く、特に20巻ではほぼすべての回に登場しており、ファンからも下品であるとの批判が多かった。一度、ルイージが8周年記念ゲストとして登場している。
- T・C・Y(チーム・チビヨッシーズ)&ポチ
- クッパの魔法から逃れた6匹のチビヨッシーたち。リーダーの緑、熱血の赤、クールな青、お利口さんの水色、オカマのピンク、大ボケな黄色。そして黄色の一番の友達が「ヨッシーアイランド」にも登場したポチである。ベビークッパに奪われたスーパー幸せのツリーを求めてマリオとともに旅立つ。チビたちの大ボケっぷりにマリオもあきれているが、マリオ自身はもっと大ボケなため、この話の中ではボケと突っ込みの入れ替わりがとても激しい。後にパワーアップしてそれぞれ独自の必殺技を身につけ、ポチは水色によって改造された。ちなみに結成日は4月4日。マリオパーティ篇でも1度だけゲスト出演している。
- なお、それぞれの性格及びパワーアップ後の能力は以下の通り。
- みどり
- チームリーダー。比較的真面目な性格で敬語で話す。ちょっとボケ。
- 能力は羽が生えて空を飛ぶ「フライング」(由来は「み鳥」だから)
- あか
- 喧嘩っ早い熱血野郎。ハチマキには彼の心情が表示される(普段は「あか」と書かれている)。
- 能力は炎を吐く「ファイヤー」(腹部のツマミで火力を調整可)
- あお
- クールな性格のへそ曲がり。常に冷静で取り乱すことがほとんどないが素直に行動できない時もある。
- 能力は吹雪を吐く「フリーズ」
- みずいろ
- 眼鏡をかけていて、「みどり」同様敬語で話す。機械に強く、様々なものを発明する。
- 能力は大量の水を噴射する「水芸」
- ピンク
- 性格は一言で言えば夢見る乙女。でもオカマ。
- 能力は「ピンク」に対して恋愛感情を抱かせ、戦意を喪失させる「ラブラブファイアー」
- きいろ
- チーム一の大ボケ。のんびり屋で反応がきわめて遅い。
- 能力は「連発ウ○チ」。また、好きな形で出すことができる(例・ゲンコツ、マリオの顔etc)。
- ポチ
- 耳のない犬。でぶの大食い。特に「きいろ」と仲が良い。後に「みずいろ」に改造されパワーアップする。
- 能力は尻尾の引っ張り方で様々なことができるというもの(例・手品、弾丸、盾 etc)。
- 白ヘイホー
- 太ったヘイホー。戦うのが苦手で優しい性格。マリオ達を助けた。
- 黒ヨッシー・白ヨッシー
- 伝説のヨッシー。初登場時はマリオの変装だったが実在していた。ちびヨッシーたちをパワーアップさせる。
- ドラゴン
- ちびヨッシー達をクッパ城まで運んだドラゴン。ちびヨッシーからは「ドラゴンのおじさん」と呼ばれている。
[編集] マリオパーティシリーズ
「マリオパーティ」ではマリオ達がスーパースターを目指すため、「マリオパーティ2」ではクッパに乗っ取られたテーマパークを取り戻すため、「マリオパーティ3」ではミレニアムスターを目指して旅に出る。マリオくんとしては珍しく月コロと別コロで連動して別々のステージを扱われ、「マリオパーティ」のプロローグと「マリオパーティ2」の後半は別コロに掲載された。また、「マリオパーティ3」は小学三年生、小学四年生のみに掲載されている。
- ズター
- 「マリオパーティ」に登場した出来損ないのスター。クッパに引き裂かれかけて逃亡し、マリオをクッパの元まで案内した。ドジが多いためマリオ達の態度はコロコロ変わる。最後はクッパに従うスターへの怒りでスターになりクッパからスターの力を奪った。
- ホージロー
- 「マリオパーティ2」に登場するサメ。人を乗せ海を渡る仕事をしているがいつも代金を踏み倒されており、初めて払ってくれたヨッシーに感激して以来、マリオ達に恩を感じている。「マリオパーティ3」ではクッパによって沈没した潜水艦を着せられてしまった。
- コロ
- マリオパーティ3に登場したステージの案内役。ゲームと違い頭の中に本物のミレニアムスターが隠れているという設定は無い。
- ミレニアムスター
- 1000年に一度だけ現れる伝説のスター。重大な秘密を隠している。実際のゲームでは偽者だが、この作品では本物である。流星群を使った技でマリオを圧倒したが、援護に来たクッパからくれたスーパーキノコによってパワーアップしたマリオによって倒された。クッパからは「じじい」と呼ばれたことがある。
[編集] ワリオランド2
「マリオパーティ」で連載開始とワリオがワリオ城の蛇口を閉め忘れた話が連載された。
- ダイジャー
- 花見を楽しんでいるマリオ達の前に現れた大蛇(この時彼は冬眠から目を覚ましたらしい)。頭が弱点で冬眠から目を覚ましたカエルに頭を殴られ気絶した。
- デカヤリクリ
- ヤリクリの親玉。自分の城を好き勝手に利用したことに怒ったチビワリオを刺しまくってミニワリオにした。最後はワリオが持ってきたハンマーによってバネになったマリオによって倒された。
[編集] マリオストーリー篇
星の国の精霊達に守られていた宝物「スターの杖」を手に入れたクッパはピーチ姫をキノコ城ごと連れ去ってしまう。クッパの強大な力にあっさり敗れたマリオはスターの杖の力で封印された精霊達を探しクッパを倒すべく冒険に出る。コロコロコミックでの連載10周年となった回では特に何も行われなかったが、11周年となった回ではワリオ、ルイージ、ヨッシー(キャサリンも1コマのみ登場)がゲスト出演した。ちなみに、ゲームとは違いクッパ戦まで同行したのはクリオとカメキとピンキー(月コロでは非登場)だけであった。
- クリオ
- マリオにあこがれるクリボー。帽子が特徴で頭がよく敵やステージの情報も教えてくれる。しかしたまに役に立たない情報を出す。
- カメキ
- マリオに助けられ共に旅に出たノコノコ。自分のことを「オレッチ」と呼ぶ。友人にドジな郵便配達員のパレッタがいる。
- ピンキー
- ノコブロスの砦に捕らわれたボム兵の女の子。赤ボム同様、爆発してもすぐに元に戻る。小学三年生、小学四年生にのみ登場。
- パレッタ
- 郵便配達をしているパタパタ。カメキの知り合いでクッパの手下に手紙が奪われ自身もやられるがマリオに助けられる。ゲームと違いマリオ達の冒険に同行はしなかった。
- レサレサ
- テレサの屋敷のお嬢様。ドガボンに捕らえられた仲間たちを助けるためマリオ達についていく。
- アカリン
- ケセランの赤ちゃん。ビックカンテラくんから助けてくれたマリオ達に協力する。
- おプクさん
- 元ピチピチだったプクプクのおばさん。水を吹いて攻撃する。暑い溶岩のステージも平気でいる
- ポコピー
- 強がりのジュゲム。マリオをアニキと慕う。
- 星の精
- 星の国で「スターの杖」を守っていた精霊。クッパの手によってパワーを封印されてしまう。
- チョール
- 白髭を生やした精霊。マリオに助けられた後、おかしなタイミングで登場しツッコまれる。
- マール
- リボンを付けた精霊。カメキとストーンワンワンに助けられる。
- ハール
- メガネをかけた精霊。テレサの屋敷の執事セバスチャンに救出される。
- ニール
- 帽子をかぶった精霊。少しおバカでたまにボケる。
- ネール
- 羽衣を羽織った精霊。キスをされると回復する。
- テール
- 蝶ネクタイをつけた精霊。いつも本を持ち歩いている。
- ダール
- 黒髭を生やした精霊。
- ティンク
- 星の子。捕らわれていたピーチ姫の手助けをする。
- カメックババ
- クッパの側近とも言える魔法使い。クッパ戦の最中にピーチ姫と喧嘩になり、その間クッパとマリオ達は観戦していて戦闘は中断した。
[編集] ペーパーマリオRPG編
伝説の宝を見つけるため、宝の地図を頼りに7つの宝石「スターストーン」を集めて、宝を見つけに出かける。(また、宝の地図をゴロツキタウンで見つけ、マリオと宝探しをしようとしていたピーチはゴロツキタウンの港でメガバッテン軍団(以下記述)さらわれて、影の女王に体をのっとられる。) 今回のマリオは誰かに「かみ」と言われるとマリオは紙のようにペラペラの体になる
- クリスチーヌ
- 劇中の最初の舞台、「ゴロツキタウン」で伝説の宝を探している女の子のクリボー。メガバッテン軍団(以下記述)に追いかけられてるところをマリオが目撃し、ペケダー(以下記述)が子分1000体を使ってマリオを倒そうとしたが、マリオが特殊能力で乗り切った。物知り。クリスチーヌのヘルメットをはずした姿は誰も見たことがない(モザイクがかけられているため)
- ノコタロウ
- 1個目のスターストーンを探しにマリオとクリスチーヌが来たドラドラ平原のハナハナ村に住むカメの子。マリオのヒゲを毛虫と勘違いし、布団にもぐって泣くほどの弱虫。父のノコキチはハナハナ村を支配するゴンババ(以下記述)を退治に城に行ったまま戻らない。(後にゴンババの腹から出てきた)。父のような勇敢なカメになるため仲間になる。本気で怒ると「コウラアタック」という必殺技を出す。相手が弱いとえらく強気になりことばづかいも悪くなる(一例として「どうみてもマリオさんじゃねーだろ!!」や「どこがだー」)。輪郭がヨッシーと似ている(というより、ほとんどのノコノコの輪郭がヨッシー似になっている)。
- マダム・クラウダ
- 風をあやつる雲の妖精。太っている。2個目のスターストーンがある「ふしぎの森」の大木を吹き飛ばして入り口を見つけてもらおうと思ったマリオたちがたずねたが、最初はマリオを「弱っちいヒゲの親父」と嫌い、断っていた。マリオがお世辞を使って仲間になってもらおうと試みたが、返り討ちにあう。しかし森に住む敵の攻撃をクラウダが受けてしまい、マリオがクラウダの返り討ちで使い物にならなくなり、さらに敵がクラウダにもう一発攻撃を仕掛けようとし、万事休すになったときクリスチーヌがマリオを蹴り飛ばして起こそうとしたが、偶然それがクラウダへの攻撃を防ぎ、クラウダはマリオが助けてくれたと勘違いし、惚れてしまった。後に1個目のスターストーンがコロコロコミック連載14周年のプレゼント技でパワーが回復。敵に勝利した。同時にマリオにほれたクラウダが仲間になったが、現在冬眠中でそのかわりクラウダの愛のこもったハンマーをマリオにプレゼントする。その後クッパがクラウダを起こそうとしても起きない。
- チビヨッシー
- ウーロン街で卵から孵ったヨッシーの子供。マリオのことを「母ちゃん」と呼んでいる。マリオは一度彼を捨てたことがある(マリオ曰く「こいつウゼぇ~…」とのこと)。アイアンシンエモンにやられたマリオを助けるために彼らを吐き出しで倒した。
- ビビアン
- メガバッテンの刺客。マリオに一目ぼれしていた。軍団員が帽子に仕掛けた爆弾で死んだと思われたが自分の掘った落とし穴に落ちて帽子が破れ、帽子から爆弾が飛び出して助かった。飛び出した爆弾は軍団員を巻き込んで爆発した。ゲーム同様、男である。
- バレル
- 年老いた操舵のボム兵。妻のスカーレットが病で死んだため海に出ることをやめていた(実は、本人は面倒臭がりやで、スカーレットが病で死んだことは芝居であった。)。ゲームとは違い、極度の怖がりでお化けを見ると西川くんのように気絶する癖がある。尚、驚くと大爆発する。
- チュチュリーナ
- 別冊コロコロコミックに登場した女ドロボー。凶暴化したクリボーの集団にやられたルイージを助けるためにバッジを使わせた(エムブレームM(装着すると服の色がルイージ(Lの場合)、ワリオ(Wの場合)、ワルイージ(LとWを両方つけた場合)の服の色になる。この場合ルイージの服がマリオの服の色になった)というオリジナルバッジが登場した)。マリオの口真似も得意。
[編集] ボスキャラ
- ゴンババ
- カエルが苦手なドラゴン。ノコタロウのコウラアタックに敗れている。その後、クッパはゴンババにマリオのことを聞いてみたが、ゴンババもマリオにひどい目に合わされたためクッパを火炎放射で追い出した。性別はゲームでは雌だが、この漫画では雄である。
- ガンス/マッチョガンス
- 3個目のスターストーンがある「ウーロン街」にいる格闘技大会の主催者。元ファイター。格闘技大会のチャンピオンがスターストーンを持つことが許される。常に結んでいる蝶ネクタイがトレードマークだが、ネクタイの裏側の身体が唯一の弱点である(実際のゲームではネクタイの裏側の身体が弱点という設定は無い)。なお、本人はゲームと違い英語混じりな口調で喋らず、関西弁で喋る。悪役として登場はせず、暴走したスターストーンにより現役のころのマッチョな体系に戻り暴走するというかたちでマリオ達と戦う。でも意識は通常のままだった。
- ランペル
- 4個目のスターストーンがあるウスグラ村のオドロン寺院に住むお化け(?)。寺院の鐘がなると村人はブタになる。(ノコタロウもブタになった)しかし実際は弱く、村人をブタにした理由が村を支配してゆくゆくは養豚場にして大もうけしたかったらしい。マリオと心が入れ替わったことがある。「~ペル」が口癖。
- コルテス
- トロピコアイランドの怨霊。かつては海を荒らしまわっていた大海賊だった。寂しがり屋でマリオ達と遊ぶというかたちでマリオ達と戦う。遊び終わった後成仏するが、ゲーム同様、成仏しておらず性格が丸まった。その後、クッパと戦っている際、クッパが落とした写真(マリオとクッパが喧嘩しているところ)を見て彼はクッパもマリオと遊んでいると確認した。
- モアモア
- リッチリッチエクスプレスを襲った謎の生物。コマの端にそれらがうろついていた。触手で攻撃したり形を変えたりすることが出来る(ペンチアーマー、足、ピーチの顔、ルイージの顔 etc)。正体はこの列車の精霊で、掃除してくれなかったためモアモアになったらしい(実際のゲームではモアモアの正体が列車の精霊であるという設定はない)。
- マジョリン/マリリン
- 影の女王に仕える魔法使いでメガバッテンの刺客。姉のマジョリンは魔法でマリオたちをミニミニした。妹のマリリンはマリオを着せ替え人形のように遊んだ。実際のゲームでは「んあ~」しか喋らないが、この漫画ではちゃんと喋っている。元に戻ったマリオに返り討ちにされた。
- ブンババ
- 前述のゴンババの兄。登場したにも関わらず、マリオとクッパの喧嘩のドサクサに倒されてしまった。恐らくボスキャラの中では一番可哀想なボスキャラである。
- カゲの女王
- 1000年前に封印されていた魔物の魂。冷静な性格だが、「ハゲの女王」と自分でボケるという一面がある。ピーチ姫の体に取り付き、バツガルフを軽くあしらい、マリオ達を混乱させ体力を奪う実力を持つが、応援が苦手で(マリオは公園と間違えたことがある)応援を聞くたびに体力が消耗する。
[編集] メガバッテン
- 伝説の宝を横取りしようと企んでいる謎の軍団。マリオが持っている宝の地図を奪おうとしている。
- バツガルフ
- メガバッテン軍団の総統で、ピーチをさらった張本人。性格は冷静だが、たまのボケることもある。マリオを魔法で圧倒するがクッパに潰されたり影の女王にあっけなくやられ、てるてる坊主にされるという醜い目に合う。
- ペケダー
- メガバッテン軍団の幹部。マリオからスターストーンをうばおうとするが間抜けなためいつも失敗する。最後はマリオ達を応援した。
- バッテンダーロボ/バッテンダーマーク2
- ペケダーが乗るロボット。ロケットパンチで攻撃する(オリジナルとしてロケットキックが放てる)が腕と足の取り付けは軍団員が行う。その改良型がバッテンダーマーク2でマシンガンが装備された(しかし、弾は軍団員)。
[編集] マリオ&ルイージRPG2編
コロコロコミックで2006年5月号から掲載したマリオシリーズの1つ。ストーリーは、オヤ・マー博士がタイムマシンの開発に成功した所から始まった。それに初試乗したのはピーチだった。過去から帰ったタイムマシンに乗ってたのはなんと異星人だった。過去でピーチに何があったのか確かめるべくマリオとルイージは過去へ旅立った、が主なストーリー。
[編集] 仲間キャラ
- ベビィマリオ
- 過去の時代のマリオ。今のマリオ同様、勇敢な性格。ボケも多い。未来の自分を「おっさん」と呼ぶ。
- ベビィルイージ
- 過去の時代のルイージ。最初は未来のルイージを嫌がっていた。泣き虫である。
- ベビィクッパ
- 過去の時代のクッパ。コバルトスターをキャンディーと勘違いしていた(一度飲み込んだことがある)。
- 若いキノじい
- 過去の時代のキノじい。マリオが描いた未来のよぼよぼになった自分の絵を見て驚いた(未来のキノじい曰く「ウソですよー!」)。一度ベビィマリオに「キモじい」と呼ばれたことがある。ベビィピーチの言っていることが分かる。
- でぶヨッシー/ゲッシー
- 太ったヨッシー。本人は「ほよ~」しか喋らない。穏やかな性格だが花や鳥、コバルトスターも食べてしまうところから、ヨッシー以上の食いしん坊である。
- ショッキングエッグ(後述)が彼の口の中に入り込んで変身した姿がゲッシーであり、ゲーム同様マリオ達を飲み込んだが、ショッキングエッグを倒した後、元の姿に戻った。
- 若いオヤ・マー博士
- 過去の時代のオヤ・マー博士。巨大ポンプを発明した。
[編集] ゲドンコ星人とその一味
- ゲドンコ姫
- ゲドンコ星人(後述)のボスで、キノコ城を占拠したこの作品の黒幕。マリオは「気持ち悪い」とのことで彼女の映ったモニターをテレビのようにチャンネルを替えた。
- ゲドンコ星人
- キノコワールドを侵略するためにゲドンコ星から来た宇宙人でゲドンコ姫の手下。一度ベビィクッパからウドンコソーセージと呼ばれたことがある。尚、ルイージはたぬボーが変化した彼のことをウドンコ星人と呼んだことがある。
- ゲナチャン
- ハナチャンの姿をしたゲドンコ星人の手下。キノピオ達のエネルギーを吸い取り、宇宙船の燃料を補給していた(マリオ曰く「ガソリンスタンドかー!?」)。マリオのことを判断する場合、吸わないと分からない。ベビィマリオブラザーズの連携プレイに敗れた。
- ショッキングエッグ
- でぶヨッシーの口に入り込み、ゲッシーにしたタマゴの姿をした宇宙人。口の中が弱点で、マリオ達にそこを攻撃され倒された。
[編集] 敵キャラ
- ゴロガン
- ゲドンコ城(キノコ城を占拠したときの名前)の門番。「~も~ん」が口癖。体を使った回転攻撃が得意。マリオブラザーズの連携プレイによって倒された。
- ビジターパックン
- 球状に包まれた土管に住み着いているパックンフラワー。土管がたくさんあるのでどこから顔を出すのか分からない。マリオは間違えてやっくんを捕まえてしまった。最後はルイージによって倒された。
- たぬボー
- タヌキの姿をしたクリボー。彼の仲間をゲドンコ星人にやられてしまい、独りぼっちになっていた。マリオ達の姿に化けることが出来る。それを生かしてマリオ達の勝負をしているところを楽しんだが、仕掛け人である本人も勝負している彼らをうらやましくなり、ドッスンに化けてマリオ達を襲ったが返り討ちにされてしまい反省した。
[編集] スーパーワリオくん・オレだよ!ワリオだよ!
別冊コロコロコミック、コロコロイチバン!に掲載されている。別コロでは「ワリオランドアドバンス ヨーキのお宝」、イチバンでは「ワリオワールド」、「怪盗ワリオ・ザ・セブン」が舞台。
- アレヲ・シタイン
- 別コロに登場したワリオの仲間の考古学者。ワリオに尻頭と言われた事がある(ワリオのけつ顎に「お主だってお尻あるじゃん」と言い返したことがある)。
- ニンニくん
- ワリオの仲間でパワーの源兼ツッコミ役である。
- ネッコロ
- イチバンに登場したワリオの仲間でツッコミ役である。大勢のネッコロが合体したブッコロという仲間がいる。
[編集] 舞台となったマリオの作品
- スーパーマリオワールド
- スーパーマリオカート
- スーパーマリオランド2 6つの金貨
- スーパーマリオUSA
- ヨッシーのたまご
- ヨッシーのロードハンティング(クリスタルキノコアドベンチャー編として掲載)
- マリオとワリオ
- スーパーマリオランド3 ワリオランド
- ワリオの森
- ヨッシーアイランド
- スーパードンキーコング
- スーパーマリオRPG(コミックス未収録)
- スーパーマリオ64
- マリオカート64
- ヨッシーストーリー
- マリオパーティシリーズ
- スーパーマリオサンシャイン
- マリオストーリー
- マリオテニス64
- スーパーマリオアドバンス4(スーパーマリオブラザーズ3)
- ペーパーマリオRPG
- ヨッシーの万有引力
- マリオVSドンキーコング
- ワリオランドアドバンス ヨーキのお宝(スーパーワリオくんという名称で掲載)
- ルイージマンション(スーパールイージくんという名称で掲載)
- ワリオワールド(オレだよ!ワリオだよ!という名称で掲載)
- マリオ&ルイージRPG2(現在連載中の新シリーズ)
- New スーパーマリオブラザーズ
- 怪盗ワリオ・ザ・セブン(オレだよ!ワリオだよ!という名称で掲載)
[編集] 舞台となった4コママリオの作品(コミックス2巻~)
この他、31巻に赤ずきんという4コママリオもある。
[編集] 特記事項
- 単行本版では次の話へ移動する前のページにちょっとしたすごろくやパズルゲームが掲載されていることがある。低年齢の購読者への作者の配慮が伝わってくる。また、10巻目では到達記念として数十ページに渡ってのクイズ・パズルページが設けられている。最近では次巻に掲載予定のページが予告として収録されていることが多い。また、13巻、20巻にはそれぞれの巻以前の単行本を簡易説明するコーナーもある。またコロコロ版に載っていた話は単行本の出版にあたり一部修正が加えられている(「○○ページと比べてみよう」など)。
- 最大で5誌にわたって連載されているため掲載誌によってシリーズのプロローグと完結が変わっている。
- 外伝的な要素として、1巻の「マリオ5(スーパーマリオワールドがマリオ4と呼ばれることが多い為、その続編と思われる)」の予想と称した話(実際にはマリオ5と称される作品は発売されていない)や、別冊コロコロコミックや増刊号などに読み切り作品として掲載された番外編などがある。
- 小学三年生で1回だけ複数の漫画家が書いた「大乱闘スマッシュブラザーズ」が存在し作者も手がけていた事があった。
- NEWスーパーマリオブラザーズが考案される前に、第1巻の「マリオ5大予想」でマリオが「べーだカプセル」というアイテムで巨大マリオになっている。また、同じように第4巻では10年以上前にもかかわらずNEWスーパーマリオブラザーズで初登場した「ミニマリオ」と「こうらマリオ」が登場している。
- 第4巻では作者のギャグセンス向上を促す為に特別に間寛平がゲスト出演するコーナーが掲載されている。
- たまにマリオゲームでは出てこないキャラが出てくるときがある(カービィ・フォックスなど)。
- スーパーマリオくん掲載前、出版社が違うが作者が書いた「スーパーマリオブラザーズ2」が存在するため、このスーパーマリオくんは作者が初めて書いたマリオ漫画ではない。ちなみにその漫画は絶版のため手に入りにくい。詳しくは後述。
- 単行本の1ページにあたる部分の著作権クレジットにスーパーファミコンは任天堂の商標登録である事を促す事が記載されている(しかしながら現在ではスーパーファミコンに限らず任天堂のハードウェアは携帯型のゲームボーイシリーズやニンテンドーゲームキューブ、さらには次世代型ハードウェアのWiiも存在する。なぜ現在でもスーパーファミコンのみの記載であるかは不明)。
- コロコロコミック連載開始第1回では、「コインを股に挟んで、キンタマリオ」というギャグがあった。当時多くの小学生に知られていたギャグだったが、次号の欄外にはこの表現について「任天堂のキャラクターに対して不適切な表現があったことをお詫びします」と掲載され、コミックスには収録されなかった。
- また当時コロコロコミックで連載していたキャラクター(じーさん・ケシカスくん・田中太郎など)を劇中に登場しているときがある。またそのときコマの端の方に「○○先生ごめんなさい」と誤っているときがあった
[編集] スーパーマリオブラザーズ2(わんぱっくコミック)
スーパーマリオくんの前身にあたる作品。
徳間書店わんぱっくコミック1986年8月号から、第2部に相当するスーパーマリオブラザーズ3を含めると休刊(廃刊)号の1989年1月号まで連載された。
単行本は3巻までが発行されたが、現在全て絶版。第4巻の刊行が予定されていたが、わんぱっくコミック休刊に伴い発行されなかった。マリオ2は完結し、クッパとの決着はマリオ3に持ち越されたが、マリオ3は開始直後に(僅か2話で)わんぱっくコミック休刊に伴い未完となっている。
[編集] 概要
開始前の基本的なストーリーはオリジナルのスーパーマリオブラザーズ2に批准しているが、ピーチ姫がクッパにさらわれる過程が異なる(マリオはクッパを倒したがピーチ姫をキノコ王国に連れ帰るのを忘れた)。
わんぱっくコミックはファミコンゲームを題材にした漫画作品を数多く掲載していたことで知られる漫画雑誌である。沢田氏もマリオ2の連載前は主に魔界村や影の伝説等を題材としたショートギャグ漫画を執筆していたが、マリオ2は同誌では最初(にして最後)の連載作品である。ちなみにマリオやクッパ自体それらの作品でゲストや背景キャラとして登場していた。
作画に関しては現在と同じ画風であり当然ギャク漫画であるのだが、スーパマリオくんと異なる点は、ギャグだけでなくシリアスなシーンが多く、敵キャラとの対決シーンにでは、より「命を懸けた真剣勝負」あることが強調され、それに伴い暴力や死の描写が明確にされている。さらにスーパマリオくんではライバルキャラであるがギャクキャラとなってしまっているクッパも、不要と判断した部下を平然と粛清したりと、終始一貫して悪役として描写されているなど、ギャグ漫画であると同時に正統派のバトル漫画である。
また、当時のゲームの大半は、公式設定と呼ばれるものが無く、マリオを含め設定資料と言えるものがプレイ画面と取扱説明書とパッケージイラスト位で、版権に関してもゲーム業界そのものが大らか(というより無関心)だった事から、コミカライズの際ストーリーや詳細な設定は執筆者に委ねられる事が殆どであった。わんぱっく版マリオ2においても沢田氏独自の解釈による設定が存在する。それはこの作品に登場するオリジナルキャラクターやアイテムもさることながら、特出すべきはクッパの来歴とピーチ姫をさらう理由をクッパ自ら述べている事である。当然これらはあくまでもこの作品のオリジナル設定であり、スーパーマリオくんはもとより任天堂公式設定ではない。しかし、オリジナルキャラやアイテムの中には「赤ちゃんマリオ」、「亀の魔法使い」、「潜水艦」、「巨大化した雑魚キャラ」、「空を飛ぶマント」、「戦うピーチ姫」等後のスーパーマリオくんはもとより、後のマリオシリーズに登場するギミックがゲームに先んじて登場しており、後のマリオシリーズを語る上で興味深いものとなっている。
また初期のスーパーマリオくんで、クッパがピーチ姫のために拵えた婚約指輪をめぐるやり取りはこの作品が初出である。他にも同様にスーパーマリオくんに流用されたシーンが散見する。このことから見てもスーパーマリオくんはこの作品のリメイクとしてスタートしたことが伺える。
[編集] ミラクル・ピーチ
スーパーマリオブラザーズ2と同時期に小学館の学習幼稚園に掲載。単行本3巻の巻末に付録として掲載されている。
タイトルが示すように主人公はピーチ姫である。ピーチ姫が毎回魔法でトラブルを解決するほのぼの系ショート漫画。
[編集] 外部リンク
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