田端駅
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田端駅(たばたえき)は、東京都北区東田端1丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。
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[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 駅構造
島式ホーム2面4線の構造で、改札は北口と南口の2箇所がある。
- のりば
1 | ■京浜東北線 | 赤羽・浦和・大宮方面 |
2 | ■山手線 内回り | 池袋・新宿方面 |
3 | ■山手線 外回り | 上野・東京方面 |
4 | ■京浜東北線 | 上野・東京・横浜方面 |
- 4番線は早朝4時28分当駅始発大船行が1本設定されている。
- バリアフリー設備
- エスカル 北口~ホーム
[編集] 利用状況
- 1日平均乗車人員は41,400人(2005年度)である。京浜東北線の快速停車駅であり、なおかつ、山手線と京浜東北線の分岐点ではあるが、駅周辺にこれといった大きな商店・繁華街などがないためか、山手線の駅の中では鶯谷駅、新大久保駅に次ぐ、乗車人数の少ない駅である。しかし2008年には駅ビルや新駅舎などの竣工が予定されているため、今後乗車人数が増加する可能性がある。
[編集] 駅周辺
- 田端操駅
- 東日本旅客鉄道東京支社
- ホテルメッツ田端(JR貨物グループが経営)
- 田端アスカタワー
ホテルメッツ田端(右側の背の低い建物はJR貨物田端操駅庁舎) |
[編集] 路線バス
北口前の田端大橋上に田端駅停留所がある。
[編集] 歴史
- 1896年(明治29年)4月1日 - 日本鉄道の駅として開業。貨物取扱も開始。当時は後に東北本線となる路線のみが開業していた。
- 1896年(明治29年)12月25日 - 当駅~土浦駅間(後の常磐線)が開業。
- 1903年(明治36年)4月1日 - 当駅~池袋駅間(後の山手線)が開業。
- 1905年(明治38年)4月1日 - 日暮里駅~三河島駅間が開業し、上野駅方面~土浦駅方面間の列車は当駅を経由しなくなり、当駅~三河島駅間は貨物線となる。
- 1906年(明治39年)11月1日 - 日本鉄道の国有化により国鉄の駅となる。
- 1909年(明治42年)10月12日 - 東北本線所属の駅となる。
- 1961年(昭和36年)2月17日 - 貨物取扱業務・操車場業務を分離し田端操駅開業。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本の駅(東北本線所属)となる。
- 2005年(平成17年)夏 - 改築工事着工。
- 2006年(平成18年)11月12日 - 新北口駅舎の仮使用開始。
- 2008年(平成20年)秋 - 駅ビルとバリアフリー化した駅に生まれ変わる予定。