由比駅
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由比駅(ゆいえき)は、静岡県庵原郡由比町にある、東海旅客鉄道(JR東海)東海道本線の駅である。
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[編集] 駅構造
島式・相対式ホーム3面4線の地上駅。1・4番ホームは列車の待避に使用される。
- のりば
1 | ■東海道線 | 沼津・熱海方面(待避列車) |
2 | ■東海道線 | 沼津・熱海方面 |
3 | ■東海道線 | 静岡・浜松方面 |
4 | ■東海道線 | 静岡・浜松方面(待避列車) |
[編集] 駅周辺
[編集] 歴史
もともと由比は東海道五十三次16番目の宿場町であり、東海道本線の開業時から駅設置の請願が出されていた。しかし実現の見込みがなかったため、折衷案として隣の蒲原町で蒲原駅設置の運動がちょうど起こっており、同駅を蒲原宿と由比宿のあった間である旧堰沢村の位置へ同駅を東海道本線の開業翌年である1890年に設置することにした。
しかしそれでも由比町では、同地で産出される海産物や果物を運び出すには鉄道が不可欠と考え、1913年に再び駅設置の請願書を国有鉄道を当時管理していた鉄道院に提出、2年半後にようやくそれが認められて駅が設置される事になった。
- 1916年(大正5年)4月15日 - 国鉄の駅として開業。旅客・貨物の取扱を開始。
- 1971年(昭和46年)10月1日 - 貨物取扱を廃止。
- 1979年(昭和54年)3月 - 駅舎改築。
- 1984年(昭和59年)2月1日 - 荷物取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR東海の駅となる。