尾張一宮駅
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尾張一宮駅(おわりいちのみやえき)は、愛知県一宮市栄3丁目にある、東海旅客鉄道(JR東海)東海道本線の駅である。
名鉄一宮駅と共に一宮市の中心駅である。
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[編集] 駅構造
島式ホーム2面4線を持つ高架駅。また上り線に待避線がある。ここで貨物列車が旅客列車を待避したり、臨時列車の車両(「ムーンライトながら91・92号」用の183系 など)の留置に使われることがある。
上り線は主に2番線が利用され(朝のラッシュ時には1番線も利用)、下り線は主に3番線が利用される(特急列車通過待ちの時は4番線を利用)。
なお、駅舎は太平洋戦争末期の空襲で消失した後、民衆駅として建て替えられた。
のりば
1・2 | ■東海道本線(上り) | 名古屋・岡崎・豊橋・浜松・東京方面 |
3・4 | ■東海道本線(下り) | 岐阜・大垣・米原・福井・金沢・富山・高山・飛騨古川方面 |
[編集] 利用状況
愛知県地域振興部交通対策課統計資料によると1日平均乗降客数は2005年度49,133人である。
[編集] 駅周辺
- 一宮市役所(一宮庁舎)
- 名鉄百貨店一宮店
- 名鉄一宮駅 - 名古屋鉄道名古屋本線・尾西線
- 名鉄一宮駅バスターミナル
- アスティ一宮
- 国道155号
- 真清田神社
- 一宮七夕祭り(三大七夕祭りの一つ。毎年7月下旬開催)
- 愛知きわみ看護短期大学
[編集] 歴史
もとは新一宮駅(現在の名鉄一宮駅)との共同使用駅であったが、高架化に際して改札を分離している。国鉄時代は、普通列車の本数が少なかったこともあって旅客の多くが名鉄に流れていたが、JR東海発足後に同社が快速・新快速などと言った速達列車の頻発運行を行う事になったことも影響し、現在では名古屋・岐阜方面に向かう客で賑うようになった。
- 1886年5月1日 一ノ宮駅として開業。
- 1916年1月1日 尾張一ノ宮駅に改称。同日に上総一ノ宮駅も「一ノ宮駅」から改称されている。
- 1952年11月15日 尾張一宮駅に改称。
- 1979年2月1日 開業時から行われていた貨物取扱が廃止。
- 2006年11月25日 TOICA導入。
[編集] 隣の駅
- 東海旅客鉄道
- 東海道本線