尾頭橋駅
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尾頭橋駅(おとうばしえき)は、愛知県名古屋市中川区童子町にある、東海旅客鉄道(JR東海)東海道本線の駅。
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[編集] 概要
並行している中央本線には駅として設置されていない。元々中央本線が東海道線、名鉄線の下をくぐり一番北側に移動する場所に駅が設置されているため、ホームを造っても東海道線と離れてしまうなど制約があるので駅そのものが造られていない。
また、東海道本線の浜松~米原間で唯一普通列車しか停まらない駅でもある(他の駅は区間快速や下り方面の快速「ムーンライトながら」号など、何かしらの形で普通列車以外の列車が停まる)。但しG1開催日は場外馬券売場への便を図り、30分に1本の間隔で快速や新快速が停車することもある。
なお、豊橋~大垣間でほとんど各駅停車になる下り「ムーンライトながら」が、三河塩津駅と共にこの駅に停車しない理由は、開設が比較的新しく、9両編成の「ながら」に対してホームの有効長が8両編成分しかないためである。
[編集] 駅構造
島式ホーム1面2線の高架駅で改札口、駅舎は高架下にある。1番線が上り岡崎方面、2番線が下り名古屋方面で駅本屋が西側(南側)=2番線側にあるため、駅本屋側から1番線という国鉄時代からの原則に従っていない。
- のりば
[編集] 駅周辺
- ナゴヤ球場
- 昇竜館(中日ドラゴンズ合宿所・選手寮)
- ウインズ名古屋
- 名古屋市露橋スポーツセンター
- 藤田保健衛生大学坂文種報徳會病院
- ドンキホーテPAW中川山王店
- スポーツデポ山王店
- 元禄屋書店
- 松重閘門
- 名古屋山王郵便局
- 名古屋市立露橋小学校
- 名古屋市立山王中学校
- 山王駅 - 名鉄名古屋本線
- 県道115号津島七宝名古屋線
[編集] 歴史
- 1987年(昭和62年)7月1日 - 名古屋港線上に臨時駅の「ナゴヤ球場正門前駅」を設置、ナゴヤ球場で公式戦が行われる時に、名古屋駅から同駅まで臨時列車の運行をした。
- 1994年(平成6年)10月8日 - 同駅の近くの東海道本線上に常設駅の「尾頭橋駅」を設ける事になったため、この日の同年最後の公式戦を持ってナゴヤ球場正門前駅を廃止。
- 1995年(平成7年)3月16日 - JR東海尾頭橋駅開業。ナゴヤドームの建設は既に始まっていたが、ウインズ名古屋もあるため乗客が見込めるとして、設置された。
- 2006年(平成18年)11月25日 - TOICA導入。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
東海道本線(熱海-米原)
(東京方面<<) 熱海 - 函南 - 三島 - 沼津 - 片浜 - 原 - 東田子の浦 - 吉原 - 富士 - 富士川 - 新蒲原 - 蒲原 - 由比 - 興津 - 清水 - 草薙 - (貨)静岡貨物 - 東静岡 - 静岡 - 安倍川 - 用宗 - 焼津 - 西焼津 - 藤枝 - 六合 - 島田 - 金谷 - 菊川 - 掛川 - 愛野 - 袋井 - 磐田 - 豊田町 - 天竜川 - 浜松 - (貨)西浜松 - 高塚 - 舞阪 - 弁天島 - 新居町 - 鷲津 - 新所原 - 二川 - 豊橋 - 西小坂井 - 愛知御津 - 三河大塚 - 三河三谷 - 蒲郡 - 三河塩津 - 三ヶ根 - 幸田 - 岡崎 - 西岡崎 - 安城 - 三河安城 - 東刈谷 - 野田新町 - 刈谷 - 逢妻 - 大府 - 共和 - 大高 - 笠寺 - 熱田 - 金山 - 尾頭橋 - 名古屋 - 枇杷島 - 清洲 - 稲沢 - 尾張一宮 - 木曽川 - 岐阜 - 西岐阜 - (貨)岐阜貨物ターミナル - 穂積 - 大垣 - (南荒尾信号場) - 垂井 - 関ヶ原 - 柏原 - 近江長岡 - 醒ヶ井 - 米原 (>>京都方面)