倉賀野駅
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倉賀野駅(くらがのえき)は、群馬県高崎市倉賀野町1797番地にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅である。
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[編集] 利用可能な鉄道路線
八高線は線路名称上、当駅が起終点であるが、列車運行上は隣の高崎駅を起終点としている。また、施設上の分岐点は、北藤岡駅構内(高崎線に旅客扱い施設なし)である。
[編集] 駅構造
島式ホーム2面4線を有する地上駅。橋上駅舎を有する。直営駅でみどりの窓口および自動改札機が設置されている。
高崎線と八高線はホームを共用する。ホームは嵩上げされておらず、E231系や211系等のステップのない車両には段差が生ずる。
- のりば
1・2 | ■高崎線 | 高崎・前橋方面 |
■八高線 | 高崎方面 | |
3・4 | ■高崎線 | 熊谷・大宮・浦和・上野方面 |
■湘南新宿ライン(東海道線直通) | 熊谷・大宮・新宿・横浜・平塚方面 | |
■八高線 | 寄居・小川町・高麗川方面 |
- 2・4番線は定期ダイヤでの普通列車の入線はない。
[編集] 利用状況
2005年度の1日平均乗車人員は、1,489人。
[編集] 貨物駅
JR貨物の貨物駅は、旅客駅の東側、高崎市東中里町65番地にある。
- 取扱貨物
- 駅構造
- 2面のコンテナホーム、3本のコンテナ荷役線、その他数本の留置線、仕分線を有する。
- 構内側線・専用線
- 構内に日本オイルターミナル高崎営業所及び施設への構内側線を有し、北袖駅・浜五井駅・末広町駅・浮島町駅・浜川崎駅・根岸駅など関東各地から石油輸送貨物列車が到着する。
- また、セメントターミナル高崎営業所の側線もあるが、既に貨物列車の設定は無くなっている。
- 以前は日本たばこ産業高崎工場(2005年閉鎖)やキリンビール高崎工場(2000年閉鎖)への専用線もあった。前者はコンテナ輸送も行っていたが工場閉鎖により廃止された。後者は晩年になると横浜本牧駅発送の麦芽輸送に使用されていたが、海上コンテナ化により1998年に廃止された。
[編集] 駅周辺
- 大鶴巻古墳
- 浅間山古墳
- 高崎コロナワールド
- ハイパーモールメルクス
- 国道17号
[編集] 歴史
- 1887年(明治20年)5月1日 - 開業。
- 1917年(大正6年)4月28日 - 岩鼻軽便鉄道が開業。
- 1931年(昭和5年)7月1日 - 八高北線(現在の八高線)が開業。
- 1945年(昭和20年) 9月1日 - 岩鼻軽便鉄道が廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本・JR貨物の駅となる。