聖闘士星矢
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『聖闘士星矢』(セイントセイヤ、SAINT SEIYA)は、集英社の漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」に連載された、車田正美著の長編漫画、および同作を原作としたテレビアニメーション作品。単行本全28巻、完全版全22巻。今でいうとバトルファンタジー物というジャンルにあたる。
目次 |
[編集] 概要
ギリシャ神話をモチーフにした物語は人気を博し、『ドラゴンボール』、『北斗の拳』、『キン肉マン』、『魁!!男塾』、『シティーハンター』、などと並んで1980年代の「週刊少年ジャンプ」黄金時代の看板作品の一つであった。テレビアニメ版も東映動画(現:東映アニメーション)制作で、テレビ朝日系にて毎週土曜日に放映。1986年10月11日から1989年4月1日までの長期にわたるシリーズになり、海外でも放映された。ゲーム化、舞台化、カセット文庫化もされている。
[編集] 影響
漫画連載、アニメ放送当時の人気は男女問わず大変なもので、グッズの売上はもちろん、男の子に物語の主人公と同じ「星矢」という名前が数多くつけられた。
本作のヒットには他のアニメ制作会社も追随し、1988年にサンライズから『鎧伝サムライトルーパー』、1989年にはタツノコプロから『天空戦記シュラト』といったテレビアニメが送り出された。どちらも“バトルスーツに身を包んだ少年達が戦う”という本作の影響下にある作品である。
※これらの作品は一般的に「クロス物」と呼ばれることもあるが、同人誌等で複数の作品をクロスオーバーさせる作品のことも「クロス物」と呼ぶ事があり、またクロスという名称自体が本作の固有名詞であるため業界内では版権等の理由からあまり使われない。
尚、派生作品では、主役は中盤あたりから、特別な存在(サムライトルーパーなら、遼が別格の鎧・輝煌帝の装着者に選ばれる。シュラトなら、シュラトが実は最高神ブラフマンの生まれ変わり)であることが判明するという貴種流離譚を採用しているが、本家星矢は、他のメンバーと対等の位置にあり、貴種流離譚を採用していないのが特徴的である(敢えて、相当するものを探すのなら、星矢がピンチになると、射手座の黄金聖衣をまとうのがそれであろう。それでも射手座の黄金聖衣は星矢に力を貸しているにすぎない。)が、物語のラスト近くで敵の総大将であるハーデスに唯一傷を負わせた聖闘士として、また後に連載される前聖戦を描いた作品では、アテナの傍らに位置する特別なポジションとして扱われており、結局は特別な存在として扱われている。が、貴種流離譚は、「実は王子であるが、何故か身分を隠している」など、先天的な要因で特別な存在であることになっているのに対し、星矢は「生まれは普通だが」その後の活躍で、「特別な存在」の地位を獲得する、いわば「後天的な要因によって特別な存在になる」豊臣秀吉方式を採用している点で、派生作品と異なる。
[編集] 連載終了後の展開
1990年11月に週刊少年ジャンプでの漫画連載は終了するが、終盤(「嘆きの壁」破壊以降)は人気が低迷し、後ろ1/3ページの常連になった末の打ち切りであった。ジャンプを代表した漫画であっただけに、編集部のアンケート至上主義に対する批判もあったが、編集長の交代による恣意的な人事改革と見る向きもある。巻末目次のコメント欄では、当時創刊された『Vジャンプ』に新エピソードが掲載されると予告されたが、実際は週刊の続きであった。
2002年より漫画作品『聖闘士星矢 エピソードG』(原案:車田正美、漫画:岡田芽武)が連載されている。詳しくは、聖闘士星矢 エピソードGを参照。
また、オリジナル小説作品として2002年に『聖闘士星矢 ギガントマキア』(著:浜崎達也)が発売。詳しくは、聖闘士星矢 ギガントマキアを参照。
2003年にはオリジナルビデオアニメ (OVA) が発売され、根強い人気によりアニメ制作も再開された。
そして、2006年8月、『週刊少年チャンピオン』の36・37合併号より、車田本人による新作『NEXT DIMENSION 冥王神話』の連載が開始された。詳しくは、聖闘士星矢 冥王神話を参照。
[編集] メディア展開
[編集] アニメ
制作スタッフ、放映局のデータについては、「テレビアニメ版データ」を参照。
東映動画が手がけたテレビアニメは多くのファンを獲得。原作漫画とともに星矢人気の原動力となった。少年漫画でありながら、女性ファンが多くついたのはアニメ化による影響も大きく、同人誌の題材として好んで扱われた。キャラクターデザインと作画監督を務めた荒木伸吾、音楽担当の横山菁児は、原作者車田の全面的な信頼を得て、後の再アニメ化でも起用された。車田は声優のキャスティングにも満足していたといい、原作者・ファンともに愛されたアニメ版「-星矢」は、商業的にも成功して惜しまれながら1989年に放映を終了した。
主人公である星矢たちの青銅聖衣のデザインは、十二宮編まではアニメ版オリジナルのアレンジが施され、頭パーツがヘルメットタイプだったり、腰がアーマーで覆われていたり、脚部が腿から爪先までを覆うほどだったりと白銀聖闘士並みの重装備だったが(玩具の製品化のしやすさの問題だと思われる)、アスガルド編から原作準拠のデザインになった。
テレビアニメでは原作の展開になぞりつつ、鋼鉄聖闘士、神闘士などオリジナル要素を盛り込み、「ポセイドン編」までをアニメ化。原作の続編である「冥王ハーデス編」のアニメ化が残されたことから、アニメ化待望論が根強く、東映動画側にも以前から企画はあったが、2003年よりオリジナルビデオアニメーション (OVA) としてようやく実現した。しかし故人や高齢の役者は一部変更になっており、中には完全な現役の人気役者も数多く降板になっている。これに難色を示すファンも少なくない。2004年には冥界編の続きとしてオリジナルストーリーのアニメーション映画、『天界編 序奏~overture~』を公開。しかし諸々の事情で興業成績、評価共に芳しくなかった。
[編集] 声優交代の波紋
2005年冬より、SKY PerfecTV!にて『聖闘士星矢・冥王ハーデス冥界編』として新たな作品が放送されている。このとき新作発表に伴い、星矢役を古谷徹から森田成一へ変更するなど、星矢、紫龍、氷河、瞬、一輝、沙織ら6人の主役陣を、1970年代生まれの若手を中心とした声優への変更がなされた(なお、初代ドラゴン紫龍を演じた鈴置洋孝は2006年8月6日に死去した)。
この作品が20年余りにもわたる根強い人気作品であることから、余りにも唐突な声優の交代に対する反響は大きく、2003年からの再アニメ化でオリジナルキャストの高齢化による声質の衰えを嘆いていたファンもいる一方で、キャストの全面的交代に反発するファンの一部からは、星矢にかかわる企業、古谷徹のサイトの電子掲示板にメッセージが国内外から連日寄せられた。古谷のサイトには、原作者へ向けて、さらにはファン同士の辛らつな誹謗中傷等も多数集まり、古谷がファンとの交流のために定期的に行っていたチャットが中止になるアクシデントも生じた。この一件に対する批判的な者の中でも意見は微妙に分かれており、比較的穏健的な者からは「出来るだけオリジナルキャスト陣で原作に沿って一度完結させた上で、リメイクなり新シリーズとしてキャスト交代と言う形であれば、まだ納得は出来た」と主張する者もいる。
こうしたネットにおける一部ファンの抗議の声の高まりに対して、原作者側は変更の理由を当時公式サイトで、オリジナルキャスト陣の声変わりが理由であると説明した。車田は古谷のみ残して、それ以外の声の劣化が著しいオリジナルキャストの交代を求めたが、古谷が自分だけ残る事を善しとせず拒んだためにやむなく全員交代になったというものだった。
しかしこの説明を、「大ヒットしたOVAハーデス十二宮編を含めた新作における製作サイドへの不満とも取れる内容を含む」と、困惑するファンもおり、ファンを完全に納得させるまでには至らなかった。この車田プロの公式サイトの告知文に対して、オリジナルキャストや制作会社は現在までのところ、この問題について公式な発表はしていない。紫龍役の鈴置をはじめ主要キャストの数名が故人となっており、今後新たにゲームやOVAが出るとしても当初の声優を使うことは不可能である。
キャストのみならずベテランの製作スタッフも数多く降板になっており、主題歌作詞を始めかなり車田の介入要素が増えた。 結果として冥界編および同作品主題歌や原作完全版の売り上げにも大きな影響を及ぼしたのは事実であり、国内ランキングでは先行して発売された主題歌は初登場最高264位、DVDに至っては前回の5分の1以下まで売り上げが下がった程に余波は大きい。特にDVDは異例の発売数ヶ月にてワゴンセール送りという事態まで発生しており、定価の七割引きで市場に出され、ファン・消費者を驚愕させた。このワゴンセール事件に関してはエイベックス社の売り切り型出荷による返品が利かないシステムも原因とみられる。
数値における作品としてのセールスは破綻していても、関連商品、特に「聖闘士聖衣神話(セイントクロスマイス)シリーズ」は世界規模のヒット商品となっている。実質的には聖闘士星矢シリーズには関連商品より得る利潤が存在し、これも要因してか、実際の作品の興行から続編製作の可能性が疑問視されていた『冥界編後章』の製作が決定した。後章は完結したが、この作品において星矢は完結すると言われていたものの、実際の内容は終盤に差し掛かりそれまでの原作エピソードと映像化の比率が明らかに狂っており、原作を完全に消化することなく『エリシオン編』の制作が待たれる状態で話が終わってしまっている。現在、続編制作は予定すら公表されていない。
[編集] アニメ作品リスト
[編集] 舞台劇
「海皇ポセイドン編」がバンダイスーパーミュージカルとして舞台化された(1991年8月15日~9月1日、青山劇場)。主催はバンダイとテレビ朝日。当時デビュー間もなかったアイドルグループSMAPが主役の青銅聖闘士たちとポセイドンを、TOKIOが黄金聖闘士たちを演じている。
キャスト
- 海将軍カーサ/白銀聖闘士:水谷誠伺
- その他出演者:高橋広司
スポンサーは不二家で、同年6月26日にヤマハエピキュラス渋谷で行われた記者会見ではおみやげに不二家のスコッチケーキが渡された。なお、後半はSMAPのミニコンサートだったようだ。
ある意味、『テニスの王子様』や『BLEACH』などの最近の少年ジャンプの作品のミュージカル化の先駆けである(ちなみに、その後ジャニーズでは後輩チームMAがミュージカル版『NARUTO-ナルト-』に出演)。
SMAP公式サイドでは半ばなかったことのようになっているが、このミュージカルが存在したことはそのせいで逆に意外と有名な話である(『さよなら絶望先生』などでも触れられている)。ちなみに、SMAPのファンクラブの会報第一号は6人が星矢たちに扮した写真である。
ビデオ・DVDなどは存在せず、BSでオンエアされた時の録画を持っている人を探すほか現在では見る方法はなく(これは同キャストで翌年行われた『ドラゴンクエスト』のミュージカルも同様である)、何らかのメディアに収録されることを望む声もある。
[編集] ゲーム
- ファミリーコンピュータ用ソフト
- ゲームボーイ用ソフト
- 『聖闘士★セイントパラダイス~最強の戦士たち』(1992年)
- ワンダースワン用ソフト
- 『聖闘士星矢 黄金伝説編 Perfect Edition』(2003年)
- プレイステーション2用ソフト(格闘アクションゲーム)
- 『聖闘士星矢 聖域十二宮編』(2005年)※鈴置は本作品が最後の紫龍としての出演となった。
- 『聖闘士星矢 冥王ハーデス十二宮編』 (2007年)
- ニンテンドーDS用ソフト
- 『ジャンプアルティメットスターズ』(2006年11月23日)に『聖闘士星矢』が参戦した。
[編集] 小説
- 小説 『聖闘士星矢 ギガントマキア』 著:浜崎達也、集英社ジャンプ j-BOOKS、2002年、全2巻。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] あらすじ
この世に邪悪がはびこる時、必ずや現れるという希望の闘士聖闘士(セイント)。その拳は空を切り裂き、蹴りは大地を砕くという。
彼らは神話の時代より女神アテナに仕え、武器を嫌うアテナのために素手で敵と戦い、天空に輝く88の星座を守護としてそれを模した聖衣(クロス)と呼ばれる防具を纏う。
6年もの厳しい修行を経てアテナの聖闘士となった少年星矢が、同じ境遇の仲間の聖闘士たちとともにこの世に蔓延する邪悪と戦う。
天馬星座(ペガサス)の星矢、龍星座(ドラゴン)の紫龍、白鳥星座(キグナス)の氷河、アンドロメダ星座の瞬、鳳凰星座(フェニックス)の一輝、という5人の青銅聖闘士(ブロンズセイント)が全編を通じて物語の核となる。
本編は主に聖域編(銀河戦争~十二宮編)、海皇ポセイドン編、冥王ハーデス編(十二宮編、冥界編)の3つのストーリーに分けられる。テレビアニメ版では聖域編と海皇ポセイドン編の間にアスガルド編が入る。
[編集] 聖域編
[編集] 銀河戦争編(青銅聖闘士編)
聖闘士となって日本に帰ってきた星矢たち10人は、城戸沙織が総帥となったグラード財団が主催する「銀河戦争(ギャラクシアンウォーズ)」へ参加させられることになる。優勝した聖闘士に与えられるのは、最強の聖闘士の証、黄金聖衣(ゴールドクロス)。だが、その戦いの最中、鳳凰星座の一輝に率いられた暗黒聖闘士(ブラックセイント)が現れる!
[編集] 暗黒聖闘士編
「銀河戦争」開催中、暗黒聖闘士たちによって黄金聖衣が強奪された。星矢たち青銅聖闘士は、奪われた黄金聖衣を奪還するために暗黒聖闘士と激しい戦いを繰り広げる。
[編集] 白銀聖闘士編
聖闘士の掟に反し銀河戦争なる私闘を演じた青銅聖闘士抹殺のため、聖域(サンクチュアリ)より10人の白銀聖闘士(シルバーセイント)が派遣される。自分たちより格上である強敵との激闘の中、城戸沙織こそ女神アテナの化身である事、そして聖域の教皇こそが全ての戦いの元凶であることが明らかになり、星矢たち青銅聖闘士は教皇に戦いを挑むことを決意する。
[編集] 十二宮編(黄金聖闘士編)
教皇を倒すために、アテナ沙織を擁す青銅聖闘士たちがギリシアの聖域(サンクチュアリ)に乗り込む。が、聖域に到着早々、矢座(サジッタ)のトレミーが放った黄金の矢によってアテナが倒れる。その矢を抜く事が可能なのは教皇だけだと聞き、青銅聖闘士たちは十二宮の頂上にある教皇の間を目指す。その行く手を阻むのは、88の星座の中でも頂点を極めた最強の黄金聖闘士(ゴールドセイント)たち。死闘を乗り越え、本物の教皇を殺害し13年前から教皇になりすましていた双子座のサガと星矢の最終決戦、アテナの復活、そしてサガの自決で終わる。最強といわれる黄金聖闘士が5人(双子座のサガ、蟹座のデスマスク、山羊座のシュラ、水瓶座のカミュ、魚座のアフロディーテ)も命を落とした激戦であった。特に十二宮を守る黄金聖闘士たちが人気を博した物語である。
[編集] アスガルド編
北欧神話をモチーフにしたテレビアニメ版オリジナル。海からきた指輪(ニーベルゲン・リング)の魔力によって邪悪の化身となってしまったオーディーンの地上代行者ヒルダと彼女を守護する7人(正確には8人)の神闘士(ゴッドウォーリアー)と、アテナと地上世界を救おうとする青銅聖闘士の戦いを描く。最後は伝説のバルムングの剣の力によって指輪は破壊され、ヒルダは邪悪から解き放たれて平和が訪れる。
[編集] 海皇ポセイドン編
地上制覇の野望を持つ海皇ポセイドンに拉致されたアテナを助けるため、星矢たちが、地中海(アニメでは北極海)の海底に聳え立つ七本の柱を守る海闘士(マリーナ)、そして海将軍(ジェネラル)たちと闘う。本編は首謀者「双子座のカノン」の改心(原作。アニメではそれは省略されていて、その事でファンの間で賛否両論が起こった)、海皇ポセイドンの魂をアテナの壺で封印、海底神殿の崩壊で終わる。
[編集] 冥王ハーデス編
[編集] 十二宮編
- “黄金聖闘士 / 青銅聖闘士(主に黄金聖闘士)”vs“命を落とした黄金聖闘士 / 冥闘士”
243年ぶりに復活し、聖域へ侵攻を始めた冥王ハーデスと百八人の冥闘士(スペクター)から地上世界を守るため聖闘士たちが闘う。真の教皇シオン、また先の戦いで死んだ黄金聖闘士たちも冥闘士として復活し、アテナの命を奪おうとする。アテナは自害し、冥界へむかう。
[編集] 冥界編
- “黄金聖闘士 / 青銅聖闘士(主に青銅聖闘士)”vs“冥闘士”
ハーデスの本拠である、ダンテの『神曲』をモチーフにした地獄が舞台。瞬と一輝の兄弟を巻き込んだハーデスの肉体の秘密や、それに纏わるパンドラの悲しい過去が暴かれる。そして生死問わず黄金聖闘士12人が集結、それらを集中した太陽の光によって嘆きの壁を破壊してエリシオンに向かう。
[編集] エリシオン編
- “青銅聖闘士”vs“神”
幾多の困難の末ハーデスのいるエリシオンにたどり着きアテナに聖衣を届けようとする星矢たち。その行く手をはばむ2人の神(眠りを司る神ヒュプノスと死を司る神タナトス)そしてハーデスとの最終決戦を迎える。最終的にハーデスは打ち倒され、冥界は崩壊する。
[編集] 原作外伝
[編集] 氷の国のナターシャ
原作本編の外伝。氷河が北極圏にあるブルーグラードの氷戦士たちの戦いに巻き込まれる。聖域編よりも後で、冥王ハーデス編の前に相当すると思われるが、氷河が第一段階の聖衣を十二宮戦で破壊された後にオーロラエクスキューションを身につけた上に瀕死になったにも関らず、本作では第一段階の聖衣をまとった氷河が普通に行動している上にオーロラエクスキューションを放っていたりと、不自然な点も多い。
[編集] アニメ劇場版オリジナル
[編集] 邪神エリス
アニメ劇場版オリジナル第1作。邪神エリスによって死の世界から蘇った亡霊聖闘士たちとアテナの聖闘士たちの戦い。劇場公開時には『聖闘士星矢』とだけ題されていたが、後のDVD化時に「邪神エリス」とサブタイトルが付けられた。詳細は聖闘士星矢 (劇場版)を参照。
[編集] 神々の熱き戦い
アニメ劇場版オリジナル第2作。アスガルドでオーディーン地上代行者のドルバル教主及び配下の神闘士たちとアテナの聖闘士たちとの戦い。テレビシリーズのアスガルド編の原案となった。詳細は聖闘士星矢 神々の熱き戦いを参照。
[編集] 真紅の少年伝説
アニメ劇場版オリジナル第3作。アテナの兄・太陽神アベル、3人のコロナの聖闘士そして死んだはずの黄金聖闘士が復活。地上を支配することを目論み、アテナの聖闘士たちと戦う。詳細は聖闘士星矢 真紅の少年伝説を参照。
[編集] 最終聖戦の戦士たち
アニメ劇場版オリジナル第4作。堕天使ルシファーと4人の聖魔天使、ルシファーによって復活したアベルら三神が現れ、アテナの聖闘士たちと戦う。詳細は聖闘士星矢 最終聖戦の戦士たちを参照。
[編集] 天界編
アニメ劇場版オリジナル第5作。全能の神聖闘士星矢 天界編 序奏~overture~#オリンポス十二神#アポロン率いる天界軍とアテナの聖闘士たちの戦い。詳細は聖闘士星矢 天界編 序奏~overture~を参照。
[編集] その他
[編集] エピソードG
聖闘士星矢 エピソードGを参照。
[編集] ギガントマキア
聖闘士星矢 ギガントマキアを参照。
[編集] 冥王神話シリーズ
聖闘士星矢 冥王神話を参照。
[編集] 登場人物
聖闘士星矢の登場人物を参照。
[編集] 用語解説
[編集] 女神アテナ・聖闘士
- 聖闘士(セイント)
- この世に邪悪が蔓延る時、必ずや現れるといわれている希望の存在。女神アテナを守るため、聖衣と呼ばれる超金属製の鎧を纏って戦う88人の闘士の総称。
- 自己の実力の及ばないところを天佑によって補うため、それぞれが天空の星座を守護に持つ。つまり88の星座それぞれに対応し、88人の聖闘士が存在する。それぞれの守護星座を称号として、○○○座(守護星座)の△△△(本名)と呼ばれる。
- 聖闘士は、黄金聖闘士(ゴールドセイント)、白銀聖闘士(シルバーセイント)、青銅聖闘士(ブロンズセイント)、雑兵の4階級に分けられる。また、修行中の聖闘士候補生は、まだ聖闘士ではない。88人の内訳は黄金12人、白銀24人、青銅48人(※現在の設定では更に4人追加し52人)である。
- アテナが武器を嫌い、それを持って戦うことを禁じているため、自己を高める修行により原子を砕ける程、想像を絶する力を持つまでに至る。
- 聖闘士は守護星座の形がそのまま自らの急所となる。急所から噴出す血を止めるためには真央点を打つ。
- 「聖闘士に同じ技は二度と通用しない」といわれる。確かに一撃目はなすすべもなくやられた強力な技に対しても、二度目は見切ってこのセリフを吐くという描写はよく見られる。しかし、青銅聖闘士対黄金聖闘士等で例が見られるが、実力差が大きすぎると同じ技で何度でも打ち倒されるケースもあるようだ。
- 本来、聖闘士は女性であるアテナを守護する少年達という意味合いから、男性しかなる事が出来ないが、特殊な条件を自らに課す事で女性でもなる事が出来る。その条件とは。
- 自ら女である事を捨てる為、常に仮面を被る。
- もし、素顔を見られた場合、素顔を見た人間を殺すか、その人間を愛する。
- なお、聖域に属さない、暗黒聖衣(ブラッククロス)を身に纏う暗黒聖闘士(ブラックセイント)や、アニメ劇場版第3作に登場する太陽神アベルに従うコロナの聖闘士なども存在する。通常の聖闘士は彼らと区別するため、アテナの聖闘士と呼ばれることもある。
- ※原作では述べられていないが、公式設定本とされる「コスモスペシャル」に載った設定によれば、実際に88人の聖闘士が集結したことは殆ど無いという。聖戦に参加した人数は、本編よりも243年前にハーデスとの聖戦に参加した79人が最高であるとされる。前聖戦が起こった243年前(18世紀半ば:1743年頃)の段階では、地獄の番犬(ケルベロス)座など現在の88星座(20世紀・1928年の国際天文学連合 (IAU) 第3回総会で定数が定められた)とは異なる星座が幾つか存在しており、それにより当時の総数は80だったこと、その中で「鳳凰座(フェニックス)」の聖衣だけは現代(1986年)の一輝が歴代最初の所有者であったという記述を考慮すると、「前聖戦に79人が参加」という記述には整合性がある。ただし、原作中では前教皇であった牡羊座のシオンによると「前聖戦で88人いた聖闘士」という趣旨の発言があり、公式設定と矛盾する。聖闘士が本当に神話の時代から続いた存在ならば、贔屓目に見てもプトレマイオスの定めたトレミーの48星座の聖闘士までが本筋なのであろうが、ヨハン・バイエルが定めた鳳凰星座やカメレオン座、ヨハネス・ヘヴェリウスが制定した蜥蜴星座や猟犬星座の様に後から制定された星座、更には先にも述べたケルベロス座の様に、現在は認められていない星座の聖闘士までもが登場している事は付記しておく。
- ※また、現代においてはグラード財団から100人の孤児が聖闘士になる為の修行に出ているが、星座の数=聖闘士全員の数をオーバーしており、余った者が一体何処に何の修行に行ったのかは不明である。ひょっとしたら何人かずつ同じ修行地に派遣された者もいたのかもしれないが、物語中の謎のひとつである。
- ※アンドロメダ星座やケルベロス星座、カメレオン星座、鳳凰星座のように武器にしか見えない装備品を持つ聖衣もあるが、これらはあくまで下級聖闘士が自分の技量を補うため、もしくは自身の拳を振るう前の牽制用の装備品として位置づけられている。
- 聖衣(クロス)
- 聖闘士が身にまとう防具。各々の守護星座の形を象ったオブジェ形態から分解して、聖闘士の身体を包む防具になる。聖衣は階級別に青銅聖衣(ブロンズクロス)、白銀聖衣(シルバークロス)、黄金聖衣(ゴールドクロス)の3種類があり、更にアテナの血を浴びることで神聖衣(ゴッドクロス)へと進化し、特別な能力を発揮する。
- 聖衣には生命があり、自己修復できないほど破壊されたり、長い間装着者が不在する期間が続くと死んでしまうこともある。死にかけた聖衣を復活させるためには大量の聖闘士の血液が必須。ただし、鳳凰星座(フェニックス)の聖衣は例外で、唯一自己修復機能を持つ聖衣である。しかし、作中では粉々になった聖衣が、聖衣修復の唯一の技術者である牡羊座のムウの手を借りた描写もなく、後のステージでは完全に自己修復しているケースが幾つかあり(銀河戦争で大破したユニコーンや、完璧に粉々にされたヒドラ、ベアー、ライオネットらの聖衣が聖域12宮編で元通りになっていたり、など)、「どの程度破壊」されたから聖衣が「死んだ状態」になるかには一定した基準がない。
- 連載中は、聖衣がどのような構造になっているかを詳しく解説した「聖衣分解装着図」が人気を集めた。
- ※原作では述べられていないが、設定では聖衣は元々、アテナが第一次聖戦時に海皇配下の海闘士(マリーナ)が纏う鱗衣(スケイル)に対抗して、鍛冶神ヘパイストスが作りオリンポス十二神が身に纏う神衣(カムイ)を模して、天空の星座を設計図としてムー大陸の錬金術師たちによって作られたもの。材料はオリハルコン、ガマニオン、星砂粉(スターダストサンド)を用いる。しかし、ムー大陸が沈没し、聖衣の制作、修復技術はほとんど失われてしまい、唯一、牡羊座の黄金聖闘士ムウだけが聖衣を修復できるのみとなっていた。しかし、冥王との戦いで彼も戦死してしまったため、修復を行えるものは皆無となってしまった(ムウの弟子である貴鬼や城戸沙織の命を受けたグラード財団が修復を引き継いでいるとされる)。
- ※なお、聖衣のデザインは車田ではなく、「聖衣デザイナー」と後に呼ばれる複数のアシスタントによってなされた。作中の聖衣を描くのも、アシスタントに任せていた。乙女座・水瓶座の黄金聖衣のデザインコンセプトは、読者からの公募作品による。
- 神聖衣(ゴッドクロス)
- 通常の聖衣がアテナの血を浴び、小宇宙を極限まで高める事により誕生する。すべてを超える限り無く神衣に近い防具である。超次元を飛ぶための翼が生えるなど、特別な能力を発揮する。
- 聖闘士カード(セイントカード)
- 聖闘士は、敵を倒した時に誰が倒したかを明らかにするため、自分の星座を示した札を倒した者の傍に置くことがある。これを投げる事により、遠くにある標的を攻める事も可能。基本的に殺傷能力はないが、カラスを打ち落とす程度のことは出来る。
- 聖域(サンクチュアリ)
- ギリシャにあるアテナ神殿周辺の地域。結界で守られているため、一般の人間は立ち入ることができず、その存在すら知覚することができない。アテナ神殿にたどり着くためには十二宮の全てと教皇の間を突破する必要がある。
- 十二宮(じゅうにきゅう)
- 聖域にある黄道十二宮の名がつけられた12の神殿。アテナ神殿を守るための結界であり、それぞれを黄金聖闘士が守護している。頂上にあるアテナ神殿にたどり着くためには白羊宮から順番に上っていかねばならず、テレポーティションなども不可能とされる。しかし、実際には抜け道がいくつか存在している様である。また、天秤座の黄金聖闘士である五老峰の老師(童虎)が、氷の棺に閉じ込められた氷河を救うために、中国からギリシャにある聖域の天秤宮まで、天秤座の黄金聖衣を弟子の紫龍たちの元にテレポートしたケースもある。
- アテナ神殿
- 聖域の頂上にある神殿。巨大なアテナ神像が安置されているが、この神像の正体はアテナの神聖衣である。また、神像の台座には神王クロノスの神具メガスドレパノンが封印されている。
- スターヒル
- 教皇のみが出入りを許されている、アテナ神殿よりもさらに奥にある禁区。鋭角状のひときわ高い丘に小屋が建っている。ここで星の動きを観測することで大地の吉凶を占う。また、サガの乱の核心に迫る秘密がこの地に隠されていた。
- 教皇(きょうこう)
- 聖闘士をまとめ、アテナを補佐する、聖域の最高権力者。アテナ不在時の代理でもあり、通常は黄金聖闘士の中から先代教皇の直接指名によって次代の教皇が選ばれる。
- 助祭長(じょさいちょう)
- 教皇を補佐する助祭司の長。教皇の不在時はその代理も務める。通常は白銀聖闘士から選ばれる。
- ※原作には登場せず、アニメ版の矛盾点を解説するために後から設定された。小説版にも登場する。小説版『ギガントマキア』では白銀聖闘士・祭壇座(アラ)のニコルであった。
- 聖戦(せいせん)
- 数百年に一度、アテナの聖闘士たちがその総力をあげて臨まなければならない戦い。前回の聖戦は243年前にハーデス率いる軍勢との間に起こり、勝利したものの生き残った聖闘士は2人だけだったという。
- ※原作では述べられていないが、設定によれば、全能の神ゼウスがアテナに全権を譲り失踪した後、アテナと他の神々との間で行われる地上の覇権をめぐる争い。また、乙女座の黄金聖闘士は代々、歴代の聖戦の記憶を受け継いでいるとされる。
[編集] 青銅聖闘士
- 青銅聖闘士(ブロンズセイント)
- 青銅聖衣を身に纏う最下級の聖闘士。詳細は青銅聖闘士を参照。
[編集] 暗黒聖闘士
- 暗黒聖闘士(ブラックセイント、※アニメではあんこくセイント)
- 聖闘士の力を私利私欲のために使う悪の聖闘士。詳細は暗黒聖闘士を参照。
[編集] 白銀聖闘士
- 白銀聖闘士(シルバーセイント)
- 基本的体術を習得している聖闘士の代名詞たる存在。詳細は白銀聖闘士を参照。
[編集] 黄金聖闘士
- 黄金聖闘士(ゴールドセイント)
- 聖域の十二宮を守護する12人の最上級聖闘士。詳細は黄金聖闘士を参照。
[編集] アニメ版のみの聖闘士
テレビ版
- 幽霊聖闘士(ゴーストセイント)
- 悪行を働いた挙句に聖域を追放された聖闘士のアウトローたち。聖域の流刑地であるカリブ海の魔界島に終生遠島の身となっている。
- 鋼鉄聖闘士(スチールセイント)
- グラード財団の麻森博士によって作られた機械の聖衣をまとった闘士。正規のアテナの聖闘士ではないために守護星座はなく、小宇宙による闘法も使えないが、過酷な訓練で鍛え抜かれた肉体と鋼鉄聖衣のサポートにより、青銅聖闘士に匹敵する力を発揮できる。
- 鋼鉄聖衣(スチールクロス)
- 麻森博士の技術力とグラード財団の科学力によって作られた機械の聖衣であり、聖域の正規の聖衣ではない。非装備時には星座を模したマシンに変形し、鋼鉄聖闘士を上に乗せて空を飛び、地を疾走する。
- ※アニメ企画時、星矢たちの聖衣を飛行機や車のようにメカニカルにアレンジしようという案があり、これが鋼鉄聖闘士の原案となった。登場当初はそれなりに見せ場があったのだが、テレビアニメがオリジナル展開から原作重視に移行したためいつの間にかいなくなってしまった。
- その他
- 詳細は聖闘士星矢の登場人物を参照。
[編集] 氷戦士
- 氷戦士(ブルーウォリアー)
- 北極圏にある極寒の地ブルーグラードを守る戦士。聖闘士と互角の実力を持つ。
- ※原作では述べられていないが、設定では第一次聖戦後、北氷洋に封印した海皇の魂を監視するためにアテナが配置した聖闘士たちの子孫である。この設定の関係で、原作では地中海にあったポセイドンの海底神殿が、アニメでは北極海(北氷洋)に変更されている。
[編集] 海皇ポセイドン・海闘士
[編集] 冥王ハーデス・冥闘士
[編集] オリンポス十二神・天闘士
- オリンポス十二神
- 全能の神ゼウス率いる選ばれた神々による天界軍。その身には神衣を纏い天闘士を率いる。
- 神衣(カムイ)
- 神々が身に纏うという鎧。原作でその存在のみが述べられた。
- 天闘士(エンジェル)
- オリンポスの神々を守る闘士。詳細は聖闘士星矢 天界編 序奏~overture~を参照。
[編集] 神闘士
[編集] 小宇宙と第七感・第八感
- 小宇宙(コスモ)
- 登場する闘士たちは、「小宇宙」と呼ばれる体内の宇宙的エネルギーを燃焼させて繰り出す闘法が特徴で、拳で空を引き裂き、蹴りで大地を割るほどの威力を誇る。小宇宙は主に精神力・集中力などに比例・呼応して高まる。そのため六感(五感 + 第六感(直感))のいずれかを意図的に封じるなどしてこの助力とし、爆発的に小宇宙を増大する事もできる。が、実際に目を潰したりすると戦闘時の支障が非常に大きく、かと言ってただ目をつぶったりするだけでは余程の修練を積まない限り大した効果を発揮せず、かえって逆効果にもなりうる。上級の闘士となれば小宇宙の爆発により星々をも砕く破壊力を生み出したり、相手の肉体のみならず精神までも破壊したり、冥界・異次元などの異空間へ相手を放逐するといった超絶的な技も存在する。
- 第七感(セブンセンシズ)
- 「第六感」を越える「第七感」(七識、末那識とも言われる)。目覚めた者は小宇宙を最大限まで増幅する事ができるが、それが可能なのは聖闘士の中でも少数(黄金聖闘士は全員)である。
- ※なお、英語の「セブンセンシズ」 (seven senses) という言葉は、七つの感覚、すなわち「七感」をさす。正確には第七感をさす言葉は「セブンスセンス」 (seventh sense) であるので注意すること。
- 第八感(エイトセンシズ)
- 「第七感」を越えた「第八感」である「阿頼耶識」(あらやしき:八識ともいう)に目覚めた者は生きたまま地上界と冥界を行き来する事が出来る。
- ハーデス編に入った時点で阿頼耶識に目覚めていた聖闘士はシャカ一人だったが、その後、彼以外にもアテナ、冥界に突入する時点でシャカ以外にも存命していた黄金聖闘士5名全員(ムウ、アイオリア、ミロ、カノン、童虎)と、青銅聖闘士5名(星矢、紫龍、氷河、瞬、一輝)が、次々と阿頼耶識に目覚めて、皆が生きて冥界にたどり着いた。白銀聖闘士オルフェも冥界で生存していた。
- ※なお、英語の「エイトセンシズ」 (eight senses) という言葉は、八つの感覚、すなわち「八感」をさす。正確には第八感をさす言葉は「エイスセンス」 (eighth sense) であるので注意すること。
[編集] テレビアニメ版データ
[編集] スタッフ
- プロデューサー:旗野義文、横山和夫→森下孝三
- 原作:車田正美
- シリーズ構成:小山高生、菅良幸
- ナレーション:田中秀幸
- 音楽:横山菁児
- キャラクターデザイン:荒木伸吾、姫野美智
- 作画監督:荒木伸吾、青木哲郎、長谷川憲生、高井久、大島城次、進藤満尾、佐々門信芳、牧野行洋、中島五郎、小林智子、直井正博、稲津善吉、井上栄作、河合静男、只野和子、星川信芳
- 美術デザイン:窪田忠雄(1~99話)→鹿野良行(100話以降)
- 美術:窪田忠雄、鹿野良行、大河内稔
- シリーズディレクター:森下孝三→菊池一仁
- 演出:森下孝三、勝間田具治、梅澤淳稔、政木伸一、山内重保、影山楙倫、石崎すすむ、堀川和政、明比正行、菊池一仁、高木翔、福多潤、横山広行、細田雅弘、伊東政雄、又野弘道
- 製作担当:武田寛
- テレビ朝日プロデューサー:加藤守啓、川田方寿
- 撮影:白井敏雄、森下成一、大谷尚一、沖野雅英
- 編集:吉川泰弘
- 録音:波多野勲
- 効果:今野康之
- 選曲:渡辺恭野→佐藤恭野
- 記録:池野美雪→井出信一
- 美術進行:北山礼子
- 現像:東映化学
- 製作:テレビ朝日、東映
[編集] 主題歌
- 初代OP:『ペガサス幻想(ファンタジー)』歌:MAKE-UP
- (作詞:竜真知子、作曲:松澤浩明 / 山田信夫、編曲:MAKE-UP)
- 二代目OP:『聖闘士神話(ソルジャードリーム)』歌:影山ヒロノブ / BROADWAY
- (作詞:只野菜摘、作曲:松澤浩明、編曲:BROADWAY)
- 初代ED:『永遠ブルー』歌:MAKE-UP
- (作詞:竜真知子、作曲:松澤浩明 / 山田信夫 / 河野陽吾、編曲:MAKE-UP)
- 二代目ED:『夢旅人』歌:影山ヒロノブ / BROADWAY
- (作詞:許瑛子、作曲:影山ヒロノブ / 須藤賢一、編曲:BROADWAY)
[編集] アニメ放映年月日・サブタイトル
サブタイトルの基本は「○○! ○○」。なお、年月日は関東地方のもの。
話数 | 放映日 | サブタイトル |
---|---|---|
1 | 1986/10/11 | よみがえれ! 英雄伝説 |
2 | 1986/10/18 | 燃えろ! ペガサス流星拳 |
3 | 1986/10/25 | キグナス! 氷原の戦士 |
4 | 1986/11/1 | ドラゴン! 無敵の拳と盾 |
5 | 1986/11/15 | 奇蹟の復活! 友情の小宇宙 |
6 | 1986/11/22 | フェニックス! 地獄を見た戦士 |
7 | 1986/11/29 | うばわれた! 黄金聖衣 |
8 | 1986/12/6 | 倒せ! 暗黒フェニックス軍団 |
9 | 1986/12/13 | 強敵! 暗黒の四天王あらわる |
10 | 1986/12/20 | 危うし紫龍! 聖衣の墓場 |
11 | 1986/12/27 | 死闘! 恐怖の黒死拳 |
12 | 1987/1/10 | つかめ! 友情の星雲鎖 |
13 | 1987/1/17 | 燃えあがれ! 炎の一撃 |
14 | 1987/1/24 | 敗れたり! 幻魔拳 |
15 | 1987/1/31 | 今あかす! 一輝の謎 |
16 | 1987/2/7 | 巨大! ドクラテスの猛襲 |
17 | 1987/2/14 | 救え! 沙織の危機 |
18 | 1987/2/21 | 大暴れ! カリブの幽霊聖闘士 |
19 | 1987/2/28 | 生か死か! 魔界島の血戦 |
20 | 1987/3/7 | 本気で戦え! シャイナの逆襲 |
21 | 1987/3/14 | 非情! オーロラの対決 |
22 | 1987/3/21 | 炎の復活! 不死身の一輝 |
23 | 1987/3/28 | シルバー聖闘士! 誇り高き刺客 |
24 | 1987/4/7 | 飛べペガサス! すい星のように |
25 | 1987/4/14 | 戦え! アテナのもとで |
26 | 1987/4/21 | 敵か味方か! スチールセイント |
27 | 1987/5/2 | 星矢が石に! メドゥサの盾 |
28 | 1987/5/9 | ドラゴン! 捨て身の一撃 |
29 | 1987/5/16 | 誘拐! 沙織を襲うカラス軍団 |
30 | 1987/5/23 | 燃えあがれ! 愛のコスモ |
31 | 1987/5/30 | 幻魔! 生死のデッドライン |
32 | 1987/6/6 | 大爆発! デスクイーン島 |
33 | 1987/6/13 | 龍虎激突! 光なきドラゴンの涙 |
34 | 1987/6/20 | さらば友よ! やすらかに眠れ |
35 | 1987/6/27 | 決死行! 開けドラゴンの目よ |
36 | 1987/7/4 | 驚き! 12体のゴールドクロス |
37 | 1987/7/11 | 仮面が叫ぶ! 愛か死か |
38 | 1987/7/18 | 激突! ゴールドセイント |
39 | 1987/7/25 | 光速! マッハを超える強拳 |
40 | 1987/8/1 | 行くぞ! 俺たちの旅立ち |
41 | 1987/8/8 | 聖域大決戦! アテナ最大の危機 |
42 | 1987/8/15 | 究極のコスモ! セブンセンシズ |
43 | 1987/8/22 | ビッグバン! 金牛宮の戦闘 |
44 | 1987/8/29 | 双児宮! 光と闇の迷宮 |
45 | 1987/9/5 | 恐怖! 異次元への漂流 |
46 | 1987/9/12 | 吠えろ! 攻防一体の星雲鎖 |
47 | 1987/9/19 | さらば氷河! 勇者よ眠れ |
48 | 1987/9/26 | ドラゴン! 甦れ死の国から |
49 | 1987/10/10 | 愛! 春麗の祈り |
50 | 1987/10/17 | 昇れ龍! 紫龍怒りのコスモ |
51 | 1987/10/24 | なぜだ! 牙をむいた黄金の獅子 |
52 | 1987/10/31 | アーレス! 伝説の魔皇拳 |
53 | 1987/11/7 | 男だ! カシオス愛に死す |
54 | 1987/11/14 | 一輝! 翼をもがれた不死鳥 |
55 | 1987/11/21 | 友情のきずな! アテナの叫び |
56 | 1987/11/28 | シャカ! もっとも神に近い男 |
57 | 1987/12/5 | 無の恐怖! 目をあけたシャカ |
58 | 1987/12/12 | 壮烈! 友情に散った一輝 |
59 | 1987/12/19 | 甦れ白鳥! 生と死と愛と |
60 | 1987/12/26 | 氷河復活! この命をかけて |
61 | 1988/1/9 | 降伏か死か! この翼ある限り |
62 | 1988/1/16 | 進め氷河! 誇り高き勇者 |
63 | 1988/1/23 | 響け! 聖域のゴールドクロス |
64 | 1988/1/30 | 少年よ! 君たちにアテナを託す |
65 | 1988/2/6 | うなる聖剣! シュラ対ドラゴン |
66 | 1988/2/13 | ああ紫龍! 星となって消ゆ |
67 | 1988/2/20 | さらば! 我が師よ我が友よ |
68 | 1988/2/27 | 美の戦士! アフロディーテ |
69 | 1988/3/12 | デモンローズ! 甘き死の香り |
70 | 1988/3/19 | 安らかに! 瞬、最後の微笑 |
71 | 1988/3/26 | 消える火時計! 教皇の正体 |
72 | 1988/4/9 | 行け星矢! 友の死をこえて |
73 | 1988/4/16 | 集え友よ! アテナのもとに |
74 | 1988/4/23 | 極北の敵! 伝説の神闘士 |
75 | 1988/4/30 | ヒルダ! 悪魔に魅入られた女神 |
76 | 1988/5/7 | 巨人トール! 憎悪のコスモ |
77 | 1988/5/14 | 巨星の涙! ヒルダのために死す |
78 | 1988/5/21 | 牙むく! 北の狼フェンリル |
79 | 1988/5/28 | 哀れ! ノーザン群狼拳の宿命 |
80 | 1988/6/4 | 氷原に消ゆ! 悲しき遠吠え |
81 | 1988/6/11 | フレア! 愛ゆえの死闘 |
82 | 1988/6/18 | 舞え白鳥! 氷中の灼熱地獄 |
83 | 1988/6/25 | 妖しの竪琴! 瞬を誘う死の序曲 |
84 | 1988/7/2 | 死の宣告! ストリンガー葬送曲 |
85 | 1988/7/9 | 哀しみの勇者! 凍てついた憎悪 |
86 | 1988/7/16 | 不死鳥! 真紅に燃える翼 |
87 | 1988/7/23 | 魔の紫水晶! セイントの墓場 |
88 | 1988/7/30 | 炎の剣! 恐るべき野望 |
89 | 1988/8/13 | 邪悪のいけにえ! 精霊たちの森 |
90 | 1988/8/20 | ふり向くな星矢! 昇龍のコスモ |
91 | 1988/8/27 | 燃えよ瞬! 黒い牙に隠された謎 |
92 | 1988/9/3 | うずまけ! 瞬 究極の星雲鎖 |
93 | 1988/9/10 | バド! 宿命の双子星 |
94 | 1988/9/17 | 兄弟の絆! シドよ祖国に眠れ |
95 | 1988/10/15 | 気高き勇者! 甦える伝説の騎士 |
96 | 1988/10/22 | 龍対龍! 十万分の一秒の勝機 |
97 | 1988/10/29 | 海魔女! 美しき死の調べ |
98 | 1988/11/5 | 奇跡の出現! オーディーンローブ |
99 | 1988/11/12 | アテナよ! 気高き永遠の祈り |
100 | 1988/11/19 | 海皇ポセイドン! 聖戦ふたたび |
101 | 1988/11/26 | 打ち砕け! 七つの海の巨大柱 |
102 | 1988/12/3 | 神秘の輝き! 金色の青銅聖衣 |
103 | 1988/12/10 | 危うし瞬! 恐るべき魔獣の牙 |
104 | 1988/12/17 | 魔獣死すべし! 不滅の黄金鎖 |
105 | 1988/12/24 | 聖剣! 右腕に宿るシュラの魂 |
106 | 1989/1/14 | 夢無残! 再会は死の匂い |
107 | 1989/1/21 | 心の狩人! リュムナデス無情 |
108 | 1989/2/11 | アイザック! 氷の心を持つ男 |
109 | 1989/2/18 | がんばれ貴鬼! 哀しき死闘 |
110 | 1989/2/25 | 聞け! 美しきアテナの歌声 |
111 | 1989/3/11 | 友よ! 死ぬ時は一緒だ |
112 | 1989/3/18 | ふたつの魂! 海皇復活の謎 |
113 | 1989/3/25 | 海皇を射て! 黄金の一矢 |
114 | 1989/4/1 | 輝け友情の星よ! 永遠の少年伝説 |
[編集] 逸話
- 初代OP『ペガサス幻想(ファンタジー)』はイタリアのロックバンドHIGHLORDが2002年8月21日に発売したアルバム「Breath of Eternity」の日本版ボーナストラックで「Pegasus Fantasy」の曲名で全編英語詩でカヴァーされ、好評を博した。
[編集] 放映ネット局
- EX テレビ朝日
- ABC 朝日放送
- NBN 名古屋テレビ
- HTB 北海道テレビ
- RAB 青森放送
- IBC 岩手放送(現・IBC岩手放送)
- KHB 東日本放送
- ABS 秋田放送
- YBC 山形放送
- KFB 福島放送
- NT21 新潟テレビ21
- UTY テレビ山梨
- TSB テレビ信州
- ITC 石川テレビ
- FBC 福井放送
- SKT 静岡けんみんテレビ(現・SATV 静岡朝日テレビ)
- BSS 山陰放送
- HOME 広島ホームテレビ
- KRY 山口放送
- KSB 瀬戸内海放送
- JRT 四国放送
- RNB 南海放送
- RKC 高知放送(末期は帯番組として放送)
- KBC 九州朝日放送
- NBC 長崎放送
- TKU テレビ熊本
- OBS 大分放送
- MRT 宮崎放送
- KKB 鹿児島放送
- RBC 琉球放送
[編集] 外部リンク
- 聖闘士星矢(集英社公式サイト)
- 聖闘士星矢(東映アニメーション公式サイト)
- 聖闘士星矢 冥王ハーデス十二宮編
- 劇場版 聖闘士星矢 天界編序奏 ~overture~
- 聖闘士星矢 冥王ハーデス冥界編
- 聖闘士星矢 ネットワーク
- 声優変更についての車田告知文(リンク先中段)
[編集] 前後番組の変遷
テレビ朝日系(ここからテレビ朝日制作枠) 土曜19:00枠 | ||
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前番組 | 聖闘士星矢 | 次番組 |
光の伝説(朝日放送制作) | 悪魔くん(アニメ版) |
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漫画・小説 | 無印 - エピソードG - 冥王神話 - ギガントマキア |
劇場版 | 第1作 - 神々の熱き戦い - 真紅の少年伝説 - 最終聖戦の戦士たち - 天界編 |
人物 | 星矢 - 紫龍 - 氷河 - 瞬 - 一輝 - 城戸沙織 青銅聖闘士 - 白銀聖闘士 - 黄金聖闘士 - 暗黒聖闘士 - 海闘士 - 冥闘士 - 神闘士 - その他 |
玩具 | 聖闘士聖衣大系 - 聖闘士聖衣神話 |