救急戦隊ゴーゴーファイブ
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『救急戦隊ゴーゴーファイブ』(きゅうきゅうせんたいゴーゴーファイブ)は、1999年(平成11年)2月21日から2000年(平成12年)2月6日までテレビ朝日系列で毎週日曜日7:30 - 8:00に全50話が放送された、東映製作の特撮テレビドラマシリーズ「スーパー戦隊シリーズ」第23作である。戦隊シリーズとしては珍しく、タイトルに「~マン」や「~レンジャー」が付かない作品である。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
スーパー戦隊シリーズ | ||
第22作 | 星獣戦隊 ギンガマン |
1998年2月 ~1999年2月 |
第23作 | 救急戦隊 ゴーゴーファイブ |
1999年2月 ~2000年2月 |
第24作 | 未来戦隊 タイムレンジャー |
2000年2月 ~2001年2月 |
目次 |
[編集] あらすじ
1999年、世紀末の地球に、大魔女グランディーヌを降臨させようと、災厄をもたらす悪の一族、災魔一族が飛来してきた。地上は天変地異にあふれ、やがて大混乱に陥った。その頃、巽防災研究所所長・巽世界は、長男・纏ら5兄妹を救急戦隊『ゴーゴーファイブ』に任命する。纏(ゴーレッド)らは、アンチハザードスーツを着装、ビクトリーロボなどを駆使し、災魔一族に立ち向かう。
[編集] 概略
[編集] 特徴
1982年作の『大戦隊ゴーグルファイブ』以来、17年ぶりの「レンジャー」でも「マン」でもない戦隊であり、タイトルもゴーグルファイブに酷似しているが、これはゴーグルファイブの企画段階で没案となった名前を本作で再起用したため。
『地球戦隊ファイブマン』以来2度目の兄妹戦隊となった本作の題材は二つある。一つは、消防士、救急救命士など人命救助に関わる職業で、背景には1991年の救急救命士法制定や1995年の阪神・淡路大震災などで、これらの職業に対する注目度が高まっていた事が挙げられる。ここから、主人公たる巽5兄妹は消防士、警察官、救急救命士出身という設定がなされ、5兄妹が戦う動機も「人の命を守る」=「地球の未来を守る」とされた。このコンセプトはメタルヒーローシリーズの、特にレスキューポリスシリーズに近いものがあるが、本作は明確な敵組織が存在し、怪人も出現することが大きく異なる。
もう一つは、1999年という年が、16世紀フランスの占星術師ミッシェル・ド・ノートルダム(ノストラダムス)の著書『百詩篇集』(いわゆる『諸世紀』)で「恐怖の大王」が降臨するとされた「1999の年7の月」に当たるとされた事と、同年の8月18日に生じるとされた「グランドクロス」(太陽系の各惑星が、地球から見て十字上に並ぶ現象。占星術上の概念で、天文学用語ではない)によって、「世界の終末」を煽った読み物が人気を得ていた点である。
基本の5戦士が5人兄弟(兄妹)という戦隊は、他にも『地球戦隊ファイブマン』、『魔法戦隊マジレンジャー』があるが、本作では、敵側の幹部も4人兄弟(オリジナルビデオに登場した本来の長男・闇王ギルも含めれば5人兄弟)であり、「主人公側の兄弟」対「悪役側の兄弟」という図式となる点も、本作の特徴であるといえる。
なお本作品は2006年現在、『恐竜戦隊ジュウレンジャー』以降では唯一戦士の追加がなかった作品となっている。当初は本作品でも戦士の追加が予定されていたが、正規メンバーである巽兄妹のキャラクターが予想以上に濃くなり、タイトルにファイブと入っていることもあってか、戦士の追加が行われず1年間5人のままで通した。これによって兄弟や家族の絆といったテーマを、より深く丁寧に描くことに成功した。なおパワーレンジャーライトスピードレスキュー(海外版ゴーゴーファイブ)では、海外オリジナルのタイタニウムレンジャーという6人目の戦士がいる。
音楽は渡辺宙明の実子である渡辺俊幸が担当。親子二代で同一特撮テレビシリーズの音楽を手がけるのは初めての事であり、20年以上途切れなく続く長期シリーズならではの出来事と言えるだろう。
演出上の特徴として、主人公らが変身後に着用している「アンチハザードスーツ」は、災害救助用特殊装備の発展形という設定がされていることから、ゴーグルの下の素顔が見える描写が多くあり、西岡ら変身前の巽兄妹を演じた俳優達は、かなりの頻度でスーツを着て演技し、「これはドラマじゃない。ドキュメンタリーだ」との感想さえ持ったという。
又、OP・ED、番組内のテロップは『電磁戦隊メガレンジャー』と同じテロップ体を使用(但し、敵側の幹部、怪人の紹介時は別のものを使用)。
本作では新たに変身前に着用するジャケットが初登場するが、同作と次作『未来戦隊タイムレンジャー』のみ私服の上から共通のデザインのジャケットを着用する形式となっている。
[編集] キャスティング
キャスティングでは巽5兄妹の父・世界に、実際に男子4人・女子1人の父親である歌手・マイク真木を起用している(なお第41話では真木の長男・真木蔵人が纏の元上司役でゲスト出演し華を添えた)。また速瀬京子は、声優として『新世紀エヴァンゲリオン』の惣流・アスカ・ラングレー役など数々のアニメ作品で活躍し、熱狂的な戦隊シリーズファンがこうじてJAEプロモーションに所属するまでになった宮村優子が演じている。
また、ナレーションには、低音で分かり易い語り口の郷里大輔を起用。報道番組や「決定的瞬間」系番組でも見せる郷里独特の緊迫感溢れる語りぶりを発揮した。
[編集] 登場人物
[編集] ゴーゴーファイブ=巽一家
巽家は江戸時代以来の火消しの家系で、災魔一族の襲来以前より、5兄妹は消防士、警察官、救急救命士など、市民の安全を守る職業に就いていた(第2話で巽博士が5人に無断で勤務先に退職届を出した)。なお、災魔一族との戦いが終結した後は全員元の職場に復帰している。
※「纏」のように画数の多い漢字を用いたり、「流水」を「ながれ」と読ませるなどの当て字が使われていることから、ゴーゴーファイブの5兄妹と巽博士の名前はオープニングクレジット等ではカタカナで表記された。
- ゴーレッド/巽 纏(たつみ マトイ) - 演:西岡竜一朗/スーツアクター:高岩成二、福沢博文
- 巽兄妹の長男。元・首都消防局レスキュー隊員。ゴーゴーファイブのリーダー。強い精神力を持ち、「気合」という言葉を好む。責任感は人一倍強い。時として長男の責任感が空回りして弟妹達から横暴に見られることもあるが、弟妹達の窮地には自らの危険を顧みず助けに行く。矢沢永吉のファン。1975年1月21日生まれ、O型。変身後のジャンプ力は40m、走力は4.6秒/100m。彼のアンチハザードスーツは、火災が起きた建物をスコープで確認し、残された人の救出に向かうように出来ている。そのため、耐熱・耐冷性を強化して作られており、現場で長時間の活動ができるように、一番多く酸素やバッテリーを搭載している。
- ゴーブルー/巽 流水(たつみ ナガレ) - 演:谷口賢志/スーツアクター:日下秀昭、今井靖彦
- 次男。元・首都消防局化学消防班員兼研究スタッフ。ゴーゴーファイブのサブリーダー。頭が良く沈着冷静で、兄妹のフォロー役的存在。父・モンドの科学者としての血を最も強く引き、戦いの傍らレスキューツールの開発にも余念がない。1976年4月5日生まれ、AB型。変身後のジャンプ力は38m、走力は5.2秒/100m。彼のアンチハザードスーツは、的確な消火活動のための、膨大な情報がインプットされている。また、モニターには薬品やメカの知識が表示され、救助活動の手助けをしてくれる。
- ゴーグリーン/巽 鐘(たつみ ショウ) - 演:原田篤/スーツアクター:竹内康博
- 三男。元・首都消防局航空隊ヘリコプター部隊員。操縦桿を握らせると調子に乗りやすいが、自分の信念を貫く一徹さと、災魔とも心を通わせる事は可能と信じる優しさも併せ持つ。ジャンプ力とスピードは5人の中でナンバー1。1977年8月19日生まれ、A型。変身後のジャンプ力は42m、走力は4.8秒/100m。彼のアンチハザードスーツは、飛行機の加速重力に耐えられるように強化されている。また、世界中の空港の管制センターや飛行機と交信できる無線が内蔵されており、あらゆる高層被害に対処できるように設計されている。
- ゴーイエロー/巽 大門(たつみ ダイモン) - 演:柴田賢志/スーツアクター:蜂須賀祐一、今井靖彦
- 四男。元・首都警察巡査。男兄弟の中ではいちばん年下のため、甘えん坊で泣き虫だが、失敗を重ねながらも優秀な兄達に追いつこうと頑張る努力家。番田流格闘術の心得があり、素手でサイマ獣を倒したことも。牛乳が好物で、飲むと倍以上の力を発揮する。1978年11月5日生まれ、B型。変身後のジャンプ力は34.5m、走力は4.2秒/100m。彼のアンチハザードスーツは、街の人々を安全に避難させるために、常に警察との連絡が取れるように作られている。また、相互通信が可能で、警察に届いた新情報がいち早くイエローに通達されるシステムが組み込まれている。
- ゴーピンク/巽 祭(たつみ マツリ) - 演:坂口望二香(現・柴田かよこ)/スーツアクター:中川素州
- 長女(五子)。元・国立臨海病院所属救急救命士。職業柄命の重みを誰よりも強く知っており、弱者を踏みにじる行いを嫌う。末っ子ながらしっかり者で、私生活では兄達のまとめ役である。1979年12月21日生まれ、O型。変身後のジャンプ力は30m、走力は6.2秒/100m。彼女のアンチハザードスーツは、手を握るだけで瞬時にその人の体調が診断できる装備が施されており、病人や怪我人の場合は、応急処置の方法がモニターに表示されるように設計されている。また、第44話では、これまでの出来事が記録されたディスクの映像より、風呂場で纏とでくわしてしまった際に、裸にバスタオルを巻いた姿を披露した事もある(このシーンは第13話でも祭が回想している)。また、第45話ではディーナスの歌声に誘惑された纏達を正気に戻すために自ら歌声を披露した。
- 巽 世界(たつみ モンド) 博士 - 演:マイク真木
- 巽兄妹の父。巽防災研究所所長。神童と言われ、1980年代後半に宇宙のマイナスエネルギーがもたらす大災害を予見し、家族と離れてまでアンチハザードスーツ、99マシンなどの諸装備を10年の歳月をかけて一人で開発、大災害に備えていた。飄々とした性格だが、自ら敵陣に赴くことも辞さない熱さも持つ。兄妹達の精神的アドバイザーでもある。趣味はギター演奏。
- 巽 律子(たつみ りつこ) - 演:吉沢京子
- 巽兄妹の母。いなくなった夫を探すため、8年前に家を出て、その後行方不明になっていた。
- アナライズロボ・ミント - 声:相田さやか
- モンド博士の助手的役割をするAI(人工知能)ロボット。
[編集] ゴーゴーファイブの協力者
- 速瀬 京子(はやせ きょうこ) - 演:宮村優子
- 宇宙飛行士。ショウの航空学校時代の先輩。スペースシャトルによるミッションの帰途サイマ獣に襲われたところを救われて以来、ゴーゴーファイブに憧れている。エンジニアでもあり、モンド博士をサポートする事もある。オリジナルビデオ『救急戦隊ゴーゴーファイブ 激突! 新たなる超戦士』ではジークジェンヌに着装した。また、1~2回程度ではあるが、『新世紀エヴァンゲリオン』で宮村優子が声をあてていた惣流・アスカ・ラングレーの決め台詞「あんた、バカ!」を口にした事もある。
- 乾 謙二(いぬい けんじ) - 演:岩尾拓志
- 首都消防局総監。首都防災の最高責任者の立場から、当初は民間組織であるゴーゴーファイブの活動に批判的だったが、後に理解者となる。巽家同様火消しの家系で、巽家とは300年来のライバル。
[編集] 災魔一族
破壊そのものを目的とする悪魔の種族。大いなる災いをもたらす惑星配列(グランドクロス)を利用して、地球に大災害をもたらそうとする。一族の長である大魔女グランディーヌは、地球にマイナスエネルギー(ウルトラマン80のマイナスエネルギーとは無関係)が満ち溢れ、グランドクロスが完全になった時に降臨する。グランディーヌを迎える為にその子供である災魔四兄弟は、大都市にサイマ獣を送り込み、人類の文明を破壊し尽くそうとする。北極に降りた魔宮サイマパラディコを根拠地としている。
- 大魔女グランディーヌ - 声:山田美穂
- 災魔一族を支配する女王で、四兄弟の母。宇宙のマイナスエネルギーの結合体。25話で地球に降臨するが、降臨の儀式がゴーゴーファイブによって妨害された為、不完全な姿だった。その後は完全体になる為に子供たちにマイナスエネルギーを集めさせようとするが、子供たちは悉く失敗。不甲斐ない我が子らに見切りをつけたグランディーヌは大地の底に溜まっていたマイナスエネルギーを吸収し、48話で完全な姿となるが、ゴーゴーファイブによって倒される。だが、肉体は滅びてもエネルギー体となって生き延びており、最終話では二大破壊神と同化してゴーゴーファイブを追い詰める。しかし、マックスビクトリーロボ・ブラックバージョンによって二大破壊神を倒され、消滅した。
- 極めて冷酷な性格で、自分の子供であるコボルダですら使い捨ての駒として扱った。ジルフィーザIIとサラマンデスドラゴンも「サイマ獣の最大最強の姿」と尖兵と同一視していた。
- 呪士ピエール - 声:松野太紀/スーツアクター:宮崎剛
- 災魔一族に仕える執事。災魔カードを駆使し、サイマ獣を召喚、巨大化させる。ドロップのお守役でもありサラマンデスとなった後も慕い世話を焼き続けた。戦闘力は低いが悪知恵が働く。最終話、二大破壊神の爆発のあおりを受けて吹っ飛ばされ、首都某所の石川商店のシャッターに激突し、そのまま消息不明となるが、オリジナルビデオ『未来戦隊タイムレンジャー VS ゴーゴーファイブ』で再登場。ロンダーズファミリーと手を組む。
- 災魔四兄弟
- 冥王ジルフィーザ - 声:中村大樹/スーツアクター:高岩成二
- 災魔4兄弟の長男。天の属性のサイマ獣を操る。一族の最高司令官である「冥王」の地位にあり、その証である星を胸に宿している。人間に対しては冷酷非情だが、母グランディーヌや兄弟に対しては深い愛情を向ける。22話でマックスビクトリーロボによって倒されるが、47話で寄生獣パラサイトとディーナスの命によって復活する。しかし48話でグランディーヌに操られて弟コボルダを自らの手で殺してしまい、目的の為なら手段を選ばぬグランディーヌの本性に怒り、反旗を翻すが、グランディーヌの魔力により肉体をゴーゴーファイブを焼き尽くす炎のエネルギーとさせられ、再び死亡。死の直前、マトイに「兄弟達を助けるには、グランディーヌを倒すしかない」とアドバイスした。49話でグランディーヌによって心を持たない存在として復活させられる。ナガレとショウの説得によって心を取り戻したが、弟サラマンデスによって殺され、心無き破壊神ジルフィーザIIとして蘇生、巨大化した。最終話ではグランディーヌと同化して暴れるが、マックスビクトリーロボ・ブラックバージョンによって倒された。名の由来はシルフィード。
- 獣男爵コボルダ - 声:乃村健次/スーツアクター:福沢博文
- 次男。地の属性のサイマ獣を操る。兄弟の中では一番の怪力を誇り、頭を使うよりも力押しの作戦を好む。そのことから、文武両道の兄ジルフィーザや知恵が切れる妹ディーナスに対してコンプレックスを持っていた。密かに冥王の座を狙っており、ジルフィーザの死後は自分が冥王になろうとしたが、サラマンデスの台頭によって野望は阻止された。48話、グランディーヌから地霊砲を与えられ、これでゴーゴーファイブを倒して冥王になろうとするが、グランディーヌに操られたジルフィーザに自らの地霊砲で撃たれて殺されてしまった。名の由来はコボルト。
- 邪霊姫ディーナス - 演:平沢草
- 長女。水の属性のサイマ獣を操る。変装術に長けており、人間に変装して情報収集や破壊活動などを行う。作戦家としても優れており、残酷で恐ろしい作戦を次々と立てる。長兄ジルフィーザの事を心から慕っており、47話ではジルフィーザを完全に復活させる為に自らの命を捧げ、死亡した。名の由来はウンディーネ+ヴィーナス。
- 童鬼ドロップ - 声:闇村悠ノ介
- 三男。火の属性のサイマ獣を操る。龍族の血を引く。まだ赤ん坊で、言葉も「ドロップ~」としか喋れず、常にピエールに抱きかかえられている。とはいえその魔力は強大で、特に炎の力に長けている。ジルフィーザの死後、冥王の星を受け継ぎ、繭の中で眠り続ける。そして…。
- 龍皇子(龍冥王)サラマンデス - 声:緑川光/スーツアクター:高岩成二
- 26話から登場。ドロップが急成長し、大人になった姿。その胸にはジルフィーザより受け継いだ冥王の星を宿している。グランディーヌほどではないが傲慢で冷酷で、他の兄弟を露骨に見下していた。双刃の槍を武器とし、以前よりもパワーアップした魔力を使ってゴーゴーファイブを苦しめる。胸の星を輝かせ、サイマ獣の力を10万倍にパワーアップさせる異空間・災魔空間(サイマゾーン)を作り出す。42話で幽魔地獄に落ちるが、地獄にいた幽魔サイマ獣を食らい、43話で幽魔王として復活。人間の魂をエネルギーに変える災魔ツリーのパワーをうけて巨大化し、圧倒的な力でゴーゴーファイブを攻めたてたが、家族の絆の前に災魔ツリーからのエネルギー供給がストップ。最後はビクトリーマーズのマーズフレアの露と消え、冥王の星も砕かれた。その後、49話でグランディーヌの魔力により復活。心を取り戻したジルフィーザを処刑した隙を付かれて、ナガレとショウに攻撃される。その後、心を持たない破壊神サラマンデスドラゴンにされ、最後はマックスビクトリーロボ・ブラックバージョンによって倒された。名の由来はサラマンダー。
- サイマ獣 - スーツアクター:今井靖彦、藤榮史哉
- 災魔四兄弟に従う災魔一族の精鋭。四兄弟が魔力を込めたカードの「情報」と、霊界にいる「災魔の魂」がマイナスエネルギーによって一体化して、ピエールの呪文によって召還される。天・地・水・火の四属性に分けられている。倒されるとピエールのカードと呪文によって、生前の一万倍の力を持つ死霊として復活、巨大化する。
- ゴレムサイマ獣
- 11話から登場。グランディーヌの魔力によって復活した岩石サイマ獣マグマゴレムがゴーゴーファイブに倒された後、その破片はサイマ獣を再生・巨大化させた上、パワーアップさせる効果を持つゴレムカードとなった。このカードで巨大化したサイマ獣はゴレムサイマ獣と呼ばれる。ゴレムカードは数が非常に少なく、滅多に見つからない。グランディーヌの降臨後は登場しなくなった。
- 上記のとおりサイマ獣を再生させるのでビクトリーロボのビクトリープロミネンスが効かない(ビクトリープロミネンスはマイナスエネルギーの集合体である巨大サイマ獣にプラスのエネルギーをぶつける技のため実体があるゴレムサイマ獣には効かない)そのため一度はビクトリーロボを倒してしまった。そのためにトドメは毎回グランドライナーが行っていた。
- 冥界魔闘士
- 19話から登場。剣技に長けたゾード、怪力のグール、スピードが自慢のジーンによって構成された三人の災魔戦士。ジルフィーザ秘蔵の冥界のカードデッキによって召還された。サイマ獣の住む闇のさらに深奥に潜み、それを上回る戦闘力を持っており、一度はゴーゴーファイブを敗北に追い込んだ。しかし闘志を取り戻したゴーゴーファイブの反撃によって、20話でゾードが、21話でグールとジーンが倒される。その後、ジルフィーザの手によって魔闘士が残した冥界の石を元に合成獣ギマイラーが作られたが、22話でブイモードブレスによって倒された。
- 使い魔インプス
- 災魔一族の戦闘兵。四兄弟やサイマ獣によって召還される。手にした剣は銃にもなる。35話では女性のインプスが登場。ディーナスの親衛隊としてゴーゴーファイブと戦った(巨大化までしている)。
[編集] その他
- ジーク - 演:和田圭市
- 故郷の星を滅ぼした獣魔王ゴルモアを追って宇宙を放浪し、地球にやってきた。金色の強化服ジークテクターを着装する。オリジナルビデオ『救急戦隊ゴーゴーファイブ 激突! 新たなる超戦士』に登場した。
- 獣魔王ゴルモア - 声:稲田徹
- 獣魔一族の長。大魔女グランディーヌに匹敵する力を持つ恐怖の獣魔王。オリジナルビデオ『救急戦隊ゴーゴーファイブ 激突! 新たなる超戦士』に登場。
- 闇王ギル - 声:大友龍三郎
- 災魔一族の真の長男。生まれて直ぐにグランディーヌの命を狙ったため闇地獄に落とされたが、サラマンデスによって召還された。暗闇獣を操る。オリジナルビデオ『救急戦隊ゴーゴーファイブ VS ギンガマン』に登場した。
- 工藤 - 演:真木蔵人
- マトイの先輩で、マトイが唯一頭の上がらない人物。 41話にゲスト出演。
- ナレーション:郷里大輔
[編集] 装備・技
- ファイブレイザー
- 5人の標準装備。射程20メートルを誇る光線銃のガンモードと、1秒間に5万回の超振動波を発生させるスティックモードに変形する。柄の部分がレイザーグリップで、レスキューツールの使用やメカの操縦に使う。敵に飛び掛りながらスティックモードで敵を突き飛ばす「スティックボンバー」という技がある。
- ライフバード
- ベイエリア55より飛来する鳥型の多機能変形ツール。5つのレスキューツールに分解できる。5つを組み替えたものにレイザーグリップを取り付けると、必殺ライフルのブレイカーモードになる。レスキューツールはレイザーグリップを取り付けて使用し、5人共通で使える。
- クローアンカー
- ライフバードの足の部分に当たるワイヤー付きマジックハンド。人命救助に使用したり、敵の武器を弾き飛ばしたりする。ワイヤーは30メートル伸ばした状態でも30秒で巻き取ることができる。主にレッドが使用。
- ビルドディスチャージャー
- ライフバードの胴体部分に当たる消火器。高圧の水を発射して、火を消し止める他、攻撃にも使用可能。主にブルーが使用。
- ウイングスプレッダー
- ライフバードの翼部分に当たるハサミ。直径30センチの鉄筋やダイヤモンドも切断する。マニピュレーターのように使用することも可能。主にグリーンが使用。
- ビークドリラー
- ライフバードのクチバシ部分に当たるドリル。厚さ1メートルの壁にも穴をあける。主にイエローが使用。
- テイルインジェクター
- ライフバードのクチバシ部分に当たる無針注射器。怪我人の治療に使用。麻酔銃やナックルパーツとしても使える。主にピンクが使用。
- ブイランサー
- 18話より登場。モンド博士が密かに開発していた新兵器。普段はベルトのバックルに縮められて収納されており、取り出した後「エクステンド!」の合図で伸ばしてから使用する薙刀状の武器。先端にエネルギーを集中させて敵を斬るブイスラッシュは、通常の10倍の威力がある。グリップにはリモコン付きブーメランのブイブーメランが取り付けられている。レイザーグリップを合体させると、ファイブレイザーの3倍の威力を誇り、1分間に200発のエネルギー光弾を発射するブイマシンガンになる。
- Vモードブレス
- 22話で、キマイラーに苦戦する5人の為に開発された多機能ブレス。右腕に装備する。3桁の数字を入力することで特殊機能を発揮する。
- 入力コードとその効果
- 310-V/災魔捕獲バリヤー・サイマキャッチャーを発動。39話でリザーデスとピエールをトラックの荷台に誘い込んでから使用、閉じ込めた。
- 333-V/防御バリヤーのVモードシールドを発動。
- 356-V/マックスビクトリーロボの合体を発動。
- 456-V/ビートルマーズの合体を発動。
- 478-V/特殊エネルギーで右腕を10倍に強化し、Vモードパンチ、Vモードチョップの使用を可能にする。
- 555-V/衝撃波・Vモードクラッシュを発射。5人で一斉に放つと決め技級の威力になり、キマイラーを倒した。
- 818-V/後述するゴーブラスターのハイパーモードを発動する。
- 940-V/マックスビクトリーロボに爆発エネルギーを吸収させる。
- ゴーブラスター
- 29話で流水がVモードブレスの能力を活用できる新兵器として開発した銃。ファイブレイザーの2倍の威力を誇る通常形態のノーマルモード、グリップに取り付けられたカートリッジを砲身にセットした特殊銃形態・レスキューモード、Vモードブレスをセットしたライフル形態・ハイパーモードの3種類に変形する。ノーマルモードはファイブレイザーと2丁拳銃で使用することが多い。レスキューモードは光のロープのエネルギーロープ、冷凍弾のフリーズショット、拘束リングのエネルギーリング、ネット弾を発射可能。
- ロープ
- 全員が持つ、レスキュー用のロープ。戦闘にも使用する。
- サーチャースコープ
- ゴーグル部分に装備された透視スコープ。
- アクセススコープ
- ゴーグル部分に装備された、敵の情報をスキャンするスコープ。
- ナガレスペシャル
- 流水が開発した、コンピュータウイルスを退治する銃。サイバギルドのウィルスに使用されたが、破られたため、世界博士によって強化された。
- バリヤー発生装置
- 流水が開発したバリヤー発生装置。35話でジルコニアXを盗むディーナス達を、自分もろともドーム状バリヤーに閉じ込めた。
- 牛乳竜巻落とし
- 大門の会得している番田流格闘術の奥義「真空竜巻落とし」を元にして、大門自らの手で編み出した必殺技。飛行機投げのように相手を抱え、空中で回転しながら相手を地面に叩きつける。変身前に使用、スパルタンに大ダメージを与えた。『百獣戦隊ガオレンジャー VS スーパー戦隊』では、ガオブルーにこの技を伝授している。
- 必殺弾丸一直線
- ゴーイエローの突進技。牛乳竜巻落としで大ダメージを受けたスパルタンにとどめをさした。
[編集] 合体技・必殺技
- ブラザーシップスマッシュ
- 5人のうちの1人を他の1人が敵に投げつけ、投げられたメンバーが敵に飛びかかりながら攻撃する。別名・Vアタック。本編で使用された攻撃パターンは、スティックボンバー、ファイブレイザーガンモード+スティックボンバー、ビークドリラー、クロスチョップ、Vモードパンチ等様々で、VモードパンチのバージョンはVモードアタックと呼ばれる。また、『未来戦隊タイムレンジャー VS ゴーゴーファイブ』では、ゴーグリーン、ゴーイエロー、タイムイエローの3人がタイムグリーンを投げて攻撃を仕掛ける応用技フレンドシップアタックを使用した。
- ブラザーシップアタック
- 4人が輪になってファイブレイザーを交差させ、残りの1人がそのファイブレイザーを踏み台にしてジャンプしてスティックボンバーを決める。ライマに使用。
- カラミティブレイカー
- ブレイカーモードのライフバードを使った、初期の必殺技。ライフバードを5人で支え、強力なプラズマ弾を発射して敵を粉砕する。一人でも使用可能で、サイバギルド戦でブルーが、ゾード戦でレッドが一人で使用している。
- ビッグブイバスター
- 5人が空中の一点に向かってブイマシンガンを発射して破壊光弾を生成、「シュート!」の発声でブイマシンガンを敵に向けることで、破壊光弾が敵に向かって飛んで行き、粉砕する。カラミティブレイカーの10倍の威力を誇る。
- ハイパーファイブ
- 5人が「GO!」の合図でゴーブラスターハイパーモードを一斉射撃する必殺技。後期は状況に応じてビッグブイバスターとこれを使い分けていた。
[編集] メカニック
- コマンドアタッカー
- 救急用サイドマシン。本体部分のファイヤーコマンダーと、サイドカー部分のアタッカーポッドからなり、アタッカーポッドは時速300kmで射出可能。時速250kmで走行する(ファイヤーコマンダーのみなら時速400km)。主にレッドやイエローが操縦する。ファイヤーコマンダーはパルスレーザーカノン(別名・アタッカーカノン)と赤外線センサーのパトライトを装備。アタッカーポッドは先端に2つのドリルを装備しており、ドリルからビームを放つ他、自走や飛行も可能。最高速で体当りするアタッカークラッシュという技があり、チャンバーノに使用。
- 99マシン
- ゴーゴーファイブの主力マシン。合体時には、グリーンホバーのウインチによって各マシンを持ち上げるというリアルな合体描写が見られた。中でも特に、レッドラダーの腕が伸びてビクトリーウォーカー(後述)のコクピット部分を掴み、自らを持ち上げるという場面がよく話題に上る(レッドラダーもウインチで吊られて合体するバージョンも存在するのだが、自らを持ち上げるシーンのインパクトに押され、影が薄いようだ。事実初期回中心にこの絵は登場する)。
- レッドラダー
- レッド専用のはしご消防車。最高時速700km。放水ノズルが取り付けられた2本のはしご・ラダーアームは54メートルまで伸び、先がビクトリーロボの手になっているので、物を掴むことも可能。ビクトリーロボの胸と両腕に変形する。
- ブルースローワー
- ブルー専用の化学消防車。最高時速680km。屋根に取り付けられた4基の化学消火器ケミカルディスチャージャーは200メートル先まで放水することができる他、特殊消火薬も発射できる。飛行カメラや照明弾も搭載されている。ビクトリーロボの腰と大腿部に変形する。
- グリーンホバー
- グリーン専用のVTOL。マッハ1.5で飛行する。ビクトリーロボの頭部と背中に変形する。2門のインパクトガンが武器。消火弾も投下可能。機体下部から出すワイヤーは救助の他、ゴーライナーが使用不能の際はキャリングカーゴをつけて他の99マシンを空輸したり、ビクトリーロボへの合体の際にも使われる。
- イエローアーマー
- イエロー専用の装甲ショベルカー。最高時速650km。スペースシャトルの重量にも耐えられる。ショベルアームは50トンの大岩をも動かせる。ビクトリーロボの左足に変形する。
- ピンクエイダー
- ピンク専用の救急車。最高時速720km。車内には緊急治療室があり、80人の怪我人を収容可能。また、車体後部のカタパルトから数十台の車を格納可能。ビクトリーロボの右足に変形する。
- ビクトリーロボ - スーツアクター:日下秀昭
- 99マシン5機が合体して完成するレスキューロボット。全高55m。最高走行速度は時速650km。出力は2300万馬力。武器は腰のエンブレムから現れる、特殊超硬合金ジオニックメタル製の剣ブレイバーソード、両腕に装備された、消火液も発射可能なインパクトガン(別名・ラダーキャノン)、姿を消したグランディーヌを探すために使用したビクトリースキャナ。「剣よ、光を呼べ!」の掛け声で剣を円形に回し、敵を両断するビクトリープロミネンスが必殺技。
- 最長54メートルまで伸びる両腕のラダーアームは、レッドラダーのはしごがそのまま両腕になっており、その腕を活かした技として、連続パンチの連続ラダーボンバー、最長まで伸ばしたラダーアームで敵を投げ飛ばすラダーホイールクラッシュ、ラダーアームを地面に垂直につけて宙返りキックするウインドミルラダー、ラダーアームを最長まで伸ばして回転しながら敵を何度も殴り付けるスクリュースピンラダーがある。
- マイナスエネルギーの対になるプラスエネルギーを使うことができる。この設定のため「初めはグランドライナーに搭乗して戦っていたが、マイナスエネルギーを使う敵と分かってビクトリーロボに乗り換えた」というエピソードもある。
- 合体コードは「緊急合体!」だが、ブルースローワーをグリーンホバーが吊り上げ、合体用に変形したイエローアーマー&ピンクエイダーの上に降ろす必要がある為、合体の時間としては恐らく(=大真面目に、リアルに描くならば)戦隊史上最も時間のかかる合体工程を持つ1号ロボとなる。それこそ敵サイマ獣がこの場面を突かなかったのが不思議な位に(ただ第1話では、実際に攻撃を加えて合体を妨害してきたマグマゴレムに対して、グリーンホバーが砲撃を加えながらレッドラダーをブルースローワーの上にドッキングさせており、それなりの対策はされていると思われる)。
- 途中、強化されたマグマゴレムとゴレムヘルゲロスのダブル攻撃に敗れて修理に出されるが復活。中盤以降は出てきてすぐマックスビクトリーロボになることが多かった。最終回にベイエリア55が沈んだが『未来戦隊タイムレンジャー VS ゴーゴーファイブ』では意外な方法で復活させてタイムロボアルファ、ブイレックスと共闘した。
- ビクトリーウォーカー
- ブルースローワー、イエローアーマー、ピンクエイダーが合体して完成する二足歩行メカ。車などでは入れない足場の悪い場所の消火・救助作業に力を発揮する。消火にはブルースローワーのケミカルディスチャージャーをそのまま使用する。画面上は第1話での消火シーンでしか登場しなかった。
- 設定上この形態になるには(=ビクトリーロボに合体するには)、必ずブルースローワーがグリーンホバーに吊られる必要がある。
- ゴーライナー1,2,3,4,5
- 99マシンやマーズマシンを現場へ輸送する巨大な列車。毎回ゆりかもめを東京ビッグサイト前で追い抜き、有楽町マリオン前を通り、500系新幹線を追い抜いて現れる。5両のゴーライナーが連結した形態はファイブライナーと呼ばれる。12話で飛行能力及びグランドライナーへの合体能力が追加された。ファイブライナーの最高速度は、地上では時速800km、空中ではマッハ1。
- ゴーライナー1
- レッド専用のゴーライナー。2門の高熱線銃ヒートキャノンを装備。グランドライナーの右腕に変形する。
- ゴーライナー2
- ブルー専用のゴーライナー。化学溶解剤を発射する2門の銃ケミカルリキッドガンを装備。グランドライナーの左腕に変形する。
- ゴーライナー3
- グリーン専用のゴーライナー。2門の冷凍銃フリーズキャノンを装備。グランドライナーの頭部、ボディ、大腿部に変形する。
- ゴーライナー4
- イエロー専用のゴーライナー。2門の砲口から粘着弾のコーキング弾を発射する。グランドライナーの左足に変形する。
- ゴーライナー5
- ピンク専用のゴーライナー。2門の衝撃波銃ショックウェーブキャノンを装備。グランドライナーの右足に変形する。
- グランドライナー
- 99マシンを搭載したゴーライナー5機が合体して完成する巨大レスキューロボット。全高80m。最高走行速度は時速700km。出力は7500万馬力。ビクトリーロボでは対処できない硬い装甲を持つゴレムサイマ獣対策のために、ゴーライナーのシステムを改良して合体ロボットとなれるように改造された。武器は右肩に装備された、1秒間に100発のエネルギー弾を発射するライナーガトリング、左肩に装備された、最大50発装填可能で、火山活動を停止させるほどの冷却ミサイルも発射可能なライナーホーミング、胸に装備されたライナープラズマビーム。必殺技は、ライナーホーミングとライナーガトリングを一斉掃射するグランドファイヤーと、ライナーホーミングとライナーガトリングを両拳に装備し、両方の武器を発射しながらそのパンチをもって敵を砕くグランドストーム(掛け声は「怒りの拳よ、灼熱の嵐を呼べ!」)。
- 稼動当初は、グランドストーム発射時の余剰エネルギーが逆流してコクピットに漏電するという欠陥を抱えていたが後に改良された。プラスエネルギーは使えないので、死霊サイマ獣には効果が低い。合体コードは「連結合体!」。尚当初は99マシンを搭載していない状態での稼動は不可能だったが、こちらも後の改良で短時間なら出来るようになった。実際には無かったが、恐らくマーズマシンを搭載した状態でも同様に稼動できるものと思われる。玩具ではかなり巨大であり、基地に変形するロボ程か、それ以上ある。
- マックスシステム
- ゴーゴーファイブの戦闘を支援するメカニックシステム。
- マックスライナー
- マックスシステムの中核メカ。ゴーライナー(ファイブライナー)用牽引車。太陽電池を動力源とする。風貌は何となく新幹線に似ており、こちらは毎回700系新幹線を追い抜いてから現れる。ファイブライナーと連結可能。最高時速900km(ファイブライナー連結時は時速600km)。
- マックスシャトル
- マックスライナーの航空・航宙形態。マッハ5で飛行する。4門のビーム砲・マックスバルカンを装備。制空戦闘機としての機能を持つ他、ファイブライナーと連結して宇宙空間でのマーズマシンの母艦・スペースゴーライナーとなる。
- ライナーボーイ - 声:山岸功 スーツアクター:蜂須賀祐一
- マックスライナーのロボット形態。ゴーゴーファイブ「6番目の」戦士である。搭載されている人工知能によって人語を解する。性格はやんちゃ。出力は1999万馬力。格闘戦が得意。変形する際には一度大気圏外に出た後、再度戻ってきながら変形する。敵の攻撃を吸収してツインビームに変えて放つ、攻防一体になった武器ブラスターシールドを装備。きりもみ回転しながらの両腕パンチライナーパンチ、空中回転からの右足キックライナーキック、高速きりもみ回転からの右足回し蹴りスピニングソバットが得意技。グランドライナーと連携して放つ突進しながらの連続攻撃ライナーコンボやビクトリーロボとの連携による突進技ニューライナーコンボも強力で、事実対巨大サイマ獣戦での決め技となっている。体内には安全装置があり、何者かによってセットされた異物を自ら排除する。
- マックスビクトリーロボ - スーツアクター:日下秀昭
- ライナーボーイがビクトリーロボの強化外骨格として合体した形態。全身に火器を備える。太陽エネルギーが動力源。全高60m。最高走行速度は時速800km。出力は6500万馬力。飛行も可能。武器は腕に装備されたマックスガン(威力はライナーボーイのツインビームの3倍)、両腕のVマックスキャノン、頭部の機関銃インパクトガン、両腰の必殺イオンバズーカマキシマムキャノン。爆発エネルギーをロボのエネルギーとして吸収する能力を持つが、無限に吸収できるわけではない。必殺技は、敵の攻撃を吸収して得たエネルギーを用いて全砲門一斉射撃して敵を殲滅するマックスノバ。合体コードは「マックスフォーメーション!」
- マックスビクトリーロボブラックバージョン
- 最終話のみに登場。最終決戦で大破したマックスビクトリーロボに代わって投入された。モンド博士が最悪の事態を想定して隠し球として用意していたもので、敵の攻撃のみならず操縦者の精神力をもエネルギーとするため、操縦者があきらめない限りは無限の力を誇る。必殺技は、ビクトリープロミネンスと同様に「剣よ光を呼べ!」の掛け声で放つマックスビクトリープロミネンスで、全ての技の効かないサラマンデスドラゴンとジルフィーザIIをまとめて倒した。なお、人の精神に感応してエネルギーを増幅させるシステムは、超装光ビクトリーマーズ(後述)を参考に開発されたという裏設定が存在する。最終回に何の前触れもなく唐突に現れたことから、視聴者からは驚きをもって迎えられた。
- ロボの設定は、限定版玩具として登場した「黒いマックスビクトリーロボ」からとられている。
- マーズマシン
- 荒地、海底、宇宙空間などの極限地での救助活動用マシン。
- レッドマーズ1
- レッド用マシン。最高巡航速度はマッハ2.5。センサーとファイターミサイルを装備。ビクトリーマーズの頭部と胴体に変形する。
- ブルーマーズ2
- ブルー用マシン。宇宙船のレスキュー等で活躍する。最高巡航速度はマッハ1.5。粘着弾を発射する4門のコーキングランチャーと、消火弾を発射するハイドラントランチャーを装備。ビクトリーマーズの両腕に変形する。
- グリーンマーズ3
- グリーン用マシン。狭い場所での救助活動に活躍する。最高巡航速度はマッハ4。ビームガンを装備。ビクトリーマーズの腹部に変形する。
- イエローマーズ4
- イエロー用マシン。他のマーズマシンの2倍の強度を誇る。最高巡航速度は時速800km。機関銃のインパクトキャノンを装備。ビクトリーマーズの左足に変形する。
- ピンクマーズ5
- ピンク用マシン。最高巡航速度は時速850km。怪我人を治療するための設備や、怪我人を輸送するレスキューカプセルを配備。ビクトリーマーズの右足に変形する。
- ビートルマーズ
- マーズマシン5機が合体して完成する四足歩行メカ。ドリルのように地面を掘削可能なマニピュレーターのビートルアームと、直径2キロのクレーターができるほどの威力を誇るマーズキャノンを装備。また、小型爆弾モグールボムも積み込まれている。合体コードは「流星合体!」
- ビクトリーマーズ
- ビートルマーズが変形した極限地対応レスキューロボット。全高60m。最高走行速度は時速1000km。出力は6000万馬力。宇宙での戦闘を前提としているので、摂氏5500度の高温や深海8000mの水圧にも耐え、他のロボが力を発揮できない暗黒サイマゾーンでの戦闘で専ら使われている。宇宙航行も可能。武器は両腕に装備された、1分間に200発のエネルギー光弾を放つビーム砲マーズラピッドと、ビートルマーズ時のキャノン砲が変形した、ジオニックメタル製の刃を持つ槍ジェットランス。ジェットランスの先端部に付けられた、巨大タンカーを一瞬で蒸発させる威力を誇るミサイルトップジェットを敵に飛ばし、ジェットランスでX字に斬ってとどめを刺すマーズフレアが必殺技。また、ビクトリーロボのブレイバーソードを借りて、「剣よ紅蓮の炎を呼べ!」の掛け声で放つマーズプロミネンスを使ったこともある。変形コードは「ライジングフォーメーション!」
- 超装光ビクトリーマーズ
- オリジナルビデオ『救急戦隊ゴーゴーファイブ VS ギンガマン』にて登場したオリジナルロボ。ギンガマンの力を得て、ビクトリーマーズがギンガの光を纏った姿。出力は3億馬力。超装光ギンガイオーの武器である超銀鎧剣にゴーゴーファイブのマークが付いて強化された超救急銀鎧剣を持つ。必殺技は、ジェットランスと超救急銀鎧剣で敵を斬る銀河ダブルフレア。
- ベイエリア55
- ゴーライナーを格納する発進基地。東京湾にあり、普段は海ほたるのそばの海底に沈んでいて、発進時に浮上する。また、ゴーライナー発進時は、地上への誘導路としてレインボーブリッジが移動してきて橋になる。強力なシールドで守られている。最終話でグランディーヌにより海底に沈められた。
- マックスエリア
- マックスライナーを格納する基地で、ベイエリア55の隣に浮上する。また、宇宙へ発進するときは発射台としても機能する。
[編集] スタッフ
- 原作:八手三郎
- 脚本:武上純希、宮下隼一、小林靖子、山口亮太
- 音楽:渡辺俊幸
- 特撮監督:佛田洋
- 撮影:松村文雄、大沢信吾
- 助監督:黒木浩介、中澤祥次郎、竹本昇、安養寺工
- 撮影協力:ジャパンエナジー大井、有明フロンティアビル
- 車輌協力:ローバージャパン
- 装師協力:COMPAQ、アキレス、ベリテ
- アクション監督:竹田道弘、宮崎剛
- ヒーロー&メカニックアイテムデザイン:プレックス
- キャラクターデザイン:下條美治、森木靖泰、阿部統
- プロデューサー:太田賢司、福吉健(テレビ朝日)、日笠淳(東映)、矢田晃一(東映AG)
- プロデューサー補:西平敦郎
- 監督:小中肇、渡辺勝也、長石多可男、諸田敏、佛田洋
- 製作:テレビ朝日、東映、東映エージエンシー
[編集] 主題歌
[編集] オープニングテーマ
- 『救急戦隊ゴーゴーファイブ』
- 作詞:桑原永江 作曲・編曲:渡辺俊幸 歌:石原慎一 コーラス:EVE
- 災害と救助がテーマだけあり、冒頭から切羽詰った状況の歌詞を歌っている。そのためか、はたまた作品の随所に見られるリアル志向の演出の影響か、出動する消防士の姿が想起され歌詞の『レスキュー・ソルジャー』の部分が『レスキュー・乗車』『レスキュー・送車』と聞こえるなどという現象が一部で聞かれる。
- 全体として、同じ兄妹戦隊のファイブマンが明るい爽やかな曲調であるのと正反対に、重厚な仕上がりになっている。
- 声が低い歌手が歌っている点や、テーマや冒頭の点から見てもやはり上記のようにレスキューポリスと共通点が強く感じられる点も興味深い
- 第44話では英語版『Rescue! Go Go Five』(英作詞:T.CRANE、歌・コーラスアレンジ・コーラス:Go Go MICKEY-T)が流れた。
[編集] エンディングテーマ
- 『この星を この街を』
- 作詞:藤林聖子 作曲:風戸慎介 編曲:佐橋俊彦 歌:高山成孝
- オープニングテーマとは対称的に明るい曲調で兄弟の絆を歌っている。主題歌担当は『激走戦隊カーレンジャー』以来となる高山成孝の歌声も曲の雰囲気にあっていて戦隊のエンディングテーマでも人気が高い一曲。
また、テレビ東京の人気番組『ペット大集合!ポチたま』では良く主題歌のインストが番組BGMとして使用されている。
[編集] 放映リスト
- カッコ内の人物は声の出演者。
放送日 | 話数 | サブタイトル | 登場怪人 | スタッフ |
---|---|---|---|---|
1999/2/21 | 1 | 救急戦士!起つ(たつ) | 岩石サイマ獣マグマゴレム(前原実) | 監督-小中肇 脚本-武上純希 |
1999/2/28 | 2 | 竜巻く災魔一族! | 竜巻サイマ獣トルネデウス(青山穣) | |
1999/3/7 | 3 | 爆破された兄弟愛(きずな) | 爆発弾サイマ獣ガスガイル(江川央生) | 監督-渡辺勝也 脚本-武上純希 |
1999/3/14 | 4 | 花びらに異常気象 | 暗黒魔剣サイマ獣ソルゴイル(沢木郁也) | 監督-渡辺勝也 脚本-宮下隼一 |
1999/3/21 | 5 | ヒーローになる時 | 地震サイマ獣クエイクロス(小池浩司) | 監督-長石多可男 脚本-武上純希 |
1999/3/28 | 6 | カビが来る! | 溶解液サイマ獣ジェルーダ(石塚運昇) | 監督-長石多可男 脚本-小林靖子 |
1999/4/4 | 7 | 美しき災魔のワナ | 掘削サイマ獣モルグール(伊藤栄次) | 監督-小中肇 脚本-武上純希 |
1999/4/11 | 8 | 救急戦隊活動停止 | 雷針サイマ獣ライマ(根本央紀) | 監督-小中肇 脚本-小林靖子 |
1999/4/18 | 9 | 盗まれた能力(ちから)! | 吸力サイマ獣バンパイラ(遠近孝一) | 監督-渡辺勝也 脚本-宮下隼一 |
1999/4/25 | 10 | 誇りのイエロー | 黒煙サイマ獣チャンバーノ(谷昌樹) | 監督-渡辺勝也 脚本-山口亮太 |
1999/5/2 | 11 | 灼熱の2大災魔獣 | 火炎サイマ獣ヘルゲロス(ゴレムヘルゲロス)(戸部公璽) 岩石サイマ獣マグマゴレム(強化)(前原実) |
監督-長石多可男 脚本-武上純希 |
1999/5/9 | 12 | 決死の新連結合体 | ||
1999/5/16 | 13 | 弟たちの反乱 | 暴食サイマ獣ジュウキ(ゴレムジュウキ)(楠見尚己) | 監督-小中肇 脚本-小林靖子 |
1999/5/23 | 14 | 恐怖のウイルス | 電脳サイマ獣サイバギルド(林一夫) | 監督-小中肇 脚本-宮下隼一 |
1999/5/30 | 15 | 童鬼ドロップ出撃 | 超音波サイマ獣ブローゲン(ゴレムブローゲン)(松本大) | 監督-諸田敏 脚本-山口亮太 |
1999/6/6 | 16 | 泥棒とサイマの卵 | ご褒美サイマ獣ガラガ(ゴレムガラガ)(桜井敏治) | 監督-諸田敏 脚本-小林靖子 |
1999/6/13 | 17 | マトイの花嫁候補 | 地響きサイマ獣ガネムージャ(戸部公璽) | 監督-長石多可男 脚本-宮下隼一 |
1999/6/27 | 18 | 逆襲のVランサー | 策士サイマ獣スパイダラス(梅津秀行) | 監督-長石多可男 脚本-武上純希 |
1999/7/4 | 19 | 完全なる敗北 | 冥界魔闘士ゾード(石井隆夫) 冥界魔闘士ジーン(緒方文興) 冥界魔闘士グール(斉藤龍吾) |
監督-小中肇 脚本-小林靖子 |
1999/7/11 | 20 | 不滅の救急(レスキュー)魂 | ||
1999/7/18 | 21 | 6番目の新戦士! | 冥界魔闘士ジーン 冥界魔闘士グール |
監督-渡辺勝也 脚本-武上純希 |
1999/7/25 | 22 | 冥王、最後の決戦 | 合成獣キマイラー(石井隆夫) 冥王ジルフィーザ |
|
1999/8/1 | 23 | 幽霊救出作戦 | 墓荒らしサイマ獣ゾンビースト(清川元夢) | 監督-長石多可男 脚本-宮下隼一 |
1999/8/8 | 24 | ちびっ子救急戦士 | 幼化サイマ獣ザイレン(ゴレムザイレン)(米本ちず) | 監督-長石多可男 脚本-山口亮太 |
1999/8/15 | 25 | 大魔女降臨の時 | 司祭サイマ獣ハレルヤン(岸野一彦) | 監督-諸田敏 脚本-武上純希 |
1999/8/22 | 26 | 炎の龍皇子誕生 | 探索サイマ獣デスタグ(夏井貴浩) 龍皇子サラマンデス |
|
1999/8/29 | 27 | イエロー戦線離脱 | 弓術サイマ獣ドグル(寺島幹夫) | 監督-小中肇 脚本-小林靖子 |
1999/9/5 | 28 | 奪われたボーイ! | 軟体サイマ獣デスマイン(岡和男) | 監督-小中肇 脚本-山口亮太 |
1999/9/12 | 29 | 胸騒ぎの星空 | 操りサイマ獣パペトング(永野広一) | 監督-佛田洋 脚本-武上純希 |
1999/9/19 | 30 | 脱出! 暗黒惑星 | 暗黒惑星グランデ | |
1999/9/26 | 31 | 切り裂け災魔空間(サイマゾーン) | 吸引サイマ獣バキューマ(千田義正) | 監督-長石多可男 脚本-宮下隼一 |
1999/10/3 | 32 | ウェディングベル | カードサイマ獣ゴダイ(前原実) | 監督-長石多可男 脚本-小林靖子 |
1999/10/10 | 33 | ウブな災魔の戦士 | 死神戦士サイマ獣タナトス(大塚明夫) | 監督-渡辺勝也 脚本-武上純希 |
1999/10/17 | 34 | 死さもなくば破滅 | 花粉サイマ獣バイラ(幹本雄之) | 監督-渡辺勝也 脚本-小林靖子 |
1999/10/24 | 35 | 黒い蛇のトラップ | 親衛隊女インプス | 監督-諸田敏 脚本-宮下隼一 |
1999/10/31 | 36 | 奥義!竜巻落とし | 格闘技サイマ獣スパルタン(津久井教生) | 監督-諸田敏 脚本-山口亮太 |
1999/11/7 | 37 | 美女がサイマ獣!? | 忍耐力サイマ獣ガルバリア(長嶝高士) | 監督-小中肇 脚本-武上純希 |
1999/11/14 | 38 | 無限連鎖と孫と柿 | 武士道サイマ獣ハガクレン(高塚正也)※無限連鎖サイマ獣 | |
1999/11/21 | 39 | 無限連鎖を断て! | 龍戦士サイマ獣リザーデス(酒井哲也)※無限連鎖サイマ獣 | 監督-渡辺勝也 脚本-山口亮太 |
1999/11/28 | 40 | 基地壊滅0秒前 | 爆弾虫サイマ獣ヒルゲムージャ(平野俊隆) | 監督-渡辺勝也 脚本-宮下隼一 |
1999/12/5 | 41 | マトイが負けた男 | 熊手サイマ獣ガバラ(西前忠久) | 監督-諸田敏 脚本-小林靖子 |
1999/12/12 | 42 | 地獄の災魔獣軍団 | 幽界衛兵災魔カオス(岸野幸正) 幽魔災魔獣軍団 |
監督-諸田敏 脚本-武上純希 |
1999/12/19 | 43 | 戦慄の災魔ツリー | 幽魔王サラマンデス 幽界衛兵災魔カオス |
監督-小中肇 脚本-武上純希 |
1999/12/26 | 44 | 救急ファイル99 | ― | 監督-小中肇 脚本-山口亮太 |
2000/1/2 | 45 | 初夢は災魔の旋律(メロディー) | 夢幻サイマ獣バハムー(櫻井孝宏) | 監督-渡辺勝也 脚本-山口亮太 |
2000/1/9 | 46 | 火を吹く消防ロボ | 消防ロボ ビッグドーザー | 監督-渡辺勝也 脚本-小林靖子 |
2000/1/16 | 47 | 冥王! 復活の代償 | 邪霊姫ディーナス 獣男爵コボルダ 災魔寄生獣パラサイト |
監督-長石多可男 脚本-武上純希 |
2000/1/23 | 48 | 決戦は災魔宮殿(サイマパラディコ) | 大魔女グランディーヌ(完全体) 再生ジルフィーザ 獣男爵コボルダ |
|
2000/1/30 | 49 | 覚醒! 二大破壊神 | 破壊神サラマンデスドラゴン 破壊神ジルフィーザII 大魔女グランディーヌ(エネルギー体) |
監督-小中肇 脚本-武上純希 |
2000/2/6 | 50 | 燃える救急(レスキュー)魂 |
[編集] 放映ネット局
- 東京都・関東広域圏 ANB(現EX) テレビ朝日
- 北海道 HTB 北海道テレビ放送
- 青森県 ABA 青森朝日放送
- 岩手県 IAT 岩手朝日テレビ
- 宮城県 KHB 東日本放送
- 秋田県 AAB 秋田朝日放送
- 山形県 YTS 山形テレビ
- 福島県 KFB 福島放送
- 新潟県 NT21(現UX) 新潟テレビ21
- 山梨県 YBS 山梨放送
- 富山県 KNB 北日本放送
- 石川県 HAB 北陸朝日放送
- 福井県 FTB 福井テレビ
- 長野県 ABN 長野朝日放送
- 静岡県 SATV 静岡朝日テレビ
- 愛知県・中京圏 NBN 名古屋テレビ放送
- 近畿広域圏 ABC 朝日放送
- 鳥取県・島根県 TSK 山陰中央テレビジョン放送
- 岡山県・香川県 KSB 瀬戸内海放送
- 広島県 HOME 広島ホームテレビ
- 山口県 YAB 山口朝日放送
- 徳島県 JRT 四国放送
- 愛媛県 EAT 愛媛朝日テレビ
- 高知県 KUTV テレビ高知
- 福岡県・佐賀県 KBC 九州朝日放送
- 長崎県 NCC 長崎文化放送
- 熊本県 KAB 熊本朝日放送
- 大分県 OAB 大分朝日放送
- 宮崎県 MRT 宮崎放送
- 鹿児島県 KKB 鹿児島放送
- 沖縄県 QAB 琉球朝日放送
※テレビ高知は後番組『タイムレンジャー』の開始時期繰り上げに伴なう編成上の都合から、2000年4月から約2,3ヶ月放送中断(その際に第48話までの未放映分を飛ばしていきなり最終2本を放送したことから、当初は放送短縮で対処する予定だったようだ)。その後、『燃えろ!!ロボコン』終了後の枠を当てて放送再開、『タイムレンジャー』と並行して未放映分を放送し、その後同枠本来の後番組『仮面ライダークウガ』に移行した(しかしその結果、平成ライダーシリーズはVHSやDVDのソフトのレンタル開始よりも遅く放送される状況が続き、2005年までに県内における同シリーズの放送そのものが中止されている)。
[編集] オリジナルビデオ
[編集] 外部リンク
- 救急戦隊ゴーゴーファイブ(東映公式サイト)
- 救急戦隊ゴーゴーファイブ(スーパー戦隊ネット内の紹介記事)
- DVD 救急戦隊ゴーゴーファイブ特集(東映ビデオ内のサイト)
テレビ朝日 日曜朝7時台後半 (1999年2月~2000年2月) | ||
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前番組 | 救急戦隊ゴーゴーファイブ | 次番組 |
星獣戦隊ギンガマン | 未来戦隊タイムレンジャー |
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