のだめカンタービレ (テレビドラマ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ドラマ |
Portal : テレビ Portal : ドラマ |
ドラマ一覧 |
日本のドラマ |
カテゴリ |
テレビドラマ |
プロジェクト |
テレビドラマ |
『のだめカンタービレ』とは、クラシック音楽をテーマとした二ノ宮知子作の漫画作品『のだめカンタービレ』(講談社の女性漫画誌「Kiss」で2001年から連載中)を原作とするテレビドラマ。
2006年10月16日から2006年12月25日まで、毎週月曜日の21:00~21:54(JST)に、フジテレビ系列のテレビ局で放送された連続ドラマである。初回と最終回は15分拡大の22:09までの放送。全11回。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
目次 |
[編集] 概要
本ドラマは原作コミックスの第1巻から第9巻まで(いわゆる「日本編」)の内容を基に制作している。
主演は上野樹里(タイトル・ロール)と玉木宏の2人で、共に今回が月9ドラマ初主演となる。
クラシックの演奏シーンをよりリアルにするために主要キャストは担当の楽器を習い、サントラの演奏をするために「のだめオーケストラ(のだめオケ)」が公募の末、結成された(彼らはAオケ及びSオケ、R☆Sオケのメンバーとしても、画面にエキストラ出演している)。のだめオケの公募とサントラ音源の収録には、東京都交響楽団および、指揮者のジェイムズ・デプリーストが協力し、原作者とも交流のあるN響オーボエ奏者の茂木大輔、指揮者の梅田俊明らも音楽関連のアドバイザー、指揮指導をしている。(ただし黒木役として実際にオーボエの演奏をしているのはN響の池田昭子)。
2006年12月には本ドラマのストーリーを基に小説化され、講談社より発売された。(『小説のだめカンタービレ』 高里椎奈著、ISBN 4062137682)
フジテレビでのドラマ化に続き、2007年1月11日から木曜深夜のノイタミナ枠でアニメ版の放送が決定しており、現在放送中である(全23話予定)。
2007年エランドール賞の新人賞に主演の上野樹里と玉木宏が選ばれ、特別賞にはフジテレビジョン「のだめカンタービレ」ドラマ制作チーム プロデューサーの若松央樹が選ばれた。他にも、第51回ザテレビジョン・ドラマアカデミー賞最優秀作品賞、主演女優賞(上野樹里)、音楽賞(武内英樹)、監督賞(武内英樹)、タイトルバック賞(鈴木鉄平)、特別賞を獲得。
[編集] 登場人物
基本設定については「のだめカンタービレの登場人物」を参照。
- 野田 恵(のだ めぐみ):上野樹里 / 森迫永依(幼少時代)
- 桃ヶ丘音大ピアノ科の3年生。愛称はのだめ。皆から「変態」と形容される型破りなヒロイン。風呂は1日おき、シャンプーは3日おき、部屋は散らかり放題。さらには友達の弁当を盗み食いしたり、奇声を発したりする変わり者。その反面、一度音楽を聴くだけで、どんなに困難な曲もたちどころに弾きこなしてしまうという天才的な才能を秘めている。ただし、楽譜を読むことが大の苦手。本能の赴くまま、作曲者の意図を無視して暴走することもしばしばである。普段は方言隠しのために敬語を使い上品ぶっているが、逆上するとお国訛りの大川弁で毒づくこともある。将来の夢は幼稚園の先生と「千秋先輩のお嫁さん」になること。ピアノは落ちこぼれ専門教師の谷岡の担当だったが、ふとした事で出会った千秋の影響で、次第にピアノの才能を開花させるようになる。人気アニメ「プリごろ太」の熱狂的なファンでもある。シュトレーゼマンに指名されて、Sオケのマスコットガールをしていた。音大のエリート専門講師・江藤の特訓を受けたのち「マラドーナ・ピアノコンクール」に出場するが優勝を逃す。その後、地元の大川市に帰るが、人に自分の演奏を聞いてもらう喜びを再確認し、パリ留学を決意する。
- 千秋 真一(ちあき しんいち):玉木宏 / 藤田玲央(幼少時代)
- のだめが恋するこのドラマのもう一人の主人公。劇中のモノローグは彼のもの。のだめの音楽的な才能にいち早く気づく。のだめのことを最初は邪魔者扱いしていたが、自分でも気が付かないうちに惹かれ始めていく。一見自己中心的でプライドが高く冷淡に見えるが、実は意外にも面倒見がよく世話好き。父は一流ピアニスト千秋雅之、母親は実業家の令嬢という恵まれた環境に育ち、海外育ちのため英独仏語を完璧にマスター。ピアノとヴァイオリンを弾きこなし、かつ美貌と長身と全てを兼ね備えた男である。音大では「千秋様」と呼ばれ王子的存在である。有名指揮者ヴィエラに憧れ、指揮者を目指して独学で勉強をしていた。来日したシュトレーゼマンの目にとまり、Sオケではその才能を買われ副指揮者に抜擢された。幼い頃の飛行機事故と海に溺れた経験がトラウマになり国外に出られなかったが、のだめの催眠術によってトラウマを克服する。留学も可能になり、シュトレーゼマンにR☆Sオケのクリスマス公演を最後にヨーロッパに行くことを誓った。
- 峰 龍太郎(みね りゅうたろう):瑛太
- ヴァイオリン科に在籍する自称「千秋の親友」。エレキヴァイオリンをロック風に弾いて悦にいる、のだめに匹敵する自己陶酔型。ロックスターを目指していたが、千秋と共演したのをきっかけにクラシックの魅力に目覚める。全国ジュニアコンクールで3位入賞の経歴もある。Sオケのコンマス(コンサートマスター)として、千秋の“レーダー”になろうと奮闘する。学校の裏手にある中華料理屋「裏軒」の一人息子。
- 三木 清良(みき きよら):水川あさみ
- ヴァイオリン科在籍。ドラマ版で原作と設定が変わっている登場人物。ウイーン帰りであり、Aオケのコンミス(コンサートミストレス)をする優秀な生徒。後にR☆Sオケのコンミスを務める。全日本音楽コンクールは当然優勝と思われていたが、首を寝違えたせいで2位入賞に終わってしまう。R☆Sオケで共演するうちに峰と親しくなる。
- 奥山 真澄(おくやま ますみ):小出恵介
- 体は男だが心は乙女なティンパニ奏者であり、千秋に片思いしているのだめの恋敵。アフロヘアとヒゲがチャームポイント。「ティンパニの女王」と呼ばれ、Aオケにも参加していたが、千秋にいいところを見せようとして舞い上がり、クビになってしまう。新入生の頃は、アフロではなくヒゲも薄かった。千秋が留守にしている間の留守電へ40件以上にもわたり「千秋さまーっ!!」と叫んでいるばかりの伝言を残したことがある(このときの留守番電話には44件録音があり、うち1件は千秋の母・三善征子からのもの)。プロのオーケストラ「新都フィル」に採用が内定した。
- 多賀谷 彩子(たがや さいこ):上原美佐
- 声楽科に在籍する学内トップ、声質はソプラノ。大手楽器店「多賀谷楽器」の令嬢。高校時代から付き合っていた千秋の元彼女であり、千秋に未練たらたら。だが、のだめと千秋の音楽の絆を目の当たりにして諦めたが、陰ながら千秋を後押している。
- 大河内 守(おおこうち まもる):遠藤雄弥
- 「桃ヶ丘音楽大学で2番目に有名」と自称する指揮科のナンバー2。千秋を勝手にライバル視しており、いつも千秋に付きまとう。服装も真似しているが、微妙にセンスが悪い。Aオケ定期公演では、シュトレーゼマンに突如指揮に指名され失態を演じるが、学祭では仮装Sオケで「ラプソディ・イン・ブルー」を指揮し汚名返上(?)。基本的には詰めの甘いやられ役である。カラオケの持ち歌は、中島みゆきの「地上の星」。登場回数はわりと多めだが映っている時間はきわめて短く、突然現れては「僕はこの大学で2番目に有名な…」と言いかけ、必ず突き飛ばされて流星のごとく消える。その際に「あべし!」とか「ひでぶっ!」と言っていることから『北斗の拳』を知っている節がある。
- 佐久 桜(さく さくら):サエコ
- 管弦学科在籍、Sオケのコントラバス奏者。小柄のためコントラバスを背負って歩くと、コントラバスが歩いているように見える。父が事業に失敗したために生活が苦しく、コンビニでバイトをしていた。父がコレクションのヴァイオリンを売ってからは生活も元通りになり(会社の経営も立ち直った)、再び練習に打ち込めるようになった。大きくてかっこいいという理由でバイオリンではなくコントラバスを選んだ。いつかウィーン・フィルに入団するという大きな夢がある。R☆Sオーケストラに参加するなど原作よりも出番は多め。
- 石川 怜奈(いしかわ れな):岩佐真悠子
- のだめの友人。ピアノ科在籍。学祭の仮装Sオケではピアニカで参加。
- 田中 真紀子(たなか まきこ):高瀬友規奈
- のだめの友人。ピアノ科在籍。いつものだめに昼食を狙われている。Sオケの定期公演以来、峰のファンになる。学祭では彼の仮装のデザイン案を出すも却下されてしまう。学祭の仮装Sオケではピアニカで参加。
- 玉木 圭司(たまき けいじ):近藤公園
- Sオケクラリネット担当。鈴木薫が気になるらしい。橋本と共に千秋を失墜させる行動を目論むが、Sオケ解散の打ち上げでも野望を果たせなかった。R☆Sオケに入ろうとしている。
- 橋本 洋平(はしもと ようへい):坂本真
- Sオケオーボエ担当。千秋がSオケ指揮になった直後、玉木とパートをこっそり入れ替わって千秋を失墜させようとしたものの、あえなく玉砕。ちなみに学祭の仮装Sオケではシンバル。R☆Sオケに入ろうとしている。
- 岩井 一志:山中崇
- Sオケコントラバス奏者。はじめは練習不足の佐久桜に厳しくあたっていたが、佐久が再び練習に打ち込めるようになってからは和解。
- 金井 建人:小嶌天天
- Sオケホルン奏者。卒業後は田舎の旅館を手伝う。
- 黒木 泰則:福士誠治
- 第6話から登場。古武士の佇まいのあるオーボエ奏者。なぜかのだめに一目惚れする。しかし、のだめへの失恋のショックで全日本音楽コンクールでは失敗してしまう。のだめを恵ちゃんと呼ぶ数少ない人物。最終回でヨーロッパ留学が決まる。
- 木村 智仁:橋爪遼
- ヴァイオリン奏者。大河内とは高校時代の同級生で、大河内曰く「バイオリンは上手いが、いやみな性格で、よく虐められた」。第6話から登場。経理などR☆Sオケの雑用部分も担当している。R☆Sオケのポスターの撮影では、「ヴィジュアル重視だから」と河野けえ子に断られている(因みに真澄ちゃんはポスターに出ている。)
- 相沢 舞子:桜井千寿
- フルート奏者。
- 片山 智治:波岡一喜
- ホルン奏者。
- 峰 龍見:伊武雅刀
- 龍太郎の父親。大学の裏で中華料理屋「裏軒」を経営している。Sオケ存続決定時に「Sオケ存続定食」をメニューに加えるなど、息子を溺愛している。なぜかクラブハウスサンドイッチを置いてあり、近頃喫茶メニューも始め、エスプレッソや紅茶もおいてある。カニ好きらしい。
- 桃平 美奈子:秋吉久美子 / 稲葉瑠奈(学生時代)
- 桃ヶ丘音大理事長。シュトレーゼマンを日本に呼び寄せた。
- 江藤 耕造:豊原功補
- 千秋の元担当教官。ハリセンを振り回すスパルタ式の厳しい指導をするため、ついたあだ名は「ハリセン」。彼のエリート専門の「江藤塾」からは、優秀な学生を多く輩出している。のだめの才能に気付き、彼女の担当教官を買って出る。のだめの反発により、ハリセンを手放すことになった。
- 江藤 かおり:白石美帆
- 江藤の妻。夫婦仲は良好。ポジティブな性格で、ファッションは派手。
- 河野 けえ子:畑野ひろ子
- クラシック専門の月刊誌「クラシック・ライフ」の女性編集者。Sオケでの千秋の指揮を見て以来、彼の才能に注目する。佐久間のポエムを翻訳することが出来る数少ない人物。
- 佐久間 学:及川光博
- 「クラシック・ライフ」に、連載コラム「夢色クラシック」を寄稿する気鋭の音楽批評家。興奮すると、振り付きでポエムを朗読する一風変わった奇癖を持つ。千秋に対しては最初、「親の七光りだろう」と懐疑的だった。しかし、演奏を耳にして深い感銘を受けて以来、彼のファンになり何かと後押ししてくれるようになる。昔、指揮者とピアニストを目指していた。
- 谷岡 肇:西村雅彦
- ピアノ科の落ちこぼれ専門教師、通称「オチ専」。のだめの「奇特な音楽センス」と「奇抜な習性」に、みごとに順応している。伸び悩んでる千秋に対しては、のだめとのピアノの共演を薦める。千秋やのだめを陰ながら応援している。ある意味では再生工場とも言える。
- セヴァスチャーノ・ヴィエラ:ズデネク・マカル
- 千秋が敬愛する有名な巨匠指揮者。たまごっちが縁で少年時代の千秋と知り合い、彼を弟子にしてくれた。(なお演じるマーカルは東欧の名門チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の現首席指揮者である)
- フランツ・フォン・シュトレーゼマン:竹中直人
- 「ミルヒー・ホルスタイン(Milch Holstein ホルスタインの牛乳)」という、明らかに胡散臭い偽名を名乗る謎のドイツ人。一見ただのスケベジジイだが、その正体はヴィエラと人気・実力を二分する大指揮者である。桃ヶ丘音大の講師に招かれ、AオケとSオケの指導に当たる。指揮科に転科を望む千秋に初めはけんもほろろだったが、やがて彼の才能を見抜き初めての弟子にする。千秋に「永岡真実の写真集を送れ」と何度も催促するが、うやむやにされたままである。なお、千秋がシュトレーゼマン失踪記事をインターネットで発見した際、記事中では「Strezemann」と表記されていたが、シュトレーゼマンのドイツ語での正しいスペリングは「Stresemann」である。(前者では「シュトレーツェマン」という発音になる。)原作中では双方の表記が混用されているため、そのまま誤植したと考えられる。
- エリーゼ:吉瀬美智子
- シュトレーゼマンの敏腕マネージャー。
- 斉藤:NAOTO
- 第1回、第2回に出演。峰の元バンドの仲間。なおNAOTOは本ドラマのヴァイオリン演奏の指導も担当している。
- 佐久 日出美:升毅
- 輸入家具会社を経営する桜の父。豪邸に住みながら貧窮。高級調度品に差押物品封印票が貼られており、お客にも水道水しか出せない始末。そのくせ隠し部屋に高級ヴァイオリンのコレクションを持っているが、実は楽器は全く弾けない。千秋らの説得でヴァイオリンを売り払うと、何故か正気に戻り会社も立ち直った。
- 松本 人志:松本人志(ダウンタウン)
- ドラマ中で電撃結婚し、会見を開く。(会見を中継しているTV画面には「略奪愛!! 松本人志(43) 65歳女性と結婚」とのテロップ。)ちなみに、これは他局の裏番組対策の為、同日放送の番組の相互出演企画であり、上野樹里と竹中直人も同日のダウンタウンの「HEY!HEY!HEY!」の1コーナーにのだめとミルヒーの扮装のままゲスト出演した。(ただしダウンタウンとの絡みはなかった。)
- 三善 征子:黒田知永子
- 千秋の母。離婚後、勤め先の会社で文化事業に参画し、現在は音楽留学生の支援事業を行っている。(原作では兄弟の竹彦の会社が勤め先だが、ドラマ中では言及されていない。)
- 瀬川 悠人:伊藤隆大 / 小川光樹(幼少時代)
- 子供時代にのだめと同じピアノ教室に入っていた。高校生でコンクールで優勝し、海外留学した事のあるピアニスト。のだめと同じマラドーナ・ピアノコンクールに出場する。のだめにプレッシャーをかける一方、のだめの影に脅えている面も。
- 高橋 紀之:木村了
- 第10回と最終回に登場。ブッフォン国際コンクール第3位入賞の腕前を持つバイオリ二スト。芸能界デビューの話もあったがそれを断る。R☆Sオケのコンサートでの「まぐわう音の感じ、エクスタシーに身を委ねる若く美しい指揮者、タキシードの男達(なお、演奏会で男性指揮者および演奏者が着用するのはホワイト・タイの燕尾服である。)」などに感動して入団を申し出る。入団に際してはコンマスを希望。ゲイとも思える挙動と高飛車な言動で皆を困惑させるが、現コンミスの清良に後顧の憂いなくウィーンへ留学できるようにとの峰の判断で入団が決まる。千秋への愛を表現すると、いつも真澄ちゃんにつかまっている。
- 野田 辰男:岩松了
- のだめの父。最終回に登場。
- 野田 洋子:宮崎美子
- のだめの母。最終回に登場。
- 野田 佳孝:別當優輝
- のだめの弟。最終回に登場。
- 野田 喜三郎:江藤漢斉
- のだめの祖父。最終回に登場。
- 野田 静代:大方斐紗子
- のだめの祖母。最終回に登場。
[編集] 余談
- 本ドラマには「電車男」や「ウォーターボーイズ」、「スウィングガールズ」に出演した人が多く出演している。
- のだめの最中にだけ流れたCM「消臭プラグ(エステー化学)」はのだめの11話に合わせて11話で終わった。
- 最終話のサントリーホールでのクリスマスコンサートの観客はのだめのCD購入した人がはがきで応募できた。他の演奏シーンでも、HPで募集された。
- 2006年12月25日のめざましテレビの放送でのだめ最終回のPRで上野樹里と玉木宏が出演。「めざまし のだめ大賞」に玉木宏(千秋真一)が選ばれた。(その時VTRで出演した水川あさみは玉木宏を選び、小出恵介は上野樹里を選ぶ。瑛太は、「みんながつくりあげたものです」とみんなを選んだ。)
[編集] スタッフ
- 原作:二ノ宮知子(講談社刊「Kiss」連載)
- 脚本:衛藤凛
- 音楽:服部隆之
- 音楽監修:茂木大輔
- 音楽プロデューサー:外村敬一
- 音楽制作/協力:ソニーミュージックエンタテインメント、フジパシフィック音楽出版
- 原案協力:福井恭介、中塚康博、藤井喜久(講談社「月刊Kiss」編集部)
- 撮影協力:学校法人洗足学園、学校法人三室戸学園(東邦音楽大学)
- プロデュース:若松央樹、清水一幸
- 演出:武内英樹、川村泰祐、谷村政樹
- 制作:フジテレビドラマ制作センター
- 4話劇中アニメ「プリごろ太 宇宙の友情大冒険」スタッフ
[編集] 音楽
[編集] 主題曲
[編集] BGM
- 「交響曲4番『イタリア』」(メンデルスゾーン)
- 「魔笛」よりアリア「復讐の炎は我が心に燃え」(モーツァルト)
- 「魔笛」よりアリア「恋か女房があれば」(モーツァルト)
- 「ドン・ジョヴァンニ」より「お前が食事に招いたので―地獄行き」(モーツァルト)
- 「ロメオとジュリエット」より「モンタギュー家とキャピュレット家」 (プロコフィエフ)
- 「レクイエム」より「怒りの日」(ヴェルディ)
- 「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」冒頭部(リヒャルト・シュトラウス)
- 「熊蜂は飛ぶ」(リムスキー=コルサコフ)
- 「フィガロの結婚」序曲(モーツァルト)
- 「くるみ割り人形」より「こんぺい糖の踊り」、「ロシアの踊り(トレパーク)」(チャイコフスキー)
- 「弦楽セレナーデ」(チャイコフスキー)
- 「ガイーヌ」より「剣の舞」(ハチャトゥリアン)
- 「アルルの女」より「ファランドール」(ビゼー)
- 「アルルの女」より「メヌエット」(ビゼー)
- 組曲「動物の謝肉祭」より「水族館」(サン=サーンス)
- 「交響曲第9番『新世界より』」第2楽章(ドヴォルザーク)
- 「ヴァイオリン協奏曲第1番」第1楽章(モーツァルト)
- 「愛の悲しみ」(クライスラー)
- 「美しきロスマリン」(クライスラー)
- 歌劇「タンホイザー」序曲(ワーグナー)
- 「交響曲3番」第3楽章(ブラームス)
- 「交響曲1番『巨人』」第4楽章(マーラー)
- 「ラデツキー行進曲」(ヨハン・シュトラウス1世)
- 歌劇「リゴレット」より「女心の歌」(ヴェルディ)
- 「四季」より「春」から第1楽章(ヴィヴァルディ)
- 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲(ワーグナー)
- 「管弦楽組曲第2番」より「バディネリ」(バッハ)
- 「白鳥の湖」より「情景」(チャイコフスキー)
- 「ピアノ協奏曲第5番『皇帝』」(ベートーヴェン)
- 「交響曲第40番」から第1楽章(モーツァルト)
- 「ハーリ・ヤーノシュ」より「ウィーンの音楽時計」(コダーイ)
- 交響詩「フィンランディア」の冒頭(シベリウス)
- 組曲「カレリア」より「行進曲風に」(シベリウス)
- 喜歌劇「天国と地獄」序曲(オッフェンバック)
- ポルカ「雷鳴と稲妻」(ヨハン・シュトラウス2世)
- 「幻想即興曲」(ショパン)
- オラトリオ「ソロモン」より「シバの女王の入城」(ヘンデル)
- 「別れの曲」(ショパン)
- 組曲「惑星」より「木星」(ホルスト)
- 「小フーガト短調」(バッハ)
- 「ヴォカリーズ」(ラフマニノフ)
- 「スラブ舞曲集」第2集作品72から第2番(ドヴォルザーク)
- 「ピカデリー」(エリック・サティ)
- 「交響曲第25番」から第1楽章(モーツァルト)
- 「交響曲第2番」から第3楽章(ラフマニノフ)
- 「アランフエス協奏曲」から第2楽章(ロドリーゴ)
- 「ハンガリー舞曲」第5番(ブラームス)
- 「ペレアスとメリザンド」より「シシリエンヌ」(フォーレ)
- 「展覧会の絵」より「バーバ・ヤーガの小屋」(ムソルグスキー作曲、ラヴェル編曲)
- 「ボレロ」(ラヴェル)
- 「弦楽のためのアダージョ」(バーバー)
- 「マタイ受難曲」から「われら涙流しつつひざまずき」(バッハ)
- 「トッカータとフーガ ニ短調」(バッハ)
- 「四季」より「夏」から第3楽章(ヴィヴァルディ)
- 「愛の喜び」(クライスラー)
- 交響詩「禿山の一夜」(ムソルグスキー作曲、リムスキー=コルサコフ編曲)
- 「リュートのための古風な舞曲とアリア」第3組曲からイタリアーナ(レスピーギ)
- 「G線上のアリア」(バッハ)
- 「チェコ組曲」よりポルカ(ドヴォルザーク)
- 「ワルツ」第15番(ブラームス)
[編集] 劇中で演奏された曲(一例)
- べートーヴェン「ピアノソナタ8番『悲愴』」
- ベートーヴェン「交響曲第7番」
- ベートーヴェン「交響曲第9番」
- ベートーヴェン「ヴァイオリンソナタ第5番『春』」
- モンティ「チャルダッシュ」
- ガーシュイン「ラプソディ・イン・ブルー」
- ラフマニノフ「ピアノ協奏曲2番」
- メンデルスゾーン「ヴァイオリン協奏曲」(通称:メン・コン)
- ブラームス「交響曲第1番」
- モーツァルト「オーボエ協奏曲」
- シューベルト「ピアノソナタ第16番」
- ショパン「12の練習曲」Op. 10 第4番
- シューマン「ピアノソナタ第2番」
- ドビュッシー「喜びの島」
- ストラヴィンスキー「『ペトルーシュカ』からの3楽章」より第1楽章および第3楽章(NHK「きょうの料理」のテーマ曲(冨田勲作曲)入り)
- リスト「パガニーニによる大練習曲」
- サラサーテ「カルメン幻想曲」
[編集] 主要ロケ地
[編集] キャンパス
[編集] ホール
- 八王子市芸術文化会館 いちょうホール
- 府中の森芸術劇場(※外観、中央エントランスホール)
- 東邦音楽大学 グランツザール(※外観、エントランス、ホール)
- 所沢市民文化センター ミューズ アークホール(※外観、エントランス、ホワイエ)
- 所沢市民文化センター ミューズ マーキーホール(※外観、ロビー)
- 洗足学園音楽大学 前田ホール(R☆Sオーケストラの初公演)
- 横浜市青葉区民文化センター フィリアホール(マラドーナピアノコンクール第1次・2次予選)
- ぱるるプラザ千葉 ぱるるホール(マラドーナピアノコンクール本選)
- サントリーホール(R☆Sオーケストラのクリスマスコンサート)
※連続するシーンでも、外観とホールとが異なるケースがある。
[編集] 放送日・サブタイトル・視聴率
各話 | 放送日 | サブタイトル | 視聴率 |
---|---|---|---|
Lesson 1 | 2006/10/16 | 変態ピアニストVS俺様指揮者のラプソディ | 18.2% |
Lesson 2 | 2006/10/23 | 落ちこぼれ変態オケ!波乱のスタート!? | 16.1% |
Lesson 3 | 2006/10/30 | 弱小オケ大ピンチ!!愛は貧乏を救えるか | 18.4% |
Lesson 4 | 2006/11/06 | キス成るか!?感動の定期演奏会バトル!! | 18.3% |
Lesson 5 | 2006/11/13 | さよなら巨匠!恋の学園祭オケ対決!! | 19.9% |
Lesson 6 | 2006/11/20 | さらばSオケ!! 涙の解散式&愛の2台ピアノ | 17.5% |
Lesson 7 | 2006/11/27 | 新オケ始動!すれ違う恋に波乱の予感!? | 19.4% |
Lesson 8 | 2006/12/04 | 新星オケ初陣!トラウマ克服に揺れる恋 | 19.2% |
Lesson 9 | 2006/12/11 | コンクールVS留学!決断は別れの予感!? | 19.3% |
Lesson 10 | 2006/12/18 | 波乱のコンクール!告白と涙の最終章!! | 18.7% |
Last Lesson | 2006/12/25 | さよならのだめ!!涙のクリスマス公演 | 21.7% |
平均視聴率18.8%、最高瞬間視聴率24%
(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ調べ)
[編集] ドラマ関連グッズ
[編集] グッズ
- ロケットペンダント
- キーホルダー
- ピアノ
- トランペット
- フロートペン
- のだめシャープペン
- のだめクリアファイル
- ライラックパープル
- ブラック
- マグカップ
- のだめ携帯ストラップ
- バイオリン
- ピアノ
- フルート
- クラリネット
- コーラス
- ティンパニー
- フエルト ケンバンバッグ
- ピアノ型オルゴール
- 譜面ホルダー&しおり
- ペンケース
- ピアノ
- 音記号
- メールガード
- SオケTシャツ
- 裏軒どんぶり
[編集] CD
- 「のだめカンタービレ」オリジナル・サウンドトラック
- のだめカンタービレ ベスト100【完全生産限定盤】
- のだめカンタービレ ベスト100【通常版】
- のだめカンタービレ キャラクター・セレクション ミルヒーと仲間たち編
- のだめカンタービレ キャラクター・セレクション のだめ編
- のだめカンタービレ キャラクター・セレクション 千秋編
- 「のだめオーケストラ」LIVE!
[編集] DVD
- のだめカンタービレ DVD-BOX(2007年5月25日発売)
[編集] 食べ物
期間限定でファミリーマートで「裏軒」と千秋の料理が発売された。
- 麻婆煮込み野菜丼(450円)11月28日発売。
- クラブハウスサンド(340円)11月28日発売。
- 蟹と海老のクリームスープパスタ(395円)12月5日発売。
[編集] 原作との相違点
- ヴィエラ先生と千秋の会話が英語であり、2人の出会いのきっかけが千秋の落としたたまごっちである(原作ではドイツ語。千秋がオケのリハーサルにもぐりこむ)。
- ロケが開始された2006年夏、ウィーンがシーズンオフのため、原作とは異なりプラハが海外ロケ地になった。ヴィエラ先生役にズデネク・マカルが起用され、クラシック音楽ファンの間でも有名とはいえないドヴォルザーク「チェコ組曲」に脚光が当たったのは、設定変更に伴う偶然の産物だった。
- 野田恵が3年生、千秋真一が4年生。(原作は野田恵は2年生、千秋真一は3年生で始まる)
- 時間進行が秋から12月25日の約3ヶ月。原作の日本編は、初夏から3年弱後の卒業式まで(単行本第10巻 Prelude to Lesson 53)。ドラマ版は原作と比べると極めて短い期間であるため、新潟での海水浴、ニナ・ルッツ音楽祭、千秋&のだめ三善家訪問などのストーリーがカットされた。
- 原作にある千秋作曲のオリジナル曲、のだめが弾くピアノソナタ「清掃」や「もじゃもじゃ組曲」がカットされている(「清掃」、「もじゃもじゃ組曲」は谷岡と共に完成済みか?)。また、のだめがハリセンと共に完成させた曲が「おなら体操」。それに伴い、最終回のハリセンと谷岡の会話が少し変わっている。
- のだめと千秋が初めて出会った翌日、音大キャンパスでのだめが千秋にベルトを差し出した際、千秋はそれを奪って放り投げる。(原作の千秋はベルトを奪おうとせず、のだめから逃げ回る)
- 奥山真澄が千秋の前で恥をかいてしまった時の練習曲が、「第九」の第1楽章である。(原作では第2楽章)また、千秋はAオケのコンミスの清良に誘われて1人でリハーサルの見学に来ている。(原作では峰龍太郎に誘われ、2人で見学に来る)(なお、指揮者役はフジテレビの軽部真一アナウンサー)
- のだめの部屋で峰龍太郎の追試験練習を行う際、真澄も部屋に来ている。のだめにセクシーメイク(?)を施すのも真澄。(原作では真澄は来ておらず、メイクをするのは龍太郎)
- 三木清良が桃ヶ丘音楽大学の学生で、Aオケのコンミス(コンサートミストレス)という設定。ちなみに真澄とも仲が良い。(原作では他大学の学生)
- 佐久桜のバイト先が「やぐら」と言うコンビニエンスストア、またはお弁当屋。(原作では警備員)
- 桜のことで話をつけるために佐久邸に出向いたのがのだめ、千秋、龍太郎、真澄の4人。ヴァイオリンのコレクションがある隠し部屋への行き方がピアノを弾くと壁が割れる仕組みになっている。(原作ではのだめ、千秋のみ。隠し部屋は本棚を回す)
- 桜が将来の夢を語るシーンで「できたらウィーン・フィルの楽団員にもなりたいの!」と言ったとき、原作では「夢でかすぎ」「ウィーン・フィル…女入れないし」と心の中で千秋がつっこむが、ドラマでは「デカすぎだろ」となっている。(ウィーン・フィルは1997年以降女性も入団できる→ウィーン・フィルの項を参照)
- 千秋のSオケ解散発言に対し、桜がSオケを続けたい理由「初めてオケに選ばれたから」を明かす。(原作では「オケをやりたい」と言うだけ)
- 千秋のSオケ正指揮者就任祝いで、のだめのファッションが私服+パーティー用三角帽子(ごろ太パペット付)。(原作ではキャバ嬢スタイル。のだめは千秋を“まどわす”ためにシュトレーゼマン行きつけのキャバクラでお色気修業をしていた。ドラマののだめはキャバクラには現れないが、シュトレーゼマンのSオケ脱退宣言時の現場に居る)
- 裏軒で教授達が「Sオケ解散させましょう」と言ったときに、峰龍見が教授陣に凄んで「よかったら新しいメニューも始めましたんで」と「打倒Aオケラーメン」の張り紙を指差している。(原作では教授達には新メニューについて示さなかったものの、影で打倒Aオケに燃えている)
- 初めてのSオケコンサートで演奏された曲は、「交響曲第7番」である。(原作では「交響曲第3番英雄」。番組のオープニング曲のためと思われる)
- 定期公演の開催日と場所が11月6日・夢の森芸術ホール。(原作では5月25日ブラックホール)
- 定期公演の本番で千秋がSオケTシャツ<千秋用>を着て指揮した。(原作ではフォーマル→上着を脱ぎ捨て蝶ネクタイ外す)
- 教授が裏軒で峰龍太郎を褒めていたのを聞いた峰龍見は、くす玉を割り「Sオケ存続定食始めました」と喜んでいた。(原作では微笑んで褒めた教授が頼んだパフェのアイスを多くサービスしている)
- のだめがこたつを千秋の部屋に持ち込んだ時期はSオケ初公演に向けての千秋のスランプ時。(原作では年末から年始に掛けて)
- Sオケにて、誰もが自分の指揮を見てくれないことで気分が悪くなって倒れた千秋が宇宙アメと思われる物体を吐き出していた。(原作ではこの物体は吐き出されていない)
- のだめと千秋との関係を知り失恋した後、多賀谷 彩子はのだめや千秋に何かとサポートするようになる。まだ千秋に未練がある模様。(原作では千秋のことをきっぱりと諦め、歌に専念してからその後の登場はほとんどない。結果的に千秋に振られ、そのまま消える形で、原作の方がある意味少し残酷な結末)
- 原作で学園祭時に菅沼演じる歌劇『コジ・ファン・トゥッテ(Così fan tutte)』がカットされている。(菅沼が演じたみっともない浮気者ドラベッラは、実は千秋に未練タラタラだった彩子をモデルにして歌っていたことを知り、それをきっかけに彩子は歌に専念するようになる)
- 雷の日、のだめがパソコンに向かって製作していたのが千秋への愛のメッセージ入りスクリーンセイバーと思われるもの。(原作では「みそ字」フォントのインストール)
- その千秋の部屋には光ファイバー回線が開通している。(原作ではADSL回線、連載時との時代背景の違いか)
- シュトレーゼマンがマネージャーのエリーゼにドイツに帰される際、パトカーに先導されたベンツ(レンタカーと見られるが自動車電話アンテナがある)に乗せられる。(原作ではヘリコプターに乗せられる)
- 田中真紀子による峰龍太郎の学祭仮装デザイン案が電柱。(原作ではニコレットのCMに登場するタバコのキャラクター「吸いたくなるマン」。版権の関係と思われる)
- 学祭Sオケの指揮者に大河内が名乗りを上げたところ、すんなりと受け入れられる。(原作では「千秋コスプレ疑惑」に真澄が憤慨→ひと悶着)
- 千秋が学園祭でのSオケコンサートに行くきっかけが、マングースの着ぐるみを着たのだめにこっそりチケットを差し入れされたことによる。(原作ではコンサート開催のポスターを見て)
- Sオケ解散が学園祭終了後。(原作では千秋らの卒業時)
- 彩子が、千秋が裏軒で注文したクラブハウスサンドを、峰龍太郎の代わりに千秋の部屋に届けに行く。(原作では彩子が二日酔いになった千秋を見舞いに、薬と食べ物を買って部屋に届けに行っている)
- 彩子が千秋の部屋を訪ねてきた際、千秋が彼女に対し「もっと底意地の悪い性格をさらけ出すように(以下略)」と言った後、彩子を残して買い物に出掛ける。(原作では酒を抜くため風呂に行く)
- ゲームセンターでの太鼓の達人の曲が「地上の星」。(原作では〔太鼓の名人〕でプリごろ太のテーマ)
- 千秋とのだめの使っている携帯電話の機種が違う。(連載時との時代背景の違い)原作では、千秋がNTTDoCoMo SO212i、のだめがNTTDoCoMo P504i。ドラマでは、千秋がNTTDoCoMo FOMA N702iD、のだめがNTTDoCoMo FOMA N902is
- 菊地がかけもちしていた3人の恋人のうち、ひとりがフランス人。(原作では日本人の黒髪美女。他の二人、いずみとユッコは変わらない)
- 桜がR☆Sオーケストラに参加している。(原作では桜自身がSオケ解散後すぐ登場しなくなる)
- R☆Sオーケストラの2回目公演がクリスマスコンサートである。(原作はニューイヤーコンサート)
- のだめに恋をした黒木に、真澄がのだめの素性を明かす。(原作では千秋が説明している)
- 全日本音楽コンクール本番前の黒木と会ったことを千秋に問いただされた際、のだめの科白が「心配なら鎖でつないだらどうですか?」(原作では「首に縄でもつけておいたらどうですか?」)
- 幼少時の回想シーンで、のだめがピアノの先生に叩かれて鼻血が出ている。(原作では頭から出血している)
- 千秋と共に飛行機で北海道に行ったのが、峰龍太郎である。(原作では千秋の従兄弟・三善俊彦)
- 原作の清良の師匠カイ・ドゥーンがR☆Sオーケストラのリハーサルに参加しているシーンが、ドラマではカット。
- マラドーナ・ピアノコンクールでの、のだめのエントリーNo.は28。(原作ではNo.18)
- マラドーナ・ピアノコンクールの予選が二次まで。のだめは二次予選の2曲目でドビュッシーの「喜びの島」を演奏した。(原作では三次予選までで「喜びの島」はその時演奏)
- 千秋がのだめを見にコンクール会場に現れたのは、二次予選から。(原作では本選のみ) また、ドラマの本選では龍太郎、真澄、桜が観覧に来ている。
- のだめ達がマラドーナ・ピアノコンクール本選会場へ向かう際バスに乗っている。(原作では電車)
- 鈴木姉妹がR☆Sオーケストラに加入する経緯が、オーディションにデモテープを送ったことによる。(原作ではデビューCDを千秋の元に送っていた)
- 高橋紀之がR☆Sオーケストラに加入するのはオケの練習時。(原作では演奏会終了後)
- のだめが江藤夫妻らと共に焼肉店に行ったのが一次予選通過後。(原作では二次予選通過後)
- R☆Sオケ2回目(クリスマス)公演前に千秋が佐久間学と会っている場所が裏軒。(原作ではカフェ)
- R☆Sオーケストラの飲み会は2回目公演の前。(原作は2回目公演終了後)
- 飲み会の席で高橋が千秋に「ボクのほうが幸せだ」と言った後、真澄は高橋に蹴りを入れ、木村が用意したロープで高橋を縛る。(原作の真澄は高橋を押さえつけ、「だれかロープを持って来て」と叫ぶ)
- 「オレがどんなに勇気を出して言ったと思ってんだ!!」と千秋が思い出し激怒をするのが、博多駅から大川市に向かうタクシーの中。(原作では新幹線の車内)
- 大川の河川敷でのだめとタクシーの千秋がすれ違った直後、千秋が運転手に言う科白「反対だ、Uターン!」(原作では「止めてくれ、いいから止めてくれ!」)
- 千秋の「オレ様を2度も振ったら、もう絶対許さねえ!」が、のだめを抱擁する時の科白になっている。(原作では福岡へ出発時のモノローグ)
- のだめの実家のピアノがグランドピアノ。(原作ではアップライト。しかも置いてある部屋が自分の部屋ではない)
- のだめがモードサロン・ヨーコの新作を千秋に見せる際、服をあてがうだけで着ていない(原作では着ていて、ヨーコがボタンの場所と数を念入りに教えている)。
- R☆Sオケ2回目(クリスマス)公演のコンミスが清良。(原作では高橋がコンマス。全体図では隣に清良の姿を確認できる)
- 千秋がのだめの実家に行ったのはR☆Sオケ2回目(クリスマス)公演前。(原作では公演終了後。コンクール終了から3ヶ月経過。よって公演にのだめは立ち会っていない)
- 千秋が行く予定だった所がプラハ。(原作ではウィーン)
- 千秋の行き先の相談をしているのは、千秋の母と彩子。(原作では三善家の人間がUNOをしながら話している)
- のだめの実家で、千秋が「福岡ダイエーホークス」と言っているのに対し、「むきゃー!ソフトバンクですよ」とのだめが訂正している。(原作の時代が前者の頃だった為)
- R☆Sオーケストラのメンバーに元Sオケのメンバーが多数入っている。(原作では2回目の公演で加入する元Sオケメンバーは萌と薫だけ)
- 学校での江藤先生や谷岡先生の出てくるシーンが通常の学校風景。(原作では卒業式)
[編集] 外部リンク
- のだめカンタービレ - フジテレビ ドラマ公式サイト
- ドラマのだめカンタービレ使用楽曲
フジテレビ系 月曜9時 | ||
---|---|---|
前番組 | のだめカンタービレ (2006.10.16 - 2006.12.25) |
次番組 |
サプリ (2006.7.10 - 2006.9.18) |
東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~ (2007.1.8 - 2007.3.19) |
1980年代: | アナウンサーぷっつん物語 - 男が泣かない夜はない - ラジオびんびん物語 - ギョーカイ君が行く! - 荒野のテレビマン - 君の瞳をタイホする! - 教師びんびん物語 - あそびにおいでョ! - 君が嘘をついた - 君の瞳に恋してる! - 教師びんびん物語II - 同・級・生 - 愛しあってるかい! |
---|---|
1990年代前半: | 世界で一番君が好き! - 日本一のカッ飛び男 - キモチいい恋したい! - すてきな片想い - 東京ラブストーリー - 学校へ行こう! - 101回目のプロポーズ - 逢いたい時にあなたはいない… - あなただけ見えない - 素顔のままで - 君のためにできること - 二十歳の約束 - あの日に帰りたい - ひとつ屋根の下 - じゃじゃ馬ならし - あすなろ白書 - この世の果て - 上を向いて歩こう! - 君といた夏 - 妹よ |
1990年代後半: | For You - 僕らに愛を! - いつかまた逢える - まだ恋は始まらない - ピュア - ロングバケーション - 翼をください! - おいしい関係 - バージンロード - ひとつ屋根の下2 - ビーチボーイズ - ラブジェネレーション - Days - ブラザーズ - ボーイハント - じんべえ - Over Time - リップスティック - パーフェクトラブ! - 氷の世界 |
2000年代前半: | 二千年の恋 - 天気予報の恋人 - バスストップ - やまとなでしこ - HERO - ラブ・レボリューション - できちゃった結婚 - アンティーク - 人にやさしく - 空から降る一億の星 - ランチの女王 - ホーム&アウェイ - いつもふたりで - 東京ラブ・シネマ - 僕だけのマドンナ - ビギナー - プライド - 愛し君へ - 東京湾景 - ラストクリスマス |
2000年代後半: | 不機嫌なジーン - エンジン - スローダンス - 危険なアネキ - 西遊記 - トップキャスター - サプリ - のだめカンタービレ - 東京タワー - プロポーズ大作戦 |
[テンプレート] |