弘前市
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弘前市(ひろさきし)は、青森県西部の都市。弘前藩の城下町として発達し、現在も津軽地方の中心都市として、周辺自治体に広がる人口約33万人の弘前都市圏を形成している。
目次 |
[編集] 概要
弘前市は、りんごの生産量が日本一のため、りんごにこだわる街づくりを目指し「りんご色のまちHIROSAKI」をキャッチフレーズとしている。また、弘前公園で開催される弘前さくらまつりや弘前城も有名であり、「お城とさくらとりんごのまち」は古くから使われている。
[編集] 地理
[編集] 隣接している自治体
[編集] 歴史
[編集] 江戸時代まで
- 1603年 - 堀越城主津軽為信が高岡(現・弘前)に築城計画をする。
- 1609年 - 為信の死去により、信枚が築城計画を継ぐ。
- 1610年 - 高岡城の築城工事が開始される。
- 1611年 - 高岡城完成。
- 1627年 - 5層の天守が落雷により消失。
- 1628年 - 高岡を弘前と改称する。
- 1808年 - 10万石に昇格。
- 1809年 - 黒石藩成立。
- 1811年 - 3層の天守完成。
[編集] 明治から第二次大戦まで
- 1871年8月29日 - 廃藩置県により弘前県設置。
- 1871年10月 - 弘前県が青森県となり現在の規模になる。
- 1873年10月1日 - 朝陽小学校完成。
- 1889年4月1日 - 全国30市とともに市制施行(青森県内初)。
- 1894年12月1日 - 奥羽本線弘前~青森間開通。
- 1895年 - 弘前公園が市民に一般開放される。
- 1900年 - 市章を卍に制定。
- 1901年 - 市立弘前病院設置。
- 1906年 - 弘前市立図書館完成。
- 1909年 - 市内に電話開通。
- 1918年 - 第一回観桜会(さくらまつり)開催。
- 1927年 - 弘南鉄道弘前~尾上間開通。
- 1938年 - NHK弘前放送局開局。
[編集] 第二次大戦後
- 1949年 - 弘前大学設置。
- 1955年3月1日 - 清水村、和徳村、豊田村、堀越村、千年村、藤代村、新和村、船沢村、高杉村、裾野村、東目屋村を編入。東目屋地区が飛地となる。
- 1957年9月1日 - 南津軽郡石川町を編入。
- 1961年 - 観桜会をさくらまつりに改称。
- 1962年 - 弘前市民会館完成。
- 1964年 - 第一回菊ともみじまつり開催。
- 1977年 - 第一回弘前城雪燈籠まつり開催。
- 1979年 - アップルロード、東北自動車道開通。
- 2006年2月27日 - 旧弘前市、岩木町、相馬村が新設合併し、新制による弘前市が発足。
- 2006年11月15日 - 新弘前市の市章「卍」、市の花「さくら」、市の木「りんご」を制定
[編集] 行政
- 新弘前市長:相馬錩一
- 旧弘前市長、新弘前市市長職務執行者(新市長選出まで):金澤隆
[編集] 庁舎
- 弘前市役所(旧弘前市役所)
- 岩木支所(旧岩木町役場)
- 相馬支所(旧相馬村役場)
[編集] 出張所
- 東目屋出張所
- 船沢出張所
- 高杉出張所
- 裾野出張所
- 新和出張所
- 石川出張所
[編集] 広報誌
[編集] 経済
[編集] 商業
- 駅前・大町
- 土手町
- 城東
- その他の地区・複数店舗
[編集] 金融機関
- みちのく銀行(弘前営業部は弘前相互銀行の旧本店である)
- 青森銀行
- 秋田銀行弘前支店
- 東奥信用金庫
- あおもり信用金庫
- 青森県信用組合弘前支店
- 東北労働金庫弘前支店
- SMBCフレンド証券弘前支店
- 国民生活金融公庫弘前支店
[編集] マスメディア
- 陸奥新報社
- 東奥日報社弘前支社
- エフエムアップルウェーブ(コミュニティFM局)
- NHK弘前支局
- 青森放送弘前放送局
- 青森テレビ弘前支社
- 青森朝日放送弘前支社
- エフエム青森弘前支局
- 弘前ケーブルテレビ(ケーブルテレビ局)
[編集] フリーペーパー
[編集] 農業
[編集] 姉妹都市・提携都市
[編集] 国内
[編集] 地域
[編集] 健康
- 弘前総合保険センター
- 国立病院機構弘前病院
- 弘前市立病院
- 弘前大学医学部付属病院
[編集] 警察
[編集] 消防
- 弘前消防署
- 東消防署
[編集] 教育
[編集] 大学
[編集] 短期大学
[編集] 高等学校
- 県立
- 私立
- 東奥義塾高等学校
- 弘前学院聖愛高等学校
- 柴田女子高等学校
- 弘前東高等学校(旧・弘前東工業高等学校)
[編集] 中学校
- 国立(国立大学法人)
- 弘前大学教育学部附属中学校-学園町
- 市立
- 裾野中学校-十面沢字湯ヶ森
- 新和中学校-種市字小島
- 北辰中学校-高杉字五反田
- 船沢中学校-富栄字浅井名
- 東目屋中学校-桜庭字清水流
- 東中学校-末広三丁目
- 南中学校-原ヶ平字山中
- 第一中学校-和徳町
- 第二中学校-平岡町
- 第三中学校-豊原一丁目
- 第四中学校-樹木五丁目
- 第五中学校-川先二丁目
- 石川中学校-石川字庄司川添
- 津軽中学校-五代早稲田
- 相馬中学校-紙漉沢字山越
- 私立
- 聖愛中学校-原ヶ平字山元
[編集] 小・中併設校
- 常盤野小中学校-常盤野湯の沢
[編集] 小学校
- 国立(国立大学法人)
- 弘前大学教育学部附属小学校-学園町
- 市立
- 朝陽小学校-在府町
- 和徳小学校-代官町
- 時敏小学校-宮園一丁目
- 自得小学校-鬼沢字菖蒲沢
- 青柳小学校-悪戸字村元
- 豊田小学校-豊田一丁目
- 千年小学校-小栗山字川合
- 小沢小学校-大開二丁目
- 福村小学校-福村字林元
- 三和小学校-三和字川合
- 草薙小学校-大森宇田浦
- 修斉小学校-十面沢字赤坂
- 石川小学校-石川字庄司川添
- 城西小学校-新町
- 堀越小学校-門外一丁目
- 船沢小学校-細越字早稲田
- 小友小学校-小友字宇田野
- 致遠小学校-浜の町北一丁目
- 三省小学校-中崎字野脇
- 新和小学校-青女子字桜苅
- 東目屋小学校-桜庭字清水流
- 桔梗野小学校-桔梗野二丁目
- 第三大成小学校-富田町
- 城東小学校-大久保字西田
- 大和沢小学校-狼森字天王
- 弥生小学校-弥生字弥生平
- 高杉小学校-高杉字神原
- 文京小学校-中野一丁目
- 西小学校-茜町三丁目
- 松原小学校-松原東二丁目
- 東小学校-城東中央五丁目
- 北小学校-青山三丁目
- 大成小学校-御幸町
- 岩木小学校-五代前田
- 百沢小学校-百沢寺沢
- 相馬小学校-黒滝字二ノ松本
[編集] 保育園
- 市立
- 弘前市保育園
- 桔梗野保育園
- 石川保育園
- 法人立・私立:54園
[編集] 幼稚園
- 国立(国立大学法人)
- 市立
- 和徳幼稚園
- 法人立・私立:10園
[編集] 施設
[編集] 文化施設
- 弘前市立弘前図書館
- 弘前市立岩木図書館
- 弘前市立相馬図書館
- 弘前市立郷土文学館
- 弘前市立博物館
- 弘前市民会館
- 弘前文化センター
- 岩木文化センター「あそべーる」
- 弘前駅前市民ホール
- 弘前市総合学習センター
- まちなか情報センター
- 弘前市民参画センター
- 駅前記念会館
- 百石町展示館
- 山車展示館
[編集] 体育施設
- 弘前市民体育館
- 弘前市総合運動公園
- 河西体育センター
- 笹森記念体育館
- 弘前市B&G海洋センター
- 弘前市岩木B&G海洋センター
- 新和地区体育文化交流センター
- 裾野地区体育文化交流センター
- 清水交流センター
- 宮川交流センター
- 金属町交流センター
- 南冨田町交流センター
- 岩木青少年スポーツセンター
- 岩木川市民ゴルフ場
- サンライフ弘前
- すぱーく弘前
- 城北ファミリープール
- 第2市民プール
- 第3市民プール
- 温水プール石川
- 岩木山総合公園
- 相馬ふれあい館
[編集] 公民館
- 中央公民館
- 中央公民館岩木館
- 中央公民館相馬館
- 東目屋公民館
- 和徳公民館
- 東部公民館
- 清水公民館
- 石川公民館
- 堀越公民館
- 千年公民館
- 船沢公民館
- 高杉公民館
- 裾野公民館
- 新和公民館
- 藤代公民館
[編集] 交通
[編集] 鉄道路線
- 中心となる駅:弘前駅
- 隣接市町村への連絡
- 都道府県庁への連絡:JR奥羽本線
- 広範囲な連絡:JR奥羽本線
- 駅:
[編集] 高速バス
弘前バスターミナルが中心となる。2005年度の利用客数を付記[1]
- 昼行便
- ヨーデル号(弘南バス・JRバス東北・岩手県北バス・岩手県交通) 17.6万人
- キャッスル号(弘南バス・宮城交通・JRバス東北) 10.4万人
- 弘前⇔仙台
- 青森上野号(弘南バス) 1.1万人
- 青森・弘前⇔上野
- 南軽号(南部バス) 0.9万人
- 弘前⇔八戸
- 夜行便
[編集] 路線バス(弘南バス)
- 弘南バス
[編集] 道路
[編集] 観光
- サイクルネットHIROSAKI(自転車無料レンタルサービス)
- 弘前総合情報 Free-CM
[編集] 旧跡・公園・レジャー
- 弘前城(弘前公園)
- 弘前市立観光館
- 津軽藩ねぷた村
- みちのく歴史人物資料館
- 藤田記念庭園
- 嶽温泉
- 百沢温泉
- 湯段温泉
- 津軽岩木スカイライン
- 星と森のロマントピアそうま
- 弘前城植物園
- 弘前市りんご公園
- 交通広場(城北公園)
- こどもの森
- 市民の森
- 高長根レクリエーションの森
- 小栗山農村交流公園
- 蓬莱広場
[編集] 神社・仏閣
[編集] 伝統建築
- 石場家
- 旧伊東家
- 旧岩田家
- 旧梅田家
[編集] 洋風建築
- 日本キリスト教団弘前教会
- カトリック弘前教会
- 日本聖公会弘前昇天教会
- 青森銀行記念館(旧第五十九銀行本店本館)
- 弘前女子厚生学院(旧偕行社)
- 藤田記念庭園洋館
- 旧弘前市立図書館
- 旧東奥義塾外人教師館
- 弘前学院外人宣教師館
[編集] 道の駅・産地直売所
- 道の駅ひろさき サンフェスタいしかわ
- JAつがる弘前グリーンハウス かあさんの店
- JAつがる弘前 ひろさき新鮮組
- JAつがる弘前直売所アグリマーケット 四季彩館
- JA相馬村特産物直売センター「林檎の森」
[編集] 祭事
[編集] 弘前四大まつり
- 弘前さくらまつり(4月下旬~5月上旬)…さくらは旧市の「木」でもある。
- 弘前ねぷたまつり(8月1日~7日)
- 弘前城菊と紅葉まつり(10月中旬~11月上旬)
- 弘前城雪燈籠まつり(2月中旬)
[編集] その他のまつり・イベント
- じょっぱれ弘前春ねぷた(4月下旬、5月上旬)
- 津軽三味線全国大会(5月上旬)
- 津軽五大民謡大会(5月上旬)
- 全日本リンゴ追分コンクール(5月中旬)
- 宵宮(6月上旬~9月)
- よさこい津軽(6月下旬)
- ファッション甲子園(8月上旬)
- 土手町カルチュアロード(9月上旬)
- 弘前・白神アップルマラソン(10月上旬)
- 津軽の食と産業まつり(10月中旬)
- いいりんごの日(11月5日)
- りんごと米の収穫祭(11月中旬)
- お山参詣(9月初旬)
- ろうそくまつり(旧暦1月15日)
[編集] 名産・伝統工芸品
- 弘前りんご
- 飛馬りんご
- 嶽きみ(嶽地区名産のとうもろこし)
- 弘前在来トウガラシ(唐辛子)
- 竹流し
- うんぺい
- バナナ最中
- 縄かりんとう
- こぎん刺し
- ブナコ
- あけびづる細工
- はと笛
- 金魚ねぷた
- 津軽塗
- 津軽凧
- 津軽焼
[編集] 伝統料理
- けの汁
- じゃっぱ汁
[編集] 弘前を舞台にした作品
- 青い山脈
- 八甲田山
- 刑事物語2 りんごの詩
- 夢の祭り
- 満月MR.MOONLIGHT
[編集] 出身有名人
[編集] 文化人
- 工藤甲人(くどう こうじん・日本画家)名誉市民
- 奈良岡正夫(ならおか まさお・洋画家)名誉市民
- 奈良美智(なら よしとも・美術家)
- 一戸謙三(詩人)
- 田中たみ(18歳の作家)
- 佐藤紅緑(作家、俳人)
- 今官一(直木賞作家)
- 長部日出雄(直木賞作家。『津軽世去れ節』『津軽じょんから節』)
- 鎌田慧(ジャーナリスト、ノンフィクション作家)
- 根深誠(ねぶか まこと・ルポライター)
- 沢田ひろふみ(漫画家)
- 寺山修司(てらやま しゅうじ・劇作家)
- 菊池俊輔(きくち しゅんすけ・作曲家)
- 鈴木キサブロー(すずき きさぶろー・作曲家)
- 佐藤真(さとう まこと・映画監督)
[編集] 芸能人
- HAKUEI(PENICILLIN)
- HISASHI(GLAY)
- 井沢八郎(歌手)
- りんご娘.(りんごむすめ・弘前を拠点に活動する、地方アイドル)
- 伊藤高史(男優)
- 鈴木正幸(すずき まさゆき・タレント)
- 伊奈かっぺい(いな かっぺい・タレント、青森放送)
- 一戸友里(タレント)
[編集] スポーツ選手
- 花田勝治(はなだ かつじ・大相撲初代若乃花)名誉市民
- 花田満(はなだ みつる・元大関力士、貴ノ花健士)
- 若の里忍(わかのさと しのぶ・大相撲力士)
- 岩木山竜太(大相撲力士)
- 若三藤成豊(大相撲力士)
- 渋谷誠司(しぶや せいじ・元プロ野球アトムズ投手)
- 葛西稔(かさい みのる・元プロ野球阪神タイガース投手、現同球団投手コーチ)
- 赤石光生(ロサンゼルスオリンピック男子フリースタイル62kg級銀メダリスト)
- 船木誠勝(プロレスラー)
- 斎藤春香(シドニーオリンピック女子ソフトボール銀メダリスト、アテネオリンピック女子ソフトボール銅メダリスト)
[編集] 歴史上の人物
- 中村良三(なかむら りょうぞう・海軍大将)
[編集] その他
- 日本の音風景100選:ねぶた祭り・ねぷたまつり
- 名水:富田の清水(しつこ)、清水観音水、堂ヶ平桂清水、御膳水、御茶水
- 重要伝統的建造物群保存地区:弘前市仲町
- 独特な読み方であるために、よく「ひろまえ」と間違えられる。下記がその例である。
- フジテレビ系列の番組ネプリーグのファイブツアーズで、「弘前」が読めずに「ひろまえ」と打った人がいる。
- 日本テレビのOha!4 NEWS LIVEで、脊山麻理子アナウンサーが「夏の夜を彩る青森"ひろまえ"のねぶた祭りが」と読み、中田有紀キャスターに「ひろさき!」と訂正された。