ダウンタウンのごっつええ感じのコント
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ダウンタウンのごっつええ感じのコントでは、フジテレビ系列で放送されていたバラエティ番組、『ダウンタウンのごっつええ感じ』内で放送されたコントについて述べる。
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[編集] あ行
[編集] AHO AHO MAN
- ヒーロー物をパロディーしたコント。けんたろう君(浜田)が地球征服を狙うオホホ星人夫妻(今田・西端→卒業後篠原)によってピンチに陥った際、彼の父親である財前博士の発明した、上半身にはショートケーキの絵が描いてあり、下半身は前が黄色に、後ろがこげ茶色に汚れたブリーフを穿き、常にヘラヘラとした笑顔を浮かべ、けんたろう君の指示には無駄に元気良く「うん!」と返事する、一見してアホそうなスーパー超人・アホアホマン(松本)を呼び出し、様々なアホアホアイテム(後述)を繰り出して戦うが、アホアホマンは見た目通りアホであるため、それらは全く役に立たなかったり逆に状況を悪化させるなどし、結局ピンチを助長してしまう。最終的にはピンチが全く解決されずに幕となったり、けんたろう君がアホアホマンのアホさ加減にブチ切れて自力でオホホ星人を退治してしまう。
- アホアホマンは本来まともな性格に作られていたらしく、オホホ星人に攻撃されたり、けんたろう君に殴られたり、さらにはアホアホマン自身が滑って転ぶなどして頭を強打すると突如我に返り、正義の超人として絶大な戦闘能力を見せるが、直後に頭部に同様の衝撃を受けてまたアホに戻ってしまう。
- アホアホマンの兄弟分、アホアホブラザー(「近所に住む従兄弟のような兄、すなわち赤の他人」と説明)を坂本龍一が演じ、視聴者の度肝を抜いたことがある。ピアニカで「戦場のメリークリスマス」を奏でたが途中で失敗する(確信犯)。兄弟で合体する技を使うが、実際には松本が坂本の背後から乳を揉んでいるだけだった。坂本扮するアホアホブラザーはピンクの体に茶ばんだブリーフと、さらにどぎつい風貌。「アホアホ合体」の際、乳を揉まれながら「何て気持ちが良いんだ」と恍惚に浸っていたが、素に戻ったアホアホマン(松本)から「俺もうイヤや」と突っ込まれた。ブリーフの茶色い汚れ(大便)は「あれ自分で付けたんだよ」と嬉しそうに答えていた。
- 企画段階では板尾がアホアホマンを演じる予定であったが、ちょうどその頃板尾が謹慎処分となってしまった為、急遽松本が演じることとなった。結果的にはこれが功を奏したと言える。
- アホアホマンの出囃子はアニメ「無責任艦長タイラー」のサウンドトラックから引用された。
[編集] ■主なアホアホアイテム
- アホアホハンド(第一回)…右手に装着するいかにもロボット風の強化アーム。装着することで鋼鉄をも貫く100万パワーのパンチ力になるのだが、アホアホマンはキックしか繰り出さない。けんたろう君が「パンチだ!」と突っ込むと今度はアホアホハンドを装着していない左手でパンチを繰り出し始めた。
- アホアホバリヤー(第二回)…あらゆる攻撃を防ぐ電磁バリヤー。オホホ星人に光線銃を向けられた際使ったが、アホアホマンは自分やけんたろう君ばかりかオホホ星人までバリヤーに入れるという度量の広さを見せた。
- アホアホビーム(第三回)…頭から発射される誘導ビーム。目の前にオホホ星人がいるのに、何故かけんたろう君にばかり向かっていた。
- アホアホジャケッツ(第四回)…ラメの入ったジャケット。アホアホマンは今年の夏はこれで決めるつもりらしく、助けを求めるけんたろう君の前でポーズを取る。
- アホアホダイナマイツ(第四回)…オホホ星人の秘密基地に閉じ込められた際、扉を破るために出したダイナマイト。核爆弾に匹敵する、と言うより核爆弾そのものと定義して差し支えない程の破壊力を有しており、爆心地から半径1kmは10年間草1本生えなくなる程の甚大な被害を受ける。けんたろう君は慌てて消しに走った。
- アホアホカプセル(第四回)…これを飲むと小一時間眠る、要するに睡眠薬。アホアホマンは絶体絶命のけんたろう君を放置して眠りについてしまう。
- アホアホマザー(第五回)…アホアホマンに知恵と勇気を授けてくれる、母親のような存在の叔父(蔵野)。しかもバカボンパパのような服装かつハゲヅラを装備。大方の想像通り何の役にも立たない。
- アホアホバズーカ(第五回)…巨大化したオホホ星人に対してアホアホマンが繰り出した、絶対命中するという必殺武器。だが蓋を開ければ…。
- アホアホバイオエレクトリックシステム(第八回)…出した本人にも何なのか解らず、役に立たなかった。
- アホアホショベルカー(第十回)…財前博士の墓石に押し潰されたYOU子ちゃんを助けるため繰り出した、数トンの岩をも持ち上げるショベルカー、の模型。
- アホアホドール(第十二回)…「YOU子ちゃんなしでは生きていけないよ」と言ったけんたろう君のために出したダッチワイフ。アホアホマン曰く「これをYOU子ちゃんだと思って生きていくのだ!」。
- アホアホロープ(第十二回)…30メートルの穴に落ちたYOU子ちゃんを助けるため繰り出した、超合金で作られた10万トンの重さにも耐えるロープ。なお、全長はおよそ20センチ。
- アホアホロングロープ(第十二回)…30メートルの穴に落ちたYOU子ちゃんを助けるため繰り出した、アホアホロープの倍の長さのロープ。
- アホアホチェーン(第十二回)…30メートルの穴に落ちたYOU子ちゃんを助けるために出した、ダイヤモンドと同じ硬さの超合金でできた金属環同士を、非常に弱いプラスチックでつなぎ合わせた鎖。人間の体重を支えることはおろか、手で引っ張っただけで千切れる程脆弱である。
- アホアホバキューム(第十二回)…30メートルの穴に落ちたYOU子ちゃんを助けるために出した、大きな吸い込み口の付いた掃除機。吸引力は抜群だが、電力を食いすぎたのか、後一歩のところでヒューズが落ちてしまった。
- アホアホ携帯電話…実はコードレス電話の子機。
- アホアホウォーター…大量の水が降ってくる。しかし、水がかかったのはアホアホマンとけんたろう君のほうだった。
[編集] 相方がひどいコントシリーズ
- 浜田の弟子・今田が相方を紹介して漫才を披露するコント。今田が探してくる相手は、極度に長い乳をもった「さっちゃん」、多汗症のデブ「大入道くん」、乞食の「梅ちゃん」、寝たきり老人の「十兵衛さん」、極度に長い髪にウロコだらけの腕を持ったバケモノ「蛇の目ちゃん」といった変わり者ばかり。特に蛇の目ちゃんが考えてきたネタは、ダウンタウンのネタである「『あ』研究家」をもろにパクった「『え』研究家」。パクリに怒る浜田に対し蛇の目ちゃんは「あんた最近芸が荒れてきてんのとちゃうか!」と逆ギレ、一陣の風とともにバケモノの本性を現す。
[編集] あげ玉
- 常に大衆演劇風の着流し姿と立ち居振る舞いを貫く、還暦を迎える若干おネエ口調のベテラン俳優・あげ玉(松本)。刑事ドラマで刑事役を演じるのだが、撃たれても大衆演劇風のステップで小躍りしたり、おかしな目線で見得を切ったりして倒れようとせず、監督(今田)をあきれさせる。しかし監督はこづれ狼の監督(撮影所直属なのだろう)ほど立場が強くないのであげ玉にまるで逆らえず、あげ玉の大衆演劇風の独特の演技に対して直接ダメ出しする訳にもいかず、カメラマンの東(東野)に演技指導して、そこをあげ玉に見せて納得してもらうという形を取るなど、大層苦労して演技指導するはめになる。ちなみに「あげ玉刑事」第一回はテレビドラマだったのだが第二回はVシネマに格下げになった。だがあげ玉は「シネマ」の部分だけを聞き取って、映画に出演している=格上げだと思い込んでいる。ドラマの時の視聴率は1.2%と非常に悪く、しかもグラフがまったいら。最初から見ていたごく一部の人以外、誰もチャンネルを合わせなかったのだ。
[編集] あざみ
- 中年女性あざみ(今田)とその夫・たくちゃん(松本)が、映画の子役オーディションなどに売り込みにやって来る。面接官の浜田に「こんな事もありました」と2人の昔話を始め、最後は2人の絡み(クンニ)やショートコントを再現する。面接官は最初こそ困惑気味で、なだめようとしたものの、次第に毎度やってくる二人にあきあきしてしまい、「死ねお前ら!」「病気(に)なれ!」「寝込め!」と辛辣な言葉をかけるようになるが、二人には全く通用しない。必ず面接官に賄賂を渡すが、それも冷蔵庫の野菜室・カップラーメンの粉末スープ・UFOキャッチャーのつかむ所など、訳の分からないものばかり。浜田が二人のネタで唯一気に入ってたのは、ネタのブリッジとしてデタラメな歌詞で歌った「フランダースの犬」の主題歌で、「おもろいのん、そこだけや」と評していた。板尾・蔵野に130Rのネタをやれとムチャ振りしたり、子役(YOU)が本名を喋ったりと本編後のアドリブも見もの。なお浜田がコントの冒頭でしばしば口にする「テレス」とは番組制作会社ニューテレスのこと。
[編集] 兄貴
- ヤクザの兄貴(松本)と子分のマサ(今田)が場末の工務店の社長(浜田)に借金の取り立てに行くという設定のコント。
[編集] ■パターン
- 20回以上放送されたこのコントは以下の3パターンに要約される。
- 兄貴とマサが社長に因縁をつける(この際兄貴は例えば「あんた○○知ってるか? 何で△△やねん」と叫んだ後、マサも「何で△△やねん」と叫び、兄貴は「もっとー!」とマサに再度叫ばせる。4~5回繰り返した後マサにオチの一言を言わせる)→社長、羽振りはいいのにはぐらかす→帰り際に、社長のメガネなど安っぽいものを奪い、「キッチリもろたで」と捨てゼリフを吐き、さらにマサも捨てゼリフを残して帰る。
- 兄貴、社長に「アンタとワシでは格が違う」としょうもない例えをしたり、若いころの通り名を披露して社長に因縁をつける→この頃社長はかなり羽振りがよくなってるので三百万円を返そうとするが、兄貴は借用書や小切手、差し押さえの意味が分からず激怒する→マサにしょうもない小ネタをさせつつ、熱々のお茶を冷ます、読みかけの小説のしおりをぬきとる、ブーブークッションを仕掛けるなど、しょうもないイタズラをしてから勝ち誇って帰る。
- 金を返すまでは大体2番目と同じ→金をもらって帰ろうとする兄貴に社長は声をかけるが、彼のちょっとした発言を勘違いした兄貴が理不尽にキレて金を突き返す(帰った後の、兄貴とは全然関係ない社長の発言にキレた事も)→なぞなぞやマジックなどの対決を申し込むが、どうしても兄貴が負けてしまい「ちくしょぉ~!」とキレてテーブルを引っくり返しマサとともに号泣する。
[編集] ■主な発言・聞き違い・ネタなど
- 「○○知ってるか」
- 「格が違う」
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- 「わしがポール・ニューマンならお前みたいなもんはにゅうめん」
- 「わしが最新式カーナビゲーションシステムならお前みたいなもんは助手席で『あんたそこ行き過ぎたでー』言ううちのオカン」
- 「わしがかぐわしきマンゴならお前はくっさいくっさい…言えるかー」
- 「わしがあのニューヨークタイムスなら、お前は中野区民だよりじゃ」
- 「若い頃は」
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- 「海水浴に行ってかなり沖の方まで行って足つったみたいな奴」(真意「めっちゃこわい、不安になる」)
- 「今日はすき焼きやからお母さんに肉屋行ってきてと言われたような奴」(真意「はむかったらあかん(ハム買ったらあかん)」)
- 「あいつを怒らせたら壊れた民宿みたいやな」(真意「誰も止められへん(泊められへん)」)
- 聞き違え
- マサの捨てゼリフ
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- 「あの人知りたかったらいっぺん裸になるこっちゃ」
- 「眠ってた虎起こしてもうたみたいやな」
- 「えらいこっちゃ、あの人アメリカひっくり返すつもりや」
- 「あの人はこの国におる最後のサムライや」
- 「さあ・・・・伝説の始まりや」
- マサの小ネタ
- 兄貴が提案したゲームに対するマサのリアクション
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- 「出ーたー、ヤングおー!おー!の1コーナー殺しや」(『被害者は誰だ』に対して)
- 「出ーたー、日テレ殺しや…」(『何を作ってるんでしょうかクイズ』に対して クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!の人気コーナー)
[編集] ■その他の特徴
- 社長の見た目が毎回違う他、回を重ねるにつれて会社が「工務店」から「建設」になり内装も豪華に、そして社長と社長の妻と思しき社員(YOU)の身なりも下品な成金趣味に嵩じていく。
- 後期には兄貴とマサが単にネタ見せしに来ているようにしか見えない回もあった。最終回は二人のネタの途中で社長が仕事で外出し、いたたまれなくなってしまう二人の姿で終わった。
- 勢いよく乗り込んだにも関わらず、浜田建設が休業日だったというオチのコントもある。
- 「兄貴が街にやって来た!!」というロケ企画も生まれ、街中の変なモノに「△△って何じゃい!」とツッコんだ。
[編集] 板尾係長(課長⇒部長⇒人事部長⇒取締役、「ものごっつ」では社長)
- 『ゴジラ』のテーマ曲に乗って港の水中から現れた巨大係長(板尾)が「君は夏にホットコーヒー飲むタイプか?」「君、泣いてんのか?」「俺は先端恐怖症や」「カニを食べなさい!カニを!」「それは彼が右投げ左打ちだからです」などと一言ネタを言う。最終的には社長にまで出世した。長かった台詞として、「高速道路の料金所、早(はよ)ぬけよう思うたら、同じ長さの列やったらトラックとかトレーラーの並んでるケツについた方が早いよ。台数少ないからね。回数券やし釣り銭とかもないからね。」がある。
[編集] 板尾青年
- 町内会主催のしろうとのど自慢大会に出演し、「ギンギラギンにさりげなく」を歌う青年。しかし結果は鐘一つだったため、おもむろに暴れまわってステージを破壊するなど、非常に危ない性格をしている。「しろうとのど自慢」の看板の「しろうと」を指し、「ここ漢字で書けや~!」などと叫び、さらに暴れまわった。また休業日の床屋へ侵入し、ポスターの髪型と違う事にキレて床屋を破壊したりもした。
[編集] いかがです
- 舞台はレストラン。シェフ(松本)と支配人(今田)が客(浜田、YOU)から料理について質問されても答えられず、二人で「お前、作ったんとちゃうんか」などと口論を始めてしまうコント。会計を求められても値段の分からない2人が「2人で千円ずつでええやん」などと言い、「2000円です」と呟く。しかし1万円で出され、お釣りが払えず小銭を出す松本に今田が「小銭で払えるか。かっこ悪い」とキレる。一般庶民に対する高級レストランの思いが、この台詞に凝縮されている。
[編集] インストラクター
- 松本扮する不思議なスポーツ(毎回違う)のインストラクターと、その指導を受けに来た板尾や今田たち生徒とのやりとり。意味不明なスポーツばかりだがなぜか生徒があつまるが、不気味な生き物(毎回違う)を手なずけていて、定期的にエサを口移しで与えたりするインストラクター松本の意味不明な言動に最後はあきれて帰るのがパターン。スノウフリンジャー、スカイハングリンジャーなど。松本の狂気キャラ系コント。 一度、インストラクターと自己紹介する際に「インソクラクター」と噛んでしまい、共演者から総ツッコミを受け、「インストラクターかてホンマに間違うことぐらいあるわぁー」とキャラのまま逆ギレの大絶叫をしたことがある。
[編集] ウルトラさん
- ウルトラマンAに風貌はどことなく似ているが、掛け声が「でや!」、黒ぶちめがねのルックスがこてこて関西系に見える、怪獣と戦う巨大ヒーローのコント。必殺光線が毎回意外なところから出る。最後は怪獣と一緒に「でや」。巨乳の怪獣を見て鼻血を出したり、モテようと長髪にしたりと、人間臭い一面も持つ。
[編集] ウンコドラマシリーズ
- タイトルは「たそがれ」や「ふたり」と普通なのだが出演者はウンコの格好をしてコントをする。内容も臭いと言われるとか、生みの親を探すなど、ウンコらしい下品な内容となっている。
[編集] エイ・イノキ物語
[編集] Angelちゃん
- 山にハイキングに来た浜田と今田。その道中でなんと天使(松本)に遭遇する。ハープを奏で、満面の笑みを浮かべているが、歌を歌いながら2人が横を通り過ぎようとするとなぜか血相を変えて大激怒。天使が激怒する理由が2人には皆目見当が付かない。
[編集] おかんとマー君
- 松本が典型的な関西のおかん(松本の母親がモデルとの説も)を演じ、ヤンキーの息子(浜田)にうっとうしがられる。この企画は、構成作家・高須の提案で「こういうのもやっておこうか」というところから始まったらしい。後に2人がロケで有名人などを訪れるコーナー「おかんとマー君がゆく」が放送された。ヤンキーじゃない普通の息子の話もいくつか作られた。みうらじゅんはこれを見て「関西のオカンが全て同一人物であることが判明した」と言った。
[編集] おまえが唄うんかい
- シリアスなドラマ(サスペンス物など)を今田と浜田が演じ、最後のオチにかかる曲を今田が歌いだし、浜田が「お前が歌うんかい!」とキレるコント。クリスマス前に彼女にフラれた男(浜田)がバーを訪れ、店長(今田)が音楽を流して今田が歌いだすものや、犯人(今田)が刑事(浜田)に自供をした後に流れる音楽を今田が歌い出すものなどがある。
[編集] おまわりさん
- 新米警官の今田が、先輩警官(松本)とパトロールをするコント。松本は地域に愛される警官で、子供にも慕われている。しかし、子供の万引きや自転車二人乗りを発見するや、これを容赦なく射殺。助けに来た警官(浜田)も、ためらわず子供を銃撃。今田は二人の行動に驚愕しつつ「万引きはやめよう!」などと視聴者に語りかける。
[編集] お見舞い
- 病気と闘う少年(浜田)を励ますためにお見舞いに来る、結局何のチャンピオンだかわからない「世界第一位の男」のコント。その後、謎の「スター」や「グランドチャンピオン」なども登場しているが、結局彼らの素性は全く分からない。「世界第一位の男」が登場する回は浜田のお気に入りのコントである。
[編集] おやっさん!
- 床屋や料亭などの頑固親父(松本)とその弟子(今田)。常連の客(浜田)が「いい弟子が育ってよかったね」と励ますが、親父は「こんな奴、箸にも棒にもかからねえクズだ!」と怒鳴る。「そんなこと言って本当は認めてるんじゃないの?」とフォローする浜田に対して「いや本当だよ、本当だよ」と必死に反論する。そこから親父が弟子の失敗を一つ一つ注意してはその度に流血の制裁を与える。「おやめよ」と諭す客に、「ごめんね浜ちゃん」と言いながら、制裁は店舗を破壊するほどにヒートアップしていく。最後は弟子がキレて親父に歯向かおうとするが、結局できず「おやっさんが好きだー!」と絶叫し、抱擁しあう。流血描写など過激な内容のためか、OAできず後に発売されたビデオ「コント傑作集」におまけとして収録したものもある。放送されたものでは、散髪屋の設定で弟子が頭をセットにぶつけられ脳天から血が「プシャー」と噴出す回があったが、小道具の血が少なくなってきて空気交じりの「ブシュ、ブシュシュー」という状態に至った時の今田の演技が秀逸。
[編集] か行
[編集] 改造人間カスタムひかる
- 改造人間の若松ひかる(松本)が敵である極キラー(浜田)と戦うために、視聴者から応募されてきたデザインのヒーローに変身する連続コント。毎回無茶なデザイン(と言うよりポンチ絵)からそのまま無理やり着ぐるみを造形してしまうため、対決ゲームでは体が思うように動けずまともに勝ったためしがない(一度だけゲームでは勝ったものの、結局後述のキラービームで葬られた)。しかも送られてくるアイデアはほとんどヒーローというよりも怪人に近い。ひかるは最後に極キラーが放つキラービームにやられてしまい、無残な姿に変わり果ててしまう。ひかるの妹・若松きらり役として鈴木蘭々が出演していた。きらりは最後に兄・ひかるの変わり果てた姿を見て泣いてしまうのが毎回のオチであった。ちなみに最終回はひかるが引っ越すことになり、別れを惜しむ極キラーとの電話でのやり取りで終了となる。この回のラストシーンは3輪トラックで移動中の二人が会話をし、最後にトラックが走り去るのを上空から映して終了した。蛭子能収など、視聴者にまぎれてヒーローのアイデアを出した有名人もいる。
[編集] 香川さん
- 大阪の放送作家の重鎮、故・香川登志緒をモデルにした香川さんを松本が演じるコント。かなり年配なのになぜかドラマの音声さんになっている香川さんが、独自のしゃべりで撮影の邪魔をする。その際に香川さんはお詫びとして他のスタッフにプレゼントをするが、テレホンカードを除けばほとんど役に立たないものばかりであった(エポック社の野球盤三塁手、電化製品買ったときについてくる「持つとこ」、番組スポンサーの日清食品のカップそば・うどん「どん兵衛」の天ぷら「後のせサクサク」、誰も写っていないプリント倶楽部、力也バッチ、おもしろ消しゴムみそラーメン、「犬います」シールなど)。現在では「プリクラ」と略すことの多い「プリント倶楽部」ときちんと言っているところが時の流れを感じさせられる。
[編集] 学校の怖い話
- 学校の男子便所に居座る妖怪ウンババが説教しながら生徒達に糞(粘土)を投げつけるコント。ウンババを演じた松本は途中でキャラ的に限界を感じたのか、「きつい!切ないわ!」と言ってヅラを取ってしまった。翌週東野がウンババを演じたが、やはり「無理ですわ!」と言って途中でヅラを取ってしまった。東野は糞を拾った今田にウンババをやらせようとしたが今田は逃げた。 松本の限界に共演者の浜田らは「かめへん、かめへん。ようやった、ようやった」と励ましていたが、東野の回での浜田の演技は、ほとんど投げやりのものであった。
[編集] カッパの親子
- 息子(今田)をいじめる人間の子供(板尾)に説教や仕返しをするカッパの親父(松本)のコント。人間の子供の親が浜田であり、松本が板尾に説経や仕返しをしている途中で浜田登場、返り討ちにあう。返り討ちにあうと、浜田のことを「御主人」と呼ぶ。いつも浜田親子はゴミをそのへんに投げ捨てたり、物を大切にしなかったり、他人をいじめたりと人間として最低な行動をとるが、それに対して正義の立場で怒るカッパに対し鬼のような浜田の逆切れで、正しい方がさらにメチャクチャにいじめられるというアンビバレントな笑いを狙ったコント。
[編集] 神さん
- 板尾扮する神さん(神様)が片方の手に地球、もう片方の手に葉書を持って、板尾係長シリーズと同じく一言ネタを言う。手紙を読まないため、何の回答か分からない。
[編集] 紙芝居のおっさん
- 松本扮する紙芝居のおっさんが、創作紙芝居「クマのプー太郎」(当時、放送されていた同名のアニメとは別物)を上演する。芝居の大筋は「プー太郎が木の実を食べ過ぎてお腹を壊す」というものだが、実際は物語に全く関係ない絵(消火器の取り扱い方や桂三枝の写真など)が多く混入しており、話がつながらない。最後に「みんなも食べすぎには注意しようね」といっていたが、肝心の食べすぎるシーンも無関係の絵に挿げ替えられており、全く意味がわからないものとなっていた(「愛の早食いコンクール」というのはあったが)。
[編集] カレーうどん
- 大人気アイドル・キューティーレディー(板尾・東野)の解散をとどまらせようと、「ただのカレーとただのうどんが組み合わさる事によりそのおいしさは何倍にも膨れ上がる」と、二人をカレーうどんに例えるおっかけの二人(松本・今田)が話し合う。そこへキューティーレディーの二人がやって来て「遠まわしに言わないでよ」「カレーうどんは冷え切ってるのよ」とおっかけを帰そうとする。しかしそこへ何故か警備員(浜田)がやって来て「お前らバカか?バカか」と四人にビンタし、「バカかバカか!」と全員追い返してしまう。非常に見る人を選んでしまう高度でシュールなコント。
[編集] カレーライス師匠
- 弟子の二人組(浜田・今田)がいよいよ一本立ちすることになり、楽屋で彼らを励ます師匠。しかし二人の「レーザービーム」「パラシュート部隊」「ミルキーウェイ」というコンビ名にダメ出しし、「コンビ名言う物は看板や!それで何十年食うていくんや!」と二人を諭すが、肝心の本人の芸名が「カレーライス」という情けない名前で、何度もダメ出しをする天丼コント。
[編集] 記者会見
- 「愛に賭けろ!」というドラマの製作発表記者会見が行われ、出演者が各々の役どころを語っていく。初めの星野純一郎、坂本みつ子まではまともだが、徐々に役柄の設定がめちゃくちゃになって行き、最後にはこのドラマの内容が分からなくなる。
[編集] ■キャストと役どころ
- 星野純一郎(浜田)…主人公のインテリアデザイナー・久保田やすのり役。一度出演依頼を断ったらしい。
- 坂本みつ子(篠原)…主人公に好意を寄せるヒロイン・幸田今日子役。
- テル(今田)…主人公とヒロインの恋路を邪魔する五つ子ちゃん役。見た目は完全に柳葉敏郎風。
- けんちゃん(板尾)…主人公が飼育するテナガコウモリの世話をするマゴギャル役。「『シェフの気まぐれサラダ』という感じで頑張る」と意気込み。
- さみだれみち子(YOU)…宇宙キャプテン役。
- 名前不明(蔵野)…宇宙キャプテンと落とし穴を掘って捕まえようとする偽激辛社長。二世タレントで、父も何度か偽激辛社長を演じたとのこと。
- スポーツカー(東野)…偽激辛社長を背中で感じながら機関車トーマスの恋敵役を演じる。
- そうまいけんじ(松本)…マヨネーズ兄弟の兄役の声優(初挑戦らしい)。最終回では学者犬と大立ち回りの末噛み殺される予定。声優なのに8キロ減量した。
[編集] キャシィ塚本
- 料理番組のパロディ。四万十川料理学校の講師、キャシィ塚本(松本)がまともな料理を作らずに意味不明な言動を繰り返した挙句大暴れとなり、司会の今田と篠原は戸惑うばかり。番組の流れを無視して突然意味不明な発言や「レイプされたのよ」「今ちょっと縛られてたの。縛ってって頼んだのは私なんだけど」など、過激な下ネタや自身の性的嗜好を赤裸々に語ったり、今田の顔面に唾を吐く、飯田さん(ドジョウ)を服の中に入れる、篠原の頭を拳で強打するなど常軌を逸した行動をとる。最後は未完成の料理を窓から投げ捨て、番組を嫌な空気にしまくった挙句「二度と出ないわよ」、「この次は法廷で会うわ!!」、「このウジ虫」などの捨て台詞を吐いてスタジオを去ってしまう。
- 異様に高いテンションやルックスの類似性から平野レミがキャシィ塚本のモデルではないかと思われがちだが、松本の著書によればハリウッド映画『ミザリー』でキャシー・ベイツが演じた作家の狂信的なファンが元になってるらしい。キャシィを演じる時には何かが降って下りて来て憑依しているような感覚に陥っており自身も予測がつかない行動をとることがあった、と松本は語っている。
- 松本は著書等で、「TVドラマ等では演出上の表現としていくら食品を粗末に扱っても誰も苦情を言わないのに、コント等お笑いでは少しでも粗末に扱うと苦情が殺到するというのは、明らかに表現に対する差別でありでおかしい」と主張しており、このコントでは「食べ物は食べるだけしか使い道がないわけではないことを表現したかったコント」として、食材を投げつけるなど半ば確信犯的に料理を粗末に扱う表現を多用した。その結果、松本の意見を理解しない視聴者から案の定「食べ物を粗末に扱いすぎている」との苦情が殺到していた。
- また松本は自身のラジオ番組で、作家で旧友の高須光聖からの「ごっつのコントで一番完成度か高いと思うものを敢えて挙げるとすれば??」との問いに対し、本作を挙げている。連作コントは練り上げる作業も含まれるため、前半はまだキャラがつかめていなかったり乗りきれてなかったりという感じがすることが多いが、キャシィは一回目からずっと面白いと自賛している。
[編集] ■キャシィの主な言動
- 突然、食材を放り投げて「ドォーン!!!!」と絶叫(その後に「ワンワン!!!」と吠えることも)。
- 自分の上腕部を指して「ここを押してちょうだい!」と懇願し、押されるたびに「タイガーマスク!タイガーマスク!!」(みちのくプロレス!!やいごっそー!!、洋介山!!などのパターンもあり)。
- 突然脅え出し「誰かが私を狙っている!」、「刑事が私のことを『やっこさん』とよんでいる!」と叫ぶ(沙粧妙子のプロファイリングシーンのパロディ)。
- 篠原に向かって「夏は口に(食)物を含むのが億劫になるのよ。普段は含んでるクセにねぇ(ニヤリ)」。
- 篠原が「(スープは)飲んでしまえばいいんだから。」と言うと舌を出しながらニヤニヤ。
- 急に落胆したかと思うと「豚に育てられたことがあるわな……」とポツリ。
- やはり急に落胆し、「レイプされたのよ……、あの頃はムチャクチャだったわ」と告白。その後気を取り直し、ジャンボギョーザの皮を作るが、「この皮私がこねたのよ。こねくりまわしてこねくりまわして、ちょうど私がこねくりまわされたように…」とポツリ。さらに「今日は七人前作るのよ。ちょうど私を犯した人数分……」と再度レイプ話を持ち出す。
- 恋人に別れ話を切り出された話かと思いきや「私が部屋に入った途端、彼こう言ったの……『チェンジだ』って」。
- 幼少時に母親と生き別れたという話になり「佐川くんに食べられたからね」。
- 番組に遅刻しそうになったという話を持ち出すと「あのね、私……縛られてたの。いや、縛ってくれって頼んだのは私なんだけど」。
- 懐妊してもう胎動があるという話かと思いきや「ウイーンっていってるの。電池切れたら止まると思うんだけど」。
- 篠原に正しいかつおぶしの握り方を指導するが、何か卑猥なものを連想させる握り方を強制し、「口を半開きにして」。
- 突然指を天にかざし「食材のみんな、オラに元気を分けてくれ!」(ドラゴンボールの主人公である孫悟空が必殺技の元気玉をつくるシーンのパロディ)。
[編集] ■放送リスト
- 夕食でグッ!
- シブヤ系うら料理
- お料理ヘルパー
- キッチン!特ホウ王国
- お料理さんいらっしゃい!
- どちら様も!!笑ってお料理
- めざまし料理
- 世界・お料理発見!
- お料理メジャーリーグ
- 料理地獄
- 料理ヨこい!
- 痛快!お料理侍
- etc...
[編集] 京極家の女達
- 旅の途中でやさしい侍・みだり卜全(浜田)に助けてもらった京極家の妻(松本)と三人の娘(今田・蔵野・板尾)。だがその侍が亡き夫の仇である事を知り、妻は「ニャー」と奇声をあげる。そして四人が短刀を取り出して「父の仇!」とト全に向かっていくが、卜全に服を斬られ、たるんだ乳をあらわにしていく。その際、映像がスローモーションになってバックに中島みゆきの「この空を飛べたら」やさだまさしの「防人の歌」、森昌子の「越冬つばめ」などやるせないBGMが流れ、それを背景に悶えながら乳を揺らし続ける。ちなみに乳の素材はそば殻で、これが一番よく弾んだ事から松本に採用された。劇の元ネタは左卜全の時代劇と思われる。
[編集] 近畿防衛軍
- 近畿地方限定の防衛軍。怪獣などと戦っているようだが至ってのんきで、必死でやってるのはスーパーロボットであるファイトマン(松本)だけ。なのに、怪獣の死骸を持ってきたと言っては隊員に嫌がられ、戦いのときに新幹線を止めたと言っては親戚の結婚式帰りの大佐(浜田)にどやされる。大和高田市に怪獣出現の情報を受け、いやいやながら出動するファイトマン。隊員でファイトマンのメンテナンス担当のおばあちゃん(板尾)だけはファイトマンの味方で、現場に行こうともしない隊員に「あんたらも、行ったりや」と諭す。ちなみに隊員の制服はウルトラマンタロウに登場するZATの制服に近かった。
[編集] 蔵野のショートコント
- スロットのお金が出てくる所や銭湯のお湯が出てくる所が蔵野の顔。また、蔵野が自分の美貌に酔ってナルシスティックな言葉を言いながら踊ったりする、優雅な生活を送っているという「だけ」のコントなど。
[編集] くらぴー
- くらぴー(蔵野)が彼女(篠原)とイチャイチャしているところに、別の彼女(YOU)が現れ、二股がばれてしまう。彼女達はさまざまな理由(蔵野のプライベートや楽屋ネタ)を引き合いに譲り合いをし、突如現れる三人の男(今田、板尾、東野)の判定を受ける。今田、板尾、東野も同様のコント(名前は違うが)をしている。毎回篠原が負け、セクハラまがいの強烈な罰ゲームを受ける(無理矢理蔵野にキスされる、板尾にお尻を叩かれる、東野に顔をつかまれ、鼻に空気を吹き込まれる)。蔵野のキスの回はフジテレビのNG大賞にNGでもないのにノミネートされた。
[編集] 月光猿軍団
- 『日光猿軍団』のパロディー。猿回し(今田)よりも猿(浜田、松本)の方が幅を利かせるコント。末吉(浜田)とエテ松(松本)は猿軍団のベテランだが、猿回しが代替わりしたアホボンの今田を使い走りに使ったり、ハンガーで殴る、吸いかけのタバコを投げるなどのリンチをしたりと、かなり暴力的。エテ松はかつてソニーのウォークマンのCMに出演したがギャラをまだもらってない。末吉は「俺、あのカネでマサラッティ買おーと思ってたのによ」などとキレる。先代の猿回しは非常に上手かったが、今田はヒモを強く引っ張るらしい。ちなみに猿は日本語ペラペラで、楽屋では普通のベテラン芸人のように振舞うが、今田以外の人間の前では普通の猿のように演じる。人前では猿のように、三人だけのときは人間のように今田をいじめる。今田に大喜利を振って、ボケなかったり大根をかますと殴る。あまりにムカついたときは他の人間相手でも普通にキレて暴力を振るう。取材に来た女性レポーター(YOU)に「コラさげまん」と普通に暴言も吐く。
[編集] 結婚前提戦士ラブラブファイヤー
- ベガ星から地球にやって来た、結婚を前提に同棲しているカップル、北川アキラ(浜田)と南村メグミ(松本)がラブラブパワー?で変身する連続ヒーロー物コント。毎回アキラとメグッペの愛が最高潮に達すると「こんな俺でも、これからも結婚を前提につきあってくれるかい?」「モチじゃ~ん」の決めゼリフとともに変身。「一目合ったその日から」「恋の花咲くこともある」「アキラ」「メグッペ」「二人合わせてラブラブファイヤー!」とキメる。必殺技はアキラがメグッペの後ろから乳を揉み、乳から出る光線で敵を倒す「ラブラブ愛のフレッシュディナー」。ゲタッカーという、投げると自動車に変形するゲタなどの秘密兵器があり、ゲタッカーに乗っている間は半笑い。オジンガーZはストーリー中盤から登場した、作務衣姿の巨大じじい型ロボットだが、実体は本物の人間のおじいさんにロボット風の鼻などをつけただけ。更にライバルの巨大ばばあ型ロボット鉄人2888(てつじんにじゅうバババー)が登場している。こちらも本物の人間のおばあさんにロボット風の飾りのみだが、演じたのはなんと、オジンガーZの実の奥方であった。重厚な作風である為、1話2週完結のストーリーも数回放送されている。また、ラブラブファイヤーの衣装は松本自身がデザインを担当。
- アキラとメグミが住むアパートの大家の役に岸田今日子(故人)、ラブラブファイヤーのライバルで、人間の脳を洗脳する、大ちゃん伯爵に原田大二郎がレギュラー出演するというコントとしては勿体無いぐらい実に豪華なキャスティングであった。
- 「世紀末戦隊ゴレンジャイ」には、今田がアキラファイアーの扮装で登場した事がある。
- タイトルで使用されていた曲はラジオドラマ流星機ガクセイバーのOP。
- また、このコントでは福井敏雄(故人)がオジンガーZの宿敵である恐竜テイキアツザウルス役で出演したこともある。
[編集] こうま
- お腹の一部が腐食してあばら骨が露出した仔馬が、キャッチボールをして遊んでいた少年2人(板尾、浜田)に絡んで説教をするが、最後は2人にひきずられて捨てられに行くというコント。
[編集] こづれ狼
- 『子連れ狼』のパロディ。簡単な殺陣(板尾・蔵野扮する侍が襲ってくる)を済ませた後、「大五郎!」と呼びかけるはずの拝一刀役の大物俳優(東野)が意味不明な言葉を発し、続いて「ちゃーん!」という決めゼリフを言うはずの子役の西川君(松本)も意味不明な言葉で応える。撮影が中断して台本確認が行われるが、なぜか毎回東野が「ワシが噛みそうになったのをこの子はフォローしてくれたんや」「この子は出来る子や!」「チャンバラはファミリーや!」などと西川君をかばって監督(今田)を怒らせる。監督の注意に対して西川君は暴言を吐いたり、麻雀の勉強をしていたり、隠し持っていた凶器(ハサミ、注射器、カイザーナックル)で殴ったりする。東野が撮影スタート直前にAD(YOU)に「あの日二人が愛し合った写真、送っといたで。投稿写真にな」などセクハラやプライベートの暴露をするのも毎度のお約束。YOUはノーリアクションだが、東野のささやきの内容によると、二人の仲は回を増すごとに相当進展していたようである。無表情でなければならない大五郎こと松本も、このシーンは後ろをむいて笑いをこらえていた。通常放送最後のこづれ狼コントは登場のときにけっこう仮面の格好をしており(セリフは初めてちゃんと言った)そこから「東野は嫁の前でもけっこう仮面の格好ができるのか?」というドッキリ企画が生まれた。
[編集] ■意味不明なやりとりの例
- 東野「大五郎!」松本「ちゃ~ん!(東野の方へ駆け寄る)」東野「でぃいやああ~!(松本を斬りつける)」、松本「うぎゃぁああ!身内に斬られるとは~!」(このやりとりはアドリブだったらしい)
- 東野「鳥山明先生の作品が読めるのは!」松本「ジャンプだけ~!!」
- 東野「ヴィヴィアンスゥ~」松本「NAP!」
- 東野「セシール」松本「イオンソソナモンセソナモン」
- 東野「なんで出たんや」松本「トシちゃん」(当時、田原俊彦が「笑っていいとも!」のレギュラーになったことが波紋を呼んでいた)
- 東野「いいとも!一回3万円」松本「いやそんなもんやて東のり」東野「そうなんすか」松本「俺かて最初はそんなもんやったもん」
- 東野「なんやったんや~!」松本「パ★テ★オ~!」(菊池桃子主演のフジテレビ系スペシャルドラマ。後に映画も公開されたが、大した盛り上がりにはならなかったドラマ。)
- 東野「大五郎!誕生日おめでと~う」松本「うれし~」(この回で、西川君は19歳である事が判明した)
- 東野「大五郎!」松本「ちゃ~ん!誕生日おめでと~う」
- 東野「大五郎カレーを食べて~」松本「ちゃんTシャツを当てよう~」
- 東野「台所の!」松本「茶わ~ん」
- 東野「いい朝」松本「8時!」(東野いわく「土曜の名物番組や!」)
- 東野「どうやらこのコントは」松本「8時またぎ~!!」(2001年の復活スペシャルでのやりとり)
- 東野「えっ!シュワちゃんが妊娠」松本「といってもそれは映画のお話」(映画「ジュニア」のキャッチコピー)
- 東野「こちら大五郎放送局」松本「はい、お葉書頂いております、まずはですねー、えーと、おー京都市のですねー、えー、方ですけれどもねー、えー、おさるキャッキャッキャッさんね。えー、何枚も何枚もお葉書頂いておりますけどね。えー、ありがとうございます。ステッカー…」
[編集] ご存知!ハマダ芸能社物語
- 初期のシチュエーションコント。浜田が芸能プロダクションの社長で、他のメンバーが所属タレント、マネージャー、プロデューサー等に扮する。松本演じるベテラン芸人が浜田より偉いという設定だった為、ボケツッコミが上手く行かずに短期間で打ち切り。ちなみにこのコントのセットは夢で逢えたらの「いまどき下町物語」の転用で、さらに後、志村通の「志村運送物語」などにも流用されているもの。
[編集] さ行
[編集] THE CAMERAMAN
- スタジオに入る某大物そっくりのカメラマン(松本)とその助手(板尾)。モデルを見て「いいなぁ」とつぶやきつつさっそく撮影に入る。シャッターを切るうち二人はハイテンションになっていき、撮影にも熱が入るようになるが、実はモデルは単なる動かないロボットというオチ。カメラマンはシャッターを切りながら「コレいいぜぇ!オイッ」「ほんっといいなぁ」などと叫び、助手はそれに対して「いいです!」と返す。似たようなロボット企画として、板尾がボクサーに、松本がトレーナーに扮し、ほとんど動かないロボットと戦う「タイトルマッチ」というコントもある。
[編集] ザ・バイオハンター
- 特撮ヒーロー番組「ザ・バイオハンター」の予告編(本編は怪人に止めを刺すシーンのみ)。ナレーションは極めてまともそうな特撮番組の次回予告なのだが、映像では主人公(板尾)が女と喫茶店で待ち合わせしていたり、バイクで夜間走行中にライト不点灯で警察に違反キップを切られかけたり、買ったばかりの布団乾燥機で遊んだりしている、ナレーションと映像とのギャップのコント。
[編集] サニーさん
- 吉本興業の大先輩芸人、愛称「サニー」こと桂三枝師匠の「ヤングおー!おー!」時代の物まねパロディ。松本が若手時代に三枝を怒らせて「もう、ええねや」と言われた事があり、それを再現したコント。毎回サニーさんがいろんな職業をしていて、客として来る浜田とのやりとりで理不尽にキレ、仕方なく「師匠すんませんでした」と謝る浜田に「もう、ええねや」と諭す。気分のよくなったサニーさんは「箱の中身はなんだろな?」「スキ間を通ってなんでしょね?」ゲームを始める。
[編集] 38年たったら
- 放送当時から約38年後の2032年、ダウンタウン(本人役)は結成50年目を迎えた老人コンビになっている。勿論2014よりさらに老人になっていて、浜田は腹が異様に出ており、松本は腰が曲がり、目つきが悪くなっている。芸風は松本が浜田の耳を通して喋り浜田がそれに対して突っ込む。というボケが見えない漫才に変化している。挙句の果てには松本が失禁してしまう。
[編集] 産卵
- 半魚人の女(松本)がネトネトの粘液に包まれた卵を産みながら(この時YOUは粘液を顔にぶっかけられる)、無関係の男(東野)に「産ませてよ」と迫る。そのセリフを真に受けた東野の彼女(YOU)が、半魚人と彼氏との関係を疑うというのが定番。
- 2001年のゴレンジャイでも松本が扮していた。
[編集] 仕事人
- 「必殺仕事人」のパロディ。悪代官をこらしめにやってくる仕事人だが、部屋を間違ったり、代官のツボを割って逆ギレされた末におかん(西端)を電話で呼ばされたり、桃太郎侍の登場に喜んだりと、全くヒーローらしくない。ちなみに桃太郎侍は彼らの相手に追われている最中に悪代官に斬られたが、その苦悶の表情を彼らとツーショットで写真に撮られたりしていた。
[編集] 思春期
- 思春期の少年(浜田)が部屋で溶接もののビデオや雑誌を集めており、自らもマスクをかぶって溶接をしている。それを見た母親(YOU)がショックを受けて取り乱すが、その後父親(松本)が浜田と男同士の語り合いをするというコント。要するにオナニーを全く違うものに置き換えた、非常にシュールなコント。 同タイトルのシリーズとして、彼女(今田)と一緒に楽しみ、それを妹(蔵野)に教えてしまうというパターンで餃子編、マジック編も作られた。
[編集] 実業団選手権大会
- 意味がよくわからない架空の競技の試合をよくわからないルールで行う、番組中1、2を争うシュールなコント。赤・すその建材の選手(今田)対白・鳥谷フーズの選手(東野)の対戦。審判役は松本。
[編集] 女王様
- とあるSMクラブで女王様の面接が行われる。しかしそこに現れたのはどうみてもオバハンのほんじょうしずえ(松本)。しずえはオイルショックの頃から六本木の「ムチムチ亭」「三角君」なるSMクラブで働いていたと自称する。彼女の発言を疑う店員達(今田・板尾)は彼女の実際のプレーをテストしてみるが、しずえの攻めは「何やってるんだお前!おっかさんが来ないうちにコレをお食べ…」「女王様とお呼び!ああ!もういい!呼ぶな」などユルユルなものばっか。業を煮やした店員はしずえに「明日ご連絡しますから今日の所は…」と引き取ってもらおうとするが、しずえは異常な力でドアにしがみついてなかなか帰ろうとせず「じゃあ明後日からですね!」「がんばります!」など強引に採用してもらおうとする。
[編集] しょうた!
- 少年しょうた(松本)の葬式の最中にしょうたの幽霊が現れ悪戯をするコント。なぜかしょうたの父(浜田)の部下板尾にだけしょうたが見える。しょうたは板尾に「あそぼ!」と声をかけるが、板尾は必死にいさめようとする。しかしいたずらっ子のしょうたはいろいろと余計な事をしてしまい、板尾がそれに振り回され厳粛な空間で暴れるハメになってしまう。和尚(東野)は短気な性格で、板尾によくキレた。
[編集] ■しょうたのいたずらの板尾によるカモフラージュ例
- 和尚を銀玉鉄砲で撃つ→和尚にデコピンする
- 和尚を水鉄砲で撃つ→和尚に唾を吐きかける
- 板尾の謝罪中に「どっこい腹がガラ空きじゃい」と叫ぶ→態度を変えて和尚にボディブローを叩き込む
- マジックハンドで和尚の首をつかむ→のど輪で和尚を倒し、弓矢固め・片エビ固めをかける
- ハンディカラオケで音楽を流す→それを取り上げ、「ファンキーガッツマ~ン!」(m.c.A・Tの歌)と歌い出す
- 爆竹をパンパンと鳴らす→母親(YOU)に「お前ナンボや!パンパン!」と絡む
- 墓石を倒す→「ナンセンスなんじゃ~!」と暴れ、墓地を破壊する
[編集] シンガーソングライター板尾(シンガー板尾)
- 音楽番組に似せたスタジオで、司会の浜田の突然のフリ(「それでは歌っていただきましょう、板尾創路で『○○』」と、アドリブでタイトルを言う)に合わせ、板尾がアドリブで熱唱する。毎回歌う前に歌に込められた高尚なメッセージが板尾によって披露され(事故で死んだ友達を想って、など)、それが余計におかしみを増幅させていた。司会の浜田は「どうだ創路、トップテン入り、うれしいんじゃねえのか?」「創路、来たな、とうとうおめえの時代がよ!」「創路、おめえ最近売れて天狗になってんじゃねえのか!」など、何故か板尾に馴れ馴れしい。毎回板尾の前にはアイドルのこうじ(今田)が歌っており、歌の後は司会の浜田や西端のフリによって余興を披露した(梅干一気喰い、酢の一気飲み、頭で瓦割りなど)。
- 2001年のものごっつええ感じスペシャルではこのコントに乗じてドッキリを行い、ココリコや雨上がり決死隊など他の出演者に強引に即興で歌を歌わせた。遠藤は長淵風の格好で訳の分からない歌を歌い、爆笑を取る事に成功したが、宮迫と千原Jr.のスベリ方は尋常ではなかった。
- ちなみにこのときに出演したアイドルこうじは頭頂部が薄くなっていた。
[編集] ■披露した歌の例
- 「つうかやっぱカネとシャネルとケイタイ」(プールサイドにいるギャル達の前で披露)。
- 「草履」(「24時間テレビ世界の子供に愛の手を」で披露)。
- 「未亡人のブルース」(「1994年度世界歌謡祭」で披露)。
- 「海開き」(交通事故で亡くなったかつてのバンド仲間に捧げる曲)。
- 「半殺し」(自然愛をテーマにした曲)。
- 「ごめんなさい、僕は包茎です」(アルバイト先の鉄工所にいた先輩に捧げる歌)。
- 「かわいい女子中学生」(板尾の謹慎明け後最初に披露した曲)。
[編集] 人事部長 OVER THE GALAXY
- 板尾係長と同様、一言ネタコント。なお、始まる際に人事部長の現在に至るまでの歴史が、スター・ウォーズ各作品のオープニングを捩った形で紹介される。
[編集] 浸水家族
- 一度限りの大掛かりなミドルコント。浜田とYOUが婚約していて、YOUの実家の両親(松本、今田)に挨拶に行くというなんでもないホームドラマだが、そのセット全てが床上数十センチまで緑色の液体で満たされているというもの。見所は全員の水中土下座。
[編集] スキマ男
- 後記の「とみよしさん」の前身であるコント。不審者(松本)が空き巣狙いに家と家の隙間に入り込んで出られなくなり、そのまま就寝。朝、今田、YOUの夫妻に発見される。隣人の東野や警察官(板尾)が出てきて「何しとんねん」と聞かれてもひたすら「挟まっとんねん」と連呼する。コント終盤、オチがつけられなくなった松本が「これどうやって終わんねん」と漏らしてしまう。しまいには東野に「来週これやるか?」と役を押し付けようとしていた。ちなみにこれは前二週で放送されたウンババのコント「学校の怖い話」の流れを踏襲したもの。
[編集] STYLIST
- タレントの浜田が楽屋でマネージャー(今田)と打ち合わせを行っている。そこへ売れっ子スタイリストのみーちゃん(松本)が遅刻してくる。遅刻した理由を問い詰める浜田に対して「雨降ってきたから」、「春一番と掛け持ちだったから」と狼狽しながら不可解な回答をするみーちゃん。また用意してきた衣装に関してもとんでもないセンスのものばかり(パーデンネンの被り物、B&Bが漫才する時に着ていたTシャツ、全く水気を切ってないジャケット、本物の赤ちゃん等)で、さらに浜田を激怒させる。最終的には時間がなくなり、おかしな格好のまま本番へ突入というオチになる。
[編集] ストーカー
- ストーカーの女(東野)に殺されてしまうタレント・浜田。その後留守電が鳴り、なんと相方の松本のメッセージが。「最近、いいお父さんの顔になってきましたね」「こないだ原宿を歩いてましたら、君の好きそうな古着屋を見つけました。後で地図を送っときます。」といった相方想いのメッセージが流れ続ける。死んでるはずの浜田はそのメッセージに思わず苦笑。首の向きをカメラに映らない方に移したりしたが、笑いを堪えきれず大きく腹を動かしていた。
[編集] ストリッパー物語
- ブサイクなオバハンストリッパー・キャンディ(蔵野)と、そのキャンディに熱をあげる純朴少年・たもつ(松本)の美しくも切ない愛の物語。若手ストリッパー達(YOU・篠原)にバカにされ、弱音を吐くキャンディを励ますたもつにキャンディは「お・ど・ろ…」と不気味な顔でささやき、蔵野が歌うドスの聞いた「キャンディ・キャンディ」のBGMをバックにチークダンスを踊り始める。しかしそこにキャンディのヒモ(浜田)が現れ、キャンディにえげつない暴力を振るう。たもつには虐げられるキャンディがたまらなく美しく見えるらしく、毎回「キャンディさんきれいッス!」と絶叫。
- キャンディは公表25歳という事になってるが、実はオール巨人とタメ。
- 純朴なたもつはレモンスカッシュを「レモンスカッス」と呼ぶ。
[編集] 世紀末戦隊ゴレンジャイ
- 自宅にいる女性(YOU)が怪人・ドクロ仮面(浜田)に襲われたところへゴレンジャイ(松本、今田、東野、板尾、蔵野)が助けに現れるが、色が合っていない、ウェイトレスやタイガーマスクが混ざっている、色は合っているのにレースクイーン風・大工風・貴婦人風など毎回ズレており、ドクロ仮面にダメ出しされる。モモレンジャイ(蔵野)が自殺した時は、全員喪服(クロレンジャイ)で登場し、翌週は81歳のジイさんがモモレンジャイの代理を務めた。モモレンジャイはキレンジャイ(東野)の兄であり、喪服になったとき、キレンジャイはまだ学生だったことが判明した。死因はドクロ仮面の考え方が合わないから、とモモレンジャイの遺書に書いてあったのにもかかわらず、東野が「こいつらのせいだ!」と松本と板尾にアドリブで振り、松本を困惑させた(ちなみに板尾はまったく困惑を表情に出さず、合わせようとしていた)。結局モモレンジャイの自殺はチームをまとめるための芝居であったことが発覚。「統一しろ!」とのドクロ仮面の言葉を受け、ボインファイブという全く別の五人組で現れた事もあり、ドクロをキレさせた。その他、「ノーパンしゃぶしゃぶ」「Rの女」「森ビル」「ドキンちゃん」「ガララニョロロ」「なめ猫」「リアルガチャピン」「ゆずレンジャイ」「産ませてよ」など、ゴレンジャイとは似ても似つかないメチャメチャなキャラが溢れ、他のコーナーからコントのキャラを流用するケースも多かった。第三回以降になると、女性の友人(篠原)が登場し、回を重ねることにドクロ仮面と仲良くなっていった。それに比例する形で女性(YOU)には、ぞんざいになっていった。
- 因みに、このコーナーからは「放課後電磁波クラブ」「リアルポンキッキ」が独立したコーナーとして誕生している。
[編集] 戦隊ヒーロー
- タキシード仮面みたいな格好の怪人(浜田)を倒すため、某戦隊の格好をして戦う戦士(松本、ヒロ、板尾)が戦うがピンチになってしまう。そんな時3人で合体、だんごレンジャー、ねぎまレンジャー、3色ボールペンレンジャーになるものも、合体しているため動きにくくなり、倒れる。合体シーンでは、その場で回転方向を確認したり、いざこざが起きたりと、常に段取りが悪い。初期は松本・板尾・ヒロだったが、ヒロ脱退後はかわりに今田が出演。
[編集] 戦闘機械獣マクベス
- ガンタンクのような姿の戦闘機械獣マクベス(松本)が演歌の花道やテレホンショッキングにゲストとして呼ばれるが、トーク中にショッカー似の集団が襲ってきてキャノン砲の射撃を披露する羽目になる。キャタピラー三ッ菱製らしい。
[編集] そっくりーず
- ワイルドワンズの「想い出の渚」をバックに得意のモノマネ芸を見せる五人組(松本・今田・板尾・蔵野・東野)。しかしどのモノマネも全然似てなく、藤山寛美をやった松本もさすがに「これはキツイわ!」とおのれのモノマネ芸を悔いた。
[編集] た行
[編集] 大先生
- 長髪で着物を着た陶芸の大先生。テレビ局の取材に答えるのだが、ちょっとした事ですぐにキレ、「お前らテレビ局の人間は何かというと打ち上げをするか~!」など、テレビ界の風潮に厳しい一石を投じる。
[編集] たとえ警視
- 刑事ドラマの尋問シーン形式のコント。犯人の自白を聞くたびに警視(松本)が犯人(今田)の自白の内容をさまざまなものに例える。なぜか筆記役の警官(板尾)がその例えの数を数えている。最後は板尾がいくつ巧く例えられたかを発表するのだが、大概松本がそれに納得がいかず板尾と口論になる。その中で東野(刑事)が言った「起こるべくして起こった事件」を松本が「ダウンタウンがいいともを降板したようなもんやな」と例え、スタッフの失笑を買った。ちなみに、最後にはやはりこのネタを数に入れるかどうかで板尾ともめていた。
[編集] ダンスの先生
- 西端、YOU、篠原の3人がダンスレッスンをしているが、そこへ万博の頃から踊っているアフロにグラサン、パンタロンの先生(松本)が登場、「アホ~!」と叫んでビンタを食らわせたり、「早く切り上げてパ★テ★オ見に行きたないんかー!」などと叱咤激励しながら、アドリブで振り付けを考えていく。ダンスの曲は「はじめてのチュウ」など。
- ちなみに3人はクリスマスの夜に松本に拾われた設定。モデルはNSC時代のダンスの先生らしい。
- 「秀樹でアホ~!」「帰ると見せかけてアホ~!」「叩いてきてみい!よけてアホ~!」「蝶のように舞ってアホ~!」など、「アホ~」には色々な種類がある。
[編集] 挑戦者
- 東野演じるボクシングチャンピオン(バンタム級)に続き、挑戦者であるヒヤキポリネキセサナモペ共和国出身のボクサー、ピヒョリレーナリ・ボリリレン(松本)の紹介が行われる。しかし、続いて流れる共和国の国歌は、ごっつのメンバーが思い思いに奇声を上げたり歌ったりしているだけの凄まじい代物。途中、明らかに「いたたたたた」「めっちゃお腹痛い」などといった日本語が混じる。その国歌のあまりの長さに東野はイラつき、レフリー(浜田)にこそこそクレームをつける。ボリリレンの松本は笑いをこらえるのに必死であった。
[編集] 辻武司
- 中堅プロレスラー辻武司(東野)が、プロレス観戦に来ていた板尾と今田の観戦ぶりに怒り、2人のもとを訪れて「辻卍」(腕を十文字にクロスして相手の首を絞める技。彼はこの十文字を「辻」のしんにょうのないヤツ、と表現する)をかけるというコント。
- 同じく、観戦に来ていたYOUが試合そっちのけでばかうけを食べていたことに怒り、辻が彼女の勤務先(風俗店)に押しかけるコントもあった。二回目以降は毎回YOUがターゲットになり、毎回同じようにキレる。人気外人レスラーでちょっとオカマっぽいディック・トレーシー(松本)がなだめに来るも、収まらない辻武司に、ディックがYOUに技をかけさせてくれと慇懃な態度ながら強引に承諾させ、珍妙な技をかけさせるのがパターン(例:ディック「(技を)かけるのもプロ!止めるのもプロ! イイじゃない、問題ないじゃない」「イイじゃない、それはイイじゃない、それはイイじゃない、ねっ、それはイイじゃない、これは本番強要にはならないわね? (罰金)100万円ということにはならないわね?」 武司「本番強要!? 愛のないSEXするなよ! 本当に。 愛あってのSEXやぞ」 ディック「もういいじゃない、武ちゃん それ内政干渉よ!」 など)。その後、釣りをしていた今田と板尾の所に現れた頃には 辻武司もディックもキャラが壊れていて、さらに無茶苦茶な展開を見せた(例:鬼ごっこ ならぬ 「辻ごっこ」 辻にタッチされた者は辻になる、そうして「来るなよぉ! 辻武司になんのは(なるのは)ゴメンやぁー」と、辻武司本人がはしゃいだり、 ディックは「イイじゃない、それはイイじゃない、カロリー低けりゃイイじゃない。」 「かけるほうもプロ!かけられるのもプロ…」 (板尾)「えっ? こいつ(今田)プロなんですかっ?」 ディック「カロリーハーフでイイじゃない」などと、当時流行っていた「低カロリー」など時事ネタを織り込んだ、訳のわからない掛け合いを繰り広げた)。
[編集] トカゲのおっさん
- トカゲの胴体を持つおっさん(松本)が主人公となり、連続ドラマ仕立てで展開するコント。松本以外のメンバーは全員、1人複数の役となって物語中に登場する。部立てにわかれており、「第一部」「第二部:修行編」「第三部:兆編」「第四部:覚醒編」「第五部:放浪編」「第六部:奔流編」という構成になっている。
- 半トカゲ半人の松本が、多くの人間に揉まれながら生きる様を描くヒューマン&トカゲドラマだが、登場するどの人間よりも、実は見た目が一番グロテスクな松本が一番まともな神経・感覚を持っているというアンビバレンツが物語の底辺にある。「正直者がバカを見る」の言葉通り、汚い人間たちにだまされ、また嵌められて数奇な運命を辿っていくおっさんの姿は、コントであるといえどもあまりにも悲しく切ない。このコントでは途中より松本の立場も「ボケ」から「ツッコミ」に変わっていった。
- ストーリーが展開していくに従って、なぜ自分が半分人間で半分トカゲなのか?、そしてなぜ少しずつトカゲに支配されていくのか?などの理由が明らかになっていく。できることならトカゲより人間に近付いていきたい、しかし純粋な感覚を持つ松本は汚い人間にはなりきれない。人間社会に適合しようと必死に頑張るが、しかし人間社会にのめり込めばのめり込むほど共存の難しさを突きつけられる。そんな葛藤の末に松本が行き着くのは…?連続ものとしては番組史上最長の約1年間に渡って放送された、文字通りごっつを代表する、そしてダウンタウンの作風をも代表する超大作コントである(と言うよりも、もはやヒューマンドラマの域にまで達している)。松本は常々、「自分が考えるコントには笑いと切なさが共存しているものが多い」と公言しているが、この「トカゲのおっさん」こそがその最も端的な作品のひとつであろう。
- ちなみにこのコントの第一回はノンストップで三十数分に及ぶ異例の長さだった(適宜CMが挿入されたが)。これは同じ日の裏番組でアトランタ五輪の男子マラソンが放送されており、またNHKでは大人気大河ドラマ『秀吉』の本能寺の変の回が放送され、おそらくはそれらを意識してのマラソンコントであった。なお、同番組のビデオが発売される時には到底全話を収録することはできず、ハイライト的な話を部分的に収録するのみであった。この結果、リアルタイムで番組を見ていた視聴者以外はこのコントの全貌を見ることは不可能という事態となったが、2003年、DVD発売にあたってはディスク2本分に渡ってほぼ全話が収録され、ようやく新しいファンにも全貌を見ることができるようになった(しかし、第二部の二話目のみ未収録)。
[編集] ■主な登場人物
- トカゲのおっさん(松本)…半身人間・半身トカゲの男。雨ざらしの生活をしていた所、たまたま出会った少年・マサに特技の「トカゲダンス」 を披露した事でマサに気に入られ、一緒に住むよう請願される事になる。しかしそれが彼の人生(トカゲ生)を激変させる事になるのだった。
- マサ(浜田)…おっさんを飼おうと色々画策する純真な少年。母と二人暮らしでいたため、父への慕情が強く、おっさんを父としたい思いも吐露する。故意にではないがちっちゃな事で結果的におっさんを裏切る事が多いが、おっさんを慕う気持ちは誰よりも強く、おっさんにとっては唯一の味方と言っても過言ではない。
- 光子(板尾)…マサの母親。最初は普通の母親であったが回を重ねるごとに悪女としての本性を露にし、おっさんを誘惑したり、パーレーの財布から金を盗んでおきながらおっさんに無実の罪を着せるなど、おっさんが人間不信に陥ったきっかけとなる最低女。
- 坂木(蔵野)…光子の情夫。家に何かとやって来るおっさんを目の敵にするおっさんの天敵。酒に弱いがためすぐ虚勢を張る一方、借金取りに脅され失禁するような情けない性格をしている。
- パーレー(今田)…坂木の借金のかたでおっさんが売り飛ばされたストリップ小屋の支配人。おっさんに手取り足取り仕事を教え、おっさんの無二の理解者となる。
- ルビー(蔵野)…ストリップ嬢。日本語があまり喋れないので常に無口だが、おっさんには心を開いて片言で話しかける。真っ赤な訳の分からない食べ物を食べ、パーレーから「あんたパンチ効いたもん食うとるな」と驚かれる。
- ちえこ(今田)…光子の高校時代の同級生。相当のお金持ちで、夫(東野)と息子のジョージ(蔵野)と共におっさんを気に入るようになり、おっさんを身請けしようと光子に百万円を渡す。おっさんをおもちゃ扱いし、さらにおっさんを人間不信にさせた人物。
- お釈迦さま(YOU)…万物の創造主。一度きりの登場だが、おっさんの出生の秘密とトカゲ化進行の理由を知る重要人物。学芸会のようなたどたどしい喋りで、おっさんにオンエアを危惧される。
- ガリの富士(板尾)…力士。一勝もできないことを気に病み、崖から自殺を試みようとする。たまたま通りかかったおっさんに止められ、自信をつけるためおっさんに一番挑むも、全く勝てず、うっちゃられて崖から落ちる。
- 斉藤弁護士(今田)…力士殺しの罪を着せられ逮捕されたおっさんの国選弁護人。加害者を守る立場にも関わらず、警察から暴力を振るわれるおっさんを見てみぬフリをし、「止めて下さい!困ります!」の言葉だけで済まそうとする、全く頼りにならない弁護士。結局おっさんは花巻刑務所へ。
[編集] とみよしさん
- とみよし(松本)が穴や建物の隙間、洗濯機の排水ホースなどの狭い所に入り込み、今田らに「お前何しとんねん?」と言われても、「うるさいわボケ!」と逆ギレし、不条理な言い訳をするコント。警察官(板尾)を呼ぶ事態にまで発展する。
[編集] な行
[編集] なっちゃん
- スタジオでくつろいでいる浜田の元に制作局長(今田)があいさつに現れ、娘と写真を撮ってほしいと頼む。しかし、その娘であるなっちゃん(松本)は白い服を身にまとい、髪の毛がぼさぼさのなんとも薄気味悪い女性。案の定、突然浜田に触って匂いをかいだり、プレゼントと称してうどんを渡したりと奇行を連発する。最後に困惑しっぱなしの浜田とツーショットで写真を撮ることになるが、なっちゃんはフラッシュの光に驚いて絶叫し、制作局長がかざしたライターの火を近づけられておとなしくなる始末。挙句の果てには浜田に対して「ウッチャン」とのたまい、制作局長に強引にスタジオの外へ連れ出される。なっちゃんが浜田の家に押しかけるバージョンや、スタジオに再び現れて大暴れするバージョンもあり。
[編集] 西日本番長地図
- 京都のとある土産物屋の店先。土産物を豪快に万引きしようとしている白ランの男、東海番長連合総番・織田家康(東野)。そこに割って入った九州番長連合総番・長浜淡海(今田)、続いて現れた四国番長連合総番・犬養竜馬(蔵野)の3人が殴り合いをしている。それぞれ、倒された後にア・カペラでご当地ソング(今田なら「豚骨スープが母乳の代わりー」といった具合)を歌いながら起き上がって、「なかなかやるな」というやりとりをするが、そこに福井県総番長・福井一郎(松本)が登場。同様にご当地ソングを歌おうとするが、福井限定のため内容がなく、「ラララーララーララー」と歌詞をごまかす。しまいには「星きれい」「シュワルツネッガー福井の生まれ」「親いない」などの歌詞を付け、他の3人から総ツッコミを食らうコント。「ベンツ~の~本場は」と歌いだしたときには言い終わる前にカブリ気味で東野に「ドイツや!」とつっこまれる始末。「こいつ今福井言おうとしたで!」と三人から気持ち悪がられる。
[編集] 2014
- 放送当時から約20年後、ダウンタウン(本人役)は売れないベテランコンビ(というか完全に老人)となり、かつての絶頂期に活動を共にした吉本興業社員・月村(今田)らに取り入って仕事を要求したり金品をたかろうとする。ダウンタウンが軽蔑するヨゴレ芸人への皮肉を含んでいる。月村とは当時のダウンタウンマネージャー。
[編集] 日本の匠を訪ねて
- NHK「匠の技」シリーズのパロディ。レポーター(浜田)が取材に行ったのは、伊賀上野で何十年も謎の工芸品を作り続けている匠、松本銀造(松本)とその弟子(今田)。作業中は何をしているのか不可解な動作が多く、飛び出す専門用語も「ふたりだか」「びゃっこ拭き」「ひねりっこちゃん」等と難解なものばかり。完成品の値段もかなり幅があるが、肝心の性能差がレポーターには全くわからない。実は銀造にもわかっていなかった。ちなみに先代の作品は、銀造でも「あと十年かかる」という傑作らしいが、弟子はかなりぞんざいに扱っていた。
[編集] 熱血AD宣言! WEST SIDE STORY
- 初期のシチュエーションコント。番組制作会社が舞台。新米ADの板尾が一応主人公だが、その演技はなぜか吉田栄作のノリ。父が日本人、母も日本人のパキスタン人、タノムサク(松本)とディレクター(今田)が毎回おかしな歌を歌うが、その歌は主に社長(浜田)をおちょくったものだった。板尾がファンレターをくれた子に会いに行ったのを暴露したことも……。今田が松本の歌の合間に「ヤンヤヤヤヤヤヤン」という合いの手を入れ、最後につっこんで締める。合いの手がもりあがってなぜか途中から森田公一とトップギャランの「青春時代」になってしまうこともあった。ちなみにこの合いの手は「4時ですよ~だ」で松本が発表したもの。
[編集] ■歌の例
- 松本「うちの社長(浜田)は、ツッコミ上手いね、ベットの中でも、ツッコミ上手いね」今田「ニクイ奴~」
- 松本「浜田雅功、足がクサイネ、女関係、それもクサイネ」今田「気づけ菜摘~」
- 松本「浜田雅功、浜田雅功、浜田雅功、松本人志」今田「なんやそれ~」
- 松本「ナイル川は、長い川だね、板尾創路は、皮が長いね」今田「お切りなさ~い」
[編集] は行
[編集] パート
- 町工場の事務所のような所で50~60代のオバサンたちが黒電話を前にして働いている。一回2銭というその仕事の内容は何とあの「留守番電話サービスセンター」。完全にコンピューター制御だと思われていたあのサービスが実はパートのオバサンたちの地道な作業で支えられていたというオチの、シュールレアリズムあふれる珠玉のコント。給与は基本的に自己申告制なので、ウソの申告をして大金を稼ぎ、家を建てたオバサンもいたらしい。
[編集] はーのやつ
- 新人警官である松本に、とうとう警官の象徴とも言えるアイテム「はーのやつ」が支給される。うれしくて仕方がない松本は、一人で食事をしていても「はーのやつ」が気になって仕方がない。ちょうどビールを飲んでいたことに気づいた松本は、早速自分で「はーのやつ」に息を吹きかけると、ランプが点灯して音がなることに大変満足するのだった。
[編集] THE PILOTS
- 旅客機のパイロットの三人(松本、今田、東野)。彼らは毎回子供っぽいことで盛り上がったりケンカしたりしてスチュワーデス(YOU)に怒られる。彼らはコクピットで誕生日パーティーを開いたり、機内アナウンスでハゲの客を馬鹿にしたりと、客の命を預かるなどという職務の重さをまるで自覚していなく、ほとんど同好会のノリで仕事をしている。
[編集] 馬鹿田高校野球部
- 甲子園で勝利したイカレた風貌の野球部員が、試合終了後にイカレた校歌を歌うコント。全員鼻が垂れたり、社会の窓が開いてたり、ヘラヘラ笑ってたりする。校歌はメロディーこそ良くある校歌風だが、歌詞はなぜか「語り」が入る(それも高齢のソープ嬢が若い男に向かって言うようなセリフ)など、極めて異様なものになっている。作詞梅田ひでよし、作曲田中小助となっているが、どちらも松本の作。
[編集] バビル君とロデム君
- ヨミ(今田)に捕らわれたバビル3世(浜田)が唯一のしもべ・ロデム(松本)に助けを求める。
- バビル「ロデム!ロデーム!」
- ロデム(くねくね踊りながら)「にゃにゃにゃにゃにゃ~にゃにゃにゃ~にゃにゃにゃ~にゃ」
- しかし現れたロデムは一人でいろんなネタや漫談を始めてしまい、バビル君はいつも助けてもらえない。
[編集] ファンタジア
- ある家の子供・ケビン(浜田)が寝静まった頃、ぬいぐるみやおもちゃ達がメルヘンチックな歌のショーを始めるが、寝ているところを起こされたケビンにキレられる。その後、おもちゃ同士でどこがいけなかったかを会議して再び挑む。うさぎ(松本)がケビンに殺された事もある。その際ケビンはピエロ(今田)に罪をなすりつけた。次第にお笑い系小劇団と劇場支配人のような関係性になる。舞台はアメリカの様に思えるがおもちゃもケビンもベラベラの関西弁で喋る。
- おもちゃ
- うさぎのぬいぐるみ(松本)
- 一応リーダーだが、失敗するとメンバーに罪をなすりつける。シンバルを鳴らしてパーティを始める。一言多いため一番ケビンを怒らせる。ケビンに絞め落とされたことがある。
- ピエロ(今田)
- 自分の歌のパートを「俺、桑名で行くわ」と意気込んで桑名正博のモノマネをするがあまり似ておらず、「ひどいやろ」と指摘したうさぎとは折り合いが悪い。
- ロボット(板尾)
- 落ち着いたキャラで「正直、採算は取れんけど、ここで頑張ったら倍々ゲームやで」と前向き。見せしめにケビンに破壊されたこともある。
- 車(蔵野)
- ケビンのお気に入りのオモチャだったが、このメンバーに参加したせいで嫌われる。
- フランス人形(東野)
- フランスに関する歌ばかり歌う。みんながケビンにコントで殴られる中、一人だけ本意気のビンタをされた。
- うさぎのぬいぐるみ(松本)
[編集] ブスッ娘倶楽部
- 妻(YOU)の留守の最中に出張サービスの風俗に電話する夫(浜田)だが、来たのはブサイクなオバサン(蔵野)、タッパのあるアメリカ人(板尾)、中年男のサラリーマン(今田)、ボールくん(松本)など。当然、全員チェンジを食らった。ためらう夫に対し、今田は「あんたはすぐそうやってチェンジ、チェンジと言うが、あんたにとって、チェンジって何かね……」「こんな出会いじゃなかったら、君は僕を抱いたかい」と、珠玉の名台詞を残した。この風俗店は夜這いも出来るらしい。
[編集] へい!へい!へい!
- 歌番組のリハーサルに来た大物歌手のM Jungle(松本)。WOW WAR TONIGHT ~時には起こせよムーヴメントを歌うことになるが、歌詞を全く覚えずADの浜田を散々困らせる。挙句の果てには「意味わかんねえよ」、「売れねえよこんな曲」「セクハラできねえじゃねえかよ!」と散々暴言を吐いて帰ってしまう。浜田がH Jungle with tで大ヒットしたことに対する松本の皮肉をネタにしたコント。松本の口元には、縫い痕が丸分かりのタラコ唇が付けられていた。これは「ガキの使い」のオープニングで行われた「浜田・クチビル整形疑惑裁判」からの流用であった。
[編集] ヘルショッカーなにわ
- 世界征服を企むヘルショッカーなにわ。しかし大阪支部は経営不振に悩まされ、神戸支部との合併の噂が絶えない。大阪支部長、大使(今田)は本部に怪人の派遣を依頼するがアナナイザー総統(松本・声のみ)はいかにも弱そうな怪人(浜田)を派遣してくる。コーナー冒頭に仮面ノリダーと同じように殉職した怪人の葬式も行っていた(前の週とはきちんとリンクしていた)。悪の組織のくせに人情に厚く、怪人の一人は母親が病気で危篤だったにも関わらず「ライダーと戦う方が大事」と家族よりも仕事を選ぶというプロフェッショナルぶりを見せた。
- 第一回:いなりずし形の怪人・おいなりはん
- 第二回:きなこごはん形の怪人・きなこごはん
- 最終回:網戸形の怪人・あみどはん
[編集] ベンジャミン
- 場違いな所に現れたやたら陽気な偽外人のベンジャミン(松本)が、ベタな漫談をした後、志歌ソング師匠の「グッバイさよなら再見アディオスまた会う日までララララ、ヘイ!」の歌で落とすコント。ソング師匠本人も一度だけ登場。笑福亭門下。ちなみに志歌ソングの所属するザ・ダッシュは、松本がまだデビュー間もなく、吉本で相当ひどい扱いを受けていたときに唯一優しくしてくれたコンビで、「芸能界の誰が死んでも泣くことはないかも知れんが、ダッシュ師匠死んだら泣くやろな」と言っていたこともある。それゆえの愛情出演といえる。
[編集] 放課後電磁波クラブ
- ほぼ全裸の今田と東野がそれぞれ磁石のS極とN極に分かれ、社会生活のマナーなどを視聴者に訴える。しばしば局部がはみ出てモザイク処理がかけられていた。元々はゴレンジャイのバリエーションの一つであった。言ってることは非常にまともで、教育的なのだが、その表現方法に極めてPTAに嫌われそうな手法を取るというところを狙ったコント。当時まだ幼かった東野の娘は、このコントを見て「へっ、しょうもな」と父親が安易な下ネタに逃げていることをすでに見抜いていたという。
[編集] 木瓜の花
- 笑いの要素を排除した連続ドラマ風コント。老舗の旅館でイジメに耐えながらも奮闘する仲居の浜子(浜田)が主人公。最終回では一転サスペンス風になり、視聴者の度肝を抜くラストを迎えた。冨士眞奈美、梅津栄、宮川一朗太ら俳優陣の本格的な演技も見物であった。
[編集] BOKE BOKE ヒノックン
- 当時、松本の付き人をやっていた檜をモデルにしたコント。ひのっくん(松本)が用事を言いつけられると、その天然さから失敗を連発し総突っ込みを食らう。時折イントネーションがおかしくなり、気持ちの悪い微笑みを浮かべる。また言うギャグも極度に寒く、それを突っ込まれると「寒いとか寒ないとかちゃいますやん!」と逆ギレし、その辺にあるものを手当たり次第に蹴っ飛ばし、笑いも起きないまま険悪な空気となって最後はジングルで無理やり落とすという、番組の末期を象徴するような内容。「看守と囚人」、「医者と患者」、「ルームサービス」のバージョンがある。
[編集] ポコポップ
- ロボコップのパロディ。浜田扮するポコポップの容姿は大体ロボコップに似ているが、目元は地肌にそのまま銀色のメイク。誘拐犯の一味を追い詰めるものの、腕を振り回した際に指先を机の角にぶつけ、火花を吹いて犯人達に逆に心配されてしまうのだが、本人(?)曰く「車両保険に入っているから大丈夫」。
[編集] ま行
[編集] マッシュルーム
- ビジネスホテルに宿泊するサラリーマン板尾の部屋に、呼んでもいないのに来る「マッシュルーム」というマッシュルームカットのお笑いコンビ(今田、東野)が、ベタな若手お笑いのネタ(主にいいともなどのバラエティでよくあるリアクション)を淡々とこなす。出張ヘルスと同じシステムらしく、部屋についたら事務所に電話を入れたりして、「好感触です」などと客の反応を報告したりしている。ネタの準備中は、片方がベッドに腰掛けて「大阪の人ってお好み焼きでご飯食べるんだ」とかベタな会話で間をつなぐ。
[編集] マニカル頭パワー!!
- 『マジカル頭脳パワー!!』のパロディ。浜田が反動エージ、松本が仲井美奈子、他のレギュラー陣は「回答者」となる。クイズは「マニカルバナナ」のみで、ルールはマジカルバナナと同じ。回答者の1人を理不尽な理由(楽屋ネタ又はプライベート)で何度もアウトにする。アウトになる解答者は決まって4枠席だった。アウトになった際の仲井の台詞は「○○なのでダメー」と、ゲームと全く関係のないプライベートの恥ずかしい話を暴露される。板尾は番組の衣装であるGパンをパクッたことなどを暴露された。しまいには「買ったばかりのセルボのシートをタバコで焦がしたのでダメー!」と言い、浜田に「それ、わしやないかい!」とどつかれた。本家マジカルバナナにおいて、しばしば出演者が理不尽な理由によってアウトにされた事を皮肉ったコントである。
[編集] 豆
- ソラマメの被り物をした暴力団「豆」が、一般人を豆好きに洗脳していくコント。豆嫌いの子供(YOU)の部屋に勝手に上がりこむ豆男二人(松本、浜田)。二人は子供を恫喝したあと、両親(板尾、今田)を呼びつけ、いかに豆が大切かを「豆と日本人」という昭和風の教育フィルムで説く。しかしその内容は「第二次世界大戦の原因は豆不足」、「人類の起源は豆説が有力」などムチャクチャなもの。一通り説教が終わった後も、許すと見せて父親をアジトへ拉致。パンツ一丁にした上で、豆を使った様々な拷問を行った(豆の神経衰弱、丼の豆を箸でつまんで移し替える、など)。毎回最後にルポライター(東野)が現れ、豆男らを告発しようとする。
[編集] ○○殺人事件
- 毎回不可解な生き物の殺人事件を捜査するコント。男性メンバー全員が刑事に扮しており、捜査の結果得られた情報をアドリブで報告して笑わせる。報告後の松本の返しの一言も見もの。もちろん笑ったりせず、あくまで真面目に演技することが前提だが、松本と浜田はメンバーのあまりに狂った発言に後ろを向いて笑いをこらえるシーンが多かった。最後に浜田が「いやぁ警部、さっぱり分かりませんなぁ」と言い、それに松本がオチの一言を返すのも特徴。
[編集] ■被害者および事件内容
- 大手長コウモリ白ムササビ…顔はムササビだが身体はコウモリのような羽根があり、羽根を広げた横幅は5m以上と異常にでかい生き物。死因は包丁での胸部の刺傷。松本のオチ一言は「いやぁもう何がなんだか、全然分からん」。
- ほっそいヤクザ…中年のヤクザだが、腕や脚、身体全体がとにかく細い。死因は背中からドスを刺され貫通。松本のオチ一言は「(浜田に)一緒に写真撮ってや」。
- ロケット双子ババア…全長1.5m程度のロケットの中央に老婆の顔があり、ボディは金色と銀色。死因は墜落だが、目撃時刻と死亡推定時刻の差から、殺されてから飛ばされたという異論を東野が唱えた。松本のオチ一言は「掃除機のコードに付いている赤いテープの意味は分かるが、その前の黄色いテープの意味が分からん」。
- いかめし駅長…身体は普通の人間の駅員だが、首から上がイカで、頭にはいかめしが詰まっているという駅弁と人間を合体させたような生き物。死因は駅を通過する寝台特急と衝突。松本のオチ一言は「いやぁ分からんな。燃えるゴミか燃えないゴミかも分からんな」。
- おたまじゃくし受験生…頭の直径が約3mのおたまじゃくしで、正面中央に人間の顔がある。おたまじゃくしなのに人間のような足も生えていた。死因はロープによる絞殺。松本のオチ一言は「昔のファミリーコンピュータの2playerの(コントローラー)のところになぜマイクがついていたのかが分からん」。
- 大しゃくれ国際線美人スチュワーデス…普通のスチュワーデスだが、顎が異常にしゃくれている。死因は背中への刺傷。松本のオチ一言は「エアコンの27度の温度設定が本当に暖房といえるのかどうかが分からん。(少し間を置いて)あ、冷房の間違いやったわ」。
- ちっちゃいおっさん集団…身体が異常に小さいおっさんの集団。死因は刺殺や絞殺など様々。
- たらばひいじじい…身体はタラバガニで、顔は老人。
- 巨大学者犬…巨大な顔を持つ犬で、頭には学生帽を被っている。
- ジャイアント馬場似馬…牧草が入ったバケツを持ち、リングシューズを履いた馬。部屋にはアゴ置き。死因は中毒死。松本のオチ一言は「母親がなぜ弁当に甘い豆を入れるのかがわからん」。
- ひろし&ようこ…エビフライ状にこんがり揚っている男女のカップル。回りにはレモンとキャベツの付け合せが置いてある。死因は揚げすぎ。松本のオチ一言は「CXの新社屋の球の部分が何なのかもわからん」。
[編集] Missエロティカ
- 英会話学校のセクシーな先生、Missエロティカ(松本)が生徒達、特に浜田に英単語を体当たりでレクチャーする。しかしトマトが描かれたフリップを見せて「トマー○コォ」(無論、放送禁止用語)、ダイナマイトの絵を見せて「胎内」と下ネタを必死に言わせようとする。その上、乳房を露出させて浜田に抱きつくといったセクハラを繰り返し、挙句の果てには講師の板尾に「放送できへんやろ、大概にせぇ」とスリッパでどつかれる。
[編集] みすずちゃん
- 浜田の19歳になる娘、みすず(松本)と板尾がお見合いをする。しかし、みすずがお見合いの途中でウンコをしたり自分の乳首を石鹸でしぼったりなどの変態っぷりを発揮するコント。みすずはシースルーの服をきた巨体の化け物女で、頭はハゲかけている。一度だけ篠原がみすずの声をアフレコした。
[編集] Mr. BATER
- 関西なまりの外国人・ベーター(松本)が今田が店長を務める店に入り、「ちょっとええかな」「パーティいかなあかんねんけど」から始まるコント。色々な店に入り品物を注文するベーターに店長は続々とボケまくり、それにベーターがノリツッコミを入れていく。中には現在のゴールデンタイムでは放送できないような下ネタでボケたものもあった。「ベーター」とは「ベタ」が由来である。「そんなんやから○○やわ」と松本が今田のプライベートを暴露するのもお約束。その中には危険なネタがあったらしく、音声が一部カットされた作品もある。「そらお前、性感マッサージで本番強要して15分で返されるわ」と言ったときは、今田はしゃべってはいけないキャラのため相当うろたえながらもネタをこなし、本番終了のカットの声と同時に「本番なんか強要しとるかぁ!」と絶叫し、松本は「そんなもん(性感強要ネタ)な、変えたったらええねん」スタッフ「事実無根じゃ」松本「事実なんかクソ喰らえじゃ!」と言い放った。店舗が舞台になることが多いが、歯科医院などの舞台も存在する。「(歯を)抜く準備をして」と言われた今田はAVとティッシュを持ってきた。
[編集] 密談
- レギュラー放送第一回の開始を飾った記念すべきコント。傑作選第1巻にも最初に入っている。殿様(浜田)の城に潜んだ忍者(松本)は突然天井から落ちてきて怪しまれる。なんとか助かろうと松本が浜田の振ったネタに答える。
[編集] みつるさん
- タツヤ(浜田)とメンバー(今田、蔵野)の3人で結成されるデビュー直前のアイドルグループ「ハミガキ隊」と、彼らを指導する奇妙なダンス講師みつるさん(松本)とのコント。ダンスの練習をしないタツヤに2人が注意するが、タツヤは逆ギレし、喧嘩を始める。そこへ、いつも異常な鼻声で、乳首だけ見える全身タイツ姿のみつるさんが「何をやってるのでごないますか」「ちゃんとレッスンしなきゃいけないのでごないます」などと言いながら登場。みつるさんの股間には男性器に見立てた二個の鈴と紐付き吸盤があり、おでこにその吸盤を付けられると、タツヤはみつるさんの動きに合わせて踊るようになる。毎回、最後は我に帰ったタツヤが吸盤を自力で外して帰ってしまう。後になるほど吸盤はパワーアップし、窓から落下したタツヤを救い上げたり、撲殺されたタツヤを生き返らせたりした。
[編集] ミラクルエース
- いじめられっ子のマサオ(浜田)と、正義の味方ミラクルエース(松本)のやり取りを描くコント。ミラクルエースの見た目は、手作りのお面、風呂敷のマント、腹巻&ステテコという冴えないもの。毎回、悪の戦闘員風のいじめっ子(板尾、蔵野、今田)からマサオを救うが、その後インチキ護身術を教えたり、使えないアイテムを高額で買わせたりするなど、ただのいい人では終わらない。浜田少年との会話で、家族の職業を始めとする個人情報をかなりしゃべってしまうが、どこの星から来たかだけはガンとしてしゃべらない。必殺技は「もー!」と言いながら相手を押すこと。コントの最後はマサオの「ミラクルエースか……、まだまだ謎が多いな!」の言葉で終わる。最終回ではサラ金に追い立てられたミラクルエースが夜逃げするところにマサオくんが出くわし、彼の本名が「和田」ということが判明する。
[編集] 迷惑
- 大学入試に向けて勉強する受験生と、そのマンションの上階に住む迷惑極まりない人々とのコント。東大受験のため、勉強に勤しむ受験生(浜田)。しかし、上階から非常にうるさくまたは耳障りな音(重量物を落とすような騒音や男の喘ぎ声)が聞こえ、勉強に集中できない。怒った受験生は上階へ乗り込み、「○○さーん」と呼び鈴を鳴らすが、中から応答はない。するとドアの鍵が開いている。そこで受験生がこっそり部屋を覗くと、住人が拡声器を使って「あぁ、あぁ~ん」と喘ぎ声を出していたり(蔵野)、4匹のゴリラが大暴れしていたり、博士と助手がバカでかい握り拳を機械で落下・上昇させていたり(板尾・松本)と、意味不明な行為を繰り広げていた。結局、受験生はそんな奇妙な住人に圧倒され、怒鳴り込まずに帰ってしまう。
[編集] 森の妖精
- 妖精(松本、今田)に苛められているウサギ(蔵野)を浜田が妖精を追っ払って助けるが、ウサギを粗末に扱い、先に進む、サイレント式のコント。下にテロップが出る。
[編集] や行
[編集] やすしくん
- 破天荒芸人・横山やすしのパロディ。基本は、やすしくん(松本)が横山往年の名ゼリフを連発し、「ちゃんちゃん(今田が「やっさん!」と声を入れる場合もある)」のジングルと共に寄り目で横山の顔マネをするというもの。酩酊したやすしくんはスラップスティックよろしく失敗を繰り返す。随所でプロポーズ大作戦のテーマ曲に乗せておどけた歌を歌ったが、「やすしのパンツ、ひかりのパンツ」「一八はまだ檻の中」など、家族までおちょくった内容も多く、物議をかもした。
- やすしくんがセスナ機「月光号」から落下して死亡するという内容の一週間後、横山やすし本人が死亡(なお、その日も「やすしくん」はサイフを落とす話が放送されていた)。但し息子の木村一八はこのコントを、「芸人として真似をされるのは名誉なことと思います」と語った。
[編集] 野生の王国
博士と助手(松本、浜田)が世界でも珍しい蝶の羽化の瞬間と称した様子を見ているが、実際に羽化して蛹から出てきたのは中高年の男性や柴犬だった。松本いわく「この(蛹の)ぬいぐるみはね、80万円かかってる」とのこと。
[編集] 妖怪人間
- 妖怪人間ベムの主人公キャラ(ベム、ベラ、ベロ)を演じる3人(今田、YOU、松本)が行うトリオ漫才。コントの最初と最後に三人がアカペラでテーマソングを歌う。松本が最後の歌を忘れて引っ込みそうになったこともある。別に妖怪人間ベムのキャラクターはなんら生きておらず、その無意味さがポイント。松本がボケ、今田がツッコミ、YOUが長作という役割。漫才のネタの質は無駄なほど高く、松本は「このネタで営業できる」と絶賛したこともある。ここでの漫才の内容の一部が、後にドラマ「伝説の教師」の中で松本と中居がやる漫才の元ネタになっている。
[編集] 横分金蝿
- 横浜銀蝿のパロディ。授業をサボっている浜田扮する不良に、文字通り髪の毛が横分け(7:3)のメンバーが歌いかけるというコント。単発コントとしては浜田の不良役がハマっていたり、板尾の天然や松本のアドリブが受けたりとで数回続いた。歌っていた「バリバリロックンロール」は松本の作詞作曲で、やはりというか、サビの前に語りが入る。毎回最後は歌が一通り終わった後、浜田が「かっこええ!」と締める。
[編集] よっ!ご陽気もの
- 旅館の一室で中年サラリーマンの客(浜田)と客と遊ぶのが好きな幽霊(松本)が体を使ったいろんなゲームをする。失敗すると幽霊は落ち込み、部屋に雨が降り出してしまう。音楽やダンス、立ち振る舞いが志村けんと加藤茶の髭ダンスを意識しているようにも見える。スペシャルではオリジナルの加藤と志村のヒゲダンスコンビとそれぞれのコスチュームをつけての対決も行った。
[編集] ら行
[編集] リアルQさん
- 『オバケのQ太郎』のパロディ。東野がQさん、蔵野がO次郎にボディペインティングで扮装。今田扮する正ちゃんにQちゃんと呼ばれると、「誰がQちゃんや~!?Qさんと呼ばんかい!!」と切れるのが毎回のパターン。Qさんと弟O次郎は不良で、バイクに乗ったり壁にスプレーで落書きをしていて、正ちゃんはいつも二人にはびびっている。「リアルポンキッキ」の後企画。
[編集] リアルポンキッキ
- 『ひらけ!ポンキッキ』のパロディ。YOUがお姉さん、蔵野がガチャピン、東野がムックにボディペインティングで扮装。ガチャピンとムックがポンキッキの収録を巡って大げんかになったり、お姉さんがガチャピンの子供を妊娠、しまいにはガチャピンがムックもお姉さんも殺して埋めるという極めてブラックな内容。ゴレンジャイに出た蔵野演じるリアルガチャピンがあまりのインパクトを残したため、このコントが生まれた。
[編集] 龍としのぶ 俳優養成テレビ小説
- 東野の演技力を鍛えるための実験的ドラマ。龍(東野)、しのぶ(YOU)、しのぶの父(浜田)を中心にドラマが展開される。しかし、いろいろな脇役で登場する蔵野の演技の下手さゆえに他の出演者が笑ってしまい、シリアスなドラマにならないことが多い。さらに、本来のセリフがテロップ表示されていたが、実際の東野のセリフがそれとはあまりにもかけ離れていた事も、他の出演者やスタッフの笑いを誘った。
[編集] 旅館
- 旅館に泊まりに来た今田と篠原夫婦。しかし、なぜか対応した中居さん(松本)の様子がおかしい。受け取った荷物を障子に向かって思いっきり投げつけたり、2人をことあるごとに侮辱する(「お前らは普段からろくなもの食べてない」、篠原に対して「穢れたからだ」等)。その行為に腹を据えかねた今田と一触触発状態に。中居さんと今田の対立は徐々にエスカレートし、中居さんが篠原に蹴りを入れたことで取っ組み合いの喧嘩に発展。最後に中居さんが夫婦に頭突きをお見舞いして「はぁーい」で部屋から退出。
[編集] 老夫婦シリーズ
- 老人(浜田)とその妻(松本)が迷惑行為を繰り広げるコント。温泉街で架空のアトラクション(「ラッキーストライカー」「キャプテンジャクソン」など)やストリップを興行していることが多い。若者三人(今田、東野、板尾)が訪れるが、老夫婦が食事してるところに粘土でできた玉をぶつけるだけだったり、夫が食事しながら「フー」と言うのを見るだけだったりと、ろくでもない内容ばかり。また検問所にも住んでおり、若者三人に通行料のお釣りを払わずそのまま食事を続けるなど、悪行の限りを尽くす。妻が高齢出産した事もあるが、案の定「局部をしつこく見た」など医師にいちゃもんをつけ、入院代をタダにしろとごねた。さらに夫は巨大生物の腸を収集しており、近所迷惑を考えず妻と腸を捨てる捨てないの大喧嘩を繰り広げる。