ザ・プロ野球
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『ザ・プロ野球』(ざ・ぷろやきゅう)は、JNN(TBS系列)及びBS-iで放送されているプロ野球中継のタイトル。
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[編集] 概要
ゴールデンタイムでの中継は主に横浜、中日、阪神、広島主催の巨人戦。但し系列局に地元プロ野球チームが所属する場合そのカードを優先して放送することもある。(例:CBC=名古屋は中日戦の主催ゲームを優先し、巨人戦はサブカード(VTRダイジェストや早終了時の予備対応)に廻す)また、キー局TBSが通常のゴールデンタイムのレギュラー(バラエティー)番組の放送でも系列局により(主にCBCとRCC)通常番組を休止(番組返上)し優先して放送する場合がある。但し、JNN報道特別番組が組まれた場合はJNN協定により「JNNのつく番組は同時ネット放送しなければならない」という規定があるためローカルでの中継放送は中止され、報道特番を最優先し、深夜の録画中継ダイジェスト放送に変更される。HBC、RKBは協定の関係からキー局TBSが対巨人戦放送時に限り差し替え放送を行い、TBSのバラエティー番組放送のときに差し替え放送が行なわれることは事実上まったくない。万が一この状態にならなくても単発スペシャル放送時の時間帯の差し替えに限られるため後日代替放送される。東北放送 (TBC)は2005年に1回だけTBSのバラエティー番組(4月20日放送分の「全員正解あたりまえ!クイズ第4弾」)放送時に差し替え放送で開幕戦の中継があったもののそれ以降はHBC、RKBと同様の体制となっている(年1回程度ゴールデン枠で差し替えとなる場合あり)。またMBSも放送権がある試合については、金曜日に巨人戦の全国放送がない時にもまれに大阪ローカルの差し替え(2006年シーズンは現在のところ4月28日に実施したが、予定していた5月19日は雨天中止のため差し替え放送なし)はあるものの、基本的にHBC、RKBと同様に差し替え放送は巨人戦の全国放送のときに限られ、殆どは差し替えなしで深夜に録画中継を行う。
BSデジタル放送・BS-iでは、横浜主催ゲームを巨人戦の地上波同時放送を含め年間20試合前後を試合終了まで、2005年シーズンより中日対巨人戦、広島対巨人戦、セ・パ交流試合の東北楽天対巨人も地上波同時放送で数試合中継している。これにより差し替え放送となる地域やTBS系列局のない地域でも対巨人戦の中継を見ることができるようになった(近隣府県のJNN系列でも視聴可能、但し阪神対巨人戦は放送されない)。なお、西武主催ゲームは、地上波TBSを含め2005年度は放送されなかったが、2006年度は10月7日に行われたパリーグプレーオフ第1ステージ第1戦(対福岡ソフトバンク戦)の試合を放送した。
ちなみに、昔からJNNで放送されるゴールデンタイムの野球中継は決まって水曜・金曜・日曜に放送されることが多い。1975年3月30日までJNN系列で、今はANN系列のABCが、水曜と日曜に阪神戦(甲子園、大阪ドーム主催ゲーム)を必ず放送することと、その逆で金曜日にJNNナイターを組むのは、毎日放送が同じ日までANN系列だったことから、1974年まで金曜ナイターを放送したことによるものであって、腸捻転時代の名残ともいえる。
[編集] 基準放送時間
- 地上波
- 平日:18:55~20:54
- 土曜日&日曜日:19:00~20:54
- 2005年はナイターの場合が多かったが、2006年シーズンはレギュラー時の番組枠(「さんまのスーパーからくりTV」、「どうぶつ奇想天外!」)確保の理由から日曜日分はデーゲーム扱いに変更された(デーゲームでは球団の持つ地域のみでの放送が多く、デーゲームの放送のない地域ではTBS系のバラエティー・ドラマの再放送や他系列の番組を放送することが多い)
- 試合展開に応じて最大21:09まで延長あり(2005年8月までは最大21:24までだった。巨人戦の視聴率低下に伴い、フジテレビに次いで延長時間を短縮 2006年8月以後延長オプションなし)
- 2007年は3月30日の放送は21:24まで延長あり。しかしそれ以降は原則として延長は無し。
- CS放送によるトップ&リレー中継
横浜、中日、広島戦(広島戦は2005年シーズンより)およびセ・パ交流試合の東北楽天戦はTBSニュースバードで、阪神戦はGAORA(Tigers-ai制作・試合終了後ノーカット録画中継もあり)でそれぞれトップ&リレーナイターが行われている。なお、消化試合に関係なく地上波での全国中継がない場合(地上波がローカル中継の場合も含む)はBS-iと同様完全生中継で放送される。また、2007年シーズンからはTBSニュースバードでトップ&リレーナイターがあるときに限り、試合終了後、3時間のダイジェスト形式による録画中継も放送される。
BS-i
- 17:58~(基本的に試合終了まで放送)
- 放送延長時、20:54~22:00までに終了の場合、22:00以降の番組は定刻通り放送される
- 2007年3月30日(金)の瞬間最高視聴率は18.4%(『王様のブランチ』 TBS瞬間視聴率ランキング(2007年4月7日放送分)より)で、原巨人が今シーズン初勝利(ビジター開幕戦)を収めた瞬間だった
- 2007年4月11日(水)は18:00~20:54(最大延長22:24まで)
韓国SBS
- 韓国では李承燁が読売ジャイアンツに移籍してから読売ジャイアンツの人気が上昇傾向で、他の日本のプロ野球球団よりも認知度が高い。その為韓国SBSのケーブルテレビチャンネル「SBSスポーツチャンネル」で毎日、時々地上波で巨人戦を中継している。但し巨人戦のみなので横浜-阪神・ヤクルト-広島戦など他球団同士の地方局製作中継は放送されない。また実況などはSBS側で差し替えているが、TBSテレビ(もしくは地方局製作)の海外向け映像をそのまま使うため、日本側の実況者の顔が映ることもある。但し巨人戦は日テレが製作する場合が多いため、これは稀である。
[編集] 変遷
[編集] 番組タイトル
- ~1995年:「○曜ナイター」。1993~1995年は「BANG! BANG! BASEBALL」というサブタイトルがあった。
- 1996年~2001年;「JAPAN MAJOR BASEBALL~全ての野球少年のために~」。
- 2002年~2005年:「ザ・ベースボール」(TBSラジオと共用)。2003年~2005年は「THE BASEBALL 野球烈闘(西暦)」(スローガンは、『日本列島を野球烈闘に』。2003年度の同番組のポスターにも書かれていた)
- 2006年:「ザ・プロ野球」。同時に、TBSラジオも「TBSラジオ エキサイトベースボール」に変更。
※また、日本テレビのプロ野球中継も2002年~2003年に「THE BASEBALL」のタイトルを使用していた(正式には「THE BASEBALL (西暦) バトルボールパーク宣言」)。
[編集] テーマソング
- 1994年度…「Bless You」 TOSHI
- 1995年度…「Shining」 HOUND DOG(シングル「さよならの向こうに」C/W。※1)
- 1996~2002年度はなし。
- 2003年度…「Perseus-ペルセウス-」 島谷ひとみ(※2)
- 2004年度…「Smile on me」 SEIKO&Crazy.T
- 2005年度…「HEY!」 m-flo loves Akiko Wada
- 2006年度…「モグラライク」 PUFFY(※3)
- 2007年度…「Beautiful Flowers」 BoA(※3)
それ以前は、TBSスポーツテーマ曲『コバルトの空』(作曲:レイモンド服部)を使用していた。なお、上記の通りテーマソングが無かった1996~2002年度は、一時期同曲のアレンジ(シンセサイザー)バージョンが使用された年度もある。
腸捻転時代の朝日放送は、『ウィーンはいつもウィーン』(行進曲)を使用、NETテレビ(現・テレビ朝日)系列にネットチェンジ後も全国ネットでは1989年まで、ローカル放送では1997年まで引き続き使用していた。(同じ時代にNET=テレビ朝日の系列だったMBSに関してはタイケの「旧友」をテーマソングにした)
(※1)1995年11月から1996年1月にかけて放送されたRCC制作駅伝中継「広島県高校女子駅伝」「中国中学校駅伝」「中国女子駅伝」「中国山口駅伝(TYSと共同制作)」(いずれも中国新聞社主催)テーマ曲としても使われた。
(※2)中継内では、基本的にシングル収録のものとは別バージョンのものを使用。ただし、TBS製作の中継ではシングル収録のものと同じものを、オープニング以外で使うこともあった。
(※3)MBS毎日放送テレビでは阪神戦中継時に限り、このテーマを使用せず、次のテーマ曲を使用する。(関西ローカル時間帯のみ)
- 2006年度…「ENERGY」ROAD OF MAJOR
- 2007年度…「スクリーム」倭製ジェロニモ&ラブゲリラエクスペリエンス
また、CBCテレビ製作のドラゴンズ戦中継(ローカル放送)では2007年シーズンから『Rising Dragon』(SEAMO featuring 2BACKKA)を使用する。
[編集] 特徴
[編集] ウルトラスロー6000
まず、第一に挙げられるものとして、『ウルトラスロー6000』がある。これは、1秒間に6000分の1コマの速さで再生できるスローカメラである。
また、どうしても画面全体が暗くなってしまう特性があるらしく、ナイターの場合では、ボールの握り方やスイングを見ることを主な目的として使用している。しかし、デーゲームの場合は、昼間のため画面全体が比較的明るいので、クロスプレーになった際に確認するためなど、幅広く使われる。
[編集] MATCH UP(マッチアップ)
これは、対戦相手同士の2人の選手がどれだけ調和しているかを比較するものである。たとえば、マウンド上のピッチャーと、バッターボックスに立っている打者とを、これまでの打率などのデータで比べたりする。ちなみに、2003年はあまり使っていなかったTBS製作の中継でも、2004年より使用頻度が高まった。(但し、TBS独自の効果音を使用)
また、2004年の一部の中継のみ、オープニングの前に「今日の見所~MATCH UP~」と題して、試合のポイントを紹介していた。
[編集] HotZone(ホットゾーン)
これは、あるバッターが、ストライクゾーンを9等分したときにどの位置が得意・不得意なのかを示すものである。「MATCH UP」と同様に、不定期で表示される。
最も得意な所は赤、不得意な所は青等で色分けされる。
[編集] 字幕テロップ
TBS制作の中継では自社デザインのものを、またMBS・CBC制作の中継の時は各社独自デザインのテロップを使用している。なお、以前はCBC・RCCも全国ネットの中継時に得点・カウント表示以外は2002年前半戦はTBS、2002年後半戦~2004年(CBC)・2006年(RCC)はMBSのもの(得点・カウント表示はCBCは自社コーダのもの、RCCはMBSのもの)を使用していたので、2002年後半戦以降の放送では必ず制作協力に「毎日放送」とクレジット表示されていた。
なお、2007年の開幕戦から、RCCもテロップを更新したが、全国中継で使用するかどうかは現在のところ未定。全体的にCBCデザインに似ているが、選手名がTBS・MBSに準じて明朝体となっている等一部独自色を出している部分もある。
各種を比べると、特に極端な違いは無いが、球速表示をMBSのものはカウント表示の「○表orウラ」(「回」は表示なし)の所を回転させて出すようにするなど、結構凝っている。それに、テロップを出す際の効果音も異なる。ただし、2004年の日本シリーズ第5戦で使用されたものは、この回転するという効果は無く、一般的な字幕スーパーになった(その他、特別な場合のテロップなどに関しては、「特別な場合」も参照のこと)。
TBSのものは、打席やマウンド等の個人成績の表示では選手名のフォントが大きめで、その部分の背景は明るい色となっている。また、CBCのテロップは、打席やマウンド等の個人成績の表示では選手名がゴシック体となっている。
- その他、主なテロップの違い
- 点数表示(得点が入ったとき)
- TBSデザイン=大きめの文字を、画面にすばやく表示。そして、加点された方のチームの数字テロップが光る。(数字の色はゴールド系のものを使用)また、RCC(2006年まで)、RKBのローカル中継のときは、旧式のものを使い、加点されたチームの数字が横に回転する(旧式がTBSで使われたのは2003年途中までで、TBSの場合はチームロゴの下にチーム名を表示した。現在はRKBがこの旧式を使用。表示例:読売巨人軍→巨人)。
- MBSデザイン=得点の入ったチームの方の数字テロップに、加点分のボールが飛んできて、得点追加後の点数に切り替わる(数字の色は白色文字に青色の縁がされている。但し2002~2003年はゴールド系の色で、現在より平面的であった)また、チームのロゴにも立体感がある。チームロゴの下のチーム名はTBSと異なる(表示例:阪神タイガース→TIGERS、但し2002~2003年は片仮名でタイガースと表示、2001年はTBSと同様に阪神と表示)。1995年から2001年まで使った点数表示テロップはTBSと類似したものだったが、2000年までは色が違っていた。
- CBC・RCCデザイン=形状はTBSに似ているが、加点されたチームの数字が横に回転。ただし旧式(CBC自体は2003年まで使用、2003年までのTBSや現行のMBSと異なりチームロゴの下にチーム名がない。この表示は2006年までのRCCのローカル中継で使用)ではなく、立体的に表され、回転が速い。2004年(RCCは2006年)までの全国放送の際は、カウント表示以外(RCCはカウント表示も含めて)MBSデザイン(2002年前半はTBSデザイン)を使用していた。
- スタメン紹介
- TBSデザイン=チーム名の入ったプレートが、左側から出てくる。その下に、選手紹介を回転して表示。2005年度からは、チームのロゴと選手紹介のプレートが順に手前から表示される。
- MBSデザイン=チーム名の入ったプレート、選手紹介が、順番に上から下へ回転しながら表示。日本シリーズの場合は、新たにシリーズ中継用のテロップを用いることもある
- CBCデザイン=形状はTBSと同様。
- RKBデザイン=チーム名の入ったプレートがフラッシュ表示されたあと、その下に選手紹介プレートがひとつひとつ順番に左からスライドして表示される。
- ハイライトの回数表示
- TBSデザイン=大き目の数字で、回数が表示。2005年度からは、白黒のスタジアムを背景に、イニング数が表示される。
- MBSデザイン=ボールが下から上へと転がり、その手前に回数が表示。2005年度は、TBSと同じものを使用している。
- CBCデザイン=「Today's Hirai's」と出てそのまま始まる(回数表示なし)。
- カウント表示
- TBSデザイン=手前から動きをつけて表示。ストライク、ボールなどのカウントの白い丸は、光って表示。球速表示は、別欄に動き無く表示(RCCのローカル中継も同様)。
- CBCデザイン=TBSデザインのものと似たものを使用するが、公式戦で使用したものは動きは一切なくされ、また、チームの頭文字が斜体となっていた。2006年の日本シリーズでは、スポンサーロゴから変化して、TBSデザインと似た動きがつけられたものが新調され、チームの頭文字も斜体ではなくなった。
- MBSデザイン=2002年以降の表示は、基本的に、立体感がある。表示する際は、右横から動きをつけて表示。ストライク、ボールなどのカウントの白い丸は、光って表示。球速表示は、イニングの部分を半回転させ、スピードを表示。(球速が150km/hを超えると、オレンジ色の大きな文字になる。これはRCCの全国中継でも同様。但し・時々別欄に動き無く表示となる場合もある)
- RCCデザイン=動きは一切ないが、TBS同様にカウントの白い丸は光って表示。得点の数字は斜体になっている。また、「○回表orウラ」と、「回」の文字がある。
- RKBデザイン=基本的にはTBSと全く同じデザインであるが、2006年より球速表示がMBSの様に半回転されるようになった。TBSとMBSの両タイプをどちらも採用していると言える。
2003年の日本シリーズ第1戦・ダイエー×阪神戦(福岡ドーム)では、ローカル中継ではTBSデザインのテロップを使用するRKBがMBSデザインのテロップを使用した。また、2004年10月22日に放送した、日本シリーズ第5戦・西武×中日戦(西武ドーム)では制作のTBSもMBSデザインのテロップを使用して中継を行った。
1995年から2001年までは、RKB以外は左上にチームの得点表示、右下にはカウントを表示していた(チーム名は頭文字ではなく、チームロゴ)。RKBのみ左下に一括表示しており、チーム名もアルファベット頭文字を使用していた(2000年の日本シリーズでは、全国放送でもこの形が使用された)。2000年から2002年までの球速表示はTBS・CBC・RKBはカウント表示の左側に表示していた。RCCは1990年代半ばまでは画面左下に、それ以後はカウント表示左側に表示していた。MBSは未確認。
[編集] オープニングの相違
上記の字幕テロップ以外にある違いは、オープニングである。TBS製作の場合は、放送開始の始めにオープニングのムービー(タイトルロゴ)を流し、その日の対戦チームと球場名を表示して、そのまま中継へという流れになる。また、この本放送前に、見所などを紹介し、いったんCMを流してから、という構成になることもある。それ以外の、CBCなどの製作の場合は、まず、オープニングムービーのみを放送し、CMをはさんで本放送という流れになる。(このとき、対戦相手の表示をオープニングではしていない為、点数表示と球場名を代わりに表示する)また、オープニングを放送し、CMをはさんで、まずここまでのハイライトを放送し、もう一度CMをはさんでから本放送という場合もある。
全体的に、あまり詳しいことまでは決まっていないようで、大まかな流れ以外は変則的に変わる。
[編集] 文字による情報
イニング攻撃中などに、他球場の経過を表示する場合には、TBS系で用いられる“ジ~ン”(「人」のロゴマークキャラクター)が描かれた円柱を横にした形のものが、左下から回転しながら登場し、その中から文字を表示するための台座が表示されるというアニメーションを用いて表示する。その台座の上に他球場での動きや経過を文字で表示する。 また、ハイライトムービーの時に、「HIGHLIGHTS」とし、そこまでの経過を文字でも伝えるという手法を取り入れている。(必ずとは、限らない) ちなみに、この場合は、左下からではなく、左上から表示される。また、台座の色も、他球場の時には緑色なのに対し、青色で表示される。(文字の色は、どちらとも黄色) 2006年度の中継からは、画面上に他球場の得点表示をする。得点が入ったり、試合が終了した時は、黄色で表示される。
[編集] オープニングロゴ
ザ・プロ野球では、オープニングの際に、短めのオープニングムービーをテーマソングにあわせて流す。基本的に、どの局も一緒のものを使うのだが、多少違いが出ている部分がある。
それは、修正されたかされていないかの違いである。
2004年までの2年間で見ると、その年の一番最初に放送されたのは、CBC製作の巨人VS中日戦なのだが、この際に使われるムービーが、その年のオープニングの基本となるわけである。その後、TBSではこの最初に使われたムービーをそのまま使用する。それに対し、その他の局(CBC・MBSなど)では、このムービーを多少ではあるが修正したものを使用する。2年間の分をまとめると、以下のようになる。
- 2003年 TBS=そのまま使用 CBCなど=音ズレなどを修正(※1)
- 2004年 TBS=そのまま使用 CBCなど=画面に合わせ、大きさ・比率を変更(※2)
(※1)RCCでは広島ローカルの広島vs阪神戦で一足先に使用していたが、当初から音ズレなどを修正したものを使用した。また、当初はその翌日の広島vs巨人戦が全国中継での初使用となる予定だったが、雨天中止となった。
(※2)RCCでは全国中継では大きさ・比率を変更したものを使用したが、ローカルではTBSと同じ比率のものを使用した。
[編集] エンディング
中継終了時の終わり方については、パターンがいくつかある。
2003年度は、原則としてテーマソングをかけて、終わるというパターンであった。
しかし2004年度は、原則として試合が終わってなければ曲を流さずに終わるというパターンになった。
試合が終わった後であれば、テーマソングをかけて終了する。だが、試合中断中に中継終了時間を迎えた2004年9/15の放送では、テーマソングをかけて中継を終了したという例外もある。
また、2004年9月23日に放送された巨人VS横浜のデーゲームの試合では、一度曲をかけずに中継本編を終了させ、CMを挟み、当日の試合のいろいろな場面を15秒ほどでまとめたものを、テーマソングをかけながら終了という形態をとった。
[編集] ナイタースペシャル
ごくたまに、TBS製作の場合では、サブタイトルを「○○(企業名)ナイタースペシャル」と題して放送する時がある。これは、通常のスポンサーはある程度の時間内で提供をするのに対し、それ以外にもう1つ中継の最初から最後まであるスポンサーが提供して放送するときの事で、○○の中には、その1つの企業名が入る。
2004年度は、三井住友銀行や映画「アイ、ロボット」などが、それに該当する。
[編集] BS-iの双方向企画
BS-iで放送される横浜戦では、BSデジタルの双方向機能を活用した視聴者参加企画がある。(2005年シーズンからは中日戦、広島戦、セ・パ交流試合、日本シリーズなどBS-iで放送される試合すべてが対象となった)
- 勝敗予想
- 横浜ビンゴ(ビンゴのマス目に横浜の選手を入れ、ヒットを打った選手でビンゴが成立するようにする)
- 次の一球大予測(次の投球のコース・球種を予想する)
正解者にはそれぞれプレゼントがある。
[編集] 制作局について
ザ・プロ野球の全国ネット制作局は、2004年度までの1年間を通して見ると、TBSとCBCが主である。そのため、中継試合も中日ドラゴンズ戦や、横浜ベイスターズ戦がほとんどであった。 しかし、2005年度は中日戦の中継数が減り、代わりに横浜戦に次いで広島戦の中継が多くなった。(これは、9月23日・25日放送予定分を差し引いた場合の割合である)
また、中継のタイプについては、大まかにTBS制作、CBC制作、MBS制作の3つに分けることができる。
[編集] ヤクルト戦について
TVでの東京ヤクルトスワローズ戦の放送権を持っていないTBSは、TV中継とラジオでのヤクルト戦中継が重なっている際に、ヤクルト戦が行われている球場に居るアナウンサーにリポートしてもらうことがある。これは、ヤクルト戦以外の場合でも行われている手法である。様々な場合があるが、ヤクルト戦情報を補うには、このような処置が取られる。なお、最近ではフジテレビ及びフジテレビ739の中継映像をTBSがスポーツニュースの素材などに使用、野球中継でも随時VTRで挿入しているため、上記のような措置はあまり取られることはない(逆にフジテレビはTBSの横浜戦中継映像をスポーツニュースの素材などに使用している)。
なお、1975年まではヤクルト戦の放送権も持っていた。これは大洋球団(現在の横浜ベイスターズ)の独占放送権をTBSが持っていて、放送日のない曜日(=水曜日と日曜日以外)の試合をフジテレビの放送権と交換していた事によるもの。1975年大洋球団の独占放送権がNETテレビ(現在のテレビ朝日)に流れたため、この関係は崩れたがフジの好意により、MBSの持つ金曜日の阪神戦(※)と引き替えに2試合中継した。現在のところ、TBS系のヤクルト戦はこれが最後となっている。
(※)当時TBS系は金曜日にナイターを編成していなかった。MBSが金曜日に持っていたのは腸捻転の名残。
[編集] 特別な場合
ペナントレースの試合はザ・プロ野球という題名で放送されるが、それ以外の日本シリーズ・オールスターゲーム等の特別な試合の場合はこのタイトルはつけない。しかし、そのような場合に使用されるテロップやムービーなどは、ザ・プロ野球で使用されているものと同じものを使う。ただし、2004年度に行われたアテネ五輪の野球中継の場合は、2004年の初めまでTBSで使用されていた旧型の点数表示のテロップを使用した。
また、2004年度に、ファイターズが北海道に移転したのに伴い、HBCでは、ゴールデンタイムに巨人戦(この日キー局TBSではナゴヤドームの中日対巨人戦を放送)を放送せず、日本ハム戦を放送するという、初めての試みが行われた(HBCの巨人戦差し替え放送は2004年度では唯一この日のみ)。この際にも、野球烈闘という名前で放送した。点数表示のテロップは、TBS(旧型のもの)を使用し、ハイライト時のテロップはMBSなどで使用されているものを使い、その表示や効果音なども、簡略化されたものであった。
[編集] ベイスターズガール
2003年度は、ベイスターズを応援するベイスターズガールとして、モデルなどで活躍中の制野愛を起用した。
ベイスターズガールとしての主な活動内容としては、試合観戦・応援・中継でのベンチリポートなどが挙げられる。
制野はこの仕事が縁で中嶋聡捕手と知り合い、後に結婚した。
[編集] スポンサーの提供クレジット
スポンサーの提供クレジットが異なる。 ローカルスポンサー→全国スポンサー→ローカルスポンサーが入るが、TBSの表示は この時間は スポンサー名 がお送りします(お送りしています)
表示位置は画面の下中央に表示される。 2004年の放送カード・全試合の全国スポンサーのテロップ出しはTBS出し。 それ以外の全国スポンサーのテロップ出しは阪神戦時はMBS、中日戦時はCBC、ソフトバンク戦時はRKBがテロップ出ししている。
また広島戦は2003年まではRCC出しだったが、2004年以後はTBS出しになっている。これはRCCが地上デジタル放送を実施しておらず(2006年10月本放送開始)、CM送り出しに対応していなかったため、全国スポンサーのテロップとCMの送り出しをTBSに委託したためと思われる。
スポンサーの読み上げは水曜日は実施しない(水トク!はテロップ表示だけであるため、2006年度までは金曜日)
スポンサーは通常の編成の番組と同じスポンサーである(P&G、ユニリーバはプロ野球中継の時、スポンサーとしては参加せず。今までは参加していた)。
BS-iは原則地上波と同じスポンサーとなっている。
TBSニュースバードは完全生中継の放送を含めて提供クレジットの表示は一切なし。
[編集] 2003年の出来事
- 2003年9/15(月) 中日ドラゴンズVS読売ジャイアンツ ~ナゴヤドーム~
この日は、阪神タイガースのマジックが1となっており、その日行われていた対象チームのヤクルトスワローズの試合でも、ヤクルトが横浜に大量リードを奪われていたため、タイガースの優勝が確実であった。そして、中日ドラゴンズVS読売ジャイアンツ戦中継中に、ヤクルトが負け、阪神タイガースの18年ぶりの優勝が決定。中継内では、星野仙一監督のインタビューも放送された。しかし当日阪神タイガースVS広島東洋カープの試合の中継権を関西テレビ放送(フジテレビ系列)が持っていたため、胴上げ&星野監督のインタビューはフジテレビがその日放送していた、世界柔道を中断して独占生中継で流した。(サンテレビジョンとNHK衛星第1テレビジョンでも当日の試合と優勝の瞬間を生中継した。)TBSは、ヤクルトが横浜に負け、ゲームセットのシーンしか生中継で放送できない事態が起きた、ちなみにTBSが放送したのは、星野監督インタビューが終わりフジテレビが世界柔道の画面に戻ったときに、胴上げのシーンから録画で放送された。また、阪神がリーグ優勝した為、放送時間内のローカルのCM枠がなくなり、延長せず定時終了した。17(水)も同カード放送時も定時終了した。
[編集] 2004年の出来事
- 2004年7月19日~25日 ナイターウィーク
2004年7月19日~25日にかけての1週間を、ナイターウィーク(HRクイズ)と命名して放送した。この1週間は、ナイター中継日数が集中しており、行われた企画である。その1週間のうちの中継日の中継時間内に出されるキーワードとホームランを誰が打つか視聴者が予想し、正解し当選した者には、賞金が与えられるというものであった。ちなみに、賞金の金額、その他は以下のとおりである。
また、この1週間の金・土・日曜日には、宣伝も兼ねて様々なゲストが横浜スタジアムで始球式を務め、その後試合観戦を楽しんだ。詳細は、以下のとおりである。
- 7/23(金)米倉涼子(TBSラジオ ザ・ベースボールのイメージキャラクター)(※1)
- 7/24(土)水野美紀(TBS系で放送中のドラマ、日曜劇場「逃亡者」に出演)(※1)
- 7/25(日)みのもんた(当日は、映画「アイ、ロボット」の公開を記念し、『アイ、ロボットナイタースペシャル』として放送。ロボットをアシスタントとし、始球式に望んだ)
(※1:RCCでは、ローカル中継が組まれたため始球式の様子は愚か、HRクイズの挑戦すら出来ないという事情があった)
- 9/15(水) 広島東洋カープVS読売ジャイアンツ ~広島市民球場~
この日の中継では、試合途中に度々落雷が起こっていた。そして、9回表に清原(巨)が林(広)からデッドボールを受けた直後、広島市民球場の一部の照明灯が停電により点灯しなくなり、球場全体の照明灯の内およそ半分が消えるという事態が起きた。結局、停電中に中継時間が無くなり、中継終了となった。
- 9/19(日) 中日ドラゴンズVS読売ジャイアンツ ~ナゴヤドーム~(予定カード)
9月17日に日本プロ野球選手会が、9月18日・19日のストライキ決行を発表したため、この日の中継は幻となってしまった。ちなみに、この日はゲストにタレントの石橋貴明を迎えての放送となる予定であったが、当然中継はおろか、試合自体もされなかったため、出演も無くなった。また、この日が野球烈闘では、2004年度の中日VS巨人カードの全国ネット最後の放送日となる予定であった。
- 9月23日(木曜・祝日) 横浜vs巨人(横浜スタジアム)
この日は巨人のビジターゲームとしては1993年10月の中日戦(ナゴヤ球場)以来のデーゲーム開催となり、一部の地域で生中継(14:00-15:55)が行われた。
2004年10月16日より開催の日本シリーズ(中日ドラゴンズVS西武ライオンズ)、JNN系列では第1戦(ナゴヤドーム、16日)第5戦(西武ドーム、21日)第7戦(ナゴヤドーム、25日)の3試合の中継を担当。制作はナゴヤドーム分がCBC、西武ドーム分をTBSが担当した。BS-iでも第1戦、第5戦は同時放送された。
また、中継の際には、一般的なテロップだけではなく、バーチャル映像も駆使された。ちなみに、日本シリーズで野球烈闘の名前を出したことは無かったが、10/21の第5戦のエンディングで、「Smile on me」が流れた際に、“The Baseball 野球烈闘 2004 テーマソング”とテロップで紹介された。
10月16日の第1戦中継で、試合開始から実況を担当したCBCの塩見啓一アナが放送途中で血圧上昇によりダウンするというハプニングが起きた。後半(7回表から)は同局の久野誠アナが実況をつないだ。(中継終了後日にCBC公式ホームページ「魅惑のアナウンス室」塩見アナウンサーの日記に交代の経緯を記している。)
[編集] 2005年の出来事
- 5月6日(金曜) 「交流戦初戦祭り」
同年度から導入された2005年日本生命 セ・パ交流戦(日本版インターリーグ)の開幕戦の気運を盛り上げる企画として、フルキャストスタジアム宮城の東北楽天vs巨人戦を中心に、当日JNN各系列局で中継される交流戦開幕カードの試合開始直後の模様を生中継する企画。17:50~18:55が全国放送。18:55から20:54(楽天vs巨人の試合の展開により21:24までオプション)は下記放送局では以下のカードを、それ以外は楽天vs巨人を放映した(楽天vs巨人はBSデジタル放送のBS-iでも試合開始から終了まで完全生中継で放送したため差し替え放送となるHBC、MBS、RCCのエリア地域およびTBS地上波系列局のない地域でもBS-iと近隣府県のJNN系列局により視聴できた)。
- HBC、MBS 北海道日本ハムvs阪神(札幌ドーム 中継映像はネットしたが出演者・内容はそれぞれ独自に行った)
- RCC 広島vs西武(広島市民球場 本来中継されるべきだったはずの楽天vs巨人戦は2元中継の関係で画面の右上に映された)
- その他中継はないもののTBSがスポンサーの横浜vsロッテ(横浜スタジアム)からの中継も行われた。
- 6月21~23日(火~木曜)
横浜ベイスターズの抑えのエースであり、日本球界史上最高球速(159km)を持っているクルーン投手が160km以上の球速を出した場合、視聴者の中から抽選でその球速と同じ額の賞金(例えば161kmが出れば、161万円)を贈呈するという企画を行った。しかしこの3連戦中、クルーンは記録更新どころか全く登板しなかった。このため、2005年のシーズン中に記録を達成すれば賞金を贈呈という趣旨に変わった。その後、クルーン投手は7月19日の対阪神戦で161kmをマークしたため、応募者の中から抽選で1名に161万円が贈呈された。
- ※但し以下の放送局は他チームの試合に番組を差し替え、ないしは2元中継をしたが、BS-iで完全生中継されており、それらの地域でもBS-iと近隣府県のJNN系列局では視聴できた。
- 6月21、23日のMBS・CBC=阪神vs中日戦(大阪ドーム)
- 6月22日のTBC=東北楽天vsソフトバンク(フルキャストスタジアム宮城)
また中国放送では3日間とも広島vsヤクルト戦に差し替えられ、翌24日の中日戦(=巨×神のカード差替え)も含めて「RCCカープスペシャルウィーク 鯉祭り」と題して放送された。ちなみに23日の試合で広島・野村謙二郎選手が2000安打を達成したが、野村選手が2000安打をいつ・どのような形で達成するかを予想するクイズが行われた(結果はシングルヒット)。
- 8月23日~25日(火~木曜)
「横浜vs巨人戦夏休みダブルチャンス」として、2つの現金プレゼント企画が為された。
- クルーン投手が登板し160km以上の球速を出した場合、その日の最高球速分の賞金を各放送日につき1名(例:160kmなら160万円、162kmなら162万円)に贈呈する。6月の同種企画と違い、応募には番組内で発表されるキーワードが必要だった。しかし、またしても期間中にクルーン投手が一度も登板しなかった。火曜・水曜の応募者(木曜は試合が雨で中止になったため応募なし)に対しては、8月31日の対広島戦でクルーン投手が160kmを記録したため、応募者の中から抽選で1名に160万円が贈呈された。
- ホームランプレゼントとして、ソロHRで10万円、2ランで20万円、3ランで30万円、満塁HRは40万円の賞金を1本あたり1名にプレゼントする(なおホームランプレゼントのみ、26日の阪神-巨人戦も対象となる)。応募はTBS携帯電話サイトからのみ。
- また23日の試合ではボクシングの東洋太平洋フライ級新王者・亀田興毅をゲストに迎えた。25日は2005年度の番組テーマ曲「HEY!」を「m-flo loves AKIKO WADA」の一員として参加した和田アキ子をゲストに迎える予定だったが、試合中止となり出演できなかった。
尚、東北放送では23日のみ楽天vsオリックス戦を放送したが、BS-iと近隣府県のJNN系列局にて中継を視聴可能。(RKB毎日放送では25日のみロッテvsソフトバンク戦への差し替えが予定されていたが、千葉・横浜とも雨により中止となったため、通常編成に差し替えとなった)
また、中国放送では3日間とも広島vs阪神戦に差し替えられ(BS-iと近隣府県のJNN系列局で視聴可能)、番組内では「夏だ!カープだ!RCC鯉祭り」として、3日間それぞれにカープのマスコット・スライリーが随時登場して番組内でキーワードを発表し、それを3日分全て集めて応募した人から抽選で映画『ファンタスティック4』の協賛により9月3日のデーゲーム・巨人戦に招待するという企画が行われている(ちなみにキーワードは『はなび』だった)。
- 9月3日(土曜)、18日(日曜)
巨人・ビジター戦のデーゲームを中継放送。(2日間とも14時-15:54放送。4日は広島市民球場での広島戦、18日は横浜スタジアムでの横浜戦。なお16日の試合=8月25日開催中止の予備日程もTBS系列の担当だったが、地上波は東京ローカルの深夜録画中継のみとなった。なお、この試合はBS-iとJNNニュースバードで完全生中継で放送されたため事実上全国で視聴することができた)
- 9月23日(金曜)、25日(日曜)
当初全国中継を予定していた中日vs巨人戦が東京、名古屋地区のローカル放送のみに。(東京は録画中継、名古屋は生放送、この試合もBS-iとJNNニュースバードで完全生中継で放送されたため事実上全国で視聴することができた)中日にもわずかながらリーグ優勝の可能性があったが、自力優勝がなくなった巨人絡みの試合の視聴率低下につき、全国生放送を返上したもの。
- 10月12日(水曜)
パ・リーグプレーオフ第2ステージ、福岡ヤフードームの「ソフトバンクVSロッテ」の中継をBS-iでハイビジョン完全中継で放送。地上波では、RKB毎日放送のみの生中継ローカル放送となった。(ランニングスコアのテロップでは「RKBエキサイティングホークス」のタイトルは使わずに、「プレーオフ2ndステージ 第1戦」と表示していた。)そのため本来放送される「知ったかぶりクイズ!あなた説明できますか」(MBS制作)のスペシャル版は10月16日午後に代替放送された(通常は協定により特例の場合を除き後日の代替放送はできないことになっているが、これはあくまで特例の措置であるため後日の代替放送が認められた)。
- 10月26日(水曜)
日本シリーズ第4戦、阪神甲子園球場の「阪神VSロッテ」の中継をMBS制作でTBS系列地上波とBS-iの同時放送で完全生中継。ロッテが4連勝し、31年ぶりに優勝を決めた。その為「お笑いLIVE10!」以降から1時間遅れで放送した。
番組終盤にはMVPのインタビューの途中に「お笑い-」の番組宣伝の後、十数秒後にふたたび「お笑い-」のジャンクションを放送した。なお、この日は日本シリーズがなければ「お笑い-」の初回2時間スペシャル(20:00~21:54)であった。
(2003年~2005年の番組タイトル名は『THE BASEBALL 野球烈闘』)
[編集] 2006年の出来事
- 4月9日(日曜)・6月25日(日曜)
中日vs巨人戦がデーゲーム(14時開始)となるため、中継が名古屋・東京地区のみ(マスターズゴルフトーナメントのハイライト放送の関係で14時から15時の1時間のみ)となる。但し、試合開始から終了まで完全生中継を行ったTBSニュースバードと15時以降中継を行ったBS-iで全国で視聴可能であった。6月25日のデーゲームは15:30までの放送だった。
- 5月19日(金曜)
東北楽天ゴールデンイーグルスvs巨人戦の中継が宮城県(東北放送)のみのローカル放送となる予定だったが、雨天中止となり放送されなかった。なお、BSデジタル放送ではBS-iではなくBS朝日が中継を行う予定だった。中止となった試合は6月20日火曜日に振替試合を行なったが、協定の関係やFIFAワールドカップ関連番組の兼ね合いから、23時59分~翌2時30分の録画中継放送となった(生中継はBS朝日で放送された)。 また、同様に毎日放送の関西地方ローカル中継で予定していた阪神vsオリックス戦の中継も雨天中止となり放送されなかった。中止となった試合は5月22日月曜日におこなわれたが地上波テレビの放送は協定の関係上、深夜(5月23日火曜日1:40~2:40)の録画中継に変更となった。 なお、中継放送が中止となった東北放送と毎日放送は通常通りTBSから「金スペ」を放送。
- 6月27日(火曜)~29日(木曜)
横浜vs巨人戦のナイトゲームの中継は27日と29日は地上波での中継放送は録画も含めて行われず、BS-iとTBSニュースバードの衛星2波での完全生中継での放送だった。28日(水曜)は通常通り地上波とBS-iで中継放送を行ったが、チューリップテレビ(TUT)、毎日放送(MBS)、中国放送(RCC)の3局は富山アルペンスタジアムで開催された広島vs阪神戦の中継放送に差し替えとなった。地元の球団を持たない地域の放送局が対巨人戦の差し替え放送が行われるのは極めて稀のケースであるが、TUTでは富山で行われるカープ戦については、毎年放送している。また、この日は延長なしで20:54に終了した。但し、BS-iは試合終了まで放送した。
- 7月9日(日曜)
広島vs巨人戦(広島市民球場)のデーゲーム中継は地上波ではRCCのローカル放送となったが、BS-iとTBSニュースバードで同時放送された(RCCは16:59で飛び降り これは8月11日〈金曜日〉のナイトゲームでも同様の体制となった。これは当初地上波で全国中継を行う予定だったが野球中継の視聴率低下に伴うのと通常番組放送の確保から地上波による全国中継を返上し、地上波のローカル放送とBS・CSの放送となった。また、同日、CBCではナゴヤドームの中日vs阪神戦を放送〈相手局MBSはローカルの差し替え放送および深夜の録画中継は行われない〉。CBC、RCC以外の系列局は通常通りTBSから「金スペ」を放送。)。なお、この中継ではスポーツコーダをMBSから借用せず、RCCのコーダを使用した。ただ、ランニングスコア上のタイトルはローカル放送時の「ALL IN 心はひとつじゃけん!」ではなく、全国放送と同じ「ザ・プロ野球」となっていた他、制作著作も「TBS・RCC」となっていた。また、広島vs巨人戦のテレビ中継では初めて安仁屋宗八が登場し、三村敏之とのダブル解説となり、TBSからは解説者の派遣はなく、巨人サイドのベンチリポーターのみの派遣となった。また、RCC地上波でも、番組名は「カープデーゲーム中継」ではなく、「ザ・プロ野球」だった。 中日vs横浜戦(開催地は福井)のナイトゲーム中継がCBCのみ東海3県地方のローカル放送となる予定だったが雨天中止により放送されなかったため、他の系列局では予定通り放送される「さんまのスーパーからくりTV」と「どうぶつ奇想天外!」を通常通り放送。これと同様に7月12日にCBCのみ東海3県地方のローカル放送となる予定だった中日vsヤクルト戦(開催地は富山アルペンスタジアム)の中継放送も雨天中止となったため、TBS・MBS制作の通常編成の番組を放送した。なお、仮に中継放送がおこなわれたとしても富山県のチューリップテレビ(TUT)では協定の関係上放送されず、通常編成の番組を放送することになっている。
- 7月23日(日曜)
この日はサンヨーオールスターゲームをサンマリンスタジアム宮崎から中継した。これは昨日予定していた試合が雨で中止となり延期となったためである。この試合に使われたテロップはTBSのを使用(制作局がTBSであるため。尚RKB、MBSテロップを借用せず)。
- 8月26日(土曜)
阪神vs巨人戦(甲子園球場)ナイトゲームをMBS制作で放送。本来なら土曜日は読売テレビに放送権を持ち、MBSは金曜日に放送権を持つことになっているが、これは読売テレビが日本テレビ系の24時間テレビの放送を行う関係から読売テレビとMBSの放送権(放送枠)を交換(バータ)したものである。地上波は20:54で放送終了している。なおこの中継の視聴率は関西地区で6.8%と巨人ー阪神戦ではワーストの数字となった。(CS放送・GAORAでトップ&リレーでの生中継と録画による中継放送となった BS-iとTBSニュースバードは放送なし)。なお、TBCは楽天vsロッテ戦、CBCは中日vs横浜戦にそれぞれ差し替え。
- ※2005年も8月26日に行われた同会場・同カードの中継権を同じ24時間テレビ開催を理由として関西テレビ放送に譲渡した例がある。(この時の3連戦は読売テレビの放送なし)
- 9月2日・3日(土曜・日曜)
当初全国放送で予定していた中日vs巨人戦をCBCローカルで放送。(2日は本来東海テレビで放送されるべきだが、ゴールデンタイムにバレーボール・ワールドグランプリ放送のためCBCに譲った。)CBC以外のTBS・MBS系各局はレギュラー番組を放送。尚、2日は完全ローカル放送(生中継はCS放送のJ SPORTS2にて全国放送)だったため制作表記は「CBC」と、3日はBS-iとTBSニュースバードでも放送されたため「中部日本放送」と表記された(タイトルは「THE BASEBALL 燃えよドラゴンズ!」だった)。3日の放送では他球場の途中経過やハイライト映像はTBSニュースバードのみ「おことわり・著作権等の問題で映像を削除しました」と書かれた静止画像に差し替えられた(音声部分はそのまま放送。同じ同時放送を行うBS-iではお断りの静止画は一切表示せず、地上波放送そのままの流れで放送された)。
- 9月6日(水曜)
CBCローカルで中日vsヤクルト戦(ナゴヤドーム)ナイトゲームをCBC制作で生中継の予定だったが、日中に秋篠宮妃紀子さまが第3子を出産し、男の赤ちゃんが誕生したため、キー局のTBSが「JNN報道特別番組 皇室特番」へ差し替えて放送された。これはJNN協定で「JNN」のつく番組は報道特別番組を含めて同時ネット放送しなければならないと定められている。この報道特別番組もJNN協定が適用されたため、CBC地上波ローカルの生中継の放送を中止し、急遽深夜0時20分~1時50分の「ダイジェストナイター」として放送された。深夜の録画中継はMBSではよく行われているが、CBCで録画中継を行うのはあまり前例がない。尚、ダイジェストナイター挿入のため、同日深夜放送予定だった「アキハバラ@DEEP」の放送休止が前日までに同局のwebサイトで発表されていたから、CBCとしてはある程度当日放送できなくなる事は想定していたものと思われる。(ただし、この回を入れて残り2回しかない「まんが日本昔ばなし」を「皇室特番」でお蔵入りしてしまうのは納得できない!!などTBSの安易な番組編成の急な変更に対する苦情・抗議が寄せられている。制作局のMBSは9月10日の午後1時に振り替えて放送。)なお、生中継そのものはCS放送のJ SPORTS2にて放送された。
- 9月16日・17日(土曜・日曜)
TBSローカルで横浜vs巨人戦(横浜スタジアム)を放送。CBCとMBS毎日放送は17日に中日vs阪神戦(ナゴヤドーム)を放送。しかし、MBSは独自の内容で放送。HBCでは17日に日本ハムvsロッテ戦(札幌ドーム)をローカルで放送。
- 9月18日(月曜)
CBCローカルで横浜ベイスターズ対中日ドラゴンズ戦(横浜スタジアム)デーゲームを14:00から放送した。
- 10月4日(水曜)
当初CBCローカルで中日ドラゴンズ対広島東洋カープ(ナゴヤドーム)ナイトゲームをCBC制作で生中継の予定だったがサッカーキリンチャレンジカップ「日本×ガーナ」を放送の為三重テレビ放送(制作著作・東海テレビ放送、解説:藤波行雄・実況:吉村功)に放映権を譲った。
- 10月7日(土曜)
TBSとRKB毎日放送でパ・リーグプレーオフ西武ライオンズ対福岡ソフトバンク戦を放送。RKB毎日放送は独自の内容で放送。TBSが14:00から、RKB毎日放送が13:00から放送。なお、BSでの放送はBS-iでなく、NHK衛星第1での放送となる。また、TBSでの中継はゲストに東北楽天ゴールデンイーグルス・野村克也監督を迎えた。
- 10月8日(日曜)
CBCローカルで横浜ベイスターズ対中日ドラゴンズ戦(横浜スタジアム)デーゲームをCBC制作で13:54から生中継した。
- 10月14日・15日(土曜・日曜)
CBCローカルで14日は中日ドラゴンズ対東京ヤクルトスワローズ戦(ナゴヤドーム)ナイトゲームをCBC制作で2:25〜3:25までの録画中継、15日は中日ドラゴンズ対横浜ベイスターズ戦(ナゴヤドーム)ナイトゲームをCBC制作で2:10〜3:10までの録画中継。
- 10月21日(土曜)
日本シリーズに中日ドラゴンズ・北海道日本ハムファイターズの出場が決定、10月21日(土)の第1戦(ナゴヤドーム)をCBC(中部日本放送)制作で全国放送した(BS・CSは放送なし)。また、第1戦の放送は50分延長した。なお、制作協力局にはTBSテレビ・HBCのみならず、RCCも加わった。京楽産業が筆頭スポンサーになった。そのほか、29日(日)の第7戦(ナゴヤドーム)の中継も予定されていたが、第5戦(札幌ドーム)で日本ハムが優勝・日本一を決定したため中継そのものがなくなった。
[編集] 2007年の出来事
- 2月28日
井上弘社長による定例記者会見によるとナイター中継自体は今年度の中継カードは10試合を予定。延長は3月30日はするが以降は状況を見て判断するが原則として延長はしないことを公表した。
- 3月22日(木曜)
TBSローカルで16:00〜16:54まで、横浜ベイスターズ対阪神タイガース戦(オープン戦)を横浜スタジアムから録画中継した。
- 3月25日(日曜)
CBCローカルで13:54~16:05まで、CBC杯として中日ドラゴンズ対横浜ベイスターズ戦(オープン戦)をナゴヤドームから生中継した。
- 3月30日(金曜)
横浜ベイスターズ対読売ジャイアンツ戦を18:00から20:54まで全国ネットで中継した。MBSは阪神タイガース主催試合(阪神 vs 広島)に差し替えたほか、福岡ソフトバンクホークスビジター試合(千葉ロッテ vs 福岡ソフトバンク)を放送するRKBも差し替え放送を行なった。また、RCCも阪神 vs 広島への差し替えも実施された[1]。今回も、MBSから映像の配信を受け、実況と解説はRCC独自のものとなった。また、北海道日本ハムファイターズの本拠地開幕戦(北海道日本ハム vs 西武)を放送するHBCでも差し替え放送がおこなわれた(テレビの中継はHBC北海道ローカルのほかNHK BS1、GAORAでも放送された)。[2]なお、これらの地域でも「横浜 vs 巨人」はBS-iで視聴が可能であった。中部日本放送については、この日の中日 vs東京ヤクルトの放映権は東海テレビが獲得したため、[3]CBCはTBS同様横浜vs巨人の中継を行った。いずれも「横浜 vs 巨人」の試合展開による延長対応があった。
- 3月31日(土曜)
TBSローカル及びBS-iで横浜ベイスターズ対読売ジャイアンツ戦を15:00〜17:00まで横浜スタジアムから生中継した。BS-iは17:54まで延長対応をする。また、TBCローカルで東北楽天ゴールデンイーグルス対オリックスバファローズ戦をフルキャストスタジアム宮城から生中継した。
- 4月1日(日曜)
TBSローカル及びBS-iで横浜ベイスターズ対読売ジャイアンツ戦を14:00〜16:00まで横浜スタジアムから生中継した。BS-iは17:54まで延長対応をする。また、CBCローカルで中日ドラゴンズ対東京ヤクルトスワローズ戦を19:00~20:54までナゴヤドームから生中継した。なおCBC以外のTBS系列では植木等の追悼特別番組が放送された。
- 4月3日(火曜)~5日(木曜)
TBCローカルで東北楽天イーグルス対北海道日本ハムファイターズ戦をフルキャストスタジアム宮城から3日連続で生中継する(HBCはTBSのネット番組が組まれているためテレビでは放送せず、ラジオのみで放送)。
また4月4日はRCCローカルで広島東洋カープ対横浜ベイスターズ戦を広島市民球場から生中継した。副音声ではカープ応援企画としてアンガールズが出演した。
- 4月10日(火曜)
MBSローカルで阪神タイガース対中日ドラゴンズ戦を18:16~20:54まで阪神甲子園球場から生中継する(生中継はそのほかGAORAとNHK BS1でも放送。なお、同日TBS系で放送されるぴったんこカンカンスペシャルは15日に放送予定)。
- 4月11日(水曜)
全国ネット及びBS-iで広島東洋カープ対読売ジャイアンツ戦を18:55~20:54まで広島市民球場から生中継した(地上波のみリアルタイム字幕放送を実施)。
また、TBCローカルで東北楽天ゴールデンイーグルス対西武ライオンズ戦をフルキャストスタジアム宮城から生中継した。
また、RKBローカルで福岡ソフトバンクホークス対千葉ロッテマリーンズ戦を北九州市民球場から生中継した。
- 4月29日(日曜)
CBCローカルで横浜ベイスターズ対中日ドラゴンズ戦を横浜スタジアムから生中継する。但し、TBSは未定。
[編集] ローカル中継企画
- CBC(東海地区)限定副音声中継
CBCテレビ(名古屋)では、「ザ・プロ野球 燃えよドラゴンズ!」というタイトルで中日戦主催ゲームのうち巨人戦の全国放送カード(当初の全国放送からローカル放送格下げになった場合も含む)、2元中継となる場合を除く各試合では副音声による中継放送も実施している(地上デジタル放送はステレオ2音声での放送となる)。
番組はCBCラジオの人気パーソナリティーであるつボイノリオ(ドラゴンズ見れば見るほど)、平野裕加里&若狭敬一(局アナ、ウラドラ天国)、小堀勝啓(局アナ、野球でブギウギ)、ますだおかだ(晴れドキドラゴンズ)が出演してラジオの番組のノリをそのままテレビ副音声に持ってきたバージョンと、会場の音源だけを放送する「スタジアムサウンド」の2本立てで構成される。
- MBS(関西地区)の阪神戦中継
MBSテレビ(大阪)では、2003年は「勝ちたいんやっ!」(当時の阪神監督、現阪神シニアディレクターの星野仙一のフレーズ)、2004年は「めざせ!常勝軍団」、2005年は「V奪回!猛虎70th」、2006年は「猛虎連覇へ!道一筋」、2007年は「猛虎V奪回へ!道一筋」というサブタイトルで放送しているが、阪神戦と巨人ビジター戦(直接対決の場合含む)の中継が重なる場合(新聞タイトル上は阪神戦のみだが実質は2元中継)には試合によって放送開始時間を18:16からにして(これに伴ってVOICE=夕方のニュースワイド)は17時11分に移行)最大3時間に渡って試合の模様を中継している。阪神戦はホームゲームの他にビジター戦(横浜・中日・広島・日本ハム・楽天主催試合)も年数試合放送している。(相手方のホームタウンで放送される場合も映像はネットワークするが実況アナウンスはMBSから派遣したスタッフのものに差し替える)
また、JNN全国ネット放送番組の関係で生中継ができない試合を対象とした録画中継(「猛虎烈闘」 以前は「ビデオナイター」というタイトルだった)では、阪神の全選手の打席について紹介している。ちなみに2002、2003年度はボクシングやプロレスに倣った「MBS認定チャンピオンベルト争奪戦」なる企画を行った。これは当該試合で阪神の指定した選手がヒーローインタビューに立った場合、その選手にチャンピオンベルトを贈呈する。もし敗戦や勝利の場合でも当該選手がヒーローにならないとチャンピオン者の防衛となる。なお、録画中継は深夜に1時間程度放送される。
上記(テーマソング項参照)の通り、2006年度の阪神戦中継(「猛虎連覇へ!道一筋」「猛虎烈闘」・いずれも関西ローカルのみ)では全国中継でのテーマソングを使用せず、ロードオブメジャーの「ENERGY」を独自に中継テーマソングとして使用(2003~2005年度は全国中継のテーマソングを使用)。2007年度(「猛虎V奪回へ!道一筋」)は倭製ジェロニモ&ラブゲリラエクスペリエンスの「スクリーム」(アルバム「TRIPPIN' CIRCUS」に収録)を使用することになった。
かつては、毎日放送系の衛星放送GAORAでMBS製作の中継を生放送したことがあった。
- RCC(広島地区)の広島戦中継
RCC中国放送(広島)は、2005年度はサブタイトルとして「やっぱりカープが好きじゃけぇ」、2006年度は「ALL-IN 心はひとつじゃけん!!」、2007年度は「今年もALL-INじゃけぇ!!」が採用されている。また、デーゲームは「カープデーゲーム中継」、18:30~18:55までは「カープナイター」の番組名で、カープの選手が登場する独自のタイトルムービー(2006年はアニメーション化したもの)と音楽で放送されるが(提供クレジットとハイライトの部分は全国中継と同じテーマ曲)、18:55からは全国中継と同じ番組名・タイトルムービー・テーマ曲となる。
2005年8月23日~25日ではサブタイトルには「夏だ!カープだ!RCC鯉祭り」と表記され、イニング終了後の「鯉祭り!キッズセミナー」で子供たちが予め用意した質問に各選手が答えるコーナーがCM前に組まれていた。
時折、週末のデーゲームや巨人戦の差し替え時に限って中日(2003~2004年)・阪神(2003・2006年)主催ゲームの中継を行うことがある。この場合は、デーゲームではそのままの内容で放送するが(現在のところ2003年の対中日戦が最後)、ナイターでは実況と解説をRCCのスタッフのものに差し替える。この場合は、実際に現地に行かずにスタジオでモニターを見ながら実況する、いわゆる「カラ出張」である。
また、選手名や得点等のテロップも2003年の対阪神戦ではMBS出しの物(「勝ちたいんやっ」の文字入り)がそのまま流れていたが、それ以外では全てRCC出しの物に差し替えられている。
2006年までのRCCのスポーツコーダは、数世代前の機材であることから、フォントがあまり綺麗でなく、立体的な効果も乏しい事から2002年~2006年はは全国中継では使われなくなり(前述の広島ローカル+BS-i全国中継を除く)、スポーツコーダの機材をTBS(2002年開幕から途中まで)・MBS(2002年途中から現在)から借用していた。なお、前日にローカル放送がある場合や、フライングスタートによるローカルのみの時間帯でも使用していた事から、車載型コーダを広島まで持ち込んだものと考えられる。
なお、2007年になって、地上デジタル放送開始後ということもあってか、2005年以降のCBCに準じたタイプのコーダ(但し、選手名に明朝体を使用している部分もあるなど、一部異なるところもある)に更新されたが、全国中継で使用するかは未定である。
ビジター戦差替中継での制作クレジットは、
「製作協力 CBC 制作著作 RCC」(2003年~2004年の対中日戦)
「製作協力 MBS 制作著作 RCC」(2003・2006年の対阪神戦)
「制作著作 MBS・RCC」(2006年の対阪神戦、2006年以降は、RCCのロゴはマスコット「ツキぐま☆3兄弟」とテレビ用新ロゴで「ついてるね RCC」と表記)
※CBC・MBSの局名は略称ロゴで表記され、「中部日本放送」「毎日放送」表記ではない。
2006年6月28日の富山アルペンスタジアムでの広島対阪神戦は、チューリップテレビ(TUT)に同時ネットされる他、MBSも独自の内容で放送した(放送開始は18:17~)。
※放送開始時間はRCCが18:30~、TUTが18:55~。
1990年代後半の中継では、北陸遠征での広島主催ゲームを中継する際、関西地区向けのローカル放送を実施した系列外局のテレビ大阪(TVO・テレビ東京系列)やサンテレビ(SUN)と提携していずれかから映像の配信を受け、広島地区向けの実況をRCC側が担当するという形式を取ったことがあった。この場合、TVOからの配信時には実況・解説のクレジット以外はTVOのテロップが乗ったままの放送で、SUNからの配信時はテロップを全てRCC側で出していた。オープニングの制作クレジットにも「制作協力・テレビ大阪」または「制作協力・SUN-TV」としっかりクレジットされていた。
また、1987年頃には、土曜午後のローカル枠で、「サンテレビボックス席」をそのままの内容でネット受けした事もあり、タイトルのみ「プロ野球中継」に差し替えていた。
- RKB(福岡地区)のソフトバンク戦中継
RKBテレビ(福岡)では、「RKBエキサイティングホークス」というサブタイトルで放送している。これはラジオ中継のタイトル(RKBエキサイトナイター)から来ている。また、巨人戦差替時、もしくはプレーオフ中継時は夕方ワイド番組(今日感テレビ)を早めに切り上げて放送することもある。
また、ビジターの試合にも遠征して中継を放送することがあり、多くの場合が(西武ドーム、千葉マリンなど)RKB独自制作であるが、オリックス戦に限ってはMBSの技術協力を得て、MBSのスポーツコーダを使用し、ランニングスコアのテロップはMBSデザインで「RKBエキサイティングホークス」のロゴが入っている。
テーマ曲は全国中継と同じ。オープニング(タイトル)ムービーは、ホークス選手が登場する独自のものを採用している。
- TBC(宮城地区)の東北楽天戦中継
TBCテレビ(仙台)では、「TBC Exciting Ballpark ~がんばれ!EAGLES~」というサブタイトルで放送している。オープニングムービーで流れるタイトルコールは2005年はモーニング娘。、2006年は安倍なつみの声である。
- HBC(北海道地区)の日本ハム戦中継(ナイトゲームはすべて対巨人戦の放送があるときのみ実施)
HBCテレビ(北海道)では特にサブタイトルはついていない。ホームゲームは自社製作。ビジターゲーム(ヤフードーム ソフトバンクVS日本ハム)はRKBからのネットを受けて放送。
[編集] 制作局と担当球団
- TBSテレビ 横浜ベイスターズ・西武ライオンズ(2005年までは千葉ロッテマリーンズの中継もしていた。)
- CBCテレビ 中日ドラゴンズ
- MBSテレビ 阪神タイガース・オリックス・バファローズ
- RCCテレビ 広島東洋カープ
- RKBテレビ 福岡ソフトバンクホークス
- HBCテレビ 北海道日本ハムファイターズ
- TBCテレビ 東北楽天ゴールデンイーグルス
※テロップ出しは当該項を参照。また全国中継の場合でも、提供クレジット読みは製作各局から行われる。
[編集] 解説者
「TBSラジオ エキサイトベースボール」も参照
- 田淵幸一(天才ホームランアーチスト、毎日放送が制作する阪神-巨人戦の解説によく抜擢される。)
- 衣笠祥雄 鉄人
- 川口和久(ダンディー解説・奪三振王、RCC・J SPORTS解説者兼)
- 槙原寛己 ミスターパーフェクト
- 牛島和彦(帰ってきた炎のストッパー、2006年のアジアシリーズ中継から復帰、CBC解説者兼)
- 佐々木主浩 大魔神
MBS毎日放送
「MBSタイガースナイター」も参照
- 安藤統男
- 一枝修平
- 佐々木恭介(CBC制作の中継にも登場。)
- 太田幸司
- 八木裕(CBC制作の中日-阪神戦にも年に数回登場。)
- 亀山努(GAORA解説者兼)
- 板東英二(現在はローカル放送の時に登場。以前は全国中継にも出ていた)
CBC中部日本放送
「CBCドラゴンズナイター」も参照
以下の人物はJ SPORTSの解説を兼務する。
RCC中国放送
全員J SPORTSの解説を兼務する。
「RCCカープナイター」も参照
「RKBエキサイトナイター」も参照
HBC北海道放送
「HBCスーパーベースボール」も参照
- 金石昭人(GAORA解説者兼)
- 西崎幸広(スカイ・A sports+・TVh・GAORA解説者兼)
- 新谷博
- 盛田幸妃(TBSラジオ・tvk・J SPORTS解説者兼、CBC制作の横浜ベイスターズ戦にも年に数回登場。)
- 岩本勉(HTB北海道テレビ・GAORA・文化放送解説者兼)
TBC東北放送
「TBCエンジョイベースボール」も参照
[編集] 実況アナウンサー・リポーター
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[編集] 関連項目
- 他局のテレビ中継
- NHKプロ野球(NHK)
- PRIDE&SPIRIT 日本プロ野球(日本テレビ系)
- BASEBALL SPECIAL~野球道~(フジテレビ系)
- スーパーベースボール(テレビ朝日系)
- 全力闘球(テレビ東京系)
- TBS及びJRN系列のラジオ中継
- TBSラジオ エキサイトベースボール
- HBCスーパーベースボール
- TBCエンジョイベースボール(NRNナイター制作にも参加)
- CBCドラゴンズナイター
- MBSタイガースナイター(テレビはTBS系列だが、NRNナイター中心。JRNナイター制作にも参加)
- ABCフレッシュアップベースボール(テレビはテレビ朝日系に属するが、JRNナイターを制作。NRNナイター制作にも参加)
- RCCカープナイター(NRNナイター制作にも参加)
- RKBエキサイトナイター
- RBCiラジオ エキサイトナイター
- その他
- 横浜ベイスターズ(TBS子会社)
- MLBスタジアム
- J-SPO
- TBSニュースバード
- プロ野球解説者一覧
- 檄! 阪神タイガース中継
- 亀ちゃんのタイガースに檄!
[編集] 外部リンク
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