七久保駅

七久保駅（ななくぼえき）は、長野県上伊那郡飯島町にある東海旅客鉄道（JR東海）飯田線の駅である。

[編集] 駅構造

相対式1面、島式1面の2面3線のホームを持つ地上駅。無人駅である。留置線を有する。ホーム間は、高遠原駅側の構内踏切を利用する。

雄大な中央アルプス（木曽山脈）がバックに望める駅として知られており、鉄道撮影の名所になっている。

1918年（大正7年）7月23日 - 伊那電車軌道（後の伊那電気鉄道）の駅として開業。旅客・貨物の取扱を開始。
1943年（昭和18年）8月1日 - 国有化により国鉄の駅となる。
1987年（昭和62年）4月1日 - 国鉄分割民営化により、東海旅客鉄道・日本貨物鉄道の駅となる。
1994年（平成6年）3月31日 - 無人駅化（ただしJR貨物の職員は配置）。
1997年（平成9年）3月22日 - 貨物列車の設定廃止。同時に専用線発着車扱貨物の取扱を廃止。
- かつて駅周辺にあった日本石油（現在の新日本石油）伊那油槽所のタンク車用石油荷役設備へ続く専用線があり、石油輸送を行っていた。そのため汐見町駅より石油輸送貨物列車が週に数回タンク車2両程度を牽引し運行されていた。
- 廃止後新聞に、「貨物による路盤の傷みが激しく、JR貨物がその補修費用を負担できない」、「飯田市内のガソリンスタンド店主がこれからタンクローリーに切替えるがコストが高い」という主旨の記事があった。
2002年（平成14年）4月1日 - JR貨物の駅（臨時車扱貨物の取扱）が廃止。