田本駅
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田本駅(たもとえき)は、長野県下伊那郡泰阜村にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線の駅である。
特急「伊那路」は通過し、普通列車のみ停車するが、朝夕の一部の普通列車は通過する。
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[編集] 駅構造
単式1面1線のホームを持つ地上駅。無人駅である。いわゆる秘境駅。ホーム背後にはコンクリート製の巨大な擁壁がそびえ、ホーム下は天竜川の渓谷である。駅へのアクセスは、人ひとり通れる程度の山道のみが存在する。車道に出るには、その山道を延々と15分ほど登らなければいけない。なお、その道の存在は地元住民でも知らない人がいる。
[編集] 駅周辺
- 天竜川
- 駅前は断崖絶壁で、自動車・バイクでの乗り入れは不可能。
[編集] 歴史
- 1935年(昭和10年)11月15日 三信鉄道の駅として開業。
- 1943年(昭和18年)8月1日 国有化され、国鉄飯田線の駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 国鉄の分割民営化により、東海旅客鉄道の駅となる。