中部天竜駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

中部天竜駅（ちゅうぶてんりゅうえき）は、静岡県浜松市天竜区佐久間町半場にある東海旅客鉄道（JR東海）飯田線の駅である。

中部天竜駅駅舎

普通列車、快速列車のほかに、特急「伊那路」が停車する。かつて運転されていた普通「トロッコファミリー号」の終着駅でもあった。

駅名は、天竜川を挟んだ対岸の地名、中部（なかつべ）に、中部地方の「中部」を掛けて命名された。

二俣線遠江二俣駅（現・天竜浜名湖鉄道天竜二俣駅）から来る佐久間線の終点に予定されていた駅でもある。

[編集] 駅構造

• 島式1面2線のホームを持つ地上駅。みどりの窓口を有する有人駅である。駅舎からホームへの移動は、下川合駅側の構内踏切を利用する。
• 留置線を有する。
• 駅構内には土産物屋もある。飯田線の交通の要衝のため留置線も多い。またホームには泉がわいている。（ただし、飲めない）

[編集] のりば

• 1. 下り 天竜峡・飯田方面
  2. 上り 豊橋方面

[編集] 駅周辺

• 駅構内に佐久間レールパークがあり、休日は子供連れなどで賑わう。
• 佐久間ダムやさくま郷土遺産保存館などもあり、観光地的要素が強い。
  平日は県立佐久間高校の通学生の利用がある。
• 天竜川
• 国道473号
• 静岡県立佐久間高等学校
• 浜松市立佐久間小学校
• 佐久間病院
• 浜松市営バス佐久間町区間　中部天竜駅前バス停
• 電源開発佐久間周波数変換所

[編集] 歴史

• 1934年（昭和9年）11月11日 - 三信鉄道の佐久間駅として開業。
• 1935年（昭和10年）5月24日 - 中部天竜駅（なかつべてんりゅうえき）に改称。
• 1943年（昭和18年）8月1日 - 国有化に伴い、国鉄飯田線の駅となり、中部天竜駅（ちゅうぶてんりゅうえき）に改称。
• 1982年（昭和57年）3月31日 - 開業時から行われていた貨物の取扱が廃止。
• 1987年（昭和62年）4月1日 - 国鉄分割民営化により、東海旅客鉄道の駅となる。
• 1991年（平成3年）4月21日 - 「佐久間レールパーク」開設。　

[編集] バス路線

• 浜松市営バス佐久間町区間-「中部天竜駅前」バス停

この「中部天竜駅」は、バスに関連した書きかけ項目です。この記事を加筆・訂正などして下さる協力者を求めています。 （ポータル バス/ウィキプロジェクト バス）

[編集] 隣の駅

東海旅客鉄道（JR東海）

飯田線

下川合駅 - 中部天竜駅 - 佐久間駅

[編集] 関連項目

• 佐久間線
• 日本の鉄道駅一覧