羽場駅 (長野県)
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羽場駅(はばえき)は、長野県上伊那郡辰野町伊那富にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線の駅である。
標高は723mと、飯田線内ではもっとも標高の高い位置に存在する。
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[編集] 駅構造
相対式2面2線ホームを持つ地上駅。無人駅である。駅舎は1番線側に設置されており、ホーム間の移動は、沢駅側の構内踏切を利用する。
[編集] のりば
1 | ■飯田線(下り) | 辰野、岡谷、上諏訪、松本、長野方面 |
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2 | ■飯田線(上り) | 伊那市、駒ヶ根、飯田、天竜峡方面 |
[編集] 駅周辺
近年は工場が進出してきている。
- 駅前を西に向かうと国道153号に繋がり、国道を南下すると羽場郵便局があり、その先には、中央自動車道伊北インターチェンジがある。
- 中央自動車道を越えるとオリンパス辰野事業場がある。
[編集] 歴史
- 1909年(明治42年)12月28日 - 伊那電車軌道(後の伊那電気鉄道)の羽場停留場として開業。併用軌道上で現在とは別位置。
- 1923年(大正12年)3月16日 - 新線開通により現在地に移転、羽場駅となる。貨物営業も開始。
- 1943年(昭和18年)8月1日 - 国有化により国鉄の駅となる。
- 1971年(昭和46年)4月1日 - 貨物取扱が廃止。
- 1983年(昭和58年)2月24日 - CTC化に伴い無人駅化。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東海の駅となる。
- 1999年(平成11年)2月1日 - 新待合室完成。