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クイズタイムショック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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クイズタイムショック(QUIZ TIMESHOCK)は、NETテレビ⇒テレビ朝日がかつて放送していたクイズ番組。通称:「タイムショック

本項ではその後リメイクされた「タイムショック21」についても記述する。

目次

[編集] 概要

タイトルに「タイム」とある通り、限られた時間(1分間)の中でクイズに何問正解できるかを競うというクイズ番組である。

1969年1月9日1986年3月27日木曜 19:00~19:30)、生島ヒロシ司会時は1989年10月1990年3月水曜 19:00~19:30)の間放送されていた。その後、2000年10月16日2002年6月17日にかけて『タイムショック21』(月曜 20:00~20:54)としてリニューアル版が、2002年8月から2006年9月まではスペシャル番組として、『タイムショック』の名で「芸能人大会」を中心に春と秋に放送していた。そして、2007年4月からは『新タイムショック』として、『タイムショック』の内容を引き継ぎながら新たに『タイムショック』とは全く関係がないゲームも登場、一部ではあるが視聴者参加が復活することになった。バトルロイヤル10からはハイビジョン制作になった。

番組の冒頭、初代司会者である田宮二郎と2代目司会者の山口崇の発していたキャッチフレーズは、「現代は時間との闘いです。さあ、あなたの心臓に挑戦します。タイム・イズ・マネー、1分間で100万円のチャンスです!果たして超人的なあなたはこの1分間をどのようにして生かすか?クイズタイムショック!」。

初代において山下毅雄の作曲した独特のテーマ曲(曲の中の「ショック!!」の歌声は山下本人のもの)やBGMはよく知られており、最近ではパワードコム(現:KDDI)のCMでオープニングBGMが使用されていた(但し、山口時代はバージョンが変更されていた。)。

[編集] 番組の変遷と歴代司会者

[編集] クイズタイムショック(1969年1月~1986年3月)

クイズタイムショック
ジャンル クイズ番組
放送時間 30分
出演 司会
田宮二郎(初代)
山口崇(2代目)
ナレーション 矢島正明
放送国 日本
放送局 NET→テレビ朝日系列
放送期間 1969年1月~1986年3月27日
放送回数 888回
  • 初代・田宮二郎(1969年1月~1978年9月)
  • 2代目・山口崇(1978年10月~1986年3月)
平均視聴率14%、最高視聴率29%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)
  • オープニングでジングルに続き、出題者の矢島正明が格言のような言葉を語り、必ずといっていいほど最後にオチがあり、観客席から笑いが起こる(但し、山口時代末期のみ)。その後、セットの時計の秒部分ランプが一つずつ点き始めてテーマ音楽が流れ、この最後でネット局テロップが出る。続くスポンサークレジット(エンディングでもほぼ同じ)では時計のチクタクいう音がベースのBGMであった。この独特の雰囲気を持ったオープニングはかなり有名であった。
  • 本編オープニングで、田宮は「現在は時間との戦いです」と言う際に時計を右手に持ち、「さあ、あなたの心臓に挑戦します」でカメラ(つまり視聴者)に向かって右手の人差し指を指していた(その後は右手を下ろしていた)。
  • 本編オープニングでの山口時代のキャッチフレーズ(前期のみ)は「時は人を追い、人はまた時を追いかけます。現代は時間との戦いです。さぁ、あなたの心臓に挑戦しましょう。タイム・イズ・マネー、1分間100万円のチャンス。果たして超人的なあなた、この1分間のチャンスをどのように生かすか、クイズ、タイム、ショック!」と言ってスタートした(末期には上記と同じに短縮。)。
  • 開始から長らく(1983年ごろまで)視聴率は良好だったが、1984年フジテレビが『北斗の拳』を裏番組として開始させると、たちまち視聴率低迷に陥ってしまったことから、1986年3月27日の放送をもって888回で終了。さらに、本番組の後の19:30から放送されていた朝日放送(ABC)制作の『三枝の国盗りゲーム』もフジテレビが放送していた裏番組『スケバン刑事II』に視聴率を奪われてしまい、タイムショック最終回の1週間前である3月20日に終了、ゴールデンタイムにおける視聴者参加クイズ番組黄金時代は終わりを告げた。また、番組が終了した3日後にはABC制作の「世界一周双六ゲーム」が終了したため、テレビ朝日系列の3つの全国ネットのクイズ番組が同月に終了する珍事が起こった。
  • 1978年8月放送分の「親子大会」の映像が現存しており、テレビ朝日などが過去の番組を特集する際に田宮によるオープニングなど一部が流されることがある。

[編集] クイズタイムショック(1989年10月~1990年3月)

クイズタイムショック
ジャンル クイズ番組
放送時間 30分
出演 生島ヒロシ(司会)
放送国 日本
放送局 テレビ朝日系列
放送期間 1989年10月18日~1990年3月
  • 3代目・生島ヒロシTBSを退職後、フリーとなって初の他局レギュラー番組だった。)。
田宮・山口時代と比べて軽い雰囲気の内容が不評だったこと、また、放送時間帯がローカルセールス枠であった上、当時から人気だったフジテレビの『ドラゴンボールZ』の裏番組であったために視聴率は極端に低迷、半年で打ち切られた。後述の「タイムショック21」放送開始時にも「14年ぶりの復活」と謳うなど、テレビ朝日自身が本シリーズの存在を抹消しようとしているかのようにも見えるが、「朝日放送の50年・III資料集」(朝日放送発行)には放送資料年表の欄に放送年月日と期間が記載されている。
なお、ローカルセールスだったため、一部系列局ではエンディングが差し替えられた。

[編集] タイムショック21(2000年10月~2002年6月)

タイムショック21
ジャンル クイズ番組
放送時間 54分
出演 鹿賀丈史(時の番人)
中山秀征新山千春(進行役)
北野大(問題解説)
ナレーション 矢島正明
放送国 日本
放送局 テレビ朝日系列
放送期間 2000年10月16日~2002年6月17日
鹿賀は「時の番人」と言われる番組のシンボル的な役回り。実質的進行は中山と新山が担当。視聴率は生島時代よりは改善はされていたものの、放送時間帯が、日本テレビの『世界まる見え!テレビ特捜部』、TBSの『ナショナル劇場』(『水戸黄門』、『大江戸を駈ける!』など)、フジテレビの『HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP』などの人気番組の裏番組だったため苦戦を強いられ、数回のリニューアルを繰り返すも結果が出ず、2002年6月17日をもってレギュラー放送は終了、特番に格下げされてしまった。

[編集] タイムショック(2002年8月~2006年9月)

  • 5代目・中山秀征、新山千春
『21』終了後は、不定期放送となり、タイトルも『タイムショック』のみとなった。その時からは、中山と新山が総合司会を務めており、実質5代目司会者となっている。北野も引き続き解説を担当している。
初のスペシャル版放送は、2002年8月の「全日本!!高校生クイズ王決定戦」であり、芸能人スペシャル版は2002年9月から春と秋に放送されるようになった。
2006年3月29日放送分は、新山が妊娠中のため、中山に加えユンソナとテレビ朝日アナウンサー堂真理子が代わりを務め、初の3人体制で進行。
2006年9月28日放送分は、新山が1年ぶりに復帰し、中山およびテレビ朝日アナウンサーの矢島悠子と総合司会を務めた。

[編集] 新タイムショック(2007年4月~)

  • 中山秀征・新山千春・北野大
一部ではあるが、視聴者参加が事実上復活する(参加できるクイズやゲーム、参加方法は未定)。
基本的にはタイムショックの内容が引き継がれるが、新たにタイムショックとは全く関係ないゲームも登場するため、クイズゲームをミックスさせた内容で放送される。

[編集] セット

[編集] 初期の司会者席

  • 田宮時代は司会者席後方には何も無く(但し、初期のの頃は上部に「クイズタイムショック」のタイトルロゴとスポンサー名が書かれていた)、山口時代は司会者席後方には、電光掲示板のようなものが設置され、またテーブルには問題番号(1から10番がある)のランプが用意されていて、解答者が問題番号を選んだ際、司会者がその番号を押して、「タイムショック!!」のコールとともに、後方の電光板も番組タイトルロゴが点灯するというものだった。
  • 山口時代末期は、ニュース報道スタジオ風に、パソコン等の機器が置かれたセットになって寂しい雰囲気が漂っていた。尚、後ろには左右に緑の縦ライン+TIME SHOCKと赤文字で描かれていて、山口が番号ボタンを押すと文字が消灯しラインが両端から順番に緑から赤に変化、山口の「タイムショック!!」コールに合わせて後ろの消灯していた文字が再び赤く点灯しスタートコールが掛かる。

[編集] 解答席

1人用のイスのみが用意され、これがイスの背後に垂直に設置されたリフトによって、高く上昇する(生島時代のみ、イス(キャスター式)が前後に移動する。)。田宮・山口時代は、3.5メートルの高さだった。1974年4月放送分(時計セットの3代目導入当初)からパーフェクトを達成すると、(画面には映らない)くす玉が割れて紙吹雪風船が舞う中、椅子の周りの電飾が点滅しながら下降するようになった。2001年からの鹿賀・中山時代はパーフェクトを達成した時と賞金の積み立て合計額1000万円(特番の時には2000万円)になった場合、くす玉を割る方式に代えて、キャノン砲といわれる機械式のクラッカー紙テープや紙吹雪が詰められている。)が使われている。

[編集] 時計台

解答席のイスの背後に巨大な時計台がセットされる(初代~3代目。それ以外はイスの外側)。生島時代を除いた時計台では、秒針として60個のランプが点灯し、クイズが開始されると1秒ごとに1つ消える。正解表示は緑のランプ5秒分の大きさの赤ランプが時計の外側にあり、これが点灯する。

(初代)クイズ タイムショック
  • 初代(1969年1月~1971年位まで使用)
秒針は白熱電球(?)の上にアクリル板をかぶせたようなもので赤の正解ランプと一体型。この頃は、時計台中央のくるくる模様はない。10万の位までの電光掲示板式の獲得賞金額表示(パーフェクトを達成した時は、〔¥000000〕と表される。解答表示のスクリーン部分をくり抜いただけのただの板張りだった)もあった。
  • 2代目(1971年位~1974年3月まで)
秒針は初代のままで、時計台中央にスクリーンが内蔵されスライド投光方式のくるくる模様が浮かび上がるようになる。ちなみに時計台中央のくるくる模様は毎週変わっていた(田宮時代のみ)。
  • 3代目(1974年4月~1986年3月まで)
秒針にハロゲンランプを使用し、賞金額表示がスライド映写式に変わる。くるくる模様は山口時代になると一貫していた(1984年4月から別の模様にリニューアルされている)。末期はデジタル表示で、¥0表示も含め3問以下の場合のみ点滅表示。その後賞金は加算されて行き、パーフェクトを達成した時は、〔¥1,000,000〕と同時にフラッシュ表示になった。
(生島版)クイズ タイムショック
  • 4代目(1989年10月~1990年3月まで)
それまでの時計台と印象が変わり、楕円形。イスの両側にあたる部分にモニター式の解答表示と賞金表示がそれぞれ1台ずつ吊り下げられていた。秒針の位置は外側で1秒ずつ点灯した。内側は出題中は秒針と同時に点灯し、正解すると緑色に変化したが、不正解だと消灯した。さらに内側には「ショックポイント」が表示できるようになっており、問題選択前に生島ヒロシの「ショックポイント、セット!」の掛け声とともにルーレットのように回転し、挑戦者が「ストップ」と言った後に停止。その場所が「ショックポイント」となった。(「ショックポイント」の役割については後述。)
タイムショック21
  • 5代目(2000年10月~2006年9月)
3代目の時計台をイメージした配色でありながら、大幅にデザインが変わる。それまでの時計台は地上部から設置されていたのに対して、この5代目は一見すると時計台が空間に浮揚しているかのようなセッティング。さらに横から見ると下部が前面にせり出す形で斜めになっている。秒針には模様が描かれている。正解表示と賞金表示は設置されていない(CG合成で表示で、スタジオの観客は正解表示と賞金表示を見ることができない。ここから、問題文も表示されるようになった)。正解ランプは、番組スタート時は初代~3代目のように緑の秒針の外側に表示していたが、2001年1月から内側になる。それに加え、レギュラー放送末期(個人戦)では自分で問題番号を選択するための番号ボタンが、年数回のスペシャル化以降は、後述の映像関連問題のための液晶モニターが右側(解答者からすれば左側)にセットされていて、必要時に回答者の目の前に降りてくる。
新タイムショック21
  • 6代目(2007年4月~)
いわば当番組の象徴であった時計台が無い。クイズ挑戦時は、椅子に着席している挑戦者映像の周りにCG時計台が登場している。

[編集] 基本ルール

[編集] 田宮・山口・生島・鹿賀・中山共通

  • 解答者が解答席のイスに着席すると、イスは高く上昇した(但し、生島時代はキャスター付きのイス<右から曲がって登場する>のため上昇はしない)。
    • イスのデザインは時代によって異なる。
  • 解答者は、問題番号を1番~10番より選択する。問題を選び終わると司会者(当然歴代全て)がひと差し指を前に指しながら「タ~イムショック」と言い、SEのコーラスが「スタート」と言って出題が始まる。この「スタート」という声は山口時代にセクシーなものに言い換えられた。但し、生島時代では「スタート」のコールがなく、1分間のカウントダウンが始まっていた。また、中山時代の問題によっては解答方法説明をしてからカウントダウンが始まることがある。
  • 1問1答クイズで、1分間に全12問が出題され、1問につき5秒以内に答えなければならない。そのため、知識が豊富であっても反射神経が必要になる。
    • 5秒間には出題時間も含まれるため、実質の解答時間は概ね2~3秒程度(問題の読み上げ所要時間により異なる)。
  • 解答は1問1答のみで、当然解答の言い直しは一切認められない。従ってとちった場合やたとえ正解であっても5秒以内に言えなかった場合、タイムオーバーになった場合も不正解となる。但し、時間内に正解に関連した解答の場合は司会者の裁量で正解にした場合もある。正解した場合はチャイムが鳴る。
  • 正解数に応じて賞金が贈られる。パーフェクトを達成すると、(画面には映らない)くす玉が割られて紙吹雪風船が降り(鹿賀・中山ではキャノン砲が発射され、紙テープまたは紙吹雪が降る。)、田宮・山口・生島時代では100万円(詳しくは下記)、鹿賀・中山時代では1,000万円を獲得出来る。
初代『タイムショック』初期の頃の賞金について
  • 『タイムショック』初期の頃は賞金の上限がなく、パーフェクトを達成した場合は自動車ギリシャ旅行等がプレゼントされたといわれている。しかし、公正取引委員会の取り決めで「懸賞における賞金の上限制限(100万円まで)」が出来た後、この番組ではパーフェクトを達成するか5週間連続勝ち抜いた場合にも、(画面には映らない)くす玉が割られて紙吹雪と風船が降り、(但し、この場合チャンピオン席上で割られた。)、海外旅行代金を含めた賞金・賞品総額100万円(田宮・山口時代)が獲得出来る形に変わった。

[編集] 田宮・山口時代のチャンピオン戦ルール

  • パーフェクトを除いてその週に最も正解数が多かった解答者が「トップチャレンジャー」として「チャンピオン」と対戦し、正解数が多い方(両者同じ正解数の場合は「チャンピオン」)に次週の出場権が与えられた。5週勝ち抜きで100万円。但し、チャンピオン戦でパーフェクト達成者が出た場合は打ち切りとなった。なお、前回の放送で5週勝ち抜きもしくはパーフェクト達成となり、「チャンピオン」がいない場合は、正解数1位の解答者が「仮チャンピオン」、2位の解答者が「仮トップチャレンジャー」として対戦して「チャンピオン」を決めた。
  • (チャンピオン戦での画面)チャンピオン戦は、チャンピオンの先攻で行われたが、後攻の挑戦者が解答を行う際、画面の時計板の中にチャンピオンの正解数の表示と、挑戦者の解答を見守るチャンピオンの顔(表情)が今で言うワイプで映し出されていた。先攻であるチャンピオンが例えば8問正解だったとすると、挑戦者が9問目の正解を答えた瞬間にチャンピオンの顔が画面からフェードアウトし「王座陥落」を印象づけていた。


  • (挑戦者の決定)その週のトップが同点の場合は同点決勝を行う。この時の掛け声は、田宮は「ジャッジ!!」山口共に「Take a chance!!」だった。
    • 田宮時代は、ジャンケンで決めていた。といっても解答者席前面の電光掲示板にグー・チョキ・パーのいずれかの手が出るものであった。田宮の「ジャッジ!!」の掛け声に合わせてSEが流れ、手が出ていた。山口時代は○×クイズで、やはり山口の「Take a Chance!!」の掛け声で1つ答えを選んだ。ただ、押し忘れやタイムオーバーになった場合は失格となった。
賞品
  • 参加賞はスポンサー商品で、別名「チャレンジャー賞」と言われていた。また「トップ賞」もスポンサー商品で、参加賞だけでも相当な量になった。なお、このため出場者は風呂敷や大きなバッグを持参するようにいわれた。

[編集] 生島時代の独自のルール

  • 生島時代のみ、「ショックポイント」というルールがあった。12問中、この「ショックポイント」の付いた問題で誤答すると、即失格・退場・賞金没収となった。どの問題に「ショックポイント」が付くかは、番組初期と後期で異なった。
  • 番組初期では、オープニングで「ショックポイント」の数を決めるための「ショックポイントクイズ」を出題。30秒間に6問の問題が出題され、誤答数に応じて最高3つまで設定された。
  • 後期は、1番~10番まである問題番号のなかに、あらかじめ0~2個の「ショックポイント」がセットされている方式に変更された(これにより、後述する問題選択と「ショックポイントセット」の手順が逆になった)ショックポイントの設定している番号は番組冒頭に字幕表示され、視聴者には教示していた。
  • 問題選択前に「ショックポイントセット」。「ショックポイントクイズ」で決められたショックポイントをどの問題に設定するかをルーレットで決める(3つならば12問のうちのいずれか3問に設定される)。
  • 問題選択を行い、クイズがスタート。
  • 「ショックポイント」で不正解または無回答となったらその時点で煙が噴射されて退場、賞金没収・失格になった(失格になった場合は一応残念賞として煙をイメージしたぬいぐるみをプレゼント。ちなみに、「ショックポイント」で正解すると賞金のほかにヘッドホンステレオなどの商品も獲得できた。)。
  • また、田宮・山口時代にはなかった不正解のブザーもあった。
その他の情報
  • 後期には12問すべてが「ショックポイント」に指定されたこともある。「答えはすべて色の名前」などとジャンルが明示されるヒントを与えられた。
  • この時代に放送された問題の中には「生島ヒロシ、今日の下着はブリーフ?それともトランクス?」という珍しい出題があり、画面のモニターの答えでは「?」と表示していたがこのとき解答席に座っていた小西克哉は「ト、トランクス」と答え見事正解した(収録当日、生島本人はトランクスの下着をはいていたため。)。

[編集] ペナルティ

  • 田宮・山口・生島時代は正解数が3問以下、鹿賀・中山では5問以下だとペナルティがある。
  • 田宮・山口時代は、全問不正解でなければ(正解が1問でもあれば)賞金は獲得出来るものの、イスが水平に回転しながら地上まで降下した(そのため、イスに座った後、必ず自動車の後部座席のものと同じようなシートベルトを装着する)。
    • このペナルティから解答席は別名「地獄の回転椅子」又は「電気椅子」と呼ばれていた。
  • 生島時代は、3問以下またはショックポイントで不正解になると煙が噴射されて退場となった(上昇しないためイスは回らない)。
  • 鹿賀・中山ではペナルティが「トルネードスピン」となり、(北九州市にあるスペースワールドの遊戯施設の一つである「マルチ・アクシストレーナー」やNASAの訓練のように)イスが垂直方向に回転しながら水平方向にも回転し、地上まで降下する(そのため、イスに座った後、必ず安全ベルトを装着する)。その際、賞金も没収され失格となる(但し、初期の「ファイナルタイムショック」は1問でも正解すれば回転降下しても正解した分の賞金はそのまま獲得出来た。)。
    • 妊娠中の女性の場合はこれらの限りではない。
  • 番組開始当時は、1問も正解できなかった場合のみに椅子が回転落下したが、後にルール一部改正でペナルティを3問以下に改めた。
  • 妊婦以外の椅子回転回避
    • 田宮司会時代、椅子回転による失神者が出たため、以後極度に緊張している解答者の場合は椅子を回さなかったことがある。
    • また山口司会時代の4歳児大会では、3問以下の場合、本人が希望した場合のみ椅子を回すとしていた。
  • 田宮・山口司会時代はに番組冒頭のルール説明では「解答は一問に一答、正解の時にはチャイムが鳴ります。正解が3問以下の時には椅子が回ります。」という説明をしていた。

[編集] クイズ解答中のBGM

  • 0秒~30秒は「チクタク」という秒針をイメージしたBGMだが、30秒(7問目の問題出題前)になるとBGMがトレモロに似た3拍子の緊迫感のあるものに変わり、55秒になると元のBGMに戻った。
  • 鹿賀・中山でのBGMは0秒から30秒までは、秒針のイメージ、30秒から47.5秒までは、暗く緊迫感のある3拍子、47.5秒から59秒までは、0.5秒間隔に不協和音が流れ、少しずつ音階が上がっていった(このような類の音楽はかなりの緊張感を引き出すと言われている)。そして最後の1秒は秒針の音楽になり、59.9秒(最後のランプが消える直前)に大きな不協和音が流れた。また、問題の種類によっては、全体的に若干のすれが生じることもあった。
    • クイズ解答中のBGMはどの時代のものもアナログ時計が時間を刻む様子をイメージして作られていたが、時代によって若干アレンジが異なった。

[編集] 『タイムショック21』で登場したクイズとルール

『タイムショック21』は時期によりルールが頻繁に変更されたため、それに伴いクイズも様々な形式のものが登場した。

[編集] 予選でのクイズ

番組の初期には以下の予選クイズがあり、勝ち抜いたチームのみが「ファイナルタイムショック」に挑戦できた。

オープニングタイムショック
  • 1分間10問の問題を1問ごとに1人ずつ出題、10問のうちの正解数を競うものからのちに代表者がタイムショック席に座り、10問中5問以下で代表者がトルネードスピンのえじきになった。
データタイムショック
ビジュアルタイムショック
  • 最新CGを駆使したクイズでまちがい探し・モーフィング問題など問題があった。レギュラー初期では30秒以上で早く正解すれば2人が抜け、5人全員抜けばクリアとなった。

[編集] 予選クイズのルール

  • 初期は4チームの内、以上3つの予選クイズを勝ち抜いたチーム(5人1組)の代表1人が「ファイナルタイムショック」(1分間に12問出題されるおなじみの「タイムショック」)に挑戦できるというものだった。
  • 同2期では「オープニングタイムショック」「データタイムショック」が無くなり、2チームが「ビジュアルタイムショック」で対決。3ポイント正解で「ファイナルタイムショック」に進出。なお、「ファイナルタイムショック」は5人で力を合わせて1000万円をめざす「リレータイムショック」となった。
  • 同3期では5~10チームによる「ビジュアルタイムショック」での1問勝負となり(「まちがい探し」は無くなった。)、正解すれば「ファイナルタイムショック」(内容は「リレータイムショック」)に進出するものだった。(その後、内容が変更され、「ビジュアルタイムショック」自体が無くなり、「ビジュアルタイムショック」用の問題は『クイズ!バーチャQ』で使われた。)

[編集] 「リレータイムショック」での出題

レギュラー問題
  • 1分間に12問出題されるおなじみの元祖タイムショック問題
    • 芸能人大会では12問目に「この問題正解したらあなたは回る?回らない?」といった問題も出されている。
3人VS3人 早抜け・早押し対決
  • 1チームは3人からのスタート。正解した者から抜けて行き全員正解したチームの勝利となる。どんどんと居残りされて行く解答者にはプレッシャーが懸かっていく。(2005年4月の特番から復活され春の特番では勝利チームに100万円加算されたが、秋の特番では勝利チームが負けチームから100万円強奪できる。)
3人リレー
  • 3人が問題を答えて行きながらリレーで回す。間違えるとずっと自分が答え続けないといけない。尚、この形式で12アンサーズや映像レギュラー問題をすることがある。
○×クイズ
  • 12問全てが○×問題。
映像レギュラー問題/映像問題
  • 解答者から見て左側のモニターに映し出される様々な物を答える。
    • 映像と言っても「ビジュアルタイムショック」が12問出るわけではない。
    • 出題形式にはいわゆるレギュラーとジャンル問題の他、昔のプロマイドもしくはレコードジャケットを見て誰の写真かを当てる芸能、コロッケコージー冨田原口あきまさらが真似してるのが誰かを当てるものまね、漢字の読み仮名を当てる漢字読み、下述のドラえもんクレヨンしんちゃんが出てくる問題がある。
12アンサーズ
  • 正解が複数ある1つの問題が出題され、1分間に正解を12個導き出すクイズ。途中で何回間違えてもかまわない。時間内に12個出たらパーフェクトと見なされる。
12アンサーズ・漢字書き取り問題/漢字書き取り
  • 12の画面に時間以内に答えを書いていく。モニターに指定されたお題の漢字を書く「12アンサーズ」方式と、1つのテーマに沿った12問(熟語や有名人氏名の穴埋めなど)に1問ずつモニターへ書いて答える方式の2種類がある。未回答時の画面は緑で、正解の場合には赤く、不正解及び時間切れの場合には青く画面が光る。バトルロイヤル9までは不正解時には画面は青いままで戻らなかったが、バトルロイヤル10では、不正解時に画面が青くなった後、書いた文字が消えて緑の画面に戻ることがあった。(宮崎美子がこの問題でパーフェクトを出したときに実例有り。)但し、この問題はシート(イス)には乗らずに解答していく。
タイマンタイマー
  • 2005年9月の特番から登場したクイズ。各チーム代表者1名を出し、1VS1で対決。指定したジャンルに関する、複数答えがある問題1問を2人に対して出題。1個ずつ交互に答えていくが、自分が解答している間、持ち時間を消費していく(正解したら相手の番に)。先に自分の持ち時間60秒を使い切った方の負け。勝ちチームが負けチームから100万円強奪できる。
Wアップ(主に10人制・∞制のみ)
  • 金額が倍になるステージ。例えば6問正解した場合、普通は50万円だがこの場合には100万円が贈られて、パーフェクトを達成したら2000万円が貰える。但し、5問以下しか出来なかったら即刻失格になる。賞金の仕組みは0→0→0→0→0→100(50)→200(100)→400(200)→600(300)→800(400)→1000(500)→2000(1000)万円となる。
イントロ問題/ヒットソング
  • 曲の一部を聞いて、その曲のタイトルを答える。年代が指定される場合がある。
6問問題
  • 時々、問題数が6問のクイズが出ることがある。2006年3月放送の「バトルロイヤル10」では「ドラえもんの世界遺産クイズ」として、2006年9月放送の「バトルロイヤル11」では、「ドラえもんのタイムマシンクイズ」平成元年問題で登場。上述の映像レギュラー問題形式に準ずるが問題は全部で6問(解答時間は1問10秒)、このクイズに限り3問以上でクリア。賞金は0→0→100→200→400→1000万円となる。
クレヨンしんちゃんの2択クイズ
  • アニメ『クレヨンしんちゃん』の主人公・野原しんのすけが登場。映像レギュラー問題形式で、目の前の映像を見ながら解答。解答は全てAかBかのどちらかになる。
100万円争奪全員参加クイズ
  • バトルロイヤル10で登場。全員がその場で立ち、出題される問題に対して手持ちの札で答える三択問題。間違った場合は着席し、最後まで残っていた人がいるチームが相手チームから100万奪取。
チャレンジャー指名
  • 相手チームが、目標金額到達を阻止(トルネードに)するため、まだ挑戦していない挑戦者の中からトルネードしそうな人を一人指名して挑戦させる。問題はレギュラー問題。

[編集] 「リレータイムショック」のルール

3人(最大5人)制
  • 第2期のルールだった。
  • 3人が挑戦し、3回とも6問以上の正解で賞金獲得。但し、賞金額が1000万円に到達した時点で終了。
  • 3人クリアした時点で1000万円に満たない場合、さらに賞金を積み立てたい場合は4人目(さらに5人目)の挑戦も可能。ただし5問以下の正解だとその時点で失格。当然これまで積み立てた賞金が没収された。
  • 問題選択は6番まで(全て通常問題)。クイズのスタート前に選択した。
5人制
  • 第3期のルールだった。
  • 5人が挑戦し、全員が6問以上の正解および「12アンサーズ」での6個以上の正解、賞金額が1000万円に到達もしくはパーフェクトおよび「12アンサーズ」での12個正解で賞金獲得。
  • 3人目まではクリアできないと賞金没収・失格。また3人目までクリアし、4人目または5人目で失格になった場合は、これまでの賞金額を問わず100万円の保証金が贈られた。
  • 問題選択は10番まで(通常問題のほか、「12アンサーズ」などの問題もある。)。キャプテンが問題を選択してから、その問題が得意と思われる挑戦者を選んだ。
出張5人制
  • 第3期の「出張タイムショック」でのルールだった。
  • 5人が挑戦し、3人以上が6問以上の正解および「12アンサーズ」での6個以上の正解で賞金獲得出来た。
  • 2人以上がクリアできないと賞金没収・失格となった。
  • 通常の「リレータイムショック」よりルールが緩かったが、賞金も通常の「リレータイムショック」の10分の1だった。(全員が全問正解しても500万円だった。)
  • 問題選択は10番まで(通常問題のほか、「12アンサーズ」などの問題もある。)。キャプテンが問題を選択してから、その問題が得意と思われる挑戦者を選んだ。
10人制
  • 2001年春からの基本的に特番のみのルール。10人1チームの2チームで行い「バトルロワイヤル」(「バトルロイヤル」)とも呼ばれる方式。
  • 6問以上の正解(6問問題時は3問)および12アンサーズでの6個以上の正解を繰り返し、2000万円に到達すれば賞金獲得(到達した瞬間に終了)となる。
  • しかし、鐘が鳴った場合、誰かが失格したらその時点で終了(2005年春の特番のときは時間の関係で再チャレンジ不可の1回きりだった。)。
  • さらに2005年春の特番から全問正解および「12アンサーズ」での12個正解で、達成した本人に賞金100万円が贈られる(チームへの積み立て賞金とは別)。
  • キャプテンが問題を選択してから、その問題が得意と思われる挑戦者を残っている人の中から選ぶ。尚、一巡したらリセットされ、再び誰を選んでも良い。問題番号は最初は12番まであったが、後に10番まで。現在では20番まで。
∞(無限大)制
  • 2003年春~2004年秋 特番のみのルール。
  • 30人が4択問題に挑戦し、その問題の正解人数×200万円が目標金額となった。
  • 4択問題の正解者がチームとなり、「リレータイムショック」を行った。6問以上の正解および12アンサーズでの6個以上の正解を繰り返し、目標金額を到達すれば賞金獲得となった。
  • 但し、誰かが失格したら、その時点でゲームが終了となり、再び4択問題に戻った。
  • もし、30人全員が正解すると6000万円を賭けてのチャレンジとなった。
  • チャレンジ途中で目標額を達せばその時点でチャレンジが終わった。
  • 問題選択は20番まで(通常問題のほか、「12アンサーズ」などの問題もあった。)。キャプテンが問題を選択してから、その問題が得意と思われる挑戦者を選んだ。

[編集] その他の時期のルール

  • レギュラー放送の第3期には「リレータイムショック」のほかに「出張タイムショック」というコーナーがあり、トラックに「タイムショック」の簡易セットを載せて地方に出張し、「リレータイムショック」をしていた。また、「芸能人最強クイズ王決定戦SINGLES」という、芸能人4~5人が「タイムショック」の正解数を競うコーナーもあった。
  • レギュラー放送の第4期は業種別に4チームが出場し、タイトルも「(業種名)クイズ王選手権」となる。百貨店クイズ王、ホテルクイズ王等が開催された。各ラウンドごとにチームの代表1人が「タイムショック」の正解数で対決。1回戦と決勝はレギュラー問題、2回戦はジャンル問題で3つの中から選ぶ(挑戦は前ラウンドの得点順)。最も代表者の正解数が少なかったチームから失格。これを繰り返し、優勝すると賞金100万円+優勝チームの代表1人が全問正解で賞金1000万円の「ファイナルタイムショック」に挑戦するというルールだった。
    • パーフェクトの場合、更に個人賞として100万円が贈られた。
  • レギュラー放送の第5期(最終期)は、事前のペーパーテストで勝ち抜いたクイズ王(+前週チャンピオン)10人による「個人戦最強コロシアム」。前週からのチャンピオンが複数の場合は、その分ペーパーテストで勝ち抜ける挑戦者枠が減る。
    • ペーパーテスト成績順下位から(チャンピオンは挑戦者が終了して勝ち抜き数の少ない順に)挑戦。問題番号は、目の前の番号ボタンを使い自分で選択する。
    • その時点での最高正解数に到達もしくは超えていれば、「ポイントリーダー」として挑戦終了後リーダーズシートに座れるが、到達していない場合は目の前の扉が閉まり退場となる。
      • また、リーダーズシートにいるポイントリーダーは、自分の正解数を超えられた場合シート後ろから退場することになる。
    • 前週チャンピオンも含む全員の挑戦が終わった時点でリーダーズシートに座っているポイントリーダーがチャンピオンとなる。チャンピオンは翌週も参加でき、5週連続で勝ち抜くと1000万円が贈られた。
    • 初代『クイズタイムショック』のチャンピオン戦の様なルールだった。
    • この時期は内容がクイズ王向けになり、問題が難しくなりすぎてしまい、もはや普通の一般人や芸能人には歯が立たず、実質「クイズ王決定戦」のようになってしまった。そのため、簡単な問題でも時間に追われると難しく感じるという「タイムショック」独特の良さが失われてしまった。なお、これが鹿賀最後の司会となった。

[編集] 高校生大会

  • 鹿賀・中山時代に4度「高校生クイズ王日本一決定戦」が行われた。ここでは、「スイスペ!」枠で行われた「高校生クイズ王日本一決定戦!2003」の本選ルールについて紹介する。チーム構成は、日本テレビの「全国高等学校クイズ選手権」同様、同一高校の3人一組。男女混合可。尚、第4回はスイスペ枠で本戦を放送し、本戦出場8校が決まるまでの予選は日曜の特集枠で放送された。
本戦一回戦 24バトルロワイヤル
  • 8組24人がタイムショックマシンの前に作られた階段の上に立つ。各自、AかBで回答する個人戦だが、間違うごとに階段を一段下りていく。誰か一人でも三段下りてしまったら(=3回間違う)その時点でその高校は即失格。連帯責任制である。これを、2校が脱落して残り6校になるまで繰り返す。
本戦二回戦 リレータイムショック
  • ルールは、バトルロイヤルの三人リレーに準ずる。但し、事前に芸能人6人にも同じ問題に挑戦して貰っていて、その正解数とコメントで判断する。
    • 宮崎美子:10問「難しくはない。」
    • ラサール石井:8問「男子有利。」
    • ダンディ坂野:6問「結構簡単かも。」
    • 田嶋陽子:5問「芸能・スポーツあり。」
    • 飯島愛:3問「言ってることが分からない。」
    • はなわ:2問「正直難しい。」
  • ここで2校が脱落、残りは4校。脱落ラインに正解数同率の高校が複数の場合は同点早押し対決。
本戦三回戦 敗者決定トーナメント
  • くじ引きで出題方式と対決する高校を選び、対戦。設定された問題は対戦一回目が「映像レギュラー問題」「12アンサーズ」、対戦二回目が「漢字書き取り」。(対戦一回目のみ)問題番号を指定してから代表者一人が挑戦。勝った方は準決勝進出。負けた方は次の試合に臨み、別の対戦で負けたチームと対戦。それで負けた1チームが脱落。
準決勝 映像早押し問題
  • 三人が早押しマシンの前に立ち、出てくる映像に関するクイズに答える。お手つき誤答はその問題の解答権を失う。正解した人は抜けていき、三人とも抜けた先着2校が決勝進出。
決勝戦 総当たり3本勝負
  • 1VS1での総当たり対抗戦。タイムショックマシンに乗り、レギュラー問題に答える。問題番号は椅子が上がってから挑戦する人が指定する。回答数が多かった方の勝ちだが、両校とも正解が5問以下でトルネードしてしまった場合は同点と見なし、最終的な成績が同点の場合はサドンデスとなる。どちらかが2勝するまで行い、勝った方が高校生クイズ王日本一。奨学金として100万円が贈られた。
優勝校
  • 第1回 仙台第一高校
  • 第2回 早稲田高校
  • 第3回 金沢泉丘高校
  • 第4回 早稲田高校

[編集] 「クイズタイムショック」起源の出題形式

独自の出題形式であるため、後のクイズ番組に影響を残す、ユーモアを交えた問題形式が誕生している。

  • 「今、何問目?」(生島ヒロシ版では出題されなかった。「タイムショック21」では頻発された)
    • 派生パターン「この問題を入れてあと何問?」等
  • 「○○といえば××。では△△といえば?」(いわゆる前振り)
    • この種の出題は後に多くの早押し方式クイズ番組に採用され、これに引っかかる解答者が多く発生している。
  • 「日本の道路は上り坂と下り坂どっちが多い?」(答えは「同じ」とされているが、一方通行を考慮するとこの限りではない)
  • 「アメリカの総理大臣は誰?」(答えは当然「いません」)
  • 後半(大体8~11問目あたりに)「1問目の答えは何だった?」という問題もあった
  • 「昨日のあしたのあさっては?」(答えは「あさって」)
  • 「日本のプロ野球選手、全員の背番号を掛け算するといくつ?」(答えは「0(ゼロ)」、背番号「0」の選手がいるため)
  • 「後何問残っている?」(1問目で出題されたとき、1問目の問題が含まれない。11問)
  • 「これまで何問正解した?」
  • 複雑な計算問題。
    • 「33333÷3の答えはいくつ?」
    • 「3億円は1万円札何枚?」
    • 「5000円札2枚で○○円のお買い物。おつりはいくら?」
    • 「時速○○kmで××分。何km進んだ?」など。
  • 「チャーシュー。生まれたときの鳴き声は?」(答えは「ブーブー」、チャーシューは豚肉なので、豚の鳴き声として考える)
  • 「心臓と肝臓。毛が生えるのはどっち?」(答えは「どちらでもない」。「心臓に毛が生える」というのはあくまでも慣用句であり、実際には心臓も肝臓も毛が生えない。)

[編集] 司会以外の出演者

[編集] 出題(ナレーター)

  • 矢島正明 ※1969年の番組開始より現在まで一貫して担当
  • 宮村優子 ※『タイムショック21』の「キューブ2000」、「出張タイムショック」のみ
  • 村井国夫 ※『タイムショック21』第5期のナレーション。出題は担当していない。
  • 菅野莉央 ※『タイムショック21』初期エンディングのなぞなぞコーナー担当。彼女のみ顔出しで出演し、専用セットで鹿賀とともに登場する。

[編集] ホステス(アシスタント)

  • 渋沢詩子
  • あかはゆき
  • 丹羽節子
  • 高木しげみ(1978年10月より)
  • 渡辺恭子(高橋圭三事務所所属)
  • 中里雅子(テレビ朝日アナウンサー)
  • 廣瀬雅子(テレビ朝日アナウンサー)
  • 松田樹里(タイムショック21・途中降板)

[編集] 「出張タイムショック」リポーター

『タイムショック21』では「出張タイムショック」というコーナーがあり、リポーターを設けていた。これは、ミニセットを設置したトラックとともに依頼先へ向かいコーナー司会を務めるというものであった。

[編集] 賞金

[編集] クイズタイムショック(1969年1月~1986年3月)

  • 前期~後期
  1. ¥1,000
  2. ¥2,000
  3. ¥3,000
  4. ¥4,000
  5. ¥5,000
  6. ¥10,000
  7. ¥20,000
  8. ¥30,000
  9. ¥40,000
  10. ¥50,000
  11. ¥100,000
  12. ¥1,000,000
  • 末期
  1. ¥1,000
  2. ¥2,000
  3. ¥3,000
  4. ¥4,000
  5. ¥5,000
  6. ¥10,000
  7. ¥20,000
  8. ¥40,000
  9. ¥60,000
  10. ¥100,000
  11. ¥150,000
  12. ¥1,000,000

[編集] クイズタイムショック(1989年10月~1990年3月)

  1. ¥1,000
  2. ¥2,000
  3. ¥3,000
  4. ¥10,000
  5. ¥20,000
  6. ¥30,000
  7. ¥40,000
  8. ¥50,000
  9. ¥60,000
  10. ¥100,000
  11. ¥200,000
  12. ¥1,000,000

[編集] タイムショック21

  • 初期
  1. ¥10,000
  2. ¥30,000
  3. ¥50,000
  4. ¥100,000
  5. ¥200,000
  6. ¥300,000
  7. ¥500,000
  8. ¥1,000,000
  9. ¥2,000,000
  10. ¥3,000,000
  11. ¥5,000,000
  12. ¥10,000,000
  • 中期(第2期~第4期)~現在(スペシャル版)
  1. ¥0
  2. ¥0
  3. ¥0
  4. ¥0
  5. ¥0
  6. ¥500,000
  7. ¥1,000,000
  8. ¥2,000,000
  9. ¥3,000,000
  10. ¥4,000,000
  11. ¥5,000,000
  12. ¥10,000,000
  • 個人戦(芸能人・第3期)
  1. ¥0
  2. ¥0
  3. ¥0
  4. ¥0
  5. ¥0
  6. ¥100,000
  7. ¥200,000
  8. ¥400,000
  9. ¥600,000
  10. ¥800,000
  11. ¥1,000,000
  12. ¥2,000,000
  • 個人戦(一般人・第5期)
  1. ¥0
  2. ¥0
  3. ¥0
  4. ¥0
  5. ¥0
  6. ¥50,000
  7. ¥100,000
  8. ¥150,000
  9. ¥200,000
  10. ¥250,000
  11. ¥500,000
  12. ¥1,000,000

[編集] 芸能人でのパーフェクト達成者(通常問題)

タイムショック21~スペシャル版以降のパーフェクト達成者(通常問題)

[編集] 歴代タイトルロゴ

  • 1969年1月~1986年3月 - 「クイズ」「タイムショック」と2段に別れており、「イム」の上に丸囲みで「クイズ」、下に「タイムショック」と書かれたもの。雰囲気的には以下のようになる。
(クイズ) ヨツ
イム
書体がタカラスタンダードに似ているが、タの横棒がタイムショックでは突き抜けていないなど若干の違いがある。
  • 1989年10月~1990年3月 - 上中央に「クイズ」、真中に「タイムショック」、下に「QUIZ TIME SHOCK」と書かれ、囲いにアンダーラインを入れた。
  • 2000年10月~2002年6月(タイムショック21) - パラパラ風のフォント
  • 2002年9月~現在(特番「タイムショック」) - 「タイムショック21」と同一のフォントで、「21」のみを削除

[編集] ネット局

クイズタイムショック(1969年1月~1986年3月)

この時期はテレビ朝日系列局が少なかったため、系列を超えて同時ネットされることが多かった。 ※放送当時 ◎:テレビ朝日系列、▲:日本テレビ系列、●:TBS系列、■:フジテレビ系列

なお、この元祖のみオープニングではネット局の紹介テロップが流されていた。
クイズタイムショック(1989年10月~1990年3月)
タイムショック21(現・タイムショック)

無印=同時ネット ★=VTRネット局 ●=スペシャル版ネット局

[編集] スタッフ

[編集] クイズタイムショック(1969年1月~1986年3月)

  • 構成:多村映美
  • 問題作成:企画集団Q(象印クイズ ヒントでピントの問題作成も担当していたことがある。)
  • プロデューサー:小松伸二、大村正二、三倉文宏(終了時)
  • ディレクター:武田伸彦ほか
  • 音楽:山下毅雄

[編集] クイズタイムショック(1989年10月~1990年3月)

  • 音楽:前田憲男

[編集] タイムショック21

[編集] 関連グッズ

  • クイズタイムショック 1~4(テレビ朝日/多村映美編。田宮・山口時代に発刊)
  • クイズタイムショック RECORD GAME

初代司会者・田宮二郎の語りと矢島正明の問い読みの構成。
(入門コース10ゲーム・中級コース6ゲーム・上級コース4ゲーム・プロフェッショナルコース16ゲーム(映画・演劇、社会・歴史、スポーツ、芸能・音楽各々4ゲームずつ)・エキスパートコース4ゲームの合計40ゲーム+解答用紙を収録。
(表ジャケット)5週勝ち抜きチャンピオン(天井から花吹雪と風船が降っている瞬間)をお迎えする田宮・丹羽・タイムガールズと、ストップウォッチを構える田宮の2枚
(裏ジャケット)5週勝ち抜き達成者の周りに、番組のセッティングをするスタッフ
(発売元・ワーナーパイオニア 1978年2月リリース)

[編集] エピソード

[編集] 田宮・山口司会期(1969年1月9日1986年3月27日)

  • この番組は暗転から始まり暗転で終わるという進行だった(21を除く)。
  • 初代司会者田宮二郎1969年1月9日(第1回放送)から司会を担当。晩年は躁鬱病に悩まされており、自身から番組降板を申し入れ、1978年9月28日放送(第503回放送分)を持って山口崇に司会を交代した(その後田宮は、同年12月28日に自殺)
  • その1978年9月28日放送(第503回放送分)は「中学生親子大会」。親子2人の正解数の合計で優勝を決めるルールであったが、同点決勝のジャンケンの末、石野早苗・まゆみ親子が優勝した(両方共9問正解、合計18問正解)。この番組でTVクイズ番組初優勝を果たした石野まゆみは、以後女性のクイズマニアとして数々のTVクイズ番組でも優勝を果たす事となる。ちなみに彼女が後に入会するクイズサークルの名門「ホノルルクラブ」の会長である村田栄子もその一ヶ月前に当たる1978年8月31日(ちなみにこの日は、阪急の今井雄太郎投手が仙台宮城球場のロッテ戦でパーフェクトゲームを達成)放送の「500回記念・78年度日本一王座決定戦」でパーフェクトを達成した。
  • 同じく出場者の中で、北川宣浩が田宮・山口司会期では唯一の偉業を達成した。その内容は、まず1977年の番組での5週間連続勝ち抜きを達成して一回目の100万円を獲得、更にその8年後の1985年に行われた「グランドチャンピオン大会」(過去の100万円獲得者を集めて実施)では、今度はパーフェクトを達成して二回目の100万円獲得を決めた。つまり、5週勝ち抜きとパーフェクトの異なる獲得形態で二度も100万円獲得を果たしたのである。
  • TBSの『8時だョ!全員集合』(1977年2月26日・第361回放送分)の学校コント内で頭が良い生徒役として田宮二郎がゲスト出演をした。その際、いかりやに「英語で25は?」「フランス語で25は?」「ロシア語で25は?」「中国語で25は?」とタイムショック張りに連続して出題された問題に次々と田宮が正解した後、「ターイムショック」と決めセリフを発したり、志村の「○○いかがっすかぁ~」のネタを用いて、志村と共に「タイムショックいかがですかぁ~」のギャグをやったりと、タイムショックを意識したネタを連発した。
  • 2代目司会者山口崇は800回記念の時に、エキシビジョン扱いで挑戦した(8問正解)。この時は、挑戦終了直後に「800」の文字が書かれたカーテンが、時計台に表れるという演出もあった。
  • 脚本家の小山高生は駆け出しのころ、企画集団Qのバイトの一環で問題作成や正解チャイムを担当したことがあった。
  • 「クイズタイムショック」も、1986年3月27日に、最終回を迎えた。こんな12問が出題された。
  1. 「タイムショックが生まれたのは昭和何年?」(昭和44年)
  2. 「その年に生まれた子。今年何歳になるの?」(17歳)
  3. 「タイムショック。初代のアシスタントは誰?」(渋沢詩子)
  4. 山東昭子加山雄三。どちらが先に全問正解した?」(加山雄三)
  5. 「17年前、官製葉書一枚いくらだっけ?」(7円)
  6. マイルドセブンが生まれたのは、17年よりまえ?あと?」(あと)
  7. 「この17年。総理大臣になった人、10人以上?以内?」(以内)
  8. 「では、17年前の総理大臣は誰だっけ?」(佐藤栄作
  9. 石原裕次郎、加山雄三。17年前独身だったのは?」(加山雄三)
  10. 「タイムショック。今日までの設問数は10万問以上?以内?」(以上)
  11. 「では、100万円を獲った人。50人以上?以内?」(以上)
  12. 「タイムショック。今日で何回目?」(888回)

この12問は、矢島正明が顔出しで問い読みをした。廣瀬雅子アナウンサーが挑戦して、9問正解したが、この12問の内容は、この番組の歴史と他の歴史の一部だった。 また、タイムショックの問題では意地悪問題や引っ掛け問題を中心とするクイズも出題され、タイムガールズ、大泉滉北川宣浩が挑戦した。ちなみにタイムガールズは3問、大泉は2問、北川は5問正解だった。

  • 最終回放送時「さよならタイムショック」という装飾が掲出されていた。
  • 番組終了後、中部日本放送(CBC)の番組でリスナーからのリクエストに答えて、タイムショックのテーマミュージックをかけた。これは、現在CBCと同じ系列に属している毎日放送がかつてNET系列であったため、そこから音源を入手する事が出来たと思われる。

[編集] 生島司会期(1989年10月18日~1990年3月21日)

  • 真裏に、当時全盛期の『ドラゴンボールZ』(フジテレビ)があったため、視聴率も最高で7.0%と低迷、タイムショック21開始時の宣伝等、一部では存在自体が抹殺されている。
  • 第1回目の放送冒頭に生島が新装開店という発言をした。
  • 素人参加型クイズ番組のブームに便乗して開始したためか、上述のタイムショック独特の問題は出題されず、問題自体の難易度も田宮・山口の頃よりは高かった。
  • 1989年12月30日放送の懐かしアニメスペシャルの中では「懐かしアニメタイムショック」というコーナーで、セット・司会者もそのままで懐かしアニメ問題限定のタイムショックを行った。
  • 最終回は、2週に渡って実施(1990年3月14日・21日)。100人の参加者(殆どが、過去の挑戦者とクイズマニア)で一斉に早押しクイズを行い、正解した人が挑戦できた。通常のタイムショック(ショックポイントなし)に加え、ショックポイントが最初の3問や最後の3問に仕掛けらていたり、遂には12問全てにショックポイントが仕掛けられた問題もあった。また、全問YES・NOクイズが出題される問題(しかも、全て正解がYESというおまけ付き)もあったりと、最終回限定で色々な問題が出題されたが、結局最後まで、生島司会期では1人も、パーフェクトは誕生しなかった(萩尾みどりが最終問題正解ながらタイムオーバーで11問正解20万円獲得が最高記録)。エンディングでは、オフコースの「さよなら」が流れた。

[編集] タイムショック21(2000年10月16日~)

  • 番組開始当初、番組宣伝のCMはTBSラジオでも流れていた。
  • 2000年9月30日(土)12:55から一部の地域で1時間のプレビュー放送(番組対抗芸能人大会)が放送された。その時セットやルールは、その後に始まる「21」ほぼ同様だったが、「ファイナルタイムショック」の60秒BGMは、田宮二郎時代の最終バージョンを使用していた。
    • 「タイムショック21」のオリジナル60秒BGMの初披露は、「ナインティナインだ!!新番組をやらせろスペシャル2」(2000年10月12日放送)で。この番組に出演した辰巳琢郎は裏番組の「クイズ$ミリオネア・芸能人大会(ラサール石井が最終問題を誤答した特番)」を辞退しての出場となった。その後3ヵ月後同番組の新春特番に出場した際、今田耕司に「タイムショックの回し者」のなじられた。
  • 国会議員がチームを組んだ対戦が2001年1月に2回行われたこともある。1回目は自民党VS民主・社民連合で、「ビジュアルタイムショック」で民主・社民連合チームが勝利し、当時社会民主党議員だった横光克彦が「ファイナルタイムショック」に挑戦。「クイズタイムショック」以来2度目の挑戦であったが、イスを回してしまう。その次に行われた自民党と民主党の対戦では「ビジュアルタイムショック」で民主党が勝利。枝野幸男議員が「ファイナルタイムショック」に挑戦したが、これまたイスを回して失格にしてしまった。
  • なお1回目の対戦の際に賞金がチャリティに回される「チャリティタイムショック」が行われ、自民党チームが3人挑戦したが失格、賞金を没収されてしまい、原陽子社会民主党議員(当時)にお株を奪われてしまう形となった。
  • 日本ハムファイターズ(当時)の岩本ツトム(現・岩本勉)が獲得賞金を全額寄付する「チャリティタイムショック(※)」に挑戦した際、6問正解でクリアしたにもかかわらず自ら回してくれと希望。希望通りトルネードさせたが、何故かマシンが故障、元に戻るまでの十数秒間斜め45度前のめりの状態で停止してしまった。(※本来の挑戦はトルネードにより賞金没収となったため急遽行われた。)
  • SINGLESにおいて、挑戦終了後に解答に対する審議が行われたことがある。ビビる大木が挑戦した際、次の問題で審議となった。
    • 新山千春は今何歳?(問題読みは「新山千春って今何歳?」)」
    • 正解は20歳(当時)だったが、大木は「20,21」と回答。その時はチャイムと共に正解ランプが点灯したが、終了後に審議に入って「言い直しによる不正解」と判断。しかもその時、大木は6問正解だったため、シートに固定されたまま再び椅子が上昇、5問正解と言うことになり有無を言わさずトルネード。
  • イジリー岡田もカンニングが発覚。11問目の「今、何問目?」と言う問題の時ちらっと右上を見て回答。チャイムと正解ランプは点灯した物の当然これは不正解。しかし、いずれにしても結果は正解が5問以下だったのでトルネードだった。
  • ナイナイの岡村は、旧ルール(6問以下トルネード)と新ルール(5問以下トルネード)で二度トルネードを経験している。一回目は、前述の「ナインティナインだ!!新番組をやらせろスペシャル2」で。この時は6問正解でトルネード。二回目は番組対抗スペシャルで「ナイナイナ」チームとして登場。その時は5問正解でトルネードの憂き目にあっている。
  • 2001年春の改編期に放送されたスペシャルで、「出張タイムショック」が初登場。「出張タイムショック」での最初の挑戦者は「仮面ライダーアギト」の賀集利樹だった。
  • 芸能人最強クイズ王決定戦SINGLESに初代司会者の田宮二郎の息子、柴田光太郎が出場したことがある。
  • 2001年8月、たった一度だけ大磯ロングビーチで番組収録を行ったこともある(放送は2週にわたった。)。その内容は「グラビアアイドル クイズ№1決定戦」、クジ引きで出場者を選ぶ「サマージャンボタイムショック」(一般参加者対象で、出張タイムショックと同じクイズ形式)、過去に「トルネードスピン」を食らってしまった不名誉な芸能人を叩き直す「緊急企画 高所恐怖症克服トルネードファミリー リベンジへの道(成績優秀者のみ「芸能人10vs10バトルロワイヤル2」出場権獲得)」、の3コーナー。「グラビアアイドル クイズ№1決定戦」はグラビアアイドルたちが「火曜ワイドスペシャルオールスター水泳大会」のノリで、出題される問題(芸能問題中心)に挑戦した。結果は、以下の通り。
出場者 結果&賞金
metamo・くまきりあさ美 1問正解・トルネードダイブで失格
イエローキャブ・松岡由樹 2問正解・トルネードダイブで失格
テレ朝エンジェルアイ・大沢亜希 3問正解・トルネードダイブで失格
ドラマ・早乙女タイフーン・磯山さやか 4問正解・トルネードダイブで失格
ダイナマイトバディーズ・佐藤江梨子 10問正解・80万円獲得(唯一合格で優勝)
ドラマ・渋谷系女子プロレス・宮元麻弥 2問正解・トルネードダイブで失格
オスカープロモーション・黒石えりか 2問正解・トルネードダイブで失格
つまり、出場者7人中10問正解・80万円獲得の佐藤以外は、全員が「トルネードダイブ(高台の滑り台でプールに叩き落される)」で失格というお粗末な結果で終了。優勝した佐藤も、そんなアイドル達に向かって「レベルが低過ぎたんだと思います。だって、何で全員落ちてるのー!?そっちの方が恥ずかしいと思うよー!!」と嘆いた。しかしながら、先代の『タイムショック』やいつものレギュラー放送と余りにもノリの違う企画に、(特に従来のファンから)苦情が殺到した。「高所恐怖症克服企画」では、高さ7メートルの飛び込み台の上でクイズが出題され、正解が5問以下だと「トルネードダイブ」で解答者の後ろにセットされている巨大風船が膨らんでそれに圧迫された末にプールに落とされるといった内容だった。結果は以下のとおり。
出場者 結果
原田大二郎 8問正解・クリア
TIMレッド吉田 8問正解・クリアしたがトルネードダイブ
Take2東貴博 6問正解・クリア
ダチョウ倶楽部寺門ジモン 5問正解・トルネードダイブで失格
池谷幸雄 2問正解・トルネードダイブで失格
なすび 0問正解・(6問目出題中に)トルネードダイブで失格
松村邦洋 8問正解・クリア

しかし、6問以上正解・クリアしたにもかかわらずプールに落とされたり、クイズの途中で巨大風船が膨らんでプールに落とされたり、飛び込み台に置き去りにする(飛び込み台の後ろに鍵がかけられる門があった)などの過激なバラエティー番組風の演出が裏目に出て、明らかにイジメを助長する内容となってしまい、この企画も青少年の教育に良くないといった苦情が多数寄せられた。

  • 『タイムショック21』の末期になると「クイズ王決定戦」のような趣の個人戦となり、一般人には(時間が十分にあったとしても)到底正解できないような難問ばかりが出題され、出演者も名の知れたクイズマニアばかりになってしまった。最終回ではチャンピオンは2人誕生し、そのうちの一人は過去にタイムショック優勝経験を持つ石野まゆみだった。

[編集] タイムショック芸能人バトルロイヤル(2002年9月~2006年9月)

  • 2004年の現ルールで実に5年目にして山口良一がレギュラー問題でのタイムショックで初の全問正解をした。(このときは∞リレータイムショックでこのラウンドでは山口を含め7人が進み、最終走者の江守徹が6問正解と同時に賞金獲得となった。)それから1年5ヶ月後に今度は宮崎美子が女性陣として初のレギュラー問題でのタイムショックで全問正解した。(現段階のこの状態では宮崎が唯一なしえている。/また「21」時代では宮崎と麻木久仁子が11問正解が最高だった。)

[編集] 新タイムショック(2007年4月以降)

  • 2007年4月8日(日)14:00からテレビ朝日系列(但し九州朝日放送熊本朝日放送大分朝日放送のみプロ野球中継のため、16:00からの時差ネット)で1時間25分のプレビュー放送「新タイムショック2007・お披露目スペシャル!」が放送された。

[編集] タイムショック形式のクイズを行っていた番組

  • お笑いマンガ道場(中京テレビ制作): 「マンガ・タイムショック」というゲームコーナーで、タイムショック形式でイラストでしりとりをする(「恐怖のしりとりマンガ」と同じ)。60秒以内に書き終わらないと風船が破裂する。ただし、女性パネラーには、甘いコーナーだったため、2回しか行われなかった。
  • 全国高等学校クイズ選手権(日本テレビ): 一時期、全国大会の準決勝において、「勝負の1分間クイズ」という名目でタイムショック形式のクイズを実施
  • アメリカ横断ウルトラクイズ(日本テレビ):「日の出タイムショック」「空席待ち列車タイムショック」と題して制限時間付きのクイズを実施。方式は早押しクイズであり、『クイズタイムショック』とはルールがまったく異なる。
  • 総天然色バラエティー 北野テレビ(TBS): 出題されたお題に瞬時にダジャレで答える、タイムショック風の「ダジャレタイムショック」というコーナーがあった。
  • まっ昼ま王!!濡れてにアワー!!(テレビ朝日):「ミリオンステージ・金満席」というコーナーで、タイムショック形式のクイズを実施。
  • 特捜!芸能ポリスくん(TBS): 島田紳助司会。第1回戦で「タイムショック・リターンズ」を実施
  • 紳助の人間マンダラ関西テレビ):特捜!芸能ポリスくんと同時期、1時間全て出演者による「クイズタイムボコボコ」という企画を定期的に放送した。
  • リンカーン(TBS): 出題されたお題に瞬時に面白いボケを答える、タイムショック風の「ボケタイムショック」というコーナーがある。
  • クイズ!ヘキサゴンIIフジテレビ): スペシャル限定で「ベルトクイズ!タイムショック!ショック!」というコーナーがある(タイムショック形式のクイズに、間違える度に早くなるルームランナーに走って耐える要素を追加)。特筆すべき点として、時計台にクイズ中のBGMや、司会席と問題ランプ(1~12番)まで田宮・山口時代を可能な限り忠実に再現しており、パロディー企画の域を超えた完成度である。

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[編集] 田宮・山口時代

最未期・最終回時

[編集] 生島時代(関東ローカル

[編集] 鹿賀・中山時代

[編集] 中山時代

[編集] 外部データ

[編集] 番組の入れ替わり

NET→テレビ朝日系列 木曜日19時台前半(1969年1月 - 1986年3月)
前番組 クイズタイムショック
(田宮版・山口版)
次番組
スター紅白歌合戦 鶴ちゃんのおもいっきりポコポコ
テレビ朝日系列 水曜日19時台前半(1989年10月 - 1990年3月)
つるピカハゲ丸くん クイズタイムショック
(生島版)
水曜スーパーキャスト
(~20:54)
テレビ朝日系列 月曜日20時台(2000年10月 - 2002年6月)
スポコン! タイムショック21 ダークエンジェル
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