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探偵!ナイトスクープ - Wikipedia

探偵!ナイトスクープ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

探偵!ナイトスクープ(たんていナイトスクープ、英称:Knight Scoop)は、1988年3月5日関西ローカルでテレビ放送がスタートした、朝日放送制作の視聴者参加型バラエティ番組である。朝日放送と東日本放送山形テレビ愛媛朝日テレビ鹿児島放送では字幕放送を実施。

目次

[編集] 番組概要

[編集] 番組のコンセプト

視聴者から寄せられた素朴な疑問・依頼を、探偵局員が投稿した視聴者と共に調査し、その結果を発表する。採用(出場)された視聴者にはもれなく番組特製の探偵手帳とステッカーがプレゼントされる。

関西人独特の明るい「ノリの良さ」が番組の人気を支える重要なポイントで、時にプロの芸人である探偵をも食ってしまうほど強烈なインパクトを持つ依頼者などが登場する。街角で出会った人がさらに強烈な個性を発揮することもあり、そういった予想外の展開が楽しめることも人気の理由のひとつである。番組中では一般人への応対や扱いに一定の基準が存在し、これも視聴者の支持の要素である。2001年日本民間放送連盟賞テレビエンターテインメント部門最優秀賞受賞。

[編集] 番組視聴者からの依頼

「ナイトスクープ」における依頼内容は非常に多岐にわたる。人捜し、物捜し、場所捜しのような本格的な調査を伴うものをはじめ、街頭調査や現地レポート、実験を伴うものもある。単独では放送時間が稼げないようなちょっとした依頼は「小ネタ」集として複数をまとめて放送される。
また、年に何度かは「総集編」と称して、過去の面白かった依頼や、もう一度見たい依頼を3、4本まとめて放送している。

  • この場合に限って、局長・秘書・顧問は出演せず、探偵のみがコントを交えながら放送している。
  • 番組初期の総集編は「視聴率~%を達成するには」とか「視聴率~%になぜ届かないのか」といった検証形式で、通常番組と同じように局長も客もいる状態で収録された。上岡はそれほど視聴率を気にしない性格であり、もちろんしゃれだったのだが、後に20%どころか30%をも達成してしまう。無論、傑作揃いで、オンエア時よりも大きな笑いを取ることがしばしばであったが、そのほとんど及び担当の探偵は上岡局長、キダタロー顧問の槍玉に挙げられるという設定が多かった。

19年目を迎えた番組の中で2000を超える依頼が扱われ、また毎週ハガキ依頼が200~300通、メール依頼が約100通寄せられている。

[編集] オープニング

黒バックに番組の趣旨が書かれた白いテロップでスクロール式に下から上に流れ、CG調の番組タイトルのロゴが出る(かつては、タイトルロゴも番組趣旨のテロップ同様に下から流れてきていた)。

その後、その週の出演メンバーの探偵局員を紹介。その時、調査を担当した局員には映像の下にその週に依頼された内容のサブタイトルが流れる。

出演局員を紹介した後は、公開収録のスタジオからの拍手に包まれながら出演者が登場して提供ベース(スポンサーは地域によって異なる)後にCM→本編開始、というのが現在の基本である。

  • 以前は1本目の依頼終了後にスポンサーバックを流してからCMに入ったり、オープニング出演者紹介後にスポンサーバックを流してからCMに入ったことがあった。

[編集] 番組の構成

公開収録で、実質44~45分の放送枠の中で10~15分程度の依頼遂行VTRを3本流し、それぞれに局長や顧問、探偵らがコメントを付けるのが基本的なフォーマットである。エンドロールが流れる時にも、その日の総括のようにして再度コメントをつけている。更に「エンド5秒」と呼ばれる番組終了のテロップの裏に探偵のギャグが入ってその回の放送が終了する(なお、このエンド5秒は放送される地域とされない地域がある)。エンド5秒は視聴率が20%を超え、30%を狙うために、という設定で始められたが、記念すべき第1回目は桂小枝探偵が裸に赤タイツ、つま先の長い赤いリングシューズというまさに「ジャイアント馬場」のまねで突っ立っていただけで、見かねた上岡局長が「そんなんで30%が取れるんか!」と半分呆れ気味に突っ込んだものだった。

ほかの番組に見られない特徴に「ジングルからCMまでが長い」というものがある。通常、民放では番組とCMの境にジングルを流して視聴者に知らせている(もしくは、ジングルなどなしで突然CMに入る)。ジングルが入る場合、ジングルが終わるとすぐにCMがはじまるが、この番組ではジングル終了後も少しの間、探偵と局長などのトークが(長いときは1分以上も)放送され続ける。

このジングルからCMまでの極端に長い時間をとるという演出は、かつて総合演出をした矢澤克之プロデューサーの発案したもの。某雑誌のインタビューから引用するに「TVの既成概念を崩す遊びを少しでもやろうとしていて、(中略)、CM前の余白が長いのもそれ。ナイトスクープはライブ空間であるべきなのが胆の演出。最近は多くのTV番組がそれを忘れているが、(中略)、スタジオに来るお客さんと同等のライブ感を楽しんでほしいから、本来はCM入りのコーダが流れたらすぐCMなんだけれど、その後に何がスタジオで起こっているかまで視聴者に伝えたくて(中略)」このコメントは全文が多くのファンブログに転載されるほどに内容の重いもので、番組を大きくした天才プロデューサーの才能を大きく感じさせる。ちなみに上岡局長曰く「このジングルはスタッフが円広志に対し『5秒作ってくれ』とお願いしたにも関わらず、円が酔いしれて20秒も作った為に曲の一部分だけ抜き出して5秒にした」という。この20秒バージョンは以前スペシャルの際に一回だけ使われたものの、出演者・客席とも反応はイマイチであり、以降使われていない。余談ではあるが、20秒バージョンの歌詞は「ブレーキがイカれて止まらないナイトスクープ」である。最後の「ナ~~~イトスク~~~プ!」の部分が抜き出されている。

CMの入るタイミングは基本的に各依頼終了後とエンディングからエンド5秒までの間の計4カ所である。このスタイルは番組開始以来一切変わっていなかったが、2005年の途中から、オープニング後すぐにCMが入るようになった。これは、視聴率の伸び悩みを危ぶむスタッフが「なんとしてでも視聴率を!」と思い、番組本来の完成された形式を捨ててまでスタイルを変えた結果である。ファンには甚だ不評であった。

[編集] 各局での放送時間

現在はテレビ朝日系列の全国の放送局(ただし、テレビ朝日でのネットは行われていない。後述)、およびスカイ・Aでこの番組が放送されている。

テレビ朝日がネットしていた頃、テレビ山梨でのネット開始によって全国制覇を果たしているが、当時圧倒的多数だった同時ネット局が最近は減少傾向であり、放送時刻はまちまちとなっている。この番組は大阪発の番組のため、現状では同時間に東京発番組をネットする地域(東日本の一部と沖縄)は"ナイトドラマ"を優先して放送しているケースが多くなっている。

[編集] 近畿・西日本地方

制作の朝日放送では、番組開始当初は土曜日23:30~24:25の放送であったが、1991年4月から当時放送されていた合コン!合宿!解放区!と入れ替わり、現在の金曜日23:17~24:12となった。

関西・西日本地方では深夜枠にもかかわらず、視聴率が現在でも常に20%前後(1990年代前半は30%を超えていたこともあった)ととび抜けて高い記録が出ていることから、「関西(もしくは西日本)のお化け番組」と呼ばれている(→#視聴率(関西)を参照のこと)。

中国・四国地方では原則として同時ネットとなっている。しかし九州地方(鹿児島放送を除く)、メーテレでは遅れネット(ABCと同時刻だが1~2週遅れ)になっている。

沖縄県を放送対象区域とする琉球朝日放送では、以前はABCと同時刻の23:15スタート(ただし数週遅れ)だったが、金曜ナイトドラマの同時ネットに切り替えている。

  • 関西地区の週間視聴率ランキングではゴールデンタイムの番組をも抑え、関西1位に輝くという快挙もたびたび達成している。また、北部九州地区においても視聴率ベストテンに入ることもある。

[編集] 関東甲信越地方

当初は千葉テレビ放送(チバテレビ・CTC)や群馬テレビ(GTV)といった独立U局でのネットでスタート。関西出身者ばかりでなく、タモリや後に局長となる西田敏行も見ていた人気ぶりだったが、なかなか朝日放送のキー局であるテレビ朝日では放送されなかった。

転機は1992年6月5日放送(朝日放送など)での「時代劇のあの斬られ役は誰?」という人探しの依頼。「斬られ役の福本清三さんを『徹子の部屋』に出してあげたい!」という依頼者の要望で、本物の「徹子の部屋」のスタジオセットを借りて黒柳徹子に扮装した桂小枝探偵が番組収録をしたことからテレビ朝日の関係者に注目され、独立U局での放送は打ち切り、1993年にテレビ朝日でのネットに移行した。

  • ただし、それ以前に、後述の「アホ・バカ分布図」が民放連の賞を受賞したということで、その総集編だけは放送されたことがある。
  • この収録直後に本物黒柳徹子が現れ、小枝と福本の話を聞くうちに黒柳が福本に興味を持ち、福本が本当に「徹子の部屋」へ出演することとなった(1992年11月放送)。

テレビ朝日では当初放送枠がなかったこともあり、火曜深夜1時すぎのネットでスタートし、後に金曜日深夜2時頃から放送(ただし毎月末は「朝まで生テレビ!」のために休止)された。

  • その後、土曜日15:00~15:55と観やすい時間帯に移動するも関西と違って高い視聴率が取れず、テコ入れのため日曜日12:00~12:55へ移動させたがこの時間帯も裏番組に勝てず惨敗、その後日曜16:30~17:25⇒再び土曜日15:00~15:55と移動を何度も繰り返すことを余儀なくされた。
  • さらにその後、水曜日深夜3:12~4:07と再び深夜枠に移されたものの、最終的に2005年3月9日にテレビ朝日でのネットは(マンネリ化の影響だろうか?)編成上の都合で打ち切りとなる(プロデューサーは著書で、たびたび放送時間が変わったり休んだりするのなら、テレビ朝日で放送せずに独立U局で放送する方がいいと申し出たと言っている)。

テレビ朝日打ち切り後は、ほぼ内容を続行する形で2005年4月7日からtvk(神奈川)で、半年後の同年10月7日からは千葉テレビ放送(チバテレビ・CTC)での放送が再開され、関東地方では12年ぶりに独立U局でのネットが復活した(tvkでは2005年4月7日の放送からはじめてネットされる形である)。2007年4月2日からはテレビ埼玉(テレ玉)でも放送されている。

このテレ朝打ち切りの波及効果で、長野朝日放送などが同時ネットを取りやめ、ナイトドラマ同時ネットに切り替えたところも多数存在した(長野朝日放送では、現在の「ナイトスクープ」の放送はナイトドラマ終了後の枠に放送。よって同時ネット局に比べ、放送の遅れは約1時間ある)。

[編集] 北海道東北地方

東日本放送宮城県)は、近畿地方でしか放送されていなかった頃より同時ネットをしていたためか、同地域におけるナイトスクープの人気は非常に高く、宮城県民のハガキがよく送られ、紹介されることも多い。逆に同時間帯に放送されている金曜ナイトドラマは他地域よりも日常の話題にあがらないことが多い。

一方、司会者の西田敏行の出身地(福島県郡山市)に本社を構える福島放送では、関東地方に隣接する福島県の土地柄、同時ネットを取りやめてナイトドラマ同時ネットに切り替えたが、現在は同日時差ネットで放送している。

北海道北東北4道県は、4局とも「金曜ナイトドラマ」を同時ネットしており、「探偵!ナイトスクープ」は時差ネットになっている。

[編集] 番組名の由来

番組の企画段階では、「スッパ抜き探偵局」と言う仮タイトルだったらしい。

タイトルの「ナイト」は、夜(Night)ではなく、騎士(Knight)という意味である(Knight Scoop)。また「スクープ」は当時「JNNニュースコープ」、「ザ・スクープ」(いずれも朝日放送で放送されていた)など、報道番組のタイトルに「スクープ」が使われることが多かったため、「電話口で『朝日放送のナイトスクープですが…』と言えば、報道番組と勘違いして取材を受けてくれるのではないか」と考えてつけられたという。

[編集] 出演者

[編集] 局長

初代の探偵局長は上岡龍太郎が務めた。2000年4月に上岡が芸能界を引退した後は、局長を空席として約8ヶ月の間、探偵や顧問が交代で「局長代行」を務めていた。番組では引退をネタとしてかなり引っ張り、翌週から新局長が登場するように番組内で予告していたが、結局は代行設置となった。当時は上岡龍太郎の局長イメージはあまりに強く浸透していたので、安易に大物タレントを招聘しても逆にファンの反感を買うだろうという判断をプロデューサーが下し、あえて上記の形式をとったのが真相である。だが、視聴者を中心に「やはり局長を据えて欲しい」との意見が多く寄せられ、新局長を迎えることになる。

局長の条件として

  • 「探偵!ナイトスクープ」のファンであり、かつ阪神タイガースのファンでもあることが望ましい
  • 探偵局員より年長者であること
  • 初代局長の上岡クラスか、それ以上の大物を起用すること

が挙げられた。

そして、それらの条件を全て満たす人物として、かねてから同番組の大ファンであった西田敏行に白羽の矢を立てた。西田は大河の主役を勤め、邦画でも至宝と呼ばれるほどの『超のつく大物』だったが、総合演出でありプロデューサーでもある矢澤氏が事務所に日参し、情熱を持って口説き落とすことに成功した。西田自身も前向きであったという。

  • 余談だが、新局長は頭文字が「西」であるという情報がインターネット上で流され、また石田靖が「局長はNで始まる人」とラジオで言ったことから、勘違いをした西川きよしが探偵達にあいさつ回りをするという、とんだ勇み足があったらしい。

ちなみに西田は涙もろく、感動的な内容の依頼遂行VTRの後には西田の泣き顔がアップで入る事が多い。依頼内容が感動的なときにはハンカチをあらかじめ用意していたりする。依頼によっては岡部が依頼文を読んだ時点でもう号泣している。上岡時代にはなかった新しい定番として現在は受け入れられている。

やはり、カラーは両者でかなり異なる。上岡局長は、ABC以外の局が順次ネットし始めたにもかかわらず、スタジオトークで平気で過去の話を引き合いに出すことがしょっちゅうであったが、歴史の浅い西田局長はそういうことはない。また上岡局長は、アシスタントが依頼文を読み終わった時点のコメントで、依頼の内容と担当探偵のイメージとが違うときに探偵をコキおろすイジリをすることがよくあったが、西田局長は探偵の紹介自体をせず、いつの間にかカメラが探偵に切り替わっていることが多い。

『関西の』芸人(探偵たちの大先輩)であり、不人気番組から立ち上げた自負を持つ上岡と、『全国的な』俳優であり、元々が番組のファンで探偵たちに敬意を表している西田の立場の違いである。西田局長就任時のネット規模を考えれば、関西ローカル運営であった上岡から、全国的に比較的等しく受け入れられる西田のカラーは非常に重要であった。

[編集] 秘書

番組視聴者からの調査依頼の手紙を読み上げる係。

初代秘書は松原千明。約1年間の勤務の後、松原が石田純一と結婚して「退職」。

  • 余談だが、当初松原には出演交渉の際、番組スタッフが「ニュースステーションみたいな番組で、社会派モノです」と説明したようだが、後に番組内容がバラエティ色が強くなったことで、松原は「こんな筈ではなかった」とある種の“ショック”を受けたようである。

その後北野タキノ(北野誠の母)が4週、ナース井出が1週、中村貴子(当時出演していた探偵の一人)が1週秘書を代行。その後、1989年4月より2代目秘書として岡部まりが現在まで出演している。

ちなみに、岡部は本番で初めて依頼文を読むため、視聴者からの依頼文に「ちんこ」などの性的な言葉が含まれていると、岡部がそこで詰まったり噛んでしまうため、探偵達がわざと読み直させるというパターンが多い。

[編集] 探偵局員

探偵局員の多くは主に関西圏で活動するお笑いタレントが務める。

[編集] 現役探偵局員

レギュラー

  • 北野誠(画面向かって右端が定席)(1988年1995年10月・1996年5月~ TBSラジオの帯番組が決まったため、ロケに行く時間がとれなくなり一時退局。ラジオ番組の終了とともに復帰)
    • 初代局長・上岡によると、当初は探偵ではなかったという。以前は依頼に対して結論まで導き出すことが出来ないことが多く、「中途半端」のレッテルを貼られていた。
  • 桂小枝(画面向かって左端が定席)(1988年~)
    • すぐに解決できそうな複数の依頼をまとめて調査する「小ネタ集」、ガイドブックに到底載せられない名所を紹介する「パラダイス」、名探偵コナンのパロディ「名探偵コエダン」(キャッチフレーズは「見かけはオトナ、頭脳は子供」)などの名物コーナーを持つ。番組冒頭ではメンバー紹介の後に「よろしくどうぞお願いします桂小枝で~す!しかしまぁ~何ですねぇ~」で始まる小枝のフリートークが入るが、しばしば放送時間の関係でカットされる。「ミスターナイトスクープ」と呼ばれることがある。
  • 長原成樹1994年1月~2005年9月23日12月2日~ 病気のため休業していたが、復帰。9月23日放送分は調査のVTRのみの登場でスタジオでのプレゼンテーションは石田靖が行った)
    • 借りたものを返させる「取り立て屋成樹」で知られるが、近年は沖縄県に調査に向かうことが多いため、「沖縄探偵」「リゾート探偵」の異名を持つ。
  • 石田靖(1995年11月~)
    • 歌川国芳の寄せ絵(多数の人体を集合させて一人の顔を表現する)を実際に人間の体をつかって再現したり、金玉は自らの意思で動かせる、などの体当たり系の依頼を得意する。
  • 間寛平(1996年5月~)
    • 月1回程度出演していない回もある。
  • 松村邦洋2000年4月~)
    • VTRの前振りトークで岡部まりが読んだ依頼文と同じことをいって西田局長から「それは依頼文に書いてあったよね」とたびたび突っ込まれる。「膳所の恐怖の食堂」など食事系を得意とするが、「コーヒー牛乳への旅」「冷滝へいきたい」など意外と体当たり系の依頼も多い。
  • 竹山隆範カンニング)(2005年9月23日~ ただし新探偵候補として2005年7月1日に登場・調査をしている)
  • たむらけんじ2007年5月4日~)
    • 関西ローカルの番組で見られる普段着姿で出演。

準レギュラー

  • 小出水直樹シャンプーハット)(2005年10月14日~ ただし新探偵候補として2005年8月5日に登場・調査をしている)
  • 宮田てつじシャンプーハット)(2005年11月4日~ ただし新探偵候補として2005年9月16日に登場・調査をしている。また2005年7月1日放送、長原成樹調査の小ネタ集、「シャンプーハットてつじにそっくりの外国人がいる」で調査される側として出演している)
  • 山崎静代南海キャンディーズ)(2005年12月16日~ ただし新探偵候補として2005年9月2日に登場・調査をしている。通常の芸能活動では「しずちゃん」が芸名だが、この番組のみ本名の「山崎静代」名義で活動。ただ番組内での通称は「しずちゃん」という方が多い。1989年9月以来探偵は男性ばかりになっていたが、約16年ぶりに5人目の女性探偵として選ばれた)

上記のうち5~7名が一回の収録に登場する。また、Mr.オクレがVTR中にたびたび出演する。

新探偵候補

立原啓裕探偵の退局を受けて後任を選ぶオーディションとして始まった企画。ここから竹山、山崎、シャンプーハットが正式に探偵として採用された。

[編集] 過去の探偵局員

(初代局員)

  • 嘉門達夫(初代『社会派ネタ探偵』。報告コンペで負け、解雇された設定。実際はよくウケていた。時々顧問として出演する)
  • 越前屋俵太(出演後半は牛など動物着ぐるみふうのコート・合羽を着て出演、視聴率調査を始め、独特の世界を持っていた。引退をにおわす手紙を送った事で廃業したと思われていたが、渡辺一雄の出版パーティーに参加した俵太の弁によれば、現在休業中とのこと)
  • 上海太郎
  • 生瀬勝久(出演当時は「槍魔栗三助」名義。上岡局長とそりが合わず降板した)
  • 田中康江(故人)

(後に加入した局員)

  • 清水圭(調査内容の充実度では群を抜いており、上岡から高く評価されていた。『感動ネタなら清水圭』)
  • トミーズ雅(なぜか、女性探偵として登場したことがある)
  • ぜんじろう
  • ジミー大西(現在は基本的にタレント活動は休止)
  • 立原啓裕(1989年7月より出演、年齢を理由に2005年4月で卒業。(自称)(二代目)社会派ネタ探偵。病弱ネタを売り物にしており、幾度となく他の探偵にからかわれる。依頼者が最も来てほしくない探偵、と言うネタになったこともある。⇒2006年07月28日放送分より顧問に昇格)
  • 久本雅美(上岡が嫌っていたカルト・超常現象の話題を取り上げたことが引き金となり突然降板となった)
  • 中村貴子(元ラブ・ポーション 自然消滅させられた)
  • みやなおこ
  • 山本大介(四次元ナイフ)(探偵見習いとして数回登場)

ほか多数。

[編集] 顧問

ゲストのこと。番組開始当初は弁護士でもあった中島健仁氏1人が毎週レギュラー顧問として登場してたが、現在ではレギュラー顧問はおらず、多くの芸能人がその時その時で登場する。

[編集] 現在の顧問

ほか、西田局長のコネクションで津川雅彦宮沢りえ江角マキコなどの大物も特別顧問として稀に登場することがある。

[編集] 過去の顧問

  • 福井敏雄(故人) - 元日本気象協会所属。独特の口調と俳諧のセンスで、関西で人気だった「お天気おじさん」。番組冒頭で俳句を披露するのも恒例であった。横山ノック、キダタローなどが自称で『最高』『特別』などの冠をつけて対抗する中で、「私はそんな恐れ多いこと、できません。平の顧問です」と固辞。カルト・心霊ネタで上岡が退席したときの顧問でもあり、そのときは真剣に狼狽していた。すべての依頼にまじめに、探偵をけなすことなくコメントしていた。
  • 横山ノック(現在の最高顧問キダ・タローの前の最高顧問。初代局長上岡らと結成していた漫画トリオのメンバーの1人。元大阪府知事)
  • オスマン・サンコン(正装で出演。小ネタ集の中で「墓場に浮かぶ白い物体=暗闇の中、笑顔で歯をむき出した姿」として出演してもいる)
  • 大島渚
  • 若林正人
  • 中島誠之助
  • 吉村作治
  • 大木こだま・ひびき - 2005年に大木こだまによる「チッチキチー」のギャグで人気が再浮上した。
  • 舞の海
  • パパイヤ鈴木
  • 景山民夫(故人)
  • 中島健仁 - 読み方は「なかしま けんじ」。初代の顧問で職業は弁護士。放送当初は社会派ネタも多かった為、本物の弁護士が顧問をしていた。その後、2年間のアメリカ留学を機に番組を降板。帰国後数回だけ復帰するが、番組の雰囲気が以前と変わっていた事から、レギュラーで戻ってくる事はなかった。出演当時は小枝探偵のくだらないボケに、いつも辛口で鋭いツッコミを入れていた。
  • 西村眞悟 - のちに衆議院議員になるが、出演当時は弁護士であった。松本修チーフプロデューサーと大学時代の同級生という縁から出演していた。
  • 真弓明信 - (現朝日放送プロ野球解説者)2000年大阪近鉄バファローズコーチ就任に、当時同局の解説者をつとめている際。
  • 中島らも(故人) - 調査してほしいことをリクエストする珍しい顧問だった。
  • 秋元康
  • 浜村淳
  • ジャイアント馬場(故人)- 初登場時はスペシャル顧問として迎えられたが、番組を気に入ったのか、その後も数回、出演している。

ほか特別顧問として、三國連太郎宮沢りえ江角マキコ忌野清志郎萬田久子など多数出演している(夏頃に、局長の西田敏行自身も出演している映画釣りバカ日誌」の公開が近くなると、共演者の1人が顧問で登場することがある。前述の特別顧問の中では、忌野清志郎以外がこれに該当する)。

[編集] 視聴率(関西)

以下は全てビデオリサーチ調べによるもの。

  • 初回視聴率:8.6%
  • 最高視聴率
  1. 32.2%(1998年5月1日放送)
  2. 31.2%(1998年3月6日放送)
  3. 31.0%(1994年3月25日放送)
  4. 30.7%(1997年6月20日放送)
  5. 30.5%(1993年12月24日放送)
  • 最低視聴率:4.6%(1988年9月の再放送時)
※再放送を除いた最低視聴率は5.5%(第3回放送)

2007年現在では、さすがに30%を超えることはないものの、深夜11時台からの放送ながら毎週20%前後で安定しており、前述の通り、週によってはゴールデンタイムの番組を差し置いて関西1位となることもある。

[編集] 代表的な依頼とその結果の内容

依頼においてはDVDのレジュメにおいてジャンル分けされている場合があるため、ある程度これに倣って依頼内容を以下のように分類する(依頼によっては、2以上のジャンルにまたがって分類される場合がある)。なお、放送日表記はABCテレビ(関西ローカル)での初回放送のもの。

[編集] 体力勝負型調査

探偵が体力を使うか、依頼者が体力を使うかで大きく分類が分かれる。時々探偵と依頼者の両方が体を使う場合もある。

[編集] 探偵が体を張った調査

  • カーネル・サンダース像救出作戦
    第1回放送時の依頼。阪神タイガース低迷の原因は、きっと1985年優勝時の騒ぎの中で道頓堀川に投げ込まれたサンダース像の祟りではないか、として、数度にわたって道頓堀川で潜水調査を行ったものの結局発見はできなかった(類似している企画をフジテレビ系列の2002年27時間テレビでもやっていたが、同じく見つからなかった)。優勝騒ぎの後でファンが密かに持ち帰ったという説もある。しかし、後に上半身だけを番組内で発見され保管していることが判明している。が、下半身は未だ行方不明。「祟り」自体は関西人好みのジョークであった(DVD Vol.3 クラッシック編に収録)。
  • 芸術はバクハツだ!! 爆発酒
    2003年4月4日放送の依頼。探偵は桂小枝。炭酸ガスが溜まっていて空けた途端にシャンパンのように中身が噴射して飛び散ってしまうにごり酒「るみこの酒・純米にごり生(森喜酒造)」をなんとか爆発させずに飲もうというもの。家の中をびしょびしょにしながらも試行錯誤の末に「ちょっと開けては押さえ、ちょっと開けては押さえ」て蓋を開け、少々こぼしながらも無事に飲む事が出来た。探偵だけでなく依頼者も体を張っている(DVD未収録)。
    その後、トリビアの泉でも紹介されたこともある。
  • 視聴率調査
    「毎週ナイトスクープを見ております」と依頼文に書いてある視聴者が本当にナイトスクープの番組を見ているかどうかを確認すべく、放映している時間帯に視聴者の家を訪れチェックする。この調査シリーズが始まって以降は「できるだけ見ております」や「見られるときは見ています」と書いてある依頼文が増えたという。DVD vol.3「淡路のパラダイス」依頼文にみてとることができる。
    後に依頼者とは関係無しにナイトスクープの番組放送時間内にできるだけ多くの一般民家を訪問し、ナイトスクープを見ているかどうかの調査へと変化した。正式には俵太探偵→間探偵のお家芸であったが、他の探偵が指名されることもある。忌野清志郎が同行したこともある。

[編集] 依頼者が体を張った調査

一部後述の「面白スポット・人物発見」にも通じ、ジャンル的に重複分類される場合がある。

  • 爆発タマゴ
    1993年12月24日放送で桂小枝探偵が担当した、「電子レンジを使って卵を加熱し、口に入れた瞬間に爆発する卵を作ろう」という趣旨の依頼。探偵ばかりでなく、依頼者、その友人も犠牲になり、史上屈指の傑作として語り継がれる。単純ではあるものの、それゆえに、もう一度見たい依頼の上位に位置される(一部では伝説と称される)ほどとなった。また、高視聴率であったこともあり、この放送後、関西圏では「卵を電子レンジで加熱してはいけない」ことは完全に常識として定着した。そして2006年に発売されたDVDでは堂々Vol.1の一発目を飾るネタとなり、BOXの名前も「謎の爆発卵篇」となっている。(参考→ばくはつたまご)なお、放映翌年に当時人気番組だった「邦子と徹のあんたが主役」スペシャル特番でこのネタを桂小枝が持ち込む、と言う設定で放映されたが、山田邦子、渡辺徹が「危険だ」「真似させてはならない」と真剣にコメントし、当時は一切笑いとしては成立しなかった。
  • 世界最強!?徳田流格闘術
    1999年3月5日放送で石田靖探偵が担当した。依頼者とその弟が自己流の格闘技を身につけたので、他の格闘家と力試ししたいという依頼だった。兄弟は空手道場などでの修行経験がまったく無く、兄弟どうしでのプロレスごっこやテレビ中継をみて、格闘家の真似をしていた。K-1ファイターのアンディ・フグが得意としていた、踵落としを披露するが、足を滑らせ、後頭部を床に打ち、てんやわんや。しかし後半には依頼者とその弟はある格闘家とスパーリングさせてもらえることになった。そこに現れたのは、そのアンディ・フグ。レフェリーは角田信朗。もちろん、力はるか及ばなかったがフグは「どうせ勝てないだろうと、全力を出さないものが多いが、彼らは本気で勝とうと挑戦してきた」というようなコメントをし、依頼者とその弟を称えた。
    なお、アンディが死去した直後に多くの視聴者から再放送の要望があり、追悼の意を込めて後日改めて放送されている。

[編集] 人物来歴・歴史再発見型

  • 浪花モーツァルト」の誕生
    「キダ・タローが他のタレントから『キダ・タロー先生』と呼ばれるのは何故ですか?」という依頼をもとに、嘉門達夫がキダ・タローの生い立ちから現在までの足跡をたどった。このときの取材を元に「浪花のモーツァルト、キダ・タロー」というフレーズが誕生し、さらにそこからCM、社歌、校歌などの生涯作品を集めたCD『浪花のモーツァルト キダ・タローのすべて』が企画、リリースされた(2007年現在は絶版。時折Yahoo!オークションAmazon.co.jpに出品されるものの、プレミアが付いたり、もしくはすぐ入札価格が高騰してしまう為、定価及びそれ以下の値段で購入することはほぼ不可能となっている)。
    なぜ浪花の「モーツァルト」なのであるかというと、かつてのABCの名番組『ラブアタック!』(上岡司会)での「早食い競争」のコーナー用のキダ・タロー作曲のBGMが、モーツァルトの代表曲の一つ「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」とモチーフが共通しているという松本プロデューサーの指摘が発端。『キダ先生が200年早くこの世に生まれていたなら、モーツァルトは「ウィーンのキダ・タロー」と呼ばれていただろう』という言葉で決定付けられたといっても過言ではない。
    なお、「浪花のモーツァルト」の呼称はCD発売によって広く認知されている。このことは、大瀧詠一が、1995年の自身の再発アルバム『ナイアガラCMスペシャル』のライナーノーツでの「出前一丁日清食品)」の項目において、『〈あ~らよ〉の部分は〈浪花のモーツァルト〉キダ・タロー先生の作品で私ではありませんので念のタメ』と書いていることでも窺い知ることができる(「出前一丁」のCMソングは前述のCD『浪花のモーツァルト キダ・タローのすべて』にも収録されている)。
    ただ、本人は当のナイトスクープで一度「本当は難波のショパンと呼ばれたかった」と語っている。
  • 戦艦大和の設計図
    1997年10月17日放送で北野誠探偵が担当した。依頼者の祖父が「自分の持つ戦艦大和の設計図が本物かどうか鑑定して欲しい」と依頼があり、戦艦大和の建造された旧帝国海軍呉工廠のあった広島県呉市まで赴き、同市の海事歴史博物館(大和ミュージアム)準備委員会役員に当設計図を見せた。その結果、終戦直前に本物の設計図から複写された物と鑑定された。この設計図により、「ラムネ製造室」や「アイスクリーム製造室」の存在が再確認された。役員から展示品の一つとして寄贈して欲しいとの願いもあったが、依頼者は相談してから決めると言っており、今現在当設計図が大和ミュージアムに展示されているかどうかは不明。
  • 小林少年15の春
    京都府在住の、匿名希望さんからの依頼。「かつて私が高校入学したての頃、学校にテレビ局が取材に来ていて、私を映していました。もしその映像が今でも残っているのなら、是非とも探し出してもう一度見せてください」という内容であった。秘書の岡部まりがこの依頼文を読み終え、探偵達が「誰のことなんでしょうねぇ?」と口々に発した後、初代局長の上岡龍太郎が一言、「私です」。上岡の本名は小林龍太郎である。実は私立京都西高校(現京都外大西高等学校)入学時にOTV(大阪テレビ放送、現ABCテレビ)が取材した際のニュース映像に写っており、白黒映像の中に良く見ると、確かに上岡の面影が窺える。ただ、探偵が取材前に上岡にヒアリングした際、上岡が「(取材に来たのは)関西テレビ!」と自信たっぷりに発言してしまったことから、発見に手間取った(因みに上岡が高校1年生だったこの頃は、まだ関西テレビは開局していない)。この映像は現在も朝日放送に報道資料映像として保存されている。

[編集] 調査・新発見型

  • 日本全国アホ・バカ分布図
    1990年1月放送の依頼「アホバカの境界線を探せ」に始まる、全国地域の「馬鹿」に相当する方言を収集するプロジェクト。きっかけは「関西では『アホ』、関東では『バカ』と言うけれど、その『アホ』と『バカ』の境目はどこ?」という依頼。
    全国の主要都市を調査し、「アホ」と「バカ」の境界に『たわけ』(名古屋周辺)が発見された、などが探偵・北野誠によってとりあえず報告された。が、当時の上岡局長が「では、『たわけ』と『バカ』の境界線はどこなんですか。きっちり調べなさい」と言ったことから、再度、視聴者からの情報投稿や全国の市町村の教育委員会への方言のアンケート調査など、大規模で本格的な調査を行うこととなった。その結果が1991年5月放送の特別番組「全国アホ・バカ分布図の完成」にまとめられた。
    実際に詳しく全国の地域を行脚、調査をしてみると、京都を中心とした、同心円状に離れた同じ距離の違う地方で同一の方言が使われていたことが判明するなど、方言周圏論の検証例として国語学上大変貴重な調査結果を出すことができた。この放送内容は後に日本方言学会でも取り上げられるなど、大きな反響を呼んだ。「馬鹿」・「阿呆」の項目も参照。
    日本民間放送連盟賞テレビ娯楽部門最優秀賞受賞・ギャラクシー賞推奨・ATP賞グランプリ受賞。
  • 林先生のお料理
    依頼の中には「コレを料理したらどうなるのだろう」「新食材発見!」などの調理に関するものも多数あり、その場合には林繁和・辻学園日本調理師専門学校主任教授の出番となる。「母乳でお菓子を作る」という依頼で初登場。「いやだ、受けたくない」「できるわけがない」と言って断ろうとするが、断らせてくれないのが常。ドブガイ料理(服部緑地産巨大シジミとして持ち込まれた)やウミウシジャンボタニシの卵、異臭を放つオオマリコケムシ(数万個の個体がコロニーを成し、寒天質の分泌液をもつ)、果ては(チャップリンの「黄金狂時代」ばりに)革靴といった無茶苦茶な素材の依頼でも「これでメインがドブガイじゃなければ」といわれるほど見事な料理メニューに仕上げ、「マンホールの蓋でワッフル」、玩具の「ママレンジで料理」、「登り窯で巨大フランスパン」といった無茶苦茶な道具や施設を使っても「弘法筆を選ばず」、素晴らしい腕前を披露している。口も達者なため、人気は高い。番組の顧問としてもしばしば出演するようになった。林氏はこの番組で認知度を爆発的に上げることにもなり、関西地方を中心に単独でレギュラー番組を持つことも増えた。また、そのことをきっかけに、2005年4月1日西川きよしの娘、西川かの子と再婚した。
  • 赤ちゃんが泣き止む
    赤ちゃんがタケモトピアノのCMを見ると突然泣き止むので、他の赤ちゃんも泣き止むのか調べてほしい」という依頼があり、数十人の赤ちゃんに試した結果、大半の赤ちゃんが泣き止むことが立証された。なお、この後「何故泣き止むのか?」という追加の調査も行い、踊り、ピアノの音などさまざまな要素を試した結果、原因は財津一郎の歌う声質が、ちょうど赤ちゃんの好む領域の声質であった、ということである。そして2006年4月28日放送分ではタケモトピアノに次ぐ赤ちゃんが泣きやむCMとして、キューピーの「たらこパスタソース」のCMソングで泣き止むことも立証された。両方とも放送後、ネット口コミで広がり、関東の全国区の番組で紹介された。その後、両方ともCD化されている(キューピーのCMはたらこ・たらこ・たらこという曲名で発売。タケモトピアノは「タケモトピアノの歌」という曲名)。
  • 携帯電話からエーアイアイ!?
    2006年8月4日放送。探偵は竹山隆範。依頼者の主人の携帯電話のカメラシャッター音の一つに、「撮ったのかよ!」と男性が叫ぶものがある。しかし依頼者の2人の子供たちは「エーアイアイ」と聞こえるといい、最初はそう聞こえなかった依頼者も「エーアイアイ」と聞こえるようになった。なぜそう聞こえるのか、原因を調べて欲しいというもの。日本音響研究所所長の鈴木松美氏までもが登場する本格的な調査となった。
    鈴木氏の分析の結果、「撮ったのかよ!」をローマ字に近い形にした際に「TOOT-TANO-KAYO」の「T」と「K」の比較的短い子音が聞き取りにくくノイズで消されやすい為に「OO-ANO-AYO」だけが強調されて聞こえ、さらに小さいスピーカーから発せられる為、「OO」の部分から「ア」と「エ」の間の発声部分、「ANO」の部分から「ア」の成分、「AYO」から「ァイ」の成分が抽出されて結果として「エーアイアイ」と聞こえる事が解った。スロー再生するとより「エーアイアイ」と聞こえる。
    ちなみにこの時の依頼に使われていた機種はドコモのSH902iである。

[編集] 視聴者の疑問や悩みに答える(夢を叶える)

  • 小ネタ集
    解決が簡単すぎる(もしくは解決の必要は無いが面白すぎる、解決に至る手法が困難に過ぎるためギャグでお茶を濁す事しかできない)ため、単独ではレポートとして成立しそうにないネタを寄せ集めて連続で紹介する。主に「確かめてください」「見に来てください」などの依頼がこれにあたる。主に桂小枝探偵が担当するが、時に北野誠(DVD Vol.1に所収)など他の探偵もこれを担当する場合がある。初の小ネタは1989年1月21日に放送(DVD Vol.2に所収)された「ハリセンボンの針は本当に千本あるのか?」「シカのウンコは丸いが便秘なのか?」「ヤギが一番好きな紙は?」ほか。この小ネタに対しては特定のファンも数多く、宮下君(後述)のように「小ネタ専門投稿」の視聴者も存在。この中からも数多くの「もう一度見たい依頼」が生まれておりナイトスクープの名物の一つとするファンも珍しくは無い。秘書(岡部まり)が依頼文を読まない(探偵がいっしょうけんめい盛り上げながら読み上げる)コーナーでもある。素人時代のなかやまきんに君が投稿者として出演したこともある。
  • まさか!?祖父がルー!?
    2003年11月21日放送、探偵は桂小枝。中学生である依頼者の娘が大のおじいちゃん子であり、おじいちゃんはルー大柴にそっくりであるという。しかし、おじいちゃんが他界してから娘に元気が無いためぜひルーさんを娘に会わせて欲しい、というもの。実際にルーと対面した依頼者の娘は一緒に話をしたり、夕食を作るなどごく自然に過ごし、またルーも普段のキャラを封印し、祖父として接した。その結果、娘がルーに対し「おじいちゃん」と無意識に呼びかけるシーンもあった。この様子をモニターで見ていた依頼者とその母はたまらず号泣。横にいた桂小枝も号泣するという、異例の事態となった。家族と別れるときにはルー自身もたまらず号泣。VTRを見た西田局長が最後につぶやいた「ルーさんって、ホンマはエエ人なんやねえ…」という言葉どおり、関西においてルーの好感度は目に見えて上昇したという。また、ルー自身ものちにこのときのことを振り返って「今までいろんな仕事してきたけど、この番組は本当にすばらしい番組ですよ」と語っている。近年の大感動ネタにあげられるひとつ。
  • ラインバックは死んだのか
    1990年9月1日放送、探偵は越前屋俵太。かつて、阪神タイガースに所属していたマイク・ラインバックが車ごと崖から転落して死亡した、という記事が日刊スポーツに掲載された。だが、その記事があまりにも小さく信憑性に欠けるものだったのでどうか真偽を調べて欲しい、というもの。調査の結果、ラインバックは阪神を退団後、コンピュータ会社に就職するも妻との離婚や実父の死などの不幸に見舞われたことが明らかに。俵太と依頼者はアメリカへ飛び立ち、ラインバックの勤めていた会社を探し当てるが、そこで現地の社員から「彼は2年半前(1988年5月20日)に事故死した」と聞かされる。享年39歳であった。その後、依頼者の希望によりラインバックのお墓参りに向かう。依頼者が「ヘッドスライディングした1塁の土です。思い出しますか?」と涙を流しながら甲子園球場の1塁の土をラインバックの墓石にかけるシーンは多くの人の感動をよんだ。また、この放送によりラインバックの死を知ったタイガースファンも多く、今もなおナイトスクープにおける感動名作として語り継がれている。
    「涙を流した瞬間に体を逆さ吊りにすれば涙を反対の目に入れることができるか」という小ネタで、横山ノックに涙を流させるためにこのVTRを見せていた。

[編集] 面白スポット・人物発見

DVDレジュメにおけるジャンル「依頼者が超面白い」などもここに分類する。

  • マネキンと結婚したい!
    間寛平探偵が担当。1997年1月31日放送。以前訪れた造り酒屋で出会ったイケメンマネキン人形に「フォーマルハウト」と勝手に名付けて恋をしてしまった女性が「彼と結婚したい」と依頼。そのマネキンが保管されているという倉庫で何千体もあるマネキンのなかから見事に対面を果たし、茨木市内のホテルのチャペルで両家(?)の親族が集まり式が挙げられた。その後2005年のアカデミー大賞(後述)でその女性がプレゼンターとして登場。フォーマルハウトと半年で破局したこと、その後人間の男性と再婚(無論戸籍上は初婚である)し、子供もいるという事が明らかとなった。DVD Vol.2のトップネタである。
    前述「視聴者の夢を叶える」にも分類されるネタ。
  • 宮下君小ネタ
    1993年3月12日放送。DVD Vol.2所収。桂小枝探偵が担当。ナイトスクープに同一人物から数多くの小ネタ型の依頼が殺到。この投稿者が宮下和秀というナイトスクープの視聴者である。彼は自ら小ネタ帳を作り、自らの感じた素朴な疑問や自分にできる事を見つけるとすぐさまそれに書きつけて清書し投稿する小ネタ投稿マニアである。この時に放送されたのはオブラートに絵を描いてそれを浮かべると、オブラートが溶けて描いた絵だけが水に浮かぶ「水面に浮く絵」、高速道路にドライバーの眠気防止や道路補修の関係上で意図的に作られた段差「三、三、七拍子の道」(このネタは深夜番組時代のトリビアの泉でも紹介されている)、山の建造物から漏れる電灯の明かりが偶然そう見える「夜になると『くさ~』と浮き出る山」などDVD未収録の作品を含め5本。
    前述の「新発見」にも分類されているネタ。
  • 爆笑!のど自慢!?
    2006年4月28日放送。北野誠探偵が担当。依頼者がたまたま見ていた「NHKのど自慢」に出ていた、シャ乱Qの『いいわけ』を特徴的に歌うも途中で鐘ニつで失格した男性(手がかりは観客席で応援していた人が掲げていた「養老町の星・幸ちゃん」という横断幕)に曲の最後まで歌わせてあげて欲しいとの依頼を元に、北野、依頼者共々養老町まで赴いた。本人を探す過程で町民達にビデオを見せたところ皆大ウケであり、町長に至っては「特別賞モノだ」と絶賛。無事に発見された「幸ちゃん」は町民数十名が観客席に入った養老町のホールでのど自慢で演奏していたバックバンドの演奏で最後まで熱唱した。その後幸ちゃんは7月14日放送のナイトスクープアカデミー大賞2006(後述)に於いて最優秀音楽賞を受賞し、大勢の観客のいるスタジオにて再び熱唱を披露した。近年の大ネタの1つにあげられる作品である。ごく最近のネタである為DVDには未収録。
    ナイトスクープでの出演をきっかけにネットを中心に話題となった幸ちゃんは、同年9月9日にゴールデンタイムの全国ネット番組『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)にも登場しつんく♂始めとするシャ乱Qとの共演を果たした。また、12月26日放送のNHKのど自慢の総集編で、幸ちゃんのコーナーが設けられフジテレビ出演時の映像が紹介されるなど、ただの素人の域を超えて反応が広がっている。(詳細は養老町の星 幸ちゃんを参照のこと)
  • 奇跡のお母さん「能勢の昔の恋愛」
    そもそもは「戦前・戦中の女性のキスに対する感覚」を街角で間寛平探偵がインタビューして放映する、という単純なものであった。ところが、とある田舎の婦人にインタビューしたところ、「そんなこと、したことありません」「できるわけがありません」と大まじめで否定。これが間探偵の琴線に触れ、いろいろなパターンを引き出し、大爆笑のVTRに仕上がってしまう。しばらくして、別件(人探し)で、捜索地の近所の女性に声をかけたところ、偶然にもその婦人が登場、またしても大爆笑を取ってしまう(実は取材地がいずれも大阪府能勢町だった)。
    この様子が、ナイトスクープアカデミー大賞に選ばれ、その婦人が受賞。「生まれて初めて人にほめられました」と大号泣。感動の授賞式となった。
  • パラダイス
    秘宝館や零細経営の遊園地や手作りのレクリエーション・パークなど、集客のなさそうなアミューズメントスポットを調査し面白く紹介するもので、桂小枝が得意とする。「あんなつまらなそうな処でどうして小枝さんはあんなに楽しそうに出来るのか」と言われることもあるほど微妙なスポットばかりが紹介されるが、「城山オレンヂ園」の場合には、小枝が取材したときには客はがらがらだったのに某在京キー局の特番が二番煎じで取材したときには人でいっぱいだったということも。現在も手軽なおでかけスポットとして人気が高く、ホームページも持っているほどである。最初にパラダイスとして紹介された「淡路立川水仙郷」のように現在ではナイトスクープで紹介されたことを入り口に大書しているところもある。もっとも、淡路立川水仙郷は水仙の名所としても有名であり、近郷の灘黒岩水仙郷と並んで旅行雑誌や写真集を始め出版物への記載は多い。シーズン時には多くの観光客や写真愛好家で賑わいを見せており、大凡期待通りのパラダイスの雰囲気を醸し出すのはオフシーズン時である(取材スタッフもそれを見越して企画を制作したものと思われる)。記念すべき第1回は「伝説のピチピチビーチ」(秋で誰もいない当地を取材した、完全なるネタVTRだった。ただし中京圏の一部では真剣な伝説として今でも生きている)。
  • 番組内(募集している依頼内容)およびDVDレジュメでは独自ジャンルとして扱われている。

[編集] 放送中に起こったトラブル

  • 上岡局長激怒事件
1994年4月29日放送。「恐怖の幽霊下宿」という依頼を(自称)霊媒師と桂きん枝、担当探偵・桂小枝による、原因不明かつネタ的な報告に終わらせたことにより、心霊ものの話題を嫌う上岡龍太郎が番組収録中に激怒の末、スタジオから帰ってしまったという事件。あまりの異常事態のために場内はざわつき、北野と小枝の2人が「落ち着いて落ち着いて。4年前にもこんなことあってんから」「もし上岡さん戻ってこなかったら小枝さんが上岡さんに代わってやりますから」となだめるものの、結局やむなく観客をスタジオから帰した後、北野と小枝の二人だけがスタジオに残って収録を続行した。以前も同様なことで久本雅美が探偵をクビになっており、今回は番組自体に対しての不信感とその報復として現れた。
この激怒の原因は、上岡の実母が病弱でその際に占い師(?)につけこまれたという過去があるため(『探偵!ナイトスクープ アホの遺伝子』から抜粋)。
しかし、上岡が直接激怒したのは心霊もののネタそのものではなく、『幽霊がいる・いないというはっきりした結論を出さずにただ単にふざけたVTRを流した、テレビとして危険な行為』を危惧した上でのことであり、上岡がスタジオを退場した後も岡部まりは冷静に「確かに(上岡の)おっしゃる通りなんでね…」とつぶやいている。
この日のエンディングで北野が「離さない~」と曲にあわせて歌ったところ、小枝が「ホンマに(上岡に)干されるで」とツッコミを入れていた。
ただ、オンエア前の時点で上岡はすでに怒りの矛を納めており、その上での放映だったのだが、編集が「単なる頭のおかしいおっさんのわがままに見られるではないか」ということを感じた上岡は「降板」の意思を見せるという悪化の状況に転じてしまった。水面下での説得が続いたが、結局、「降板」の含みを持たせたまま、フジテレビ上岡龍太郎にはダマされないぞ」(関東ローカル)にて意思表明をするということになった。松本プロデューサーはフジテレビにまで乗り込み説得、最終的に「翌週の放送でこの事件の真相を上岡本人が説明し、それを正確に放送する」という条件で続投が確定した。予告どおり、「上岡龍太郎にはだまされないぞ!」で意思表明があり、松本プロデューサーの安堵の顔も放映された。直後に上岡は「実は2人で仕組んだ悪戯ですよ」と語ったが、普段からの上岡の言動を鑑みて、やはり状況は深刻であったと考えられる。
また、この事件も先述の「爆笑!のど自慢!?」と同じく、YouTube画箱等を通じてネット上で話題を呼んだ。
  • 謎のビニールヒモ事件
1992年3月20日放送。探偵はトミーズ雅が担当。1992年2月~3月頃にかけて大阪の鴻池新田界隈のガードレールや電信柱に、梱包用のビニール製の紐が大量に結びつけてあるのが見つかった。しかし、誰がどのような意図を持ってやっているのか全く不明であり、その人物を目撃したという話も聞かないので調べてほしいという依頼であった。
現地では確かに青・黄色等のビニール製のヒモが電信柱や交通標識等、建築設置物の様々な場所に複数本結ばれており、近所の文具店に何店か聞いてみると、同種のビニール製の紐が売り切れていた。その紐が結んである場所を調べてみるとおよそ2~3Kmの範囲に渡っており、最後にはとあるガソリンスタンドの洗車機用のホースなどからその敷地の裏手にまで続いて、数百はあろうかという数の紐が結わえ付けられているのが見つかり、スタジオからは悲鳴が上がった。結局は番組史上唯一の「捜査打ち切り」になってしまい、しかも「以後本件に関する情報は一切受け付けません」というテロップが出た。
本放送当時は立て看板をしばるための紐ではないのかという意見や噂が多かった。また、ナイトスクープに出演しているタレントが自らのラジオ番組内で、「ああいう結界の張り方があるらしい。うちの前の電信柱にも紐がくくられていたが、今まで一度もこの電信柱には立て看板がかかったことはない」と話していたという噂もある。
結局、誰が一体何の目的の為にやったのかは未だ不明であるが、後にネット掲示板等では『犯人が捕まり、理由を聞かれてその犯人は「わからへん…わからへんけど結ばなあかんねん…」などと答えていた』といった噂であるとか、この回の放送内容を紹介する際に『取材中、10分前には何も無かった場所へと戻ってくると、そこに異常な量の紐が結び付けられていた』『地域の付近で翌朝まで張り込み調査したものの、紐は一晩中増殖し続けた』(注:このような放送部分は無い)等といった紹介のされ方によってネットロア化した。また、現在では都市伝説としても語り継がれる依頼である。
  • スタッフ暴行事件
1999年4月に長野市内で収録中、四次元ナイフの山本大介がスタッフから暴行を受けていたことがわかった。山本は眼球の下の頭蓋骨を折る重傷。この事件と同時期に発覚したクイズ!紳助くんに出演していたタレントが負傷する事件と合わせてスタッフらは処分された。

[編集] 恒例のイベント

  • ナイトスクープアカデミー大賞
    本家アカデミー賞に倣って、過去に出演した依頼者、または依頼に係わった人物などを会場に招き、最優秀主演男優賞、同女優賞、最優秀助演賞などを表彰しようというもの。強烈な個性を発揮した依頼者などがノミネートされ、会場で実際に表彰される。過去、上岡局長時代に5回行われたが、2005年7月8日(朝日放送など)放送分で、西田局長となってからは初、6年ぶりに第6回目が行われた。さらに、2006年7月14日(朝日放送など)放送分で、7回目が行われた。

[編集] 他の番組への影響

出演者の言葉にテロップを付けて強調する手法は現在日本のバラエティー番組で日常的に行われているが、これは「ナイトスクープ」が最初におこなったものといわれている。日本で最初のテロップは「難民に寄付する」だそうだ。(『探偵!ナイトスクープ アホの遺伝子』より抜粋)ただし「ナイトスクープ」におけるテロップはあくまで「ナレーションの代わり」に使用されているものであり、話題の要約やツッコミを入れたり、聞き取りにくい部分を補ったりするための目的としてのみ使われており、他のお笑い番組のように出演者の言った面白いことを強調するために使うわけではない。また、当番組中のテロップも多くはゴシック体などの簡素な書体が使われおり、他のお笑い番組にありがちな、文字を派手に装飾(文字の大きさを極端に変えたり、様々な書体を使用するなど)することはあまりない。

個々の話題についても、「ナイトスクープ」の番組で初めて取り上げられた題材を他の局(特に在京キー局)が模倣することが少なくない。

最近になって左上に依頼内容のタイトルスーパーが小さく表示されるようになった。(関西地区にて2007年1月26日放送分から)

[編集] その他

  • 十数年前に円広志本人から、テーマ曲の編曲を変えたいと言う話があり、実際変えてみると不評であったという。また、一度「僕らの作った歌をテーマソングにしてほしい」という中学生(当時)からの依頼が舞い込み、変更こそされなかったが実際その歌が披露されたこともあった。ちなみに主題歌「ハートスランプ二人ぼっち」は一部のベスト版にしか収録されていないレアな曲であったが、今では通信カラオケのレパートリーに加えられるほどになった。なお「行列のできる法律相談所」で島田紳助が「円は『夢想花』しかヒット曲がない」とよく円をからかうが、「ハート~」も西日本では超メジャーといえよう。DVDではオープニングのBGMとしてワンコーラス全体を聞くことができる。
  • 阪神・淡路大震災の発生からわずか3日後の1995年1月20日に、「苦しい時だからこそ、このような番組で少しでも気持ちを明るくしてほしい」という番組スタッフの強い信念により、震災報道一色の中「ナイトスクープ」が放送された事があった。その際、被災地から「避難所で苦しんでいる人がいるのに、お笑い番組を流すとは不謹慎だ」というクレームがあった一方、感謝の手紙も来たという。
  • 土曜7時枠のTBSの番組を同時放送していなかった当時のテレビ高知では、一時その時間で「ナイトスクープ」をレギュラー番組放映していた。この時代、高知県で立原探偵により前述「視聴率調査」までされたことがある。これと、かつての千葉テレビ放送での水曜7時からの放映は地域限定とはいえ、日本中でも非常に珍しい同番組のゴールデン枠進出となった(なお、現在テレビ高知の土曜7時枠はTBSの番組の同時ネットに転換)。その後、2005年4月7日から独立UHF局のひとつ、テレビ神奈川も2006年3月まで木曜20時に放送していた(ただし、「YOKOHAMAベイスターズナイター」編成時休止、2006年4月からは火曜23時に変更、2007年4月から木曜20時に戻る予定)。関西視聴者の間ではゴールデン進出待望論も根強いが、朝日放送の「PT枠にしたほうが儲かる」という方針で実現していない。なお、ちばテレビのネット再開は、金曜夜8時というゴールデン枠となり、当時、唯一のゴールデンの放送となった。2006年10月からは、木曜夜10時からの放送に変更となった。
  • テレビ朝日で日曜正午からの放送だった時代、何とか低視聴率を打開しようと、東京でウケそうなネタだけを集めた(テレビ朝日の戦隊ヒーローが登場するなど)特別総集編がテレビ朝日のみで放送された(ナレーター: 川下大洋)。
  • かつて朝日放送ローカルで「ナイトQ」という直前番組も存在していた(本来は月~木曜の同時間帯に放送される「ナイトinナイト」の直前番組だが、金曜日には同枠がないため「ナイトスクープ」の直前番組として放送)。金曜日は「ナイトスクープ」収録スタジオの客席、あるいは楽屋からの放送で、2名の探偵が進行を担当していた(楽屋からの放送の時は、他の出演者も画面に登場していた)。この金曜の放送を含め、月~金曜の5日分連続出題されるクイズの正解者の中から抽選で賞金が贈られていた。金曜日の出題内容は前述の「エンド5秒」の時間にギャグを披露する探偵の氏名を答えるものであった。
  • テレビ朝日が2000年から編成の見直しに伴って連続ドラマを金曜・土曜の23時台に移動してスタートさせた「週末ナイトドラマ」(現在は金曜日のみ)を当初は全国ANN系列同時ネットで編成する方針だったが、この番組「ナイトスクープ」の人気と視聴率が絶大で時間枠を動かしたくないという朝日放送側の意向もあり、結局同時ネットを見送ったという経緯がある。(2006年6月現在は1時間遅れで放送)しかし「トリック」などで金曜ナイトドラマがヒットし出すと、地方局(テレビ朝日のネット局)ではナイトスクープ自体の視聴率低迷(といっても平日深夜としては依然として高い)で放送時間が後回しになる傾向が強まっている。
  • 大晦日には同じナイトinナイト月曜枠の「クイズ!紳助くん」との共同ワイド特番を3時間近く朝日放送から放送される。キダ・タローが「クイズ!紳助くん」と「ナイトスクープ」のVTRを見てどちらがいいか判定するという内容だが、ほとんどキダは、判定の際「ナイトスクープ」のVTRを盛り上げておきながら、勝者を「クイズ!紳助くん」にしてしまう。
  • 所ジョージ某番組でダーツを地図に投げ、刺さった場所を取材するコーナーがあるが、これは俵太の調査(依頼は、高級志向のいままでの旅番組とは違う、新しい旅番組を作るというもの)の中で行われた方法であり、それを模したものと思われる。但し、この調査自体がぱっとせず、それを取り繕うように「テレビ関係者の方、是非マネして下さい」と俵太自ら呼びかけたものであり、又、某番組の中では人気コーナーにもなっている事から、極めて正当に他人の手に渡ったものとして評価できる。ちなみにこの調査時にダーツは地図上の海に刺さり、(紀伊水道四国和歌山の間のほぼ中間辺り)俵太はスーツ姿で海中から登場した。しかし局長は「もっと沖のほうに刺さってたでしょ」と厳しいツッコミを忘れなかった。
  • 当番組は長い間放送されているが、お蔵入りとなったVTRは2004年に収録された「オモシロナイ川」の1本のみである(この「オモシロナイ川」のVTRも2006年6月9日の「オレウケナイ川」の中で流れたため、現在のところ実質的なお蔵入りはない)と番組内では説明している。また、「爆発卵」も内容からお蔵入り寸前(ロケから半年後に放送)であったことがDVD封入の冊子に書かれている。
  • 名作として名高い「アホ・バカ分布図」の撮影の際、広域調査中の探偵の一人の北野誠(最初に担当した探偵でもある)が滋賀県の米原駅ホームで逃走中の殺人犯人に遭遇していたことを後に暴露した。後に逮捕された犯人が米原駅で北野を目撃したと供述し、警察が番組に確認して発覚。ロケの際、北野がホームで目撃したわずか5人ほどの乗客の中に殺人犯人がいたことになるとのこと。

[編集] 主なスタッフ

  • 構成・百田尚樹、山口牧生、増山実、平野秀朗日沢伸哉、桑原尚志、鹿児島俊光(苗字が「鹿児島」である鹿児島俊光氏は鹿児島出身か?ということで、自身が調査対象となり番組に出演した経験がある。ちなみに氏は生まれも育ちも神戸であり、鹿児島県とは無関係。そのことを確認するためだけに、はるばる鹿児島空港に来させられていた)
  • ブレーン・沢野緑、北村京子、鍋谷直輝、高原正浩
  • スイッチャー(SW)・中谷敏和、中西哲夫
  • カメラマン(CAM)・西澤敏夫、亀井稔、堀江則安
  • ミキサー(MIX)・薮田美毅
  • ライティングディレクター(LD)・松井清、山田修
  • VTR・箕輪憲二
  • VTR編集・宮下全弘、西本武史
  • 美術ディレクター・東要(ABC)
  • 番組宣伝・野嵜喜美子(ABC)
  • ヘアメイク・ビーム、鈴木健資
  • 主題歌・円広志「ハートスランプ二人ぼっち」
  • ディレクター・梶原英明(ABC)、小山青志、津野允、湯浅耕二、藤川あかる(JAWS)、北川文彦、四宮孝史、山口耕平(FUNS)、金津巧(ブリッジ)、能嶋幸一(SSシステム)
  • アシスタントディレクター・加藤翔一、木下舞(JAWS
  • チーフディレクター・近藤真広(ABC)
  • 総合演出・石田ひろき(JAWS)
  • プロデューサー・岩田潤(ABC)
    • 松本修(番組開始~96年)→岩田潤(96年~99年2月)→石原康男(99年3月~00年4月)→矢澤克之(00年4月~05年4月)→鳥海久慎
(番組黎明期には初代プロデューサーの松本が自らロケディレクターを担当する回もあった)
00年4月よりプロデューサーとなった矢澤こそが現在も続く『探偵!ナイトスクープ』の救世主的存在であり、上岡の引退から西田の局長就任までの重要な時期を支柱として支えた中核である。この時期に多くの番組の演出技術が最高時期を迎え、長寿番組としての基礎体力を得た。
(現プロデューサー・岩田は93年にナイトスクープのスタッフに加入、96年に2代目プロデューサーに昇格するまでの期間はディレクターを担当していた)
  • チーフプロデューサー・松本修(ABC)(96年~、初代プロデューサー)
  • セット造型協力・ABC開発
  • スタッフ協力・東通(※01年11月まで大阪東通と表示)、JAWS(番組当初から表示されたが、現在は表示無し)、ブリッジFUNSSSSystem、クリエイティブプロダクション、AZITO、アンティーク倫敦商会
  • 制作著作・朝日放送

[編集] DVD発売

DVD Vol.1・2が2006年6月2日に発売、DVD Vol.3・4が2006年7月14日に発売。DVD発売の際には出演者すべてに許可を取る必要があり、プライバシー保護・肖像権問題のため、連絡が取れない通りすがりの人にインタビューするシーン等で相手の顔を隠している。また、BGMも著作権者からの許可が出なかったものについては放送時のものとは違う曲に差し替えられている。

DVD Vol.1 傑作選 謎の爆発卵編 88分

DVD Vol.2 傑作選 マネキンと結婚したい!編 103分

  • 『マネキンと結婚したい!』 97/01/31 間寛平
  • 『カメムシと文さん』 02/10/25 石田靖
  • 『噛みつく犬と散歩』 02/01/18 立原啓裕
  • 『コーヒー牛乳への旅』 03/08/01 松村邦洋
  • 『屋根裏の巨大生物』 98/07/31 長原成樹
  • 『素晴らしき車椅子の旅』 01/04/06 北野誠
  • 『桂小枝の爆笑小ネタ集』桂小枝

DVD Vol.3 クラシック編

DVD Vol.4 小ネタ集編

  • 『清荒神の骨董屋さん』 91/01/19 桂小枝
  • 坂田利夫さんが化粧をしたらモモコさんにソックリですか』 92/06/19 トミーズ雅
  • 『カメ取り機』 93/06/18 清水圭
  • 『ガスもれ警報機はオナラに反応するか』 93/08/27 北野誠
  • 『ノックさんはどれ?』 94/03/11 桂小枝
  • 『ネガの顔』 94/11/25 清水圭
  • 『関西弁のフィンランド人名』 94/11/25 清水圭
  • 『怖いモノに追われると速く走れる?』 94/12/09 桂小枝
  • 『車の窓からオッパイが揉める?』 95/04/28 桂小枝
  • 『一番痛いのはどれでしょう?』 95/05/19 桂小枝
  • 『着物は活動的?』 95/10/13 桂小枝
  • 『イルカは人を助けるのか?』 95/10/13 桂小枝
  • 『山形の人はいつも「~でした」と言うか』 95/10/13 桂小枝
  • 『10年経った牛乳はチーズになるか?』 00/03/17 北野誠

[編集] 各地の放送時間

注意:この項目・一覧は最新・正確な番組情報を提供するものではありません。録画・録音などの際には放送局の公式Webサイトなどで確認してください。免責事項もあわせてご覧ください。

全国放送であるが、同時間帯にテレビ朝日が「金曜ナイトドラマ」を放送している都合上、各地で放送時間が異なる。また、金曜深夜(25時以降)に放送している地域では毎月最終週のみ「朝まで生テレビ!」が放送されるため休止となる。

またテレビ朝日系の各局の場合、「速報!甲子園への道」放送期間中、一部の地域では20~25分程度放送時間を繰り下げる(朝日放送も時間を繰り下げるため、局によっては朝日放送より20~25分程度先行して放送される)。また、「熱闘甲子園」を放送している期間はどの局も30分繰り下げとなる。

地域 放送局 系列 放送曜日と時間 放送時間開始 放送日遅れ エンド5秒
近畿広域圏 朝日放送(ABC)(製作局 テレビ朝日系 毎週金曜 23時17分~24時12分 23時17分30秒~ -
宮城県 東日本放送(KHB) 毎週金曜 23時15分~24時10分
山形県 山形テレビ(YTS)
石川県 北陸朝日放送(HAB) 23時16分30秒~
広島県 広島ホームテレビ(HOME) 毎週金曜 23時15分~24時15分 -
愛媛県 愛媛朝日テレビ(eat) 毎週金曜 23時15分~24時16分
鹿児島県 鹿児島放送(KKB) 毎週金曜 23時15分~24時15分
岡山県・香川県 瀬戸内海放送(KSB) 23時17分30秒~
長野県 長野朝日放送(abn) 毎週金曜 24時15分~25時10分 -
福島県 福島放送(KFB) 毎週金曜 24時20分~25時20分
新潟県 新潟テレビ21(UX) 毎週土曜 24時30分~25時27分 24時32分30秒~ 1日遅れ
山口県 山口朝日放送(yab) 毎週金曜 23時15分~24時10分 - 7日遅れ
福岡県・佐賀県 九州朝日放送(KBC) 毎週金曜 23時15分~24時12分
中京広域圏 名古屋テレビ放送(メ~テレ・NBN) 毎週金曜 23時22分~24時22分
長崎県 長崎文化放送(NCC) 毎週金曜 23時10分~24時05分 23時12分~ 14日遅れ
熊本県 熊本朝日放送(KAB) 毎週金曜 23時15分~24時15分 -
大分県 大分朝日放送(OAB) 毎週金曜 23時15分~24時10分
沖縄県 琉球朝日放送(QAB) 毎週土曜 13時00分~13時55分 13時01分~ 15日遅れ
静岡県 静岡朝日テレビ(SATV) 毎週土曜 24時30分~25時30分 -
秋田県 秋田朝日放送(AAB) 毎週土曜 25時00分~25時55分
青森県 青森朝日放送(ABA) 毎週金曜 25時15分~26時10分 21日遅れ
岩手県 岩手朝日テレビ(IAT) 毎週金曜 25時20分~26時15分 28日遅れ
北海道 北海道テレビ放送(HTB) 毎週土曜 24時30分~25時30分 29日遅れ
福井県 福井放送(FBC) EX・NTV 毎週月曜 24時26分~25時21分 10日遅れ
徳島県 四国放送(JRT) 日本テレビ系 毎週土曜 14時00分~14時55分 106日遅れ
富山県 チューリップテレビ(TUT) TBS 毎週土曜 17時00分~17時55分 8日遅れ
宮崎県 宮崎放送(MRT) 毎週土曜 12時00分~13時00分 15日遅れ
山梨県 テレビ山梨(UTY) 毎週水曜 25時25分~26時20分 33日遅れ
高知県 テレビ高知(KUTV) 毎週土曜 26時00分~26時55分 106日遅れ
鳥取県・島根県 山陰中央テレビジョン放送(TSK) フジテレビ 毎週木曜 24時40分~25時35分 34日遅れ
神奈川県・東京都 テレビ神奈川(tvk) 独立UHF放送局 毎週木曜 20時00分~20時55分 13日遅れ
千葉県 千葉テレビ放送(チバテレビ・CTC) 毎週木曜 22時00分~22時55分 20日遅れ
埼玉県 テレビ埼玉(テレ玉・TVS) 毎週月曜 19時00分~19時55分 45日遅れ
CS放送 スカイ・A sports + - 毎週月・木曜 13時05分~14時
再放送:毎週月・木曜 22時15分~23時10分
月曜は10日遅れ
木曜は13日遅れ

※1:この情報は、各放送局の都合で開始時間が変更する恐れもあり保障できないので、正確な放送時間は新聞番組表などで確認されたい(テレビ朝日系の場合2006年4月~始まったテレビ朝日・朝日放送共同制作金曜夜9時枠ドラマの初回と重なる日は金曜23:30~に変更されることが多い)。

[編集] 過去に放送していた局

[編集] 参考文献

  • 『全国アホ・バカ分布考 はるかなる言葉の旅路』 松本修(「アホ・バカ分布図」当時のプロデューサー、現在は制作担当)(太田出版・新潮文庫 ISBN 4101441219
  • 『探偵!ナイトスクープ アホの遺伝子』松本修(ポプラ社) ISBN 4591085511

[編集] 外部リンク

順序:トップページ→バラエティ・音楽→探偵!ナイトスクープ

[編集] 前後番組

朝日放送 土曜23:30 - 24:25
前番組 探偵!ナイトスクープ
(1988年3月~1991年3月)
次番組
ニュースフロンティア
※23:00 - 23:55
合コン!合宿!解放区!
※23:55 - 24:50
朝日放送 金曜日23:17 - 24:12
合コン!合宿!解放区! 探偵!ナイトスクープ
(1991年4月~)
-

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