日本の鉄道ラインカラー一覧
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日本の鉄道ラインカラー一覧（にほんのてつどうラインカラーいちらん）とは、各鉄道事業者によって定められた日本の鉄道路線および運転系統の色（ラインカラー）の一覧である。これらの色は誤乗防止などのために各路線の車両の車体色や、駅名標などの案内表示に使用されている。
なお本項では、便宜上JR各社のシンボルカラーでもある「コーポレートカラー」についても記述する。
目次 |
[編集] 閲覧上の注意
- 以下は主に案内表示や路線図で使用されている色を示したものであり、車体塗装の塗り分けを完全に再現したものではない。
- 実際に使用されている色に近づけてあるが、表示装置の違いなど環境によっては若干異なる色に見えることがある。また、実際に案内や車体塗装に使用されている色と相違がある場合がある。
- 色名については事業者が定めているもの、または一般的に認識されているものを記述した。なお、事業者が定めた色名による色でも、実際に使用されている色や、その色名で一般的に認識されている色などと若干相違がある場合がある。
[編集] JRグループ
[編集] 各社のコーポレートカラー
| 北海道旅客鉄道（JR北海道） | 萌黄色 | ||
| 東日本旅客鉄道（JR東日本） | 緑 | ||
| 東海旅客鉄道（JR東海） | オレンジ | ||
| 西日本旅客鉄道（JR西日本） | 薄青 | ||
| 四国旅客鉄道（JR四国） | 水色 | ||
| 九州旅客鉄道（JR九州） | 赤 | ||
| 日本貨物鉄道（JR貨物） | コンテナブルー |
[編集] 新幹線
| 東海道新幹線 | ブルー | |||
| 山陽新幹線 | ブルー | |||
| 東北新幹線 | グリーン | |||
| 上越新幹線 | グリーン、レッド | |||
| 長野新幹線 | グリーン、パープル、レッド | |||
| 山形新幹線 | イエロー、シルバー | |||
| 秋田新幹線 | ピンク | |||
| 九州新幹線 | レッド |
[編集] 東日本旅客鉄道（JR東日本）
| 山手線 | ウグイス（国鉄黄緑6号） | ||
| 京浜東北線・根岸線 | スカイブルー（国鉄青24号） | ||
| 中央線（快速） | バーミリオンオレンジ（国鉄朱色1号） | ||
| 中央本線（中電） | ブルー（国鉄青15号+クリーム1号） | ||
| 青梅線・五日市線 | バーミリオンオレンジ（国鉄朱色1号） | ||
| 中央・総武線（各駅停車） | カナリアイエロー（国鉄黄色1号） | ||
| 中央線（地下鉄東西線直通） | スカイブルー（国鉄青24号） | ||
| 宇都宮線（東北本線）・高崎線 | オレンジ（湘南色・黄柑1号） | ||
| 上越線 | スカイブルー（国鉄青16号） | ||
| 信越本線 | イエローグリーン | ||
| 両毛線 | イエロー | ||
| 吾妻線 | レッド | ||
| 東海道本線・伊東線 | オレンジ（湘南色・黄柑1号） | ||
| 横須賀線・総武線（快速） | ブルークリーム（スカ色・青15号+クリーム1号） | ||
| 湘南新宿ライン | レッド | ||
| 常磐線（快速）・成田線（成田～我孫子） | エメラルドグリーン（国鉄青緑1号） | ||
| 常磐線（各駅停車）地下鉄千代田線直通 | エメラルドグリーン（国鉄青緑1号） | ||
| 常磐線（中電）・水戸線 | ブルー（国鉄青16号） | ||
| 京葉線 | ワインレッド（国鉄赤14号、国鉄青22号） | ||
| 武蔵野線 | バーミリオンオレンジ（国鉄朱色1号） | ||
| 南武線 | カナリアイエロー（国鉄黄色5号＋朱色1号＋ぶどう色2号） | ||
| 埼京線・川越線（大宮～川越） | グリーン（国鉄緑15号） | ||
| 横浜線 | ウグイス（国鉄黄緑6号＋青緑2号） | ||
| 川越線・八高線（川越～八王子） | イエローグリーン（国鉄黄緑6号+朱色1号） | ||
| 八高線（高麗川～高崎） | グレー | ||
| 相模線 | ブルーグリーン | ||
| 内房線・久留里線 | スカイブルー | ||
| 外房線・東金線 | レッド | ||
| 総武本線（千葉～銚子） | イエロー | ||
| 成田線（佐倉～松岸）・鹿島線 | ライトグリーン |
| 東北本線 | グリーン（国鉄緑16号） | ||
| 仙石線 | スカイブルー | ||
| 仙山線 | ウグイス | ||
| 常磐線 | ブルー（国鉄青16号） | ||
| 石巻線 | ピンク | ||
| 陸羽東線 | グレー | ||
| 陸羽西線 | グリーン（国鉄緑16号） | ||
| 気仙沼線 | パープル | ||
| 磐越東線 | パープル | ||
| 磐越西線 | レッド | ||
| 水郡線 | ライトグリーン | ||
| 只見線 | ブルー | ||
| 山形線（奥羽本線） | オレンジ | ||
| 左沢線 | 薄いスカイブルー | ||
| 米坂線 | パープル |
| 信越本線 | スカイブルー | ||
| 中央東線 | 青 | ||
| 篠ノ井線 | オレンジ | ||
| 飯山線 | 黄緑 | ||
| 大糸線 | パープル | ||
| 小海線 | 緑 |
| 信越本線 | スカイブルー | ||
| 上越線 | スカイブルー | ||
| 白新線 | ピンク | ||
| 越後線 | グリーン | ||
| 磐越西線 | 茶色（国鉄ぶどう色2号） | ||
| 羽越本線 | 薄いスカイブルー | ||
| 弥彦線 | パープル | ||
| 只見線 | ブルー | ||
| 米坂線 | パープル |
| 東北本線 | グリーン（国鉄緑16号） | ||
| 田沢湖線 | レッドパープル | ||
| 山田線 | ブラウン | ||
| 岩泉線 | グレー | ||
| 花輪線 | レッド | ||
| 釜石線 | ワインレッド | ||
| 北上線 | パープル | ||
| 大船渡線 | オレンジ |
[編集] 西日本旅客鉄道（JR西日本）
JR西日本では、車体の色とは別にラインカラーがアーバンネットワークの各路線に定められている。
| 路線色 | 車体色 | 路線 | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 赤 | バーミリオンオレンジ・ スカイブルー |
大阪環状線・JRゆめ咲線（桜島線） | |||
| 青 | 紺色（近距離電車） 茶色（中距離電車） |
琵琶湖線・JR京都線・JR神戸線（東海道本線・山陽本線） | |||
| 黄緑 | 紺色 | 学研都市線（片町線） | |||
| 桜桃色 | 紺色 | JR東西線 | |||
| 黄色 | 紺色（近距離電車） | JR宝塚線（福知山線） | |||
| 紫 | 嵯峨野線（山陰本線） | ||||
| 茶色 | ウグイス | 奈良線 | |||
| 緑 | ウグイス | 大和路線（関西本線） | |||
| オレンジ | スカイブルー | 阪和線 | |||
| コバルトブルー | コバルトブルー | 関西空港線 |
なお、岡山支社と広島支社では、上記とは別に、独自のラインカラーが定められている。
- 岡山支社
| 緑 | 山陽本線 | |||
| 黄色 | 赤穂線 | |||
| ピンク | 津山線 | |||
| 紫 | 姫新線 | |||
| 藍色 | 因美線 | |||
| 青 | 宇野線・本四備讃線 | |||
| オレンジ | 吉備線 | |||
| バーミリオンオレンジ | 伯備線 | |||
| スカイブルー | 芸備線 | |||
| 桜桃色 | 福塩線 |
- 広島支社
| 青 | 山陽本線 | |||
| バーミリオンオレンジ | 芸備線 | |||
| 桜桃色 | 福塩線 | |||
| 緑 | 呉線 | |||
| 紫 | 可部線 | |||
| 青緑 | 岩徳線 | |||
| オレンジ | 山口線 | |||
| 赤紫 | 宇部線 | |||
| スレートブルー | 小野田線 | |||
| 濃いピンク | 美祢線 | |||
| 抹茶色 | 山陰本線 |
※なお、金沢支社・米子支社では事実上ラインカラーが採用されていない。
[編集] 四国旅客鉄道（JR四国）
駅番号表示の一環としてラインカラーを使用開始したが、本四備讃線には設定していない。
| Y,U,S | 予讃線 | オレンジ、グレー | ||
| D,K | 土讃線 | ピンク | ||
| T | 高徳線 | 黄緑 | ||
| B | 徳島線 | 藍色 | ||
| U | 内子線 | オレンジ | ||
| G | 予土線 | 緑 | ||
| N | 鳴門線 | 濃い紫色 | ||
| M | 牟岐線 | 水色 |
[編集] 私鉄
JR以外の事業者の場合、自社の路線図での色分けを基準としてるが、実際の車両の色と一致していることは少ない。
[編集] 東武鉄道
東武の場合、他社のようなラインカラーという概念はなく、路線図[1]と駅の案内表示などでは全く違う色が使用されていることが多い。
一方、車体の塗装は形式・系列や用途によって区別されており[2]、あくまで「車両のデザインの一部」という存在に過ぎず、形式・系列毎の製造目的に由来して特定の区間にしか運転されていない塗色があるものの、使用線区と車体色との直接の相関はない。
また、駅名標になされている色分けは、車体色と一致している場合を含めて「歴史的経緯」や「その路線（または区間）を代表する車両の色」という意味合いによるもので、他社のように「車体の塗色と駅名標の色を一致させることによって路線の違いを強調し、旅客の案内や誤乗の防止に役立てる」といったものではない。
以下に示すのはホームの駅名標や車両塗色に使用されている色である。「車両」とはその塗色が用いられている系列、「線区」とは駅名標にその色が使われている線区を示している。前述したが、表中の路線で使用されている車両の色が駅名標の色と一致しない場合が多いので注意（例えば、野田線の駅名標と同じ色の電車は8000系をはじめとして全ての区間で運転されている。また、亀戸線や大師線には優等列車の運転がないため駅名標と同じ色の電車は運転されていない）。なお、帯の太さは駅名標を元にしているが、比率は正確ではない。また、車両の帯の太さや配色はこれとは異なる。
なお、駅の自動改札機などでは本線系統は赤系、東上線系統では青系の色が使用されている。 また、列車種別の案内色は本線系統と東上線系統では種別が大きく異なるため、急行が赤、普通が黒である以外は全く異なっている。
| 塗色･配色 | 車両 | 駅名標に使用される線区 |
|---|---|---|
| 8000・800・850系・5000系 ・1800系 （通勤化改造車） （普通鋼製の通勤形電車） |
野田線 | |
| 100系・300・350系・6050系 （日光線系統の優等列車） |
伊勢崎線 東武動物公園駅以南・日光線 ・宇都宮線・鬼怒川線・亀戸線・大師線 |
|
| 200・250系 （伊勢崎線系統の優等列車） |
伊勢崎線 東武動物公園駅以北・佐野線 ・桐生線・小泉線 |
|
| 9000・9050系・10000・10030・10080系・20000・20050・20070系・30000系 （ステンレス車体の通勤形電車の帯色） |
東上線・越生線 | |
| 50000・50050系 （アルミ合金車体の通勤形電車の帯色） |
（なし） |
[編集] 西武鉄道
一般列車種別案内色
| 特急レッドアロー号 | |
| 快速急行 | |
| 急行 | |
| 快速 | |
| 準急 | |
| 通勤急行 | |
| 通勤準急 | |
| 各駅停車 | |
| 有楽町線直通 |
路線案内色
| 池袋線・西武秩父線・豊島線・狭山線 | |
| 西武有楽町線 | |
| 新宿線・西武園線・拝島線・多摩湖線* | |
| 多摩湖線* | |
| 国分寺線 | |
| 山口線（新交通システム） | |
| 多摩川線 |
[編集] 京王電鉄
一般列車種別案内色（京王線）
| 特急 | |
| 準特急 | |
| 急行 | |
| 快速・通勤快速 | |
| 各駅停車 |
京王電鉄では1990年代の一時期、全路線を地域ごとに複数の色で区分けし全線の案内で使用された。
| 京王線 新宿～明大前・井の頭線 渋谷～明大前 | |
| 京王線 下高井戸～調布 | |
| 京王線 西調布～中河原・競馬場線 府中競馬正門前 | |
| 京王線 聖蹟桜ヶ丘～京王八王子・動物園線 多摩動物公園 | |
| 相模原線 京王多摩川～橋本 | |
| 高尾線 京王片倉～高尾山口 | |
| 井の頭線 永福町～吉祥寺 |
これはその後廃止され、同社のコーポレートカラーに統一している（駅名標ではゾーンカラーの帯からコーポレートカラー2色の帯への変更など）。一部の駅には壁の色などに名残が残っている場合もあるが、他の色に塗り替えられた駅もある。
京王線を走る車両には、2000系などは緑、5000系から7000系までは臙脂、8000系からはコーポレートカラーの帯がされており、他の車両にも後にコーポレートカラーの帯に変更している。 井の頭線使用車両では、7つの色を各編成に割り当てている。これらについては3000系電車・1000系電車を参照されたい。
[編集] 小田急電鉄
一般列車種別案内色
| 快速急行 | |
| 急行 | |
| 多摩急行 | |
| 準急 | |
| 区間準急 | |
| 各駅停車 |
[編集] 東京急行電鉄
| 東横線 | ||
| 目黒線 | ||
| 田園都市線 | ||
| 大井町線 | ||
| 池上線 | ||
| 東急多摩川線 | ||
| 世田谷線 |
また、田園都市線（池尻大橋～用賀）および目黒線では各駅ごとにステーションカラーが設定されており、目黒線ではホームドアにその色の帯が巻かれている。
[編集] 横浜高速鉄道
| こどもの国線 | ||
| みなとみらい線 |
[編集] 近畿日本鉄道
一般列車種別案内色
| 快速急行／区間快速急行 | |
| 急行／区間急行 | |
| 準急／区間準急 | |
| 普通（各駅停車） |
路線案内色
| 大阪線 | |
| 奈良線 | |
| 南大阪線 | |
| 京都・橿原線 |
[編集] 南海電気鉄道・大阪府都市開発（泉北高速鉄道）
これに加えて、シンボルマークも設定されている。
| 南海本線 | |
| 空港線 | |
| 高野線 | |
| 泉北高速鉄道 |
[編集] 阪急電鉄
| 神戸本線・今津線・伊丹線・甲陽線 | |
| 宝塚本線・箕面線 | |
| 京都本線・千里線・嵐山線 |
[編集] 高松琴平電気鉄道
| 琴平線 | |
| 長尾線 | |
| 志度線 |
[編集] 西日本鉄道
列車種別案内色（天神大牟田線）
| 特急 | |
| 直行 | |
| 快速急行 | |
| 急行 | |
| 各駅停車 |
[編集] 地下鉄
[編集] 札幌市交通局（札幌市営地下鉄）
| N | 南北線 | 緑 | |
| T | 東西線 | オレンジ | |
| H | 東豊線 | スカイブルー |
[編集] 仙台市交通局（仙台市営地下鉄）
| 南北線 | 緑 |
[編集] 東京地下鉄（東京メトロ）
| 3号線 | G | 銀座線 | オレンジ | |
| 4号線 | M,m | 丸ノ内線 | レッド | |
| 2号線 | H | 日比谷線 | シルバー | |
| 5号線 | T | 東西線 | スカイブルー | |
| 9号線 | C | 千代田線 | グリーン | |
| 8号線 | Y | 有楽町線 | ゴールド | |
| 11号線 | Z | 半蔵門線 | パープル | |
| 7号線 | N | 南北線 | アースエメラルドグリーン | |
| 13号線 | Y | 副都心線 （有楽町新線） |
ブラウン |
[編集] 東京都交通局（都営地下鉄）
| 1号線 | A | 浅草線 | ピンク | |
| 6号線 | I | 三田線 | ブルー | |
| 10号線 | S | 新宿線 | イエローグリーン | |
| 12号線 | E | 大江戸線 | マゼンタ |
[編集] 横浜市交通局（横浜市営地下鉄）
| 1号線・3号線 | ブルーライン | ブルー | ||
| 4号線 | グリーンライン | グリーン |
[編集] 名古屋市交通局（名古屋市営地下鉄）
| 1号線 | H | 東山線 | 黄色 | |
| 2号線・4号線 | M | 名城線 | 紫（藤色） | |
| 2号線 | E | 名港線 | 紫（藤色）に白のストライプ | |
| 3号線 | T | 鶴舞線 | 青 | |
| 6号線 | S | 桜通線 | 赤 | |
| 7号線 | K | 上飯田線 | 桃色 |
[編集] 京都市交通局（京都市営地下鉄）
| K | 烏丸線 | 緑色 | |
| T | 東西線 | 朱色（※更に駅ごとのイメージカラーが存在する） |
[編集] 大阪市交通局（大阪市営地下鉄）
| 1号線 | M | 御堂筋線 | 都市の大動脈をイメージした臙脂色（赤） | |
| 2号線 | T | 谷町線 | 四天王寺にちなんで高僧の袈裟の色に由来する京紫 | |
| 3号線 | Y | 四つ橋線 | 御堂筋線より海沿いを走っていることから縹色（青） | |
| 4号線 | C | 中央線 | 大阪城公園の木々をイメージした緑 | |
| 5号線 | S | 千日前線 | 千日前の繁華街をイメージした紅梅色（ピンク） | |
| 6号線 | K | 堺筋線 | 相互乗り入れする阪急線にあわせた茶色 | |
| 7号線 | N | 長堀鶴見緑地線 | 鶴見緑地をイメージした萌黄色（黄緑） | |
| 8号線 | I | 今里筋線 | 暖かさをイメージした柑子色（ゴールデンオレンジ） | |
| P | 南港ポートタウン線 | 海と空をイメージしたセルリアンブルー |
[編集] 神戸市交通局（神戸市営地下鉄）
| S | 西神・山手線 | 緑 | |
| K | 海岸線 | 青 |
[編集] 福岡市交通局（福岡市地下鉄）
| 1号線 | 空港線 | オレンジ | |
| 2号線 | 箱崎線 | 青 | |
| 3号線 | 七隈線 | 緑 |
[編集] 第三セクター鉄道
[編集] 北越急行
| ほくほく線 | パープル |
[編集] 肥薩おれんじ鉄道
| 肥薩おれんじ鉄道線 | オレンジ |
