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第74回選抜高等学校野球大会
出場校 |
32 |
優勝 |
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試合数 |
31 |
開会式司会 |
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閉会式司会 |
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国歌独唱 |
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総入場者数 |
453,000人 |
1日最高入場者数 |
62,000人 |
2002年の第74回選抜高等学校野球大会は、3月25日(月)から4月5日(金)まで11日間(1日順延)にわたって阪神甲子園球場で行われた。
[編集] 概要
- この回からこども料金が設定された。
- 重量を制限した新基準バットが導入された。
[編集] 日程
[編集] 入場行進曲
[編集] 不正行為
- 1回戦の福岡工大城東-宇都宮工戦で、バックネット裏で観戦していた福岡工大城東野球部副部長が相手投手の球種やクセなどの情報を書いたメモを、ボールボーイを介して自校ベンチへ持っていかせた不正行為があった。この一件は同校副部長の一連の行為を目撃していた観客が大会本部に通報して発覚した。試合を終えて宿舎に帰る福岡工大城東野球部一行を取り調べたところ、控え選手がメモを隠し持っていたため副部長が自らの行為を認めた。
- この問題を受けて高野連はメモを渡した副部長と、責任教師である部長を謹慎処分とした。高野連や福岡工大城東の学校側には抗議の電話やFAXが殺到。福岡工大城東は2回戦への出場を辞退すると申し出たが、出場した選手や監督にはメモの情報が伝わっていなかったことと、選手による問題行動ではないことから高野連は2回戦の試合に出場するように要請した。
- その後福岡工大城東は夏の県大会のシード権を放棄し、ノーシードから県大会に挑んだが初戦で姿を消した。
[編集] 出場校
- 北海道
- 東北
- 関東
- 東京
- 東海
- 北信越
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- 近畿
- 中国
- 四国
- 九州
- 21世紀枠
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[編集] 試合結果
[編集] 1回戦
- 大体大浪商 5-4 二松学舎大付
- 鳴門工 7-5 酒田南
- 広島商 6-3 樟南
- 鵡川 12-8 三木
- 関西 7-2 智弁和歌山
- 九州学院 2-1 前橋
- 新湊 2-1 愛工大名電
- 尽誠学園 12-7 水戸短大付
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- 津田学園 8-2 札幌日大
- 福井商 5-3 松江北
- 福岡工大城東 6-5 宇都宮工(※延長11回)
- 明徳義塾 7-4 金光大阪
- 延岡工 5-4 秋田経法大付
- 浦和学院 7-1 平安
- 広陵 4-0 中京大中京
- 報徳学園 3-2 日大三
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[編集] 2回戦
- 鳴門工 3-2 大体大浪商
- 広島商 1-0 鵡川
- 関西 5-2 九州学院
- 尽誠学園 4-2 新湊
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- 福井商 8-2 津田学園
- 明徳義塾 7-2 福岡工大城東
- 浦和学院 7-0 延岡工
- 報徳学園 5-3 広陵
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[編集] 準々決勝
- 鳴門工 19-1 広島商
- 関西 10-1 尽誠学園
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- 福井商 10-8 明徳義塾
- 報徳学園 7-5 浦和学院
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[編集] 準決勝
- 鳴門工 3-1 関西(※延長10回)
- 報徳学園 7-1 福井商
[編集] 決勝
報徳学園 8-2 鳴門工
[編集] 大会記録
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク