第79回全国高等学校野球選手権大会

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第79回全国高等学校野球選手権大会
出場校	49
参加校数	4,093校
優勝	智弁和歌山（初）
準優勝	平安
試合数	48
開会式司会	---
閉会式司会	---
選手宣誓	佐藤智寛（旭川大）
総入場者数	---
1日最高入場者数	---

第79回全国高等学校野球選手権大会は、1997年 8月8日から21日にかけて阪神甲子園球場で行われた全国高等学校野球選手権大会である。

なお、この第79回大会より、開会式・閉会式の司会は、選出された現役の高校生男女2名が進行する事となった。

[編集] 概要

キャッチフレーズ「夏は、ぼくらの夢舞台」

[編集] 日程

6月下旬 - 沖縄県予選開幕
7月末までに - 全代表校決定
8月8日 - 本大会開幕。
8月21日-　和歌山県代表の智弁和歌山が優勝、京都府代表の平安が準優勝。

[編集] 出場校

北海道

北北海道代表　旭川大（4年ぶり4回目）
南北海道代表　函館大有斗（7年ぶり7回目）

東北

青森県代表　光星学院（初出場）
岩手県代表　専大北上（6年ぶり2回目）
宮城県代表　仙台育英（4年連続15回目）
秋田県代表　秋田商（17年ぶり11回目）
山形県代表　酒田南（初出場）
福島県代表　日大東北（2年連続4回目）

関東

茨城県代表　茨城東（14年ぶり2回目）
栃木県代表　佐野日大（4年ぶり3回目）
群馬県代表　前橋工（16年ぶり8回目）
埼玉県代表　春日部共栄（4年ぶり3回目）
千葉県代表　市船橋（2年連続3回目）
東東京都代表　岩倉（初出場）
西東京都代表　堀越（4年ぶり5回目）
神奈川県代表　桐蔭学園（5年ぶり5回目）
山梨県代表　甲府工（4年ぶり6回目）

北信越

新潟県代表　日本文理（初出場）
富山県代表　新湊（11年ぶり3回目）
石川県代表　金沢（2年連続8回目）
福井県代表　敦賀気比（2年ぶり3回目）
長野県代表　松商学園（4年ぶり30回目）

東海

岐阜県代表　県岐阜商（3年連続23回目）
静岡県代表　浜松工（3年ぶり2回目）
愛知県代表　豊田大谷（初出場）
三重県代表　桑名西（初出場）

近畿

滋賀県代表　比叡山（2年ぶり6回目）
京都府代表　平安（7年ぶり27回目）
大阪府代表　履正社（初出場）
兵庫県代表　報徳学園（16年ぶり8回目）
奈良県代表　智弁学園（2年ぶり9回目）
和歌山県代表　智弁和歌山（2年連続7回目）

中国

鳥取県代表　八頭（2年連続4回目）
島根県代表　浜田（16年ぶり8回目）
岡山県代表　倉敷商（5年ぶり6回目）
広島県代表　如水館（初出場）
山口県代表　西京（初出場）

四国

徳島県代表　徳島商（4年ぶり17回目）
香川県代表　丸亀城西（23年ぶり3回目）
愛媛県代表　宇和島東（3年ぶり5回目）
高知県代表　高知商（2年ぶり21回目）

九州・沖縄

福岡県代表　福岡工大付（初出場）
佐賀県代表　佐賀商（3年ぶり12回目）
長崎県代表　長崎南山（39年ぶり2回目）
熊本県代表　文徳（19年ぶり2回目）
大分県代表　大分商（17年ぶり14回目）
宮崎県代表　宮崎日大（初出場）
鹿児島県代表　鹿児島実（2年連続13回目）
沖縄県代表　浦添商（4年ぶり2回目）

[編集] 試合結果

[編集] 1回戦

敦賀気比 1 - 0 堀越
西京 4 - 3 松商学園
桐蔭学園 3 - 1 如水館
徳島商 7 - 5 新湊
佐賀商 10x- 9 光星学院※
浜松工 4 - 2 鹿児島実
報徳学園 7x - 6 日大東北（延長10回）
高知商 6 - 3 旭川大
平安 8 - 4 県岐阜商

函館大有斗 4 - 1 宇和島東
春日部共栄 5 - 2 比叡山
浦添商 9 - 2 岩倉
秋田商 4x - 3 浜田
仙台育英 5x - 4 金沢
市立船橋 17 - 10 文徳※
甲府工 9 - 0 八頭
豊田大谷 6 - 4 長崎南山（延長12回）

※青森県勢で初めて甲子園でホームランを放ったが、大阪出身の野球留学生だった。

※3回表終了時点では文徳9-1市立船橋のスコアだったが、そこから市船橋は反撃開始。6回裏に市船橋が一気に10得点を挙げるなどで大逆転。現在甲子園大会においてこの8点の差をひっくり返したのが、史上最大の逆転試合となっている。

[編集] 2回戦

佐野日大 2 - 1 宮崎日大
大分商 4 - 0 桑名西
前橋工 8 - 4 丸亀城西
智弁学園 12 - 3 酒田南
智弁和歌山 19 - 6 日本文理
福岡工大付 4 - 3 茨城東
専大北上 2 - 1 履正社
敦賀気比 6 - 2 倉敷商

西京 6 - 2 桐蔭学園（延長10回）
徳島商 7 - 3 佐賀商
浜松工 11 - 5 報徳学園
平安 5 - 0 高知商
春日部共栄 2 - 0 函館大有斗
浦添商 8 - 4 秋田商
市立船橋 4 - 3 仙台育英
甲府工 4 - 2 豊田大谷

[編集] 3回戦

佐野日大 4 - 1 大分商
前橋工 6 - 1 智弁学園
智弁和歌山 10 - 4 福岡工大付
敦賀気比 11 - 0 専大北上

徳島商 9 - 8 西京
平安 3 - 2 浜松工
浦添商 7 - 4 春日部共栄
市立船橋 5 - 4 甲府工

[編集] 準々決勝

智弁和歌山 6 - 4 佐野日大
浦添商 11 - 1 市立船橋

平安 5 - 1 徳島商（延長10回）
前橋工 5x - 4 敦賀気比（延長10回）

[編集] 準決勝

平安 3 - 0 前橋工

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
前橋工	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
平安	0	0	1	0	0	2	0	0	X	3

[審判]（球）杉中（塁）中本・伊東・山名

智弁和歌山 1x - 0 浦添商（延長10回）

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	計
浦添商	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
智弁和歌山	0	0	0	0	0	0	0	0	0	1x	1

[審判]（球）田中（塁）吉川・榎田・鹿多

[編集] 決勝

智弁和歌山 6 - 3 平安

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
智弁和歌山	0	0	1	1	0	0	1	2	1	6
平安	0	0	0	0	3	0	0	0	0	3

[審判]（球）木嶋（塁）清水・岡本・桂

16年ぶりの近畿勢対決（1981年の報徳学園2-0京都商以来）となった決勝戦は、智弁和歌山が当時主将の中谷仁（のち阪神－楽天）らの活躍で8回に勝ち越し、選手権大会では念願の初優勝を果たした（春のセンバツ大会では1994年に初優勝）。41年ぶりの全国制覇を目指した平安は、エースの川口知哉（のちオリックス）が連投の疲れからか終盤打ち込まれ、惜しくも準優勝に終わった。

[編集] 関連項目

全国高等学校野球選手権大会

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