桐生市
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古くから桐生織と呼ばれる絹織物の名産地として知られ、京都・西陣と並び称された。その歴史の古さ、文化財の多さ、特徴などから「東の小京都」と言われる。人口は約13万人。
目次 |
[編集] 概要
地名の由来は、「桐が多く自生する土地」から「桐生」とも、「霧が多く発生する土地」から「霧生」とも言われているが、どちらも決め手は無い。ちなみに「霧生」という地名は三重県伊賀市に、「桐生」は岐阜県高山市、滋賀県大津市にも存在する。
絹織物によって育まれた高い技術によって、パチンコ産業や自動車部品産業などでいくつもの優良企業が誕生した。 また、地元に国立群馬大学工学部がある利点を活かし、産学官連携による次世代産業の育成にも積極的に動いている。
絹織物の繁栄により蓄えられた富は、桐生明治館・桐生倶楽部・水道山記念館など多くの文化財や市営桐生が岡公園・大川美術館などを生んだ。 その充実度は、地方の中規模都市としては他に例をみることができない。 下水道普及率も70%を越え、群馬県内の市では高崎市と並んでトップレベルにある。
また、絹織物取引から近江商人が多く移り住んだことから、「有鄰」や「近江辻子小路」などの関東の都市とは趣の異なった情緒が残されている。 滋賀県大津に桐生という地名が残されているのも、両者の関係の深さを感じさせる。
特徴ある町並みは、いくつもの旅行雑誌に取り上げられている。
古くから海外との取引関係が親密であったため、キリスト教(特にロシア正教)の信者も少なくない。現在でも貴重なイコンが一般の民家に残されている。
長く桐生競艇からの収益に依存したこと、高い起業熱や優れた人材の多さが市内から全国区の優良企業を多く生んだことなどから、県内他市と比べて大型工場の誘致に熱心でなかった。 結果、現在では人口減少という重要な課題が生じている。 工場の誘致活動も重要課題であるが、今後の日本全体の産業構造の変化を見据えた上で、製造業に依存しすぎない街づくりもテーマとされている。
中心市街地においては、郊外に広大な農地を持たなかったため、大型商用施設が出来ず、近隣他市(太田市・伊勢崎市等)と比べて比較的商店街としての機能を保っている。また、市街地地価の下げ止まり感から、新川公園など充実したインフラを求めて幾つかのマンション建設計画があるなど、市街地回帰現象も見られ始めている。
北関東自動車道との片側2車線アクセス道路、国道50号バイパスの建設、市内の循環路線建設が決定され、40年来の懸案だった道路整備が解決の方向に向かうなど、新たな局面に向けて動き出している。
野球が盛んで「球都」と呼ばれる。市内には全国制覇を経験した桐生第一高校や、甲子園で準優勝を二度果たした群馬県立桐生高等学校があるほか、硬式野球部を持つ7校中5校が甲子園を経験している。
北関東でも有数のコンサートプロモータである「桐生音協」のお膝元であり、市内や周辺市町村のホールなどではジャンルを問わず様々な公演が多数行なわれている。
[編集] 地理
[編集] 地勢
関東平野の北端の一角にあり、北には足尾山地が連なる。また、市内には渡良瀬川や桐生川が流れる。
桐生市中心部と新里町、黒保根町の間にみどり市が有る為、飛地となっている。 平成の大合併以前の旧桐生市の面積(137.47km²)と、飛地として加わった新里村・黒保根村の合計面積(137.10km²)がほぼ同じであり、このような大規模な飛地のある自治体は全国でも数えるほどしかない。 2006年現在の例では北海道釧路市(音別地区)、過去の例では山口県新南陽市(高瀬・和田地区)があげられる。
[編集] 平野
- 浅部平
- 菱平
- 荒戸原
- 関東平野
[編集] 山岳
[編集] 河川
-
- 小黒川
- 寒戸川 - 高楢川 - 鹿角川 - 田沢川
- 川口川
- 猿川 - 鳥居川
- 深沢川
- 山田川
- 名久木川
- 小倉川
- 広沢川
- 桐生川
- 皆沢川 - 忍山川 - 高沢川 - 金沢川 - 黒川 - 小友川
- 小黒川
- (粕川の支流)
- 蕨沢川 - 鏑木川
- (利根川の支流)
[編集] 湖沼
- 丸山池
- 梅田湖(人造湖)
- 鶴ヶ谷沼
[編集] 気候
- 年間平均気温 14.0℃
- 最高気温 34.9℃
- 最低気温 -6.1℃
[編集] 人口
[編集] 年齢構成
[編集] 人口の変遷
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人口の変遷 [単位 人] 自治体 年 人口 備考 桐生町 1889年(明治22年) 1万7,504 1920年(大正9年) 3万7,674 桐生市 1921年(大正10年) ? 市制施行 1925年(大正14年) 4万2,553 1930年(昭和5年) 5万2,906 1933年(昭和8年) ? 境野村を編入 1935年(昭和10年) 7万6,145 1937年(昭和12年) ? 広沢村を編入 1940年(昭和15年) 8万6,086 1947年(昭和22年) 9万1,482 1950年(昭和25年) 9万5,533 1954年(昭和29年) ? 梅田村、相生村、川内村を編入 1955年(昭和30年) 11万6,935 1959年(昭和34年) ? 菱村を編入 1960年(昭和35年) 12万3,010 1965年(昭和40年) 12万7,880 1970年(昭和45年) 13万3,141 1975年(昭和50年) 13万4,239 1980年(昭和55年) 13万2,889 1985年(昭和60年) 13万1,267 1990年(平成2年) 12万6,446 1995年(平成7年) 12万0,377 2000年(平成12年) 11万5,434 2001年(平成13年) 11万7,102 2002年(平成14年) 11万6,178 2003年(平成15年) 11万5,152 2004年(平成16年) 11万3,921 2005年(平成17年) 13万2,443 新里村、黒保根村を編入
[編集] 面積
- 総面積 274.57km²
- 林野面積 197.18km²
- 可住地面積 77.39km²
- 耕地面積 17.80km²
- 林野面積率 71.8%
- 可住地面積率 28.2%
- 可住地内耕地率 23.0%
[編集] 隣接する自治体
[編集] 隣接自治体の変遷
1889年(明治22年)町村制施行当時(桐生町) - 6村
1921年(大正10年)桐生町が市制施行(桐生市成立) - 6村
1933年(昭和8年)境野村編入 - 1町5村 - あらたに小俣町と接する。
1937年(昭和12年)広沢村編入 - 2町7村 - あらたに毛里田村、強戸村、藪塚本町、笠懸村と接する。
1954年(昭和29年)梅田村、相生村、川内村編入 - 3町6村 - あらたに大間々町、東村、飛駒村と接する。
1957年(昭和32年)強戸村が太田市へ編入 - 1市4町4村
1962年(昭和37年)坂西町が足利市へ編入 - 2市3町3村
1963年(昭和38年)毛里田村が太田市へ編入 - 2市3町2村
2005年(平成17年)2月28日 田沼町が佐野市と合併 - 3市3町1村
2005年(平成17年)3月28日 藪塚本町が太田市と合併 - 3市2町1村
2005年(平成17年)6月13日 新里村、黒保根村編入 - 6市2町2村 - あらたに前橋市、伊勢崎市、沼田市、富士見村と接する。
2005年(平成17年)3月27日 みどり市成立 - 7市1村
[編集] 歴史
この地域の歴史は古く、奈良時代には既に朝廷へ「あしぎぬ(絹)」を献上したと記されている。 養蚕業・絹織物業がこの地域において栄えた理由については諸説があるが、中央(大和地方)からその技術を持った人々が移り住んだ結果という説が最も有力である。 それを思わせる伝承も「白滝姫伝説」によって、当地方に語り継がれている。 織物業はその後の桐生の発展の基盤となり、現在に至ってる。
初めて文献に「桐生」の名が登場するのは平安時代末期、前桐生氏として桐生六郎の名が見られる。 そこから考えるに地名としての「桐生」は平安時代には既に存在していたと考えられている。 ついで1350年には柄杓山(城山)に城を築き、後桐生氏の始めとされる桐生国綱、1500年代中ごろに後桐生氏の全盛期を築いた桐生助綱の名が見られる。 後桐生氏は1500年代後半に由良成繁によって滅ぼされ、以降成繁は柄杓山城を本拠としたが、 江戸幕府の成立とともに天領とされた。
1600年、関ヶ原の戦いを直前に控えた徳川家康が小山に在陣中、急遽西進し石田三成を討伐することを決定するが、その際に不足した軍旗を僅かの時間に揃えたのが桐生の村々であった。これにより桐生の絹は一層名を高めたという。
現在の市街地が形成され始めたのは1600年頃、徳川家康の家臣であった大久保長安の命令により大野尊吉が作ったとされる。 渡良瀬川と桐生川に挟まれた扇状地に桐生天満宮を基点として桐生新町が形成され、 絹織物業の発展とともに市街地は郊外に広がっていった。 現在では近隣の旧笠懸町・旧大間々町・旧薮塚本町北部(現太田市)までを含む 群馬県東部では有数の人口集積地域を形成している。 平成の大合併では、新里村と黒保根村が飛び地編入合併で加わった。
絹織物業は明治・大正・昭和初期にかけて日本の基幹産業として発展し、市内には多くの織物工場が作られた。 それらは「のこぎり屋根」という独特な形をしていて、現在でも桐生市の象徴になっている。 近年、和装離れから閉鎖されるのこぎり屋根の工場も少なくないが、その独特の雰囲気を求めて 芸術家のアトリエや展示場として利用され始めている。
[編集] 沿革
- 1889年4月1日 - 町村制施行に伴い、山田郡に桐生町・境野村・広沢村・梅田村・相生村・川内村、南勢多郡に新里村・黒保根村、栃木県足利郡に菱村、安蘇郡に田沼町・三好村・野上村・飛駒村・新合村が成立する。
- 1896年4月1日 - 東群馬郡と南勢多郡が合併し、勢多郡が発足。
- 1921年3月1日 - 山田郡桐生町が市制施行。
- 1933年4月1日 - 山田郡境野村が桐生市に編入。
- 1937年4月1日 - 山田郡広沢村が桐生市に編入。
- 1954年3月31日 - 栃木県安蘇郡田沼町・三好村・野上村が合併し、田沼町が発足。
- 1954年10月1日 - 山田郡梅田村・相生村、川内村の一部が桐生市に編入。
- 1956年9月30日 - 栃木県安蘇郡飛駒村・新合村が田沼町に編入。
- 1959年1月1日 - 栃木県足利郡菱村を編入する。
- 1968年4月1日 - 栃木県安蘇郡田沼町の旧飛駒村の一部を編入する。
- 2005年6月13日 - 勢多郡黒保根村・新里村を編入する。
[編集] 主要年表
[編集] 古代
[編集] 中世~近世
- 1192年(建久3年) 須永御厨が設けられる。
- 1350年(正平5年) 桐生国綱が柄杓山城を築く。
- 1591年(天正10年) 荒戸原に新町が建設される。
- 1661年(寛文元年) 桐生領が館林藩 徳川綱吉の領地となる。
- 1672年(寛文12年) 岡登景能が岡登用水堀を開削。
- 1682年(天和2年) 桐生領が旗本領となる。荒戸新町が桐生新町と改名される。
- 1742年(寛保2年) 桐生新町が天領(御領)となる。
- 1762年(宝暦12年) 桐生新町が再び旗本領となる。
- 1779年(安永8年) 桐生新町が出羽松山藩 酒井忠久の領地となる。
- 1868年(慶応4年) 桐生新町が岩鼻県管轄となる。
[編集] 明治
- 1871年(明治4年) 桐生新町が群馬県管轄となる。
- 1872年(明治5年) 東毛3郡(山田・新田・邑楽)が栃木県管轄となる。
- 1873年(明治6年)
- 1874年(明治7年)1月 安楽土学校(現:東小学校)が開校する。
- 1876年(明治9年) 東毛3郡が栃木県より群馬県へ移管。
- 1880年(明治13年)3月 安楽土西学校(現:西小学校)が開校する。
- 1888年(明治21年)11月15日 両毛鉄道(現:両毛線)桐生駅開業。
- 1889年(明治22年)4月1日 山田郡桐生新町、安楽土村、下久方村、新宿村、上久方村字平井が合併し、桐生町が発足。
- 1902年(明治35年) 赤岩橋(初代、桐生町西荒戸~相生村下新田間)が開通する。
- 1908年(明治41年) 山田郡立桐生高等女学校(現:群馬県立桐生女子高等学校)が設立。
- 1911年(明治44年)
[編集] 大正
- 1913年(大正2年)3月19日 東武鉄道桐生線太田駅~相老駅間開業。広沢村に新桐生駅開業。
- 1915年(大正4年) 錦桜橋(初代、錦町~桜木町間)が開通する。
- 1917年(大正6年)3月12日 町立桐生中学校(現:群馬県立桐生高等学校)が創立される。
- 1919年(大正8年) 桐生倶楽部会館が完成する。
- 1920年(大正9年) 第一回国勢調査 桐生町:人口3万7674人。
- 1921年(大正10年)3月1日 市制施行し、桐生市となる。
- 1925年(大正14年)
[編集] 昭和
- 1928年(昭和3年)
- 1929年(昭和4年)
- 1932年(昭和7年)
- 1933年(昭和8年)4月1日 山田郡境野村を編入する。
- 1934年(昭和9年)
- 1937年(昭和12年)4月1日 山田郡広沢村を編入する。
- 1941年(昭和16年)
- 1944年(昭和19年)4月 雷電山(水道山)に忠霊塔が建設される。
- 1947年(昭和22年) 第六回国勢調査 桐生市:9万1482人。県内一の人口規模となる。
- 参考 前橋市:9万0432人(第二位)。高崎市:8万8483人(第三位)。
- 1950年(昭和25年)
- 「桐生市歌」・「桐生市民の歌」を制定する。市制施行30周年記念制定。
- 1951年(昭和26年)
- 3月1日 市制30周年。
- 5月 桐生が岡公園に織姫平和像が建設される。
- 1952年(昭和27年)4月5日 東桐生駅が開業する。
- 1954年(昭和29年)10月1日 山田郡梅田村、相生村、川内村の一部を編入する。
- 1957年(昭和32年)
- 1959年(昭和34年)1月1日 栃木県足利郡菱村を編入する。
- 1960年(昭和35年) 桐生市立桐生養護学校(現:群馬県立あさひ養護学校)が開校する。
- 1962年(昭和37年) 桐生市立第二養護学校(現:桐生市立養護学校)が開校する。
- 1963年(昭和38年)
- 1964年(昭和39年)天王祭と七夕祭を統合。第1回桐生まつり開催。
- 1965年(昭和40年)
- 1967年(昭和42年)
- 1968年(昭和43年)
- 1971年(昭和46年)3月1日 市制50周年。
- 1972年(昭和47年)7月 桐生女子高等学校が仲町から梅田町へ移転する。
- 1973年(昭和48年)4月 天沼小学校が開校する。
- 1975年(昭和50年)
- 1978年(昭和53年)
- 1979年(昭和54年)
- 1980年(昭和55年)
- 1981年(昭和56年) 梅田大橋が開通する。
- 1983年(昭和58年)3月 桐生川ダムが完成する(ダム本体工事完成)。
- 1984年(昭和59年)5月 桐生市南公園が開園。
- 1985年(昭和60年)10月16日 桐生駅高架化。
- 1986年(昭和61年) 桐生川源流林が森林浴の森100選に選定される。
- 1987年(昭和62年)
- 1988年(昭和63年) 桐生まつりを桐生八木節まつりと改称する。
[編集] 平成
- 1989年(平成元年)
- 1990年(平成2年)12月 桐生バイパスの4車線化工事完成。
- 1992年(平成4年) 彦部家住宅が重要文化財に指定される。
- 1994年(平成6年) 小梅琴平公園が開園。
- 1995年(平成7年) 桐生川源流林が水源の森百選に選定される。
- 1997年(平成9年)5月 桐生市市民文化会館が開館。
- 1999年(平成11年) 全国高等学校野球選手権大会において桐生第一高等学校が群馬県勢として初の全国制覇を達成する。
- 2000年(平成12年) 桜木西(如来堂)公民館が開館。
- 2001年(平成13年)
- 3月1日 市制80周年。
- 「桐生川の源流水」を製造。市の主催行事などで無料配布する。
- 2003年(平成15年) 桐生大橋線が開通。
- 2005年(平成17年)
- 2006年(平成18年)
- 2007年(平成19年)
- コミュニティFMのFM桐生を開局予定。
[編集] 行政
[編集] 市長
- 大澤 善隆(おおさわ よしたか)
[編集] 警察署
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[編集] 消防署
- 桐生市消防本部 (元宿町)
- 桐生市消防署 (同上)
- 西分署 (相生町5丁目)
- 東分署 (東1丁目)
- 南分署 (境野町7丁目)
- 大間々新里分署 (みどり市大間々町桐原)
- 黒保根東分署 (みどり市東町荻原)
- 笠懸分署 (太田市大原町)
[編集] 税務署
- 桐生税務署 (末広町)
[編集] 行政区
-
設置年 区 通称 人口 所属町 1929年
(昭和4年)1区 上荒戸地区 1,479人 本町1~3丁目、横山町 2区 下荒戸地区 952人 本町4~6丁目 3区 美原地区 3,345人 稲荷町、錦町1~3丁目、織姫町、桜木町、美原町、清瀬町 4区 新宿地区 4,021人 新宿1~3丁目、三吉町1~2丁目、小梅町、琴平町 5区 浜松地区 2,069人 浜松町1~2丁目 6区 常盤地区 3,033人 仲町1~3丁目(旧:東町、泉町、高砂町、旭町、常盤町)、東町、泉町、高砂町、旭町、川岸町 7区 今泉地区 5,287人 東1~7丁目(旧:諏訪町、芳町、今泉町、安楽土町、清水町、栄町) 8区 堤地区 6,624人 末広町、宮前町1~2丁目、堤町1~3丁目、巴町1~2丁目、元宿町 9区 村松地区 3,147人 永楽町、小曾根町、宮本町1~4丁目、宮本町 10区 久方地区 4,188人 東久方町1~3丁目、西久方町1~2丁目、天神町1~3丁目、平井町 1933年
(昭和8年)11区 境野地区 9,959人 境野町1~7丁目 1937年
(昭和12年)12区 神明地区 8,664人 広沢町1~3丁目 13区 広沢地区 10,108人 広沢町4~7丁目、広沢町間ノ島 1954年
(昭和29年)14区 梅田地区 4,351人 梅田町1~5丁目 15区 相生地区 19,752人 相生町 2丁目の一部、3~5丁目 16区 川内地区 10,515人 川内町1~5丁目 1959年
(昭和34年)17区 菱地区 10,032人 菱町1~5丁目 1977年
(昭和52年)18区 如来堂地区 5,546人 相生町1丁目(旧:如来堂村)、2丁目の一部 2005年
(平成17年)19区 赤城地区 2,749人 新里町赤城山、板橋、関、高泉、大久保、奥沢、鶴ヶ谷(上鶴ヶ谷) 20区 新里地区 5,683人 新里町鶴ヶ谷(下鶴ヶ谷)、山上、小林、武井、野 21区 新川地区 8,389人 新里町新川 22区 黒保根地区 2,641人 黒保根町水沼、八木原、上田沢、下田沢、宿廻
[編集] 住所表記
- 桐生地域は変更なし
- 新里地域、黒保根地域は桐生市の後に「新里町」、「黒保根町」とそれぞれ付き、その後に大字名が付く。
- 例1:勢多郡新里村大字新川→桐生市新里町新川
- 例2:勢多郡黒保根村大字水沼→桐生市黒保根町水沼
[編集] 立法
[編集] 市議会
[編集] 組織
- 議会運営委員会
- 常任委員会
- 総務委員会
- 建設委員会
- 産業経済委員会
- 教育民生委員会
- 特別委員会
- 水質調査特別委員会
- 交通対策調査特別委員会
- 入札等調査特別委員会
[編集] 会派
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[編集] 司法
[編集] 裁判所
[編集] 経済・産業
古くから織物産業が栄えたが、現在は機械金属産業も盛んである。
伝統の織物業は、炭素繊維を用いた特殊布や、映画・ドラマ衣装などで生き残りをはかっている。ハリウッド映画の『SAYURI』で、主演のチャン・ツィイー、コン・リー、桃井かおりらが身につけていた丸帯は、桐生市で作られたものである。
パチンコ業界大手の 三共(SANKYO) や 平和(HEIWA) が本社を置く。
『築地銀だこ』を展開するホットランドや、中古物件販売で業績を伸ばす「やすらぎ」など、中小の新興企業にも元気の良い企業がある。
[編集] 農業
- 主な生産物
- 園芸
[編集] 工業
- 市内の工業団地
- 境野工業団地
- 相生第一工業団地
- 相生第二工業団地
- 相生西工業団地
- 新里工業団地
- 新里芝工業団地
- 新里芝第二工業団地
- 板橋工業団地
- 山上工業団地
[編集] 商業
[編集] 金融
- 群馬銀行 桐生支店、桐生南支店、新桐生支店、あいおい支店、新里支店
- 東和銀行 桐生支店、桐生西支店
- 横浜銀行 桐生支店
- 足利銀行 桐生支店、桐生市役所出張所、新宿支店
- 桐生信用金庫 本店、本町支店、西支店、新桐生支店、相生支店、広沢支店、川内支店、東支店、境野支店、梅田支店
- ぐんま信用金庫 桐生支店、新里支店
- 中央労働金庫 桐生支店
[編集] 本社を置く主な企業
[編集] 事業所・工場を置く主な企業
[編集] メディア
市内の政治・経済・文化を扱う桐生タイムス新聞社がある。
[編集] 都市提携
[編集] 国内
[編集] 海外
[編集] 医療・福祉
[編集] 医療機関
- 桐生厚生総合病院 (織姫町)
- 大和病院 (稲荷町)
[編集] 地域
[編集] 教育
[編集] 大学・短期大学
- 群馬大学桐生キャンパス - 工学部 (天神町1丁目)
[編集] 高校・専門学校
[編集] 公立
- 群馬県立桐生高等学校 (美原町)
- 群馬県立桐生女子高等学校 (梅田町1丁目)
- 群馬県立桐生南高等学校 (広沢町3丁目)
- 群馬県立桐生西高等学校 (相生町3丁目)
- 群馬県立桐生工業高等学校 (西久方町1丁目)
- 桐生市立商業高等学校 (清瀬町)
[編集] 私立
[編集] 専門学校
- 桐生ビジネス専門学校 (相生町5丁目)
- 桐生文化服装専門学校 (広沢町)
- 群馬和裁専門学院 (仲町)
- 稲村ビジネス学院 (元宿町)
- 桐生高等技能専門校 (相生町)
[編集] 中学校
[編集] 公立
[編集] 私立
-
- 樹徳中学校 (稲荷町)
[編集] 小学校
[編集] 養護学校
-
- 群馬県立赤城養護学校桐生分校 (織姫町)
- 群馬県立あさひ養護学校 (広沢町間ノ島)
- 桐生市立養護学校 (菱町5丁目)
[編集] 幼稚園
[編集] 公立
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[編集] 私立
-
- 桐生短期大学附属幼稚園 (小曾根町)
- 樹徳幼稚園 (広沢町3丁目)
- 白ゆり幼稚園 (新里町小林)
- 城山幼稚園 (新里町山上)
- すぎの子幼稚園 (新里町関)
[編集] 保育園
[編集] 公立
-
- 東保育園 (東5丁目)
- 沼の上保育園 (境野町4丁目)
- 相生保育園 (相生町2丁目)
- おおぞら保育園 (広沢町1丁目)
- 黒保根保育園 (黒保根町水沼)
[編集] 私立
-
- 明照保育園 (本町6丁目)
- 高砂保育園 (仲町1丁目)
- 桐生北保育園 (東久方町1丁目)
- たちばな保育園 (西久方町2丁目)
- 足仲保育園 (相生町1丁目)
- 上の台保育園 (川内町3丁目)
- かんのん保育園 (菱町4丁目)
- おおぞら保育園 (新里町関)
[編集] 公民館
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[編集] 交通
[編集] 鉄道
-
- 新桐生駅 - 相老駅
[編集] 中心となる駅
[編集] 周辺市町村への連絡
市町村 | 路線 | 上下 | 区間 | 所要時間 |
高崎市 | JR両毛線 | 上り | 桐生~高崎 | 約40分 |
前橋市 | JR両毛線 上毛電気鉄道 |
上り | 桐生~前橋 西桐生~中央前橋 |
約30分 約45分 |
前橋市大胡 | 上毛電気鉄道 | 上り | 西桐生~大胡 | 約35分 |
前橋市粕川 | 上毛電気鉄道 | 上り | 西桐生~粕川 |
約25分 |
桐生市新里 | 上毛電気鉄道 | 上り | 西桐生~新里 | 約20分 |
みどり市大間々 | 上毛電気鉄道 わたらせ渓谷鐵道 |
上り 下り |
西桐生~赤城 桐生~大間々 |
約10分 |
桐生市黒保根 | わたらせ渓谷鐵道 | 下り | 桐生~水沼 | 約40分 |
みどり市東 | わたらせ渓谷鐵道 | 下り | 桐生~神戸 | 約55分 |
日光市足尾 | わたらせ渓谷鐵道 | 下り | 桐生~通洞 | 約80分 |
伊勢崎市 | JR両毛線 | 上り | 桐生~伊勢崎 | 約15分 |
太田市 | 東武桐生線 | 上り | 新桐生~太田 | 約20分 |
大泉町 | 東武桐生線、東武小泉線 | 上り | 新桐生~太田~東小泉 | 約30分 |
館林市 | 東武桐生線、東武伊勢崎線 | 上り | 新桐生~太田~館林 | 約45分 |
足利市 | JR両毛線 | 下り | 桐生~足利 | 約15分 |
佐野市 | JR両毛線 | 下り | 桐生~佐野 | 約30分 |
佐野市葛生 | JR両毛線、東武佐野線 | 下り | 桐生~佐野~葛生 | 約45分 |
栃木市 | JR両毛線 | 下り | 桐生~栃木 | 約50分 |
小山市 | JR両毛線 | 下り | 桐生~小山 | 約60分 |
[編集] 道路
[編集] 国道
[編集] 県道
- 主要地方道
- 群馬県道3号前橋大間々桐生線(末広通り、宮前通り、赤岩通り、赤岩橋)
- 群馬県道62号沼田大間々線
- 群馬県道66号桐生田沼線(本町通り、久方通り)
- 群馬県道67号桐生岩舟線(昭和通り、旧:国道50号)
- 群馬県道68号桐生伊勢崎線(本町通り・錦町通り・錦桜橋・桜木通り)
- 群馬県道73号伊勢崎大間々線
- 群馬県道78号太田大間々線
- 一般県道
- 群馬県道227号坂西桐生線
- 群馬県道316号太田桐生線(旧:国道122号)
- 群馬県道332号桐生新田木崎線
- 群馬県道333号上神梅大胡線
- 群馬県道336号梨木香林線
- 群馬県道337号上藤生大洲線
- 群馬県道338号駒形大間々線
- 群馬県道339号相生停車場線
- 群馬県道340号如来堂大間々線
- 群馬県道342号川内堤線
- 群馬県道343号沢入桐生線
- 群馬県道344号阿左美桐生線(旧:国道50号)
- 群馬県道347号桐生停車場線(桐生駅北口ロータリー)
- 群馬県道350号新桐生停車場線
- 群馬県道351号西桐生停車場線(山手通り)
[編集] 市道・通り
[編集] 道の駅
[編集] 路線バス
|
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[編集] 文化
[編集] 文化施設
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[編集] 郷土料理
[編集] 観光
[編集] 名所・旧跡
[編集] 公園・緑地
- 緑化道路
- 山手通り
- 清瀬通り
- 都市公園
- 運動公園
- 森林公園・河川公園
- 吾妻公園
- 水道山公園
- 桐生が岡公園
- 桐生市南公園
- 桐生市民広場
- 花見ヶ原森林公園
[編集] 社寺
[編集] 神社
桐生
- 桐生天満宮 (天神町1丁目)
- 雷電神社 (錦町1丁目)
- 織姫神社 (織姫町)
- 八幡宮 (新宿2丁目)
- 三峯神社 (浜松町1丁目)
- 常祗稲荷神社 (仲町3丁目)
- 諏訪機神社 (東1丁目)
- 白髭神社 (堤町2丁目)
- 美和神社 (宮本町2丁目)
- 西宮神社 (宮本町2丁目)
- 御嶽神社 (宮本町3丁目)
- 八坂神社 (宮本町4丁目)
境野
広沢
- 比呂佐和神社 (広沢町3丁目)
- 諏訪神社 (広沢町間ノ島)
- 八王子神社 (広沢町4丁目)
- 賀茂神社 (広沢町6丁目)
梅田
- 兼宮神社 (梅田町1丁目)
- 日枝神社 (梅田町1丁目)
- 護國神社 (梅田町2丁目)
- 雷神岳神社 (梅田町3丁目)
- 二渡神社 (梅田町4丁目)
- 皆沢八幡宮 (梅田町4丁目)
- 石鴨天満宮 (梅田町5丁目)
相生
- 賀茂神社 (相生町1丁目)
- 愛宕神社 (相生町2丁目)
- 八坂神社 (相生町3丁目)
- 赤城神社 (相生町4丁目)
- 天沼稲荷神社 (相生町5丁目)
川内
- 赤城神社 (川内町1丁目)
- 赤城神社 (川内町2丁目)
- 三島神社 (川内町3丁目)
- 八幡宮 (川内町5丁目)
- 白瀧神社 (川内町5丁目)
- 赤城神社 (川内町5丁目)
菱
- 宇都宮神社 (菱町1丁目)
- 八坂神社 (菱町2丁目)
- 宇都宮神社 (菱町3丁目)
- 八坂神社 (菱町4丁目)
- 八幡宮 (菱町5丁目)
- 塩宮神社 (菱町5丁目)
新里
- 赤城神社 (新里町板橋)
- 八幡宮 (新里町関)
- 八坂神社 (新里町大久保)
- 奥澤神社 (新里町奥沢)
- 諏訪神社 (新里町山上)
- 赤城神社 (新里町武井)
- 鹽竃神社 (新里町野)
- 雷電神社 (新里町新川)
- 八幡宮 (新里町新川)
- 熊野神社 (新里町新川)
- 菅原神社 (新里町新川)
黒保根
[編集] 寺院
桐生
- 浄運寺 (本町6丁目)
- 栄昌寺 (横山町)
- 最勝寺 (錦町2丁目)
- 養泉寺 (東2丁目)
- 重恩寺 (東2丁目)
- 観音院 (東2丁目) - 関東八十八ヶ所霊場 第十番札所。
- 光性寺 (東4丁目)
- 無量寺 (東4丁目)
- 聖眼寺 (元宿町) - 関東八十八ヶ所霊場 第九番札所。
- 西極寺 (堤町1丁目)
- 堂薫寺 (堤町2丁目)
- 光明寺 (宮本町3丁目) - 桐生七福神 弁財天。
- 長福寺 (宮本町3丁目)
- 久昌寺 (天神町3丁目) - 桐生七福神 恵比寿。
- 大蔵院 (東久方町1丁目)
- 青蓮寺 (西久方町1丁目) - 桐生七福神 福禄寿。
- 法経寺 (西久方町1丁目) - 桐生七福神 大黒天。
- 妙音寺 (西久方町1丁目) - 桐生七福神 寿老人。
- 寂光院 (西久方町2丁目)
- 円満寺 (西久方町2丁目)
境野
- 本然寺 (境野町1丁目)
- 成就院 (境野町1丁目)
- 常泉寺 (境野町4丁目)
- 祥雲寺 (境野町6丁目)
広沢
- 普門院 (広沢町2丁目)
- 神泉寺 (広沢町2丁目)
- 大雄寺 (広沢町3丁目)
- 道風庵 (広沢町間ノ島)
- 宝珠院 (広沢町4丁目)
- 福厳寺 (広沢町5丁目)
- 東方寺 (広沢町6丁目)
- 法楽寺 (広沢町6丁目)
- 東沢寺 (広沢町7丁目)
梅田
- 鳳仙寺 (梅田町1丁目) - 桐生七福神 毘沙門天。
- 西方寺 (梅田町1丁目) - 桐生七福神 布袋尊。
- 渭雲寺 (梅田町1丁目)
- 碧雲寺 (梅田町1丁目)
- 長泉寺 (梅田町2丁目)
- 高園寺 (梅田町3丁目)
- 鷹林寺 (梅田町4丁目)
- 長谷寺 (梅田町5丁目)
相生
- 報身寺 (相生町1丁目)
- 正覚寺 (相生町1丁目)
- 大善寺 (相生町2丁目)
- 天王院 (相生町3丁目)
川内
- 東禅寺 (川内町1丁目)
- 千手寺 (川内町1丁目)
- 崇禅寺 (川内町2丁目)
- 永明寺 (川内町3丁目)
- 雲祥寺 (川内町3丁目)
- 観音寺 (川内町5丁目)
- 宝徳寺 (川内町5丁目)
- 延命寺 (川内町5丁目)
- 高源寺 (川内町5丁目)
- 観世院 (川内町5丁目)
菱
- 泉龍院 (菱町2丁目)
- 文昌寺 (菱町3丁目)
- 普門寺 (菱町4丁目)
新里
- 瀧興寺 (新里町関)
- 赤城寺 (新里町大久保)
- 正泉寺 (新里町山上)
- 常広寺 (新里町山上)
- 相応寺 (新里町山上)
- 祥雲寺 (新里町小林)
- 善龍寺 (新里町武井)
- 青雲寺 (新里町武井)
- 善昌寺 (新里町新川)
- 安養寺 (新里町新川)
- 龍真寺 (新里町新川)
黒保根
- 常鑑寺 (黒保根町水沼)
- 医王寺 (黒保根町上田沢)
- 正円寺 (黒保根町宿廻)
[編集] ライトアップされている建築物
- 桐生倶楽部
- 西桐生駅
- 水道山記念館
[編集] 歳時
[編集] 祭事・催事・記念日
- 1月
- 崇禅寺七草粥 - 1月7日 午前6時から午前8時(崇禅寺)
- だるま市 - 1月の第3日曜日(普門寺)
- 3月
- 市制記念日 - 3月1日
- 4月
- チューリップまつり - 4月上旬から中旬(吾妻公園)
- 6月
- 花菖蒲まつり - 6月中旬(吾妻公園)
- 7月
- -
- 9月
- -
- 10月
- -
- 12月
- -
- 毎月
- 買場紗綾市 - 毎月第1土曜日 午前10時から午後3時まで開催(本町1丁目買場通り)
- 古民具骨董市 - 毎月第1土曜日 日の出から日の入りまで開催(桐生天満宮)
- 日限地蔵尊縁日 - 毎月24日開催(観音院)
[編集] 桐生市を舞台とする作品
[編集] 映画
[編集] 出身有名人
- 野間清治(講談社創業者)
- 森寅雄(タイガー・モリ)
- 荒木幸雄(子犬を抱いた写真で有名な特攻隊員)
- 森喜作(きのこ博士)
- 大川栄二(実業家・大川美術館館長)
- 毒島章一(プロ野球選手)
- 伊藤明(登山家)
- 由紀さおり(歌手)
- 安田祥子(歌手)
- 篠原涼子(女優・タレント)
- 松田直樹(サッカー選手)
- 渡辺久信(プロ野球選手)
- 福田治男(桐生第一高等学校硬式野球部監督)
- 羽仁五郎(思想家)著書に都市の論理
- トランプマン (マジシャン)
- 阿部知代(フジテレビアナウンサー)
- 大竹佐知(テレビ東京アナウンサー)
- 上条欽也・上条盛也(ミュージシャン)PENPALS
- 下山静香(ピアニスト)
- 山中千尋(ジャズピアニスト)
- 塚田京子(国立音楽大学助教授・ソプラノ歌手)
- 佐瀬守男 (築地銀だこを展開するホットランド社長兼CEO)
- 大出由紀子(ファッションデザイナー)
- 青木嗣(夭折の歌人、元桐生商業・桐生女子高国語科教員)
- 籾山昌也 (株式会社どん代表取締役 会長兼社長)
- 岩澤健吉 (数学者)
[編集] 桐生に縁のある人
[編集] その他
- 桐生市新里支所(旧新里村役場)
-
- 所在地 〒376-0194
- 群馬県桐生市新里町武井693
- (勢多郡新里村大字武井693)
- 電話番号 0277-74-2211
- 桐生市黒保根支所(旧黒保根村役場)
-
- 所在地 〒376-0196
- 群馬県桐生市黒保根町水沼182-3
- (勢多郡黒保根村大字水沼182-3)
- 電話番号 0277-96-2111
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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